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5月23

モノラルカートリッジ二題、AETステンレス製中空螺子も

on 2020年5月23日

皆さん今晩は

関東では不安定な気候が続きますね、この一週間お天道さんを見掛けて無い様な気もします、夜になると結構冷え込みますしね。コロナで必要以上に敏感な人達が増えています、うっかり風邪でも引こうものなら村八分にされかねない勢いです、精々気をつけましょうね。

 

 

さて、当店ではよくカートリッジの装着作業を紹介致しますが、圧倒的にDENONの103系列が多く、当店がそればかりを強く推奨してるかのような印象をお持ちの方も居られる事でしょう。勿論良い針ですが、私自身は全てのアナログカートリッジに真摯に向き合いたいと考えています。例えば本日紹介のZYXも当店では良く装着調整のお仕事をお受けしていますよ。

 

 

今回はZYX Bloom MONO をShelterのシェルの1011に取り付け、AETの驚異的性能を示すステンレス製中空螺子を奢りました。今回も非来店で承ったお仕事です、お客様のアームをお伺いして針先位置の凡そも調整して納品です。AETの中空螺子の穴が良く見えると思います、たったこれだけの事ですが、その効果は体験されたお客様方からは驚きの声として返って来ています。

 

 

毎度お馴染の納品前最終確認の顕微鏡拡大写真も添えて納品です。端正な無垢ダイヤの針先が見えますか?

 

 

今度はやっぱりDENONです。先程のZYXが、ステレオ、モノラル共に趣味性の高い高級針の枠で語られる存在だとすれば、このDL102はモノラルを聴く以上は確実で堅実な選択として一度は所有したい最もバランスのとれたカートリッジと紹介して問題がない筈です。使い方一つで如何様にも化ける大変奥の深いカートリッジかつ、現行オーディオ製品の現役最高齢商品ですね、発表以来60年近い歴史を有す稀有な存在です。

 

 

はい、こちらも針先顕微鏡写真です。同じモノラル針とは言え、先程のZYXとはまた違ったコニカル(円錐台形)形状の針先が確認出来ますか?

 

来店頂かなくともアナログカートリッジの細かい調整や取り付けが出来ますよ、御依頼は是非『でんき堂』までどうぞ!→0466-20-5223

 

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5月21

QED AIRLOC端末処理あれこれ、アモルメットコアも

on 2020年5月21日

皆さん今晩は

権力側が利用し損ねた検事長が賭けマージャンして退職金ゴマンと貰って辞められるなら、もう世の中何でもありですね。どうでもいいけど、金銭賭けようと賭けまいと、麻雀という超至近距離遊戯で、検事長以下四人で雀宅囲んでさ、500億円以上税金突っ込んだ給食マスクはちゃんとしてたのかな?
リーチ一発コロナでこいつら皆くたばればいいと思いますね、ハッキリ言って。

さて、お仕事。連日ケーブルの端末処理も承っております、当店では特にQED AIRLOCを指名頂く事が増えて来ましたね。また、そこに新しく追加されたAIRLOC MINIも徐々に指名が入るようになりました、以下はその作例です。

 

 

まずトップはコチラから。今回は輸入元とブランドとこの高価なケーブルを購っている多くのユーザーさんの名誉の為に敢えて製品名は出しませんが、ともあれ金使った割には今一つと言うお客様よりの申し出において当店お勧めのQED AIRLOC処理です。
まずはこの超高価な完成型スピーカーケーブルの既存のプラグを外した所で、毎度お馴染のイモ螺子2本で芯線直留めでした。別段これが駄目だと私が言い切る義理も無いのですが、もうちょっとどうにかならんのかとも正直思いますね。また、この仕様は端末内で芯線が破断してるケースが実に多く、多芯構造でありながらもその線自体の複数が電気接点的に活きていないケースが多々見受けられます。

 

 

はい、完成。先端剥き直してQED AIRLOC処理を行い、内部の線と隙間なく完全にプラグを全周囲圧着融着密着させて、各線間に空気の入り込む余地を与えずケーブル導体からプラグ先端までを完全な一つの通電導体に仕上げます。今回は端末分岐の二股ホルダーを外して人気のアモルメットコアをNSタイプ、NSTタイプ双方を通しておきました。
このケーブルが持ち込まれた時との外見上の違いは、AIRLOCプラグとこのアモルメットコアの有無程度ですが、後日手にされたお客様から

『今まで何してたんでしょうかね』

といったニュアンスの感想を頂けた事が、今回の件の全てを物語って居る様に思えました。皆様も写真のケーブルに何となく見覚えがあり、そのパフォーマンスに多少なりとも懸念のある方は是非一度相談下さいませ。

 

 

こちらは少し前のアクロテック時代のスピーカーケーブルかな、秋葉原の老舗のオーディオ専門店にペーペーで居た20年くらい前に大変良く売れていた記憶があります。余談ですがここの当時の担当がケーブルの在庫管理が酷くってね、まぁいいや、100万円のケーブルが行方不明になったなんて話なんか誰も興味ないですもんね・・・
さて、いつもと同じく縮れて捩れて酸化して黒ずんだケーブル先端を切り落とし剥き直し、根元に見栄えと使い勝手を兼ねて左右色分けて伸縮チューブを奢りスピーカー側にはQED AIRLOC ABSバナナを、アンプ側はバナナ非対応のサンスイのアンプ用に、一辺が2.8mmの角柱に収まるQED AIRLOC応用の角圧着処理を行います。あと、毎度お馴染と化した中村製作所のアモルメットコア、この規格には内径6.5mmのNS-145/1,320円税込(1個当たり)を通します。ここまでさせて頂ければ、今までと同じアンプ、スピーカー、ケーブルであっても間違いなく今までと違った音楽を奏でられますよとお約束致します。

 

 

こちらはコロナ自粛とか関係なくどっち道当店には一般論来店不可能な遠距離からの御依頼です。KRYNAのSPCA3という外径も比較的細身で線自体も柔らかく取り回しの良いケーブルでのAIRLOC処理を両端左右で8箇所のバナナです。やはり同時にアモルメットコアを通しました、細身を活かして内径5mmのNS-115/1,100円税込(1個当たり)を通しました。当店ではよく御用命頂くケーブルで、最近メーカー側で少し値段を下げてくれたので、今まで以上にお買い求め安くなっていると思いますよ。

 

 

今度はORBの紫色も鮮やかな4芯ケーブルINNOVA TS7に、その4芯を活かしたシングルバイワイヤ仕様でのAIRLOC処理です。コチラのお客さんはシステムがサラウンドで、QED AIRLOC未体験故に手始めにフロント左右用にこの仕様を納めさせて頂き、その性能に驚かれてのセンターチャンネル用にも全く同仕様での追加オーダーを頂戴したと言う形ですね。同時に依頼のあった4芯分纏めてのアモルメットコアを通すには、10mmφのNS-221/3,520円税込及びNST-241/1,980円税込を用意致しました。

 

 

最後は新しくQED AIRLOCに、ここ日本では初めて当店のみが取り扱いに加わったAIRLOC MINIの処理です。今までのAIRLOCと基本的に作業内容も得られる効果も同じでケーブル対応径を2.5mmφ迄に特化しプラグホルダーを排した、性能以外の廉価版です。細身の線材に、例えば前回の紹介時もそうでしたが、このWEタイプのスピーカーケーブルなどを処理する際にもってこいの仕様です。今回の処理案件も何とかギリギリでテクニカかなんかの申し訳程度のバナナプラグに捻じ込んであった物をコンバートです。今頃はお客様宅で繋がれている筈です、見栄えも音もきっと大きく変わった事でしょうね。

さて、長々とケーブルとその端末の事ばかり書いて来て、皆様にはもう飽きられてしまいましたかね?でも些細ですがオーディオを愉しむに当たってはとっても大きな部分でもあるので、皆さんまだこういった端末処理、即ち綺麗で確実な接続にも是非目を向けてみて下さいね。AIRLOC MINIの取り扱い開始で今迄以上に導入のハードルは下がったと思いますよ。

 

全国で3軒のみと言われるQED AIRLOC及び当店のみと言われるAIRLOC MINIの御依頼は

→0466-20-5223

 

 

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5月19

まだ見ぬお客様宅で良い音が出る事を願いながら日々電源ケーブルを作成中

on 2020年5月19日

皆様今晩は

地域によって対応の差は出て来ましたが、未だに世の中は自粛基調にある事に変わりはありません。外を見るにもう殆どその様子を感じられませんが、まぁ店頭としては当面来店頂かなくともキチンとしたお仕事を出来ている案件を引き続き紹介し続けます。

 

 

コチラはKRIPTONのPC-HR1000M-Triple CにFurutechのFI-11のロジウムタイプで電源ケーブルを組んだ姿です。切り売りでメートル辺り1万円を超す様な高価で高性能な電源ケーブルですが、それを活かすも殺すも確実なプラグとの接合ですね。

 

 

写真は上記とは違う案件での撮影ですが、電源ケーブルを組む際の内部の処理の過程ですね。基本的に当店が承る電源ケーブル作成時に行う処理はこうなっています。ここでも良く書く、QED AIRLOC応用の角圧着処理で、3本並ぶ導線の右が剥いたままの状態、左が圧着前の専用リングスリーブを被せた状態、そして真ん中が全周囲圧着後、即ちAIRLOC状態です。プラグに装着に当たってはこの後に圧着端子の先端を僅かに切り落としたりその根元に伸縮チューブを被せての金属部露出部を覆う作業等を行います。
余談ですが、今まで相当数のメーカー組み電源ケーブルの完成品をばらして来ましたが、右側の剥き線状態のままにプラグを装着してある製品の多さに正直驚いています。本来は最低でも半田処理、先端圧着端子処理が望ましいとは思いますが、それをしていない事が法に触れるとかでは無いのも事実です。故にでんき堂としては接続の確実性と万に一つの事態への安全性の確保、最後にそれをする事で得られる音質的優位性を含めてのこの処理をお勧めしています。

 

 

コチラも先程と同じくKRIPTONの導線ですがプラグがFurutech FI-11の金メッキタイプで組んであります。内部の接続の確実性もですが、こうやって好きなケーブルとプラグを自由に組んで作成できるのが自作、或いは店頭依頼の魅力だと思います。

 

 

ごめんなさい、コチラかなり高額な導線を用いた筈なのですがどこの何のケーブルだったか今すぐ思い出せない、すいません。要するに沢山作ってますって事で今日の所は勘弁下さい、勿論どんなに忙しくても作成に関わる際の手順と要する時間は決して端折ったりはしていません、悪しからず・・・

ともあれ本日紹介させて頂いたお仕事も全てお客様非来店非接触での、しかし話し合いは十分電話で行った後の濃厚作業です。コロナの騒ぎが済んだら胸張って来店促しますが、遠方の方は勿論近縁の方もどうぞ、遠慮なく電話やメールで当店にお仕事下さいな、今日は簡単ですがここまで。

 

営業は通常通りです、勿論ご来店も可能ですよ→0466-20-5223

 

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5月18

夜空に『きぼう』を見上げた翌日にはオヤイデOCB-1に水晶を奢ってアモルメットコアも通して・・・

on 2020年5月18日

皆様今晩は

昨日(2020/5/17/sun)は珍しくお休みを戴いて居た私は、20時頃に西南西の空から現れたISS/国際宇宙ステーションが約六分半掛けて関東上空を航過し北東の彼方に消えるのを近所の田んぼで双眼鏡と方位磁石片手に眺めたりしていました。
因みに上空40万メートル(400km)上空を約90分で地球を周回するこの宇宙基地は日本名で『きぼう』と言うそうです。次回上空通過時には皆さんも空でも見上げて、このしょうもない昨今に僅かばかりでも希望を見つけて下さいなと・・・
尚、宇宙ステーションが見易い日時はJAXA/宇宙航空開発研究機構のHPで詳細に紹介されています。

 

さて、もう飽きたと言われそうですが、連日オヤイデのOCB-1に水晶を流し込んで中村製作所のアモルメットコアを通してプラグ内の接続を角圧着化しています。

 

 

今日のモデルはかなり古い型の、当時のオヤイデOCB-1標準型にコンセントを松下電工の病院用WN318を搭載しプラグも防水ゴムプラグから同じく松下電工WF5018に換装されたモデルですね。私も30年近く前に怖い思いして秋葉原の店頭で購入した(→よければコチラもご覧下さいませ)のがこの型でした、懐かしいのぉ。
今でこそホスピタルグレードをベースとしたオーディオグレードコンセントなぞ幾らでも存在しますが、当時はコンセントで音が変わるとか言ってたらそれこそキ印扱いされた様な時代で、そんな中に一部でそれを使う事で音質的改善が図れる事を知られ始めた、松下電工の病院用のWN1318を用いて廉価にオーディオ用パワータップを組み製品化し、広く我々にオーディオ用コンセントの重要性、その存在と効果を分かりやすく教えてくれたオヤイデ電気の姿勢は立派だったなと思います。
まぁ現在その流通をテクニカに粗方任せ、全く価格を統制出来ずに家電カメラ量販の安売りの餌食になっている流通姿勢自体には色々と問題は感じますがね、そう言う事やってるうちにまともなオーディオショップでは売り難くなっていく事でしょうよ・・・

 

 

さて、お客様とオヤイデ製品の優秀さには関係ない事に愚痴を垂れている中に蓋を閉じ作業は終わりました。内容はいつもと同じ、

不等粒状水晶流し込み、プラグ内接点見直し角圧着(2極分)処理化、アモルメットコア10mmφNS-221通し、伸縮チューブ掛け直しの部材費作業費合計で10,120円税込

尚、最新型のOCB-1では導線に対応するアモルメットコアの径が変わったり、3極プラグの際は処理点数が増えるので価格の変動は御座いますが、それでも比較的抑え目の価格設定で手応えは大きな処理かと思います。でんき堂提案の中ではここ最近のヒットでしょうか、4月の中頃に賞味1Kgの水晶を10袋用意しておいたのですが、もう在庫が無くなりそうです、業者さんに注文しなくっちゃね・・・

 

傑作オーディオ用パワータップOCB-1でひと遊びしてみませんか?→0466-20-5223

 

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5月15

QED AIRLOC MINI 取り扱い開始のお知らせです

on 2020年5月15日

皆さん今晩は

ここでも頻繁に紹介させて頂いてきた英国QED社のAIRLOCシステム。詳細は別項に譲りますが、おかげさまで各種スピーカーケーブルとQEDプラグ端末を専用の強力なプレス機で金属的溶着でもって一体化されたAIRLOC接続から得られる、高い音楽再現性に皆様からの評価を頂戴出来、この仕組みを取り扱い以来、当店では正確には数えておりませんが数百セット以上は仕上げて参りました。
何度か書かせて頂いておりますが、欧州を中心にこのQEDのAIRLOC方式はケーブル端末の処理方法としてはかなりメジャーになっている様子なのですが、何故か日本では殆ど流通せずに未だに高価な線材と高価なプラグの質のみを騙り、実際の接続は疎かと言う状況なのが些か残念な状況ではあります。要するに剥いて捩って縮れた状態の線を高価なプラグも安いプラグも共通の例のイモ螺子で留めてお終いと言うアレですね。ひっぱりゃ抜けたりしてね・・・
QEDのAIRLOCの場合はプラグの質そのものよりも、線材とプラグ、アンプ-スピーカー機材間の確実な受け渡しを配慮した構造と仕組み側に大きな力点が置かれている、他のケーブルメーカー、各種プラグ製品とは一線を画す存在です。

 

 

写真は既出の物ですが、一般的なケーブルを同じく一般的なイモ螺子留めプラグで組んだ物を外してみた姿です。メーカー組み品でもこの様な状態を見掛けます。散らばる細かい線は、締めあげた際に千切れた線達ですね。プラグ筒内でこれらが散逸している訳だし、イモ螺子自体が撚り線状態の多数芯線に対して均一に接していない事も容易にご理解頂けるかと思います。遊んでる線もあると言う訳です。
気をつけなければいけないのは、このプラグ自体、線自体がいけないと言う訳では無い点です。あるべく姿に持ち込めていないと言うのが正しい答えでしょうか。車に例えれば、高価なホイールとタイヤを正しく組んでバランス取って空気圧測ってアライメント合わせない限りは何の役にも立っていない、下手すればまっすぐ走らない、止まらないという事態になるのと同じですね。要するにキチンと組んでいない高価なケーブルと端子は、キチンと組んだより安価なケーブルと端子と比べても遥かに音楽再現性においては劣ります。

 

 

先の写真のこの件に関しては、正解はこれ、この写真の姿ではないかなと我々は考えています。QED AIRLOC応用の角圧着処理ですね。捌けて縮れて捩れた線材を剥き直し綺麗なうちに専用のスリーブを被せ相当な力を伴う加圧でもって多数芯線間から空気を完全に追い出し一個の金属棒上角柱に仕立て直して、そこに初めて端子のイモ螺子を締めあげる、故に全ての多数撚り芯線に対して均一な接点が確保された状態と言う事ですね。
更にこの上を行く接続確保が今回の話の主役のQED AIRLOCと言う事になります。角圧着の紹介ではAIRLOC “応用” と書きました様に、あくまで圧着処理を施した線材先端に既存プラグをイモ螺子留め致します。

 

 

そしてコチラ、QED AIRLOCですね。バナナやY型プラグ自体を直にケーブルへ360度全周から加圧金属溶着かさせてあります。先程のプラグとイモ螺子の一工程が省け、線材導線とプラグが完全に金属的に通電的に接点フリーで一体化しています。これは引っ張っても外れません。
ならば初めからプラグ等用いずに、撚り線をアンプやスピーカーターミナルに直接強く締めあげればと言う考え方も当然出ては来ますが、結局はターミナルにどれだけ強く撚り線を締めあげた所で、それは結局はバラけて縮れた線材の不均一な接触に過ぎない訳で、その状態と比べても、この先端のプラグ形状が有す接続の確実性には及ばないと思われます。それは聴感でも容易にお分かり頂ける筈ですね。
さて、話が長くなりましたが、上記写真上側は毎度お馴染のQED AIRLOCのABSバナナと呼ばれる形状のプラグですが、今日の本題がその下に並ぶ細いプラグです。先端形状は同一である事がお分かりになると思います。

 

 

こちらが今回より取り扱い開始の、QED AIRLOC MINIですね。構造や効果は同じで、対応線材を小径仕様2.5mmφ迄に特化し、プラグホルダーを省略した廉価版です。廉価版と言っても得られる高価と作業工程は全く同じで、プラグに関わる部材代部分がお安くなった訳です。以前から英国本国では存在する事を把握していたのですが、輸入元と漸く話がまとまり晴れて当店での扱いが可能となりました。

 

 

写真の上三つが今までのAIRLOCプラグ後端で、上限5.5mmφ~上限2.5mmφ迄に応じてインナースリーブを使い分けて対応していましたが、一番下の今回のAIRLOC MINIは、対応ケーブル芯線径上限2.5mmφ迄に特化した訳ですね。
故に今までは線径に関わらず、特殊な構造のケーブルに対しての追加作業が発生しない限りはこのAIRLOC ABSバナナ仕様でAMP、SP左右プラスマイナス計8箇所処理でケーブルお持ち込みにおいて22,000円/税込、ケーブル購入時同時依頼で17,600円/税込でしたが、新たにメニューとして

QED AIRLOC MINI 上限2.5mmφ迄、圧縮部外皮伸縮チューブ被せ仕様

8箇所処理、ケーブルお持ち込み価格 / 15,200円税込

8箇所処理、ケーブル購入時同時依頼 / 12,200円税込

を追加致します。繰り返しですが、対応芯線径は2.5mmφ迄、では具体的に2.5mmφと言いますと、ZonotoneもSAECもortofonも他のどれも、各メーカーラインアップの大概、洋の東西価格の多寡問わずに、スピーカーケーブル全体の凡そ8割の芯線はその範疇に収まるのですね。
今までのAIRLOC処理のお客様にはそれらも含めて全て標準型プラグで応じて来たのはやむを得ないとご理解頂き、見栄えとプラグホルダーが無い故の抜き差しの際に生じる多少の力加減の難しさを除けば、主に価格的メリットでもって積極的にこちら、AIRLOC MINIを選択頂いても今までの標準プラグと比べて何ら失うものは無く、また、まだそれを施して居ないケーブルとは雲泥の差があるとここは敢えて強気に申し上げさせて頂きます。
今まで価格的に今一つ処理依頼に踏み切れなかった皆様にも、是非ともQED AIRLOC処理の他とは一線を画す効果を体感頂く良い機会になると思います。また、でんき堂としても今後基本的には、このAIRLOC MINIの方で対応出来る線材の方にはまずはコチラの方から、即ち効果は落とさずに皆様方の出費の抑えられるAIRLOC MINIの方からお勧めしていく積りです。

 

 

そして勿論QEDケーブルに一番ぴったりなのはQED AIRLOC処理であるのは言うまでもありません。写真は同社のXT25に対してAIRLOC MINIを据えた姿ですね、ほぼ完璧な仕上がりと見栄えと性能ですね。
そもそもQEDのスピーカーケーブルはAIRLOC処理前提なので、その作業が出来ないのに線材を売り散らかす大型カメラ量販の姿勢には全く持って疑問符が付きますが、勿論そんなお店で購入されたQEDは勿論、各種各ブランドのスピーカーケーブルも遠慮なくでんき堂までお持ち込み下さいませ。喜んでAIRLOC処理お受け致しますよ。
因みにQED AIRLOC処理が行えるのは、輸入元に伺う限りは当店を含めて全国で3店舗だそうです。そのうち輸入されたプラグの約8~9割は当店での処理と言うのは余計な話ですかね、すいません。ご近所に処理対応店が見当たらない際には是非でんき堂までお声掛け相談下さいませ、既存使用品他店購入品オークション品、なんでも喜んでお受けします。たった今しがた駅前のカメラ量販で切り売り入手したその足で当店へAIRLOC処理依頼持ち込みなんて方も結構おられます。
その上で、これは嫌味でも皮肉でも無く全国のオーディオ販売店の皆様やメーカの方も、お客様にAIRLOC処理の相談を受けた際には遠慮なく当店までお仕事を振って下さいませ。貴店、貴社の販売されたケーブルにも喜んでAIRLOC処理致します。何しろQED AIRLOC処理は工具が専用な上にベラボウに高価であり、その対応もなかなか煩わしい訳で、例えばビンテージな車を整備に出せば、そのお店が板金、エンジン、電装、ラジエター周り、マフラー専業等と言った各々のエキスパートに仕事を振って最終的に優れた姿の一台が完成する訳で、お客さんがそれらを一軒一軒回って歩く訳では無い様に、QED AIRLOC処理等はそれを得意とする所に回してしまう事自体はなんらおかしなことではないと個人的には考えています。
以上余談ながら皆様の抱えるお得意様へのサービスの足しになるならばご参考までに・・・

 

もう縮れていじけた先端で接続するのはお終いにしませんか?

→0466-20-5223

 

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5月13

OCB-1Dx2へ水晶流し込み、プラグ内配線端末処理、アモルメットコア通し

on 2020年5月13日

皆様今晩は

NHKが総合で1978年の『未来少年コナン』をリマスターで流すって言うから愉しみに録画して眺めたら、はぁ?現行モニターの16:9に併せて上下カットしてやんの、なんだよ、これは・・・
あの製作者及びユーザー不在の全く持って電気屋の都合とメーカー主導だった、愚かなワイドテレビ導入当時以来思うのですがね、元の画面サイズを放送側と受像機の都合に合わせて画面カットしたり伸ばしたりって、作品に対する冒涜じゃないですかね?古い作品は4:3なんだからそのまま流せばいいのにさ、どうせ画面の左右が変な帯で見辛いとか言う無知で低レベルのクレームまで拾っていくと、物事の本質がどっかに消え去るんでしょうね。
そのうち、古い名画を流せば画面が白黒で見にくいだの放送事故だのTVの故障だとか言うレベルのクレームも出るんだろうて。
で、仕方なく黒澤明の『天国と地獄』をデジタル天然色化して流したりしたら、あの焼却炉からピンクの煙が上がるパートカラーのシーンなんて、製作者の意図ぶち壊しだよね。ヤク中が蝟集する貧民窟を山崎努扮する研修医が適当な犠牲者求めて徘徊するシーンの怖ろしさは、白黒でこその表現でありシーンだと思います。

 

 

閑話休題、連日オヤイデのOCB-1に水晶を流し込んでます。
今回、今までの案件と一つ違うのは、OCB-1自体を当店で購入頂いての同時作業と言う点ですね。もう水晶内包型を標準装備としてメニュー化しようか知らんって勢いですが、ここはやはりオヤイデさんの、他所様の企画であり製品なので、そこはオリジナルを尊重し敬意を表し、でんき堂としてはまずはメーカー既成品のオリジナル状態でも十分良いと理解して頂いた上での、あくまでお客様主導でのそういった手心への欲求へのお手伝いだと思っています。
つまり、こういった選択肢もありますよって意味での水晶封入なり端子の接続見直しでありアモルメットコア通しな訳ですね。私自身はそうしなきゃいけないとは言う積りも無く、メーカー品の弱い部分を自分目線で論い『俺様改造の方が数段優れてる』と断言されるお店も確かに存在はしますが、でんき堂としてはそこまでは申しませんと言うスタンスです。勿論個人的には随分と色んな改造にも手を出しては来ましたがね。

 

 

今回はOCB-1Dx2という現行モデルへの作業だったのですが、プラグ内の接点を角圧着端子処理した後に、アモルメットコアを通す段階で一つ問題が発生しました。今までの作業ではOCB-1の新旧各タイプには内径10mmのNS-221/3,520円税込を通してきたのですが、このDx2型は使用するケーブルが太径化されていて、内径10mmのコチラでは通らないのですね、これは想定外でした。見積もりがNS-221で出ていた為に急遽連絡をしてお客様に了解を得て、10mmの次のサイズの14mm内径のNS-285/8,580円へ変更です。内径が4mm増すとアモルメットコアの全体の容積はどうしても何倍と増すので、その価格が跳ね上がってしまうのですが、オヤイデも製品の進化として線材の太径化を図った訳ですから、これは仕方がないですね・・・
全ての作業を終えて元箱に納めて余った水晶も同封して納品です、今回は能登半島方面からのお客様からの御依頼でした。

 

オヤイデのOCB-1系列は非常に長い期間に渡って物凄い数が出回った傑作オーディオ用パワータップです。色々な方々やショップさんが色々なノウハウや蘊蓄でもって臨む機会が大変多い製品では無いかと思います。
その中で、当店の提案が面白そうに感じられた方は是非一声お掛け下さいませ
→0466-20-5223

 

 

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5月12

連日オヤイデOCB-1系列に水晶を流し込んで端末も弄って、アモルメットコアを通しています

on 2020年5月12日

皆さん今晩は

巷では自粛警察なる迷惑な人達が幅を利かせているんですってね。双眼鏡でよそもんのナンバー監視したり、公園で遊んでる子供を所轄に通報したり、地元に帰省した人を自治会長に通報したり、営業を続けるお店に脅迫じみた嫌がらせをしたり、現場で頑張る人達に心ない言葉を浴びせたりするんですって。
自分の知る狭い世界以外を一切理解しようともせず、自分の頭で考える事も放棄し、周りと少しでも違う価値観や思想に対して非国民のレッテル貼って歩いた、戦争中の思想統制や住民同士の相互監視の役目も担っていた隣組と、精神構造的に何の進歩も無いレベルの連中の存在のあまりの多さに心底怖れを抱きますね、全く・・・
因みに隣組は敗戦後にGHQによって禁止され、要するに戦争にコテンパに負けて禁止されるまでそう言う事に何の疑問も感じず続けていたんでしょうが、未だに自治会において回覧版等の形でその隣組の有した伝統は引き継がれたりしています。
要するに、敗戦以来75年経った今の時代でさえ、自粛警察なんて『敬称』で呼ばれる彼らは、自分達の信じる狭量な範囲の正義が圧倒的な力で捻り潰されない限りは、何の疑問も覚えずそういった迷惑な行動を継続するんでしょうね、やだやだ。まぁ音楽とオーディオを愛してる繊細な人達にそういう方は基本的に居ないと信じてはいますが・・・

閑話休題、以前ここに、オヤイデ電気の30年以上に渡って続くOCB-1シリーズに水晶を流し込んでプラグも手を入れてアモルメットコアを通す記事を書いたのですが、これが思いの外に好評で、連日の作業依頼を頂戴しています。店主即ち私もすっかり気を良くしていまして、水晶とアモルメットコアの在庫を普段より多目に用意して皆様の御依頼をお待ちしています。
あ、勿論ご来店頂かぬとも電話等で打ち合わせてのOCB-1送り込みで承れますよ、以下はここ最近のそのお仕事の幾つかを紹介です。

 

 

コチラは極めて初期のOCB-1で箱自体も鼠色した汎用品を用いていた頃の製品ですが、30年に及ぶ使用の内に数度の手入れが行われた個体で、写真で分かる様にコンセントは元の松下の物から、フルテックの金メッキ仕様のFPX(G)/5,563円税込、ロジウムメッキ仕様のFPX(R)/7,167円税込に左右がそれぞれ換装されていてます。写って居ませんが、プラグの方もフルテックに差し替えられ、蓋も同じくフルテックの102-2D/4,379円税込に変わっていましたね。そこへ水晶の流し込み、もはや箱と元の線以外は別物と化したコチラの結果は如何に?
この様に、水晶流し込みと並行して、JISコンセント仕様をオーディオ用UL規格タイプへの入れ替えも承れます、是非ご検討くださいね。

 

 

コチラは最近のOCB-1ですね、DXって言うんだったかな、ともあれこちらはもう箱も専用のオヤイデオリジナルに変わり、初めからオーディオグレードのUL規格の十分に良いコンセントが装備されて居るので、水晶を流したら蓋を閉じます。

 

 

プラグも良い物が採用されているので、その内部の結線だけ手を入れます、当店お馴染のQED AIRLOC応用の角圧着処理ですね。上がその際に外した姿で、まぁだいたい市販の電源関係ってどれもこんな形でプラグに留っています、駄目って訳じゃありませんが・・・
ともあれココに角圧着処理を施します。角圧着の状態は以降の作業紹介に出て来ますのでその写真を参考下さい。

 

 

プラグ内の角圧着処理を済ませて、同時にアモルメットコアを通します、今回は内径10mmφのNS-221/3,520円税込と同じく内径10mmφのNST-241/1,980円税込の2個使いです。写真の電源BOX下にあるベースはオヤイデのオプション品の専用強化ベースですね、BOXへの水晶の封入と相まってずっしりと重く、ここに通した機材達が如何にも凄い音を奏でそうですね。

 

 

こちらのOCB-1は箱は現行でコンセントはJIS三連型の、オヤイデ製品では最も標準的な電源タップです。やはり水晶を流し込みますが、コンセント形状故に隙間が狭く、水晶流し込みは今までのUL仕様に比べて難儀します。

 

 

この標準型は30年前のモデル以来、この防水型プラグと呼ばれるちょっと懐かしい形をしたゴム製外装のプラグを用いています。今回はお客様の要望で、コンセント側は触らずに、プラグの交換を内部接続の角圧着処理と同時に行います。

 

 

ゴムカバーを剥きます、こっちの方がオーディオグレードプラグのモデルが銅線を剥いたままに直接締めてあるのに対して、線の接続自体は丸型端子でかしめて強固に留めてあるのですね・・・

 

 

端子を切り落とし導線先端を剥き直し、角圧着処理を行います。先端をカットした部分が見えますか?全ての導線が全方位から圧縮されて角柱の中に圧縮されてQEDが言う所の冷間溶着状態に収まっています。

 

 

はい、角圧着処理を済ませ、またまたアモルメットコアNS-221/3,520円税込を通してから新しく用意したプラグを付け、出来上がり。
プラグは先のゴム製防水プラグからフルテックのノンメッキ仕様FI-11MCuに差し替えられました。また、お客様の使用環境において3極プラグが使えなかったので、フルテックのプラグから3極目、即ちGピンを取り外してあります。

今日はここまでの紹介ですが、紹介以外にも結構な数の水晶流し込みやアモルメットコア通し、角圧着処理を承りました。後程それらお客様方から音の変化の感想を聴くのが楽しみな毎日です。当店にお仕事を下さる皆様が気の良い方ばかりなのか、今までの所はその結果に対して否定的なコメントを頂戴した事がありません、嬉しいですね。

 

OCB-1系列に限らず、手元のパワータップにテコ入れを図りたくなったらこういった方法もあると思い起こして、是非一度でんき堂までお声掛けくださいね→0466-20-5223

 

 

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