皆様今晩は

地域によって対応の差は出て来ましたが、未だに世の中は自粛基調にある事に変わりはありません。外を見るにもう殆どその様子を感じられませんが、まぁ店頭としては当面来店頂かなくともキチンとしたお仕事を出来ている案件を引き続き紹介し続けます。

 

 

コチラはKRIPTONのPC-HR1000M-Triple CにFurutechのFI-11のロジウムタイプで電源ケーブルを組んだ姿です。切り売りでメートル辺り1万円を超す様な高価で高性能な電源ケーブルですが、それを活かすも殺すも確実なプラグとの接合ですね。

 

 

写真は上記とは違う案件での撮影ですが、電源ケーブルを組む際の内部の処理の過程ですね。基本的に当店が承る電源ケーブル作成時に行う処理はこうなっています。ここでも良く書く、QED AIRLOC応用の角圧着処理で、3本並ぶ導線の右が剥いたままの状態、左が圧着前の専用リングスリーブを被せた状態、そして真ん中が全周囲圧着後、即ちAIRLOC状態です。プラグに装着に当たってはこの後に圧着端子の先端を僅かに切り落としたりその根元に伸縮チューブを被せての金属部露出部を覆う作業等を行います。
余談ですが、今まで相当数のメーカー組み電源ケーブルの完成品をばらして来ましたが、右側の剥き線状態のままにプラグを装着してある製品の多さに正直驚いています。本来は最低でも半田処理、先端圧着端子処理が望ましいとは思いますが、それをしていない事が法に触れるとかでは無いのも事実です。故にでんき堂としては接続の確実性と万に一つの事態への安全性の確保、最後にそれをする事で得られる音質的優位性を含めてのこの処理をお勧めしています。

 

 

コチラも先程と同じくKRIPTONの導線ですがプラグがFurutech FI-11の金メッキタイプで組んであります。内部の接続の確実性もですが、こうやって好きなケーブルとプラグを自由に組んで作成できるのが自作、或いは店頭依頼の魅力だと思います。

 

 

ごめんなさい、コチラかなり高額な導線を用いた筈なのですがどこの何のケーブルだったか今すぐ思い出せない、すいません。要するに沢山作ってますって事で今日の所は勘弁下さい、勿論どんなに忙しくても作成に関わる際の手順と要する時間は決して端折ったりはしていません、悪しからず・・・

ともあれ本日紹介させて頂いたお仕事も全てお客様非来店非接触での、しかし話し合いは十分電話で行った後の濃厚作業です。コロナの騒ぎが済んだら胸張って来店促しますが、遠方の方は勿論近縁の方もどうぞ、遠慮なく電話やメールで当店にお仕事下さいな、今日は簡単ですがここまで。

 

営業は通常通りです、勿論ご来店も可能ですよ→0466-20-5223