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6月21
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【中止】TOP10CLUB 試聴即売会中止のお知らせ

on 2022年6月21日

7月3日(日)のお昼ごろより、TOP10CLUB様主催の試聴即売会を開催予定でしたが、諸事情により中止となりました。

楽しみにされていたなかお客様にはご迷惑をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

お問い合わせはコチラ→0466-20-5223

 

 

 

 

y

 

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6月29

ACROLINK 7N-S1400 Leggenda & QED AIRLOC

on 2022年6月29日

皆さん今晩は。
やたらと早い梅雨明けの翌日にはもう蝉の声を聴きました、どんどん環境が壊れて行きますね…

さて、お仕事。

アクロリンク/ACROLINK 7N-S1400 Leggenda と言うメートル当たり16,500円もする超高級スピーカーケーブルを仕上げるのが今日の私のミッションです。純度の高い銅線を被覆越しに全体に亘って銅箔を巻き付け、更にプラス・マイナスの二線を軟性質の長円の断面を持つ被覆内にドレインを挟んで並行して配した凝った造りのケーブルです。今までにここで紹介して来た他の高級ケーブルと違って、極端な多芯構造だったりはしないので、それ自体は剥く手間自体は少ないのですが、美しく仕上げるにはその構造故にひと工夫が必要です。
AIRLOC処理は個人で難しいですが、それ以外でこのケーブルを自身で剥いてみたい方の参考にはなりますので宜しければご覧くださいネ。

 

 

まずは刃先を被覆に充てて綺麗に剥きとります、私の場合はこのタイプは15cm程剥き出しますが、使用するシステムや仕上がりの美しさを加味しながら実際の長さは決まります。作業時の注意点は当然ながら内皮には傷を付けない事ですが、ここは正直言って経験が全てです。職業柄、個仕上げメーカー製問わず人様が仕上げたケーブルを見る機会が多いのですが、大概が内皮にも刃が当っていて基部で芯線が顔を見せて居る様な状況がとても多いのですね。また被覆を抜く際に、このケーブルの中央を赤白被覆を被った導体の中央を走る黒いドレインを千切らない様にヒートガンで全体を温めたりしながら丁寧に抜き取ります、ドレインが残る様に抜く理由は後述致します。

 

 

次は先程慎重に残したドレインを剥いた基部より1cm程度の所で切り取ります。1cm残す理由はこの後端末を美しく仕上げる為に収縮チューブを被せて熱処理施すのですが、ドレインを残さず切り取ってしまうと熱収縮処理時に左右のケーブルが内側に引き寄せられてしまい、左右平行に導体が伸びるこのケーブルの仕上がり時の美しさを損なうからですね。被覆を慎重に引き抜くのもそれが理由で、無造作に刃を当て外皮を引くとこのドレインが剥いた基部から千切れてしまい、1cm程度残すことが叶わなくなるからです。まぁこの構造のケーブルに限った手法では有りますが、ともあれケーブル毎に色々な構造があって、それぞれ求められる技量や求められる作業は都度違うと言う事です、先ほど作業時の注意点で経験が全てと言い切った理由も、多少はご理解頂ければ嬉しいですね。

 

 

先に述べたように剥いた基部に収縮チューブを被せて熱処理した姿です。ドレインを残した理由がこの写真で伝わって居れば良いのですが如何でしょう?平行した二本の線の距離が保たれている姿が確認出来るかと思います。同じ作業を端末全てに済ませて、お次は各線毎にQED AIRLOC処理を施します。

 

 

はい、出来上がりました。本来の樹脂製プラグにも収縮チューブ施して完成形メーカー品の様な姿へ仕立ててあります。
今回の様な超高級ケーブルも勿論切り売りで自由に入手は出来ますが、その時点ではあくまでも高級な部材に過ぎません。確かに外装剥いたまま、撚線捩っただけでも機材に繋げば音は出るのでしょうが、奇麗で確実な処理を施された方が電気的にも精神的にも安定したものが得られるのは間違いないと私は思うのですが、皆様はどうお感じになられますか?ここまでの手順を眺めて余裕じゃんと感じた方は是非どんどんご自身でやって見て頂きたいですし、うわぁ、ちょっと面倒そうと感じた方はどんどん私どもにお仕事振って下さいね。

因みに私は基本的には何でも自分でやって見たい性格なのですが、プロの領域は理解して居る積りなので、趣味で乗る様な車も内装や電装はある程度自分で行いますが、ブレーキ周りや足回りやアライメント、エンジンは全てプロに任せます。機械式のカメラも好きですし調整も分解もある程度手を出しますが、レンズは自分では絶対にばらしません。先日魚屋の軒先でうまそうなヒラメを見掛けて、たまには贅沢すっかと思いましたが、せっかくなので愛想の良い大将に頼んで捌いて貰いました。自分で捌くのとは全然味が違いますね、やっぱり。
要するに、どの世界にもそれを専門とする方が居ると言う事です、その中で多少なりともケーブル類の端末処理等に関しては私にも一日の長があるかなと思いますので、そういった作業を任せて頂いてもそう悪い結果にはならないと思いますよ、と言う事ですね。

 

どんな高級スピーカーケーブルも、切った時点ではまだただの部材です→0466-20-5223

 

 

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6月28

ortofon SPK-BronzeにQED AIRLOC処理でシングルーバイワイヤケーブルを作成、アモルメットコア通し済み

on 2022年6月28日

皆さん今晩は、関東は梅雨明けですって、なんか随分早いなぁ。

30年ほど前に、7月一杯明けきらない梅雨が有って、なかなか明けずにジトジト毎日降りしきる雨に嫌気がさして、これじゃふやけちまうぜっ、そうだ、南に行こう、南!ってばかりに当時はまだ沢山走っていた寝台特急に乗って鹿児島目指したら、到着した日に関東も梅雨明けしたなんて思い出が個人的にはありますね。そう言えばそん時は二段寝台の上段だったんだけど、向かいの寝台のお客さんのおじさんが

『私いびきかくかも知れません、すいません』

とか態々丁寧に挨拶されて、そん時は『いえいぇお互い様ですよ、お気になさらずに』なんて返したら名古屋過ぎて関ヶ原超す辺りから『おい!お前病院行けよっ!』ってレベルの異常な音圧のいびきが始まって、全然寝られないままに三原辺りまで悶絶したことを思い出したけど、まぁどうでもいい話ですね。
ともあれ今回はその思い出の年からしても1か月近く梅雨明けが早いです、故に夏季に必要なだけの水量が水源地に蓄えられている事を願うばかりですが、ともあれ今後は人災的環境破壊レベルの異常な猛暑に晒される事は火を見るよりも明らかでしょうから、皆さん日中の活動も水分の補給も心してお過ごしくださいね。
尚当店は、比較的涼しい地下店舗です、駅出て左程歩かずに着けますですよ。

 

 

さてお仕事、こちらはortofonのSPK-Bronzeと言う4芯構成のスピーカーケーブルです。登場して少し時間が経ちますが、最近漸くメディアの露出も増えて来たのか、同クラスで人気で先行する青いお馴染みのライバルに対して、漸く本来有す能力に見合っただけの実力を証明する機会が増えて来たのは喜ばしいですね。
私自身はどちらが優れている的論評はあまり好まず、どのスピーカーケーブルも状況に応じて正しく用い、それらに増して何より確実な端末処理を施し確実に接続すれば必ず性能は体感できますと言うスタンスです。敢えて言えばこのortofon SPK-Bronzeは柔らかい導体被覆を持ち、似た構成のZonotoneの6NSP-Granster5500に対して加工時及び引き回し時の使い易さを感じます。今回は4芯構成を活かしたシングル-バイワイヤ処理をQED AIRLOC圧着処理で作成します。SP側にはSN比を改善してくれる中村製作所のアモルメットコアも通します。リーズナブルにかつ確実に効果を体感できる優れたアイテムですね。プラグ装着後には通せなくなるので、希望の方は予めその旨御指名くださいませ。
尚、シングル-バイワイヤとは出力ターミナルがステレオ1系統のアンプからバイワイヤ入力タイプのスピーカーに対して最も性能を得られる様に接続する際に用いる方法です。手元のAMPに出力系統がAB二系統無いのでバイワイヤ接続が出来ないと言った誤解をされている方も多数見掛けますし、未だにそのタイプのスピーカーをシングル接続でかつ上下入力を付属の金属プレートのまま使われている方も多く見受けます。それらを駄目だと糾弾する積りは御座いませんが、奇麗な端末処理でのこういったケーブルで接続に興味をお持ちになった際には是非一度でんき堂までご相談くださいませ、既にお使い中のスピーカーケーブルへの持込み/送り込みの端末処理加工なども喜んでお受けいたしますよ。

さて、梅雨も明けたしコロナも大分落ち着いてきた様子だし、また昔みたいに気ままに寝台でも乗って旅に出たいのですが、日本にはもうそういった旅情の備わった汽車(←長距離列車の意ですね)は残っていません。あの感覚は最早長距離フェリーに乗るしかないのかな…

 

梅雨も明けたし海に山にレジャーにとお忙しいでしょうが、暑い日中はおとなしく涼しいお部屋でオーディオも悪くないですよ→0466-20-5223

 

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6月14

切りっぱなしだった英国CHORDの超高級ケーブルにQED AIRLOCで整える

on 2022年6月14日

皆さん今晩は。

関東は既に梅雨入りして雨降りな毎日ですが、それでも梅雨だからって晴れない日が無い訳でもなく、晴れれば晴れたで強い紫外線に晒されたアスファルトの照り返しで暑いのなんのです。私は基本的に通勤は車ですが、普段の足はエアコン否クーラー等と言う洒落た物なぞ付いて居ない昭和製の排気量の小さなリアエンジン後輪駆動車なもんで、キャブの機嫌伺いながらギアシフト決めて窓開けて走っている分にはまぁ気持ち良いもんですが、市街地入ってちょっと渋滞気味になると、もうあっと言う間にそのエンジン搭載方法故に水温計の針がみるみると鎌をもたげる始末。
そうなると最早コックを開いてラジエター液をヒーターに導き、ダイヤルを最高温度に捻って外気導入側へレバーを寄せて、ファンを全開に回して車内は灼熱地獄と化す地獄絵図の出来上がり、漸く職場に辿り着いた頃には既に一仕事終えた気分です。まぁ令和の御代の今に何言ってんだか判んない自動車的死語が並んだ話はそこそこに切り上げましょう、要するに少し前までの日本は、車の運転自体もその性能を図りながら状況に応じた工夫をし環境に応じた最適を運転手自身が導き出して運転する時代があったんですよ、と。両手両足を常に動かし車内が暑い代わりに、スマホ弄ってのひき殺しとかAT頼りの暴走事故など起きようが無い時代ではありましたね、車の運転自体に細心の注意と対応力を求められていた故に…

さてお仕事、全国各地から色々なケーブルが端末処理の依頼で持ち込まれる当店ですが、今回お預かりした物はその中でも殊更高価な超高級品。英国CHORDのメートル当たりで3万円はする、例えば2.5mペアならケーブルだけで15万円はすると言うスゲー代物。で、早速お客様より届いたケーブルを箱から出してみたら…

 

 

まぁ、お客様自身がこの状況をどうにかしたくてこのケーブルを手前どもに送って下さっている訳ですから、その姿への非難がましい意味合いには捉えられたくは御座いませんが、コレを目にした際の正直な気持ちは

『・・・・・』

であったと隠さずに申し上げ致します。ケーブルの構造は水道ホース並みの極太外径の線体にメッシュシールド、容積の多い緩衝材に通る銀コートの4芯。この線を綺麗に剥くだけでもそれ相応の技量と根気強さとそれなりの時間が必要な事が容易に判る造りで、実際にこの姿から察するにお客様自身が相当苦労されたことも伝わりますね。つまりですね、このクラスのケーブルはそれ自体を趣味、得意とされない限りは、お客様自身が手を下す段階ではないと思うのです、既に。これは本来販売側の責任領域です。
一部の自称ベテラン高慢ちきオーディオ系に、趣味のオーディオのケーブル処理ぐらい自分でやって当然の様な言を吐いてそれを苦手とする向きを委縮させる傾向の方がおられますが、そういう方には遠慮なく言い返してあげて下さい。
『あなた随分いい車乗ってますね、当然整備も電装もオイル交換も車検も全部自分でやってんですよね、はしりゃ十分以上の性能の高価な車所有してんだから、当然趣味なんでしょ?出来て当然だよねそんぐらい』ってね。
つまりいい車乗ってるからって自分で手なんか汚さなくてもいい様に、高価なオーディオを愉しむからって難しい作業なんかに時間費やさなくていいですよって言いたいのです、私は。電気屋でエアコン買ったら当然費用払えば取り付けてくれるし、自動車屋に車預ければオイルだって車検だってタイヤ交換だってやってくれます。だから超高級アンプに大型で高性能のスピーカーを繋いで愉しむ為に、この超高級ケーブルを求めあてがいたくなるのは当然の要求であって、そのクラスに見合った美しい端末処理を販売側に求めるのは当然の購入側の権利なのです、費用さえ払えれば。
ところがこの立派なケーブルを売り散らかす大型家電カメラ量販がそれをやらないんですよ、正真正銘売りっぱなし。同じ店舗でエアコン買えば付けてくれるのに。水洗付き便座だって付けてくれるのに。勿論テレビだって洗濯機だって冷蔵庫だって。そのどれもたまたま設置の経験のある私自身が正直思うのは、それらに比べればこのケーブルの処理の方がよっぽど技術と技量を求められますよ?どう考えてもおかしいでしょ、こんな難しくて手間が掛かり下手すりゃエアコンやテレビより高価なケーブル販売しといて、販売するけど設置接続には一切関わりませんって姿勢はさ。
エアコン買って来ても正しく取り付けなきゃ何の意味も無い様に、このケーブル買って来ただけで適当に剥いて捩ったところで、性能なんか出ませんよ。正しく使って初めて性能が得られるという観点に於いて双方には何の違いも無く、故にそれぞれに対して専門性が存在する筈なのですが、何故かオーディオはこういう目に遭いがちですね、売るだけ売って後は自分でやれってあなた、コレは幾ら何でも…

 

 

販売側がやってくんないなら誰かがそれをやらねばなりません。私も高級では無くても趣味みたいな車を好むので、自分でやれる事はやりますが、出来ない事はプロに頼みます。ただ既にそれを販売したメーカー系はまずまともに相手にしてくれないので、腕の良いプロに頼みます。先日もラジエターやウォーターポンプ周りの整備をやって貰ったばかりです。オーディオもそういう事です、販売側がやってくれなくて自身で行うには荷が重い際には、それに適したお店を見つけ出して依頼してください。当店がそれに値するかどうかは、是非お客様自身でこのブログなり電話なり来店なり問合せして確認して判断して下さいませ。勿論当店以外にも優れた作業を提供できるお店は当然存在する筈ですので、高価で手間の掛かるケーブルを入手してその作業の手間に途方に暮れた際には、近所にそういったサービスがあった際には是非作業を頼んでみて下さい。
それでも見当たらない、或いは他店購入品の持ち込みに対して良い返事を得られなかった際には距離に限らず当店までどうぞ。現に今回のケーブルも神奈川県から見れば300㎞は西に進んだ場所からの送り込みでの御依頼です。
今回の依頼内容はバナナプラグ非対応のアンプのシングル出力でバイワイヤー接続です。4芯構造を活かしてAMP側を2本づつ対に、SP側を高域低域プラスマイナスの4本へ仕上げていきます。綺麗に剥くのにその被覆の硬さやシールドの存在故とても手間が掛かります。

 

 

はい出来上がり、切断や剥き、撚り上げ作業に各種収縮チューブ等被せ処理からQED AIRLOCのYプラグ6/8㎜対応型4箇所圧着、バナナ型8箇所圧着、及びケーブル被覆磨きなど、私の技量で正味3時間の作業時間でした。実際には連続三時間の作業は無理なので、日を跨いでの作業です。大層手間が掛かったとはいえ、綺麗な仕上がりが得られて私自身も満足感と達成感を得られた作業でした。
その音は、預ける前とお返し後の違いはお客様自身の感想を待たねばなりませんが、画面の前の皆様には冒頭の写真とコチラの仕上がりを見比べて頂き、どちらの状態で繋ごうとも皆様の選択の自由です。信号の通る線材自体に変わりは無いのですから、どう繋ごうと良いケーブルは良い筈だ、プラグなぞ余計な付加物だと考えるも好し、高価で高性能なケーブルを奇麗な見栄えと確実な処理で繋いだ方がいい音出そうだなぁと考えるも好し。

さて、漸く難敵を一つやっつけた、次の難物に取り掛からなければなりません。最近お預かりしているケーブルの作業内容の要求技量が高くかつその数も多く、お返し迄に少々時間を頂く事が増えています。まだその仕上がりをお待ちされている皆様方にはこの場を借りてお詫び申しあげます、もう少し待っててね、必ず綺麗に仕上げて納めますので…

 

良い音を得るには、機材の多寡やブランド以前に、何はともあれ綺麗な接続と適切な設置だと、即ち『何を使うかより、どう使うか』なのだと私個人は考えています→0466-20-5223

 

 

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6月07

専用端子採用の三菱/DIATONE 2S-305に好みのケーブルを接続しよう

on 2022年6月7日

皆さん今晩は、本当にお久し振りです、お変わりございませんか?
5月は一度きりのご挨拶だった様に思います。6月に入り流石に何かをと考えている中に関東地方は梅雨入りしてしまいました、こうやってどんどん時間ばかり過ぎて人は歳を取っていくのですね、気が付けばオンキョーも過去帳入りした様子だし…

さて、ご無沙汰の間もでんき堂自体は相変わらずです。相談・販売などのオーディオ的な仕事全般は勿論ながら、相変わらず全国から預かるケーブル、アナログカートリッジ関連の手作業に追われる毎日です。その中でここ最近特に目に付くのが、数年前に活動を休止したらしい『オーディオFSK』の一連のケーブル類の手直しです。この衝撃的な内部仕上がりのケーブルに関してはお使いの皆様には少々伝えなければいけない事が有る様に感じます。いずれこの場にて紹介致しますが、想像以上に使用者の多そうなこのケーブルをお使いの方々がもしここをご覧になりましたら、一度その手元の製品の仕上がりを疑ってみるのもそう悪い事ではない様に感じます。まぁ他所様が過去に作ったお品なので遠回しな言い方で申し訳ないのですが…

 

以降今日の本題です、遡れば60年以上昔の1958年に端を発す、かつてNHKモニターと呼ばれた三菱の2S-305と言うスピーカーが御座いました。プロの現場では流石に現役では無さそうですが、プロ機とは言え一般にも流通したので、他のDIATONE製品と違ってハイテク漬けでは無い故にその製品寿命も堅牢な造りと相まってとても長く、未だに大切に使われている個人の方も多い様子のまごう事なき名機ですね。
使用続けるにあたってエッジが破れでもしない限り、唯一使い難いのがその専用の接続端子です。どうも三菱はこの手の製品を作る度に専用端子を採用する傾向が強く、以前コチラでオーストラリア製の端子を採用した2S-3003の項でも書いた様に、オーディオ趣味的な意味合いに於いての自由なケーブルの選択を極めて難しい物にしています。

 

 

写真はその2S-305をお使いの方からの御依頼に於いて、専用端子用に必要となるXLRプラグに対して御指名のスピーカーケーブルを配線を施している模様ですが、観察に優れた方なら既にお気づきの様に、この2S-305が採用した入力端子はXLRとは言え一般的なオーディオでお馴染みの3極では有りません、コレ4極です。
キャノンプラグ即ち必ずしも3極でないと言う事実もさりながら、4極の内3番HOT/4番COLDでしか接線の無い用い方自体も極めて事態を複雑にしています。2極で事足りる当スピーカーへなんで4極プラグを採用したのかは最早このモデルの開発に携わった1958年当時の関係者が事実上見当たらない現代に正確な理由など解ろう筈も有りませんが、プロ機故の発展性や将来性を持たせてあったのかなとは推測出来ます。
ともかく2S-305でスピーカーケーブルをどうにかしようと思えば、この4極キャノンをどうにかするしかありません。当店はバランスケーブルの作製も良く致しますので、普段からノイトリックの標準レベルの3極キャノンは手元に用意してありますが、流石に2極や4極それ以上の極数のキャノンプラグは改めて入手して来るより有りませんし、そうそう彼方此方で販売されている物でも有りません。
今回はお客様より提供された旧ケーブルから半田を解いてこの4極キャノンを取り外し、新規に用意したケーブルへプラグの再装着お引越しと言う形になりました。

 

 

 

はい、仕上がりました。QEDのスピーカーケーブルに新たに4極キャノンを取り付け、AMP側には同じくQEDのAIRLOC MINIを強固に圧着です。
1958年発表でかつ電気製品としては異例の長期間、およそ30年に亘って販売された2S-305ですが、それでも最終型でさえ生産終了後30年以上も経った事になります。流石に古いと言えば古いのですが、未だ形あるこの名機の現存個体に対してこの程度の配慮をもし示せれば、まだまだプロ機として活躍した現役当時の実力を伺い知る事が出来るのもまた事実です。

 

その端子故に接続ケーブル選びが難航している方がおられましたら、当店まで一声おかけ下さいませ→0466-20-5223

 

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5月25

営業時間のお知らせ

on 2022年5月25日

 

 

いつも当店をご利用いただきましてありがとうございます。

誠に勝手ながら、5月26日の営業時間帯を平日営業から土日祝日営業に変更致します。

 

5/26㈭ 11:00~19:00

 

 

また、製作系の御依頼に関しましては当日中の作業及び受け渡しではなく、お預かりしてお時間を頂戴いたします。

お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力の程何卒よろしくお願い致します。

 

お問い合わせはコチラ→0466-20-5223

 

 

 

y

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5月17

完売しました 真空管アンプ CAV T-5特価品1台限りの紹介です

on 2022年5月17日

皆様こんばんは

5月に入ってコチラに顔を出すのも全くのご無沙汰です、引き続きケーブル作製作業とか衛星ラジオの番組ゲスト収録お呼ばれ連続3本とか、要するに相変わらずの忙しさだったんですよ、ごめんなさい。その間世の中でも実に色々な出来事が御座いましたね、皆様はつつがなくお過ごしでしたか?
業界的にはオンキョーがいよいよ完全に逝ってしまった事が最大の話題でしょうか、私個人としてもこの業界で販売側として最初に関わる切っ掛けは実はこのオンキョーだったので思う処は多々あるのですが、まぁその辺の事はもう少し落ち着いたら書きますよ。何一つ個人的には哀れみも喪失感の一つも湧かない30年間に及ぶ彼らとの出来事を、オーディオブランドを標榜しながらオーディオ専門店にはろくな条件も提示しないでひたすら家電量販店に媚びとヘルパーと呼ばれる無償の人的保障と特別条件品と山盛りのインシュレーターと展示什器と廃棄前提のカタログとバックリベートの伝票の束を提供しねじ込み続けたオーディオ愛に満ちたその行動を、30年に亘って色々な立場で関わって来た当事者目線でね。

閑話休題、元パイオニアの関係者(←今回のオンキョーの一件で、買収内包されていたパイオニアブランドも一緒に吹飛びましたが、それとは別件です)が10数年以上前に立ち上げたCAVブランドが御座いまして、真空管を中心としたオーディオ製品を展開しています。今回その彼らの展開する製品中で、時期的な入れ替わりや更新の関係で、当店との仲と言うと偉そうですが、実際に普段より大変良くして頂いてる関係で特価商材を用意頂けました。

5881/6L6真空管をプッシュプルで素直に組んだアンプです。詳細はコチラにリンクを貼っておきますね。価格から考えると随分贅沢に真空管もトランスもシャーシも奢られた造りで、フルサイズボディ(←所謂42~47cmの横幅で造られた機材)ではないのにその総重量は18㎏を超すと言う、一昔前の誉め言葉で表現すればコスト度外視の様な構成です。
恐らくこの豪勢な内容でも、このアンプを企画/設計した10年前当時はそれでもまだ利益は計算出来たのでしょうが、昨今の社会情勢を語る迄も無く、今後この内容で価格を維持していく事は間違いなく無理でしょう。仮にこのままの内容で生産継続するとすれば最低5割は値上げするか、価格を維持するなら造りと内容を半分程度に簡素にするしか無さそうですね。
故にメーカーとしては一旦生産を諦め手持ちの在庫を手放すと言う流れになり、数台が当店の預かりとなったと言う訳です。勿論メーカー保証の生きた在庫品扱いで、数台と書きましたが、ここに紹介する前に箱積状態で店頭において判断の早いお客様方の目に留まり、最早残り一台となった次第。間違いなくお値打ちと言う事ですね。販売当時の税込標準価格が148,500円、今回ラスト1台限りの100,000円税込み、軒並み物価もオーディオ製品も値上げが予想される今、こういった理由での特価品の選択は悪くないですよね、お早めにどうぞ。

完売致しました、ご成約有難う御座います

お値打ちの真空管AMPでオーディオを組んでみませんか?→0466-20-5223

 

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神奈川県藤沢市湘南台1-4-3
サンシャイン湘南台B1
TEL:0466-20-5223
FAX:0466-20-5277
月火木金 13時~21時
土日祝日 11時~19時
定休 水曜

アクセス

小田急江ノ島線/相鉄いずみ野線/横浜市営地下鉄ブルーラインにて「湘南台駅」で下車。【E出口】より徒歩1分。 三菱銀行隣、ケーキ屋葦さんのあるビル地下1階。「処方せん」の看板矢印のところを入ってすぐの階段またはエレベーターで降りた所です。

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