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4月29

水晶流し込みとアモルメットコア通しと角圧着がちょっと人気

on 2020年4月29日

皆様今晩は

閉店後の居残り仕事がてらのBGMにと、1970年代中頃の初期イルカのアルバムを聴いていたら、オーバーオール着た穏やかな彼女のイメージと違って、強制もされていないのに進んで同調主義的に全体主義を受け入れる傾向の強いとある島国の国民性を鋭く突いた歌詞のメッセージ性に、先日高畑勲も似たような指摘をしていたなぁと、コロナに起因した見苦しい人間の本質が姿を現す現在の風潮を思い返したりしてるところです。

家にいてゆっくりステレオ装置に向かい合う機会も増えた事でしょうし、皆様も少し古い邦楽でも昭和歌謡でもじっくり良い音で聴き直してみるのも案外悪くない物ですね。私自身には最早すっかりわけわかんなくなってしまった80年代、90年代以降のミュージックシーンと違って、60年代70年代の楽曲には知ってたつもりの音楽にも、今だからこそ分かるメッセージ性と社会性が感じられたりしてね。

閑話休題、今日もお仕事です

 

 

こちら、先日も紹介したオヤイデのOCB-1の仲間に水晶を流し込んでいる所ですが、先日のそれとは別の個体です。即ち、ブログを見て下さったお客様がご自身のを同じように仕上げてくれとの御依頼です。こういうのって本当に嬉しいですね、直接の繋がりはなくともお客様がお客様を呼んで下さった事になるわけです、素直に遣り甲斐を感じる瞬間ですね。

 

 

水晶を流し込んで蓋を閉じたらプラグに取り掛かります。毎度お馴染の捩れて縮れた姿ですが、この先端を後程どうにかします。

 

 

その前に、プラグを外したタイミングで中村製作所のアモルメットコアを通します、今当店では大人気ですね。因みにオヤイデのコチラの線材には内径10mmのNS-221/3,520円税込で対応出来ますが、装着の際には端子基部の被覆処理の伸縮チューブは切って剥いて外さないと通せません。

 

 

アモルメットコアを通して被覆に伸縮チューブを新たにヒートガンを用いて被せ直したら、ケーブル先端を剥き直して当店お馴染のQED AIRLOC応用の角圧着処理を施し接点の接続接触の確実性を確保した後に、再びプラグ外装を被せ直して装着します。

 

 

今回は同じ作業を二つ分行いました、つまりお客様が二つお使いなのですね。被覆やボディを綺麗に拭いてから線材を巻いてお返しです。持ち込まれた時の二倍近い重量になったこちらを、満足頂けると良いなと願いながら送り出します。
尚、OCB-1ですと、当店が販売する屑水晶の1kg/2,600円の2/3程度を使います。

 

 

コチラは違う案件の別のお客様のOCB-1です。写真にある様に3ピン目、アース部分を取り付けました。即ちコチラの製品は、販売時に壁コンセントが標準状態の方の為に2ピンプラグ仕様が選べたのですが、後に皆様の使用環境でオーディオ用グレード壁コンセント等を導入した際に、3ピン対応化に伴ってプラグ側も部品としてアース端子を用意して付け直す事が出来ると言う事ですね。
パーツ自体はオヤイデさんで数百円で購入出来ますので、お持ち込み頂いても構いませんよ、どの道プラグを一旦ケーブルから外してそれ自体もバラシて行う作業ですので、まだ未処理の方はそのついでに角圧着処理も施すのが良いでしょう。
傑作オーディオ用パワータップのオヤイデOCB-1シリーズを新旧問わずにお使いの方は大変多いかと思いますが、この素姓の良いパワータップの可能性を追求するのは結構楽しい物ですよ。是非でんき堂にも一声おかけ下さいね。

参考までに今回の作業工賃の目安です。

①不等粒状屑水晶1kg/2,600円
②OCB-1タイプへの水晶流し込み作業/1,000円
③アモルメットコア10mm径NS-221/3,520円
④コンセントプラグ取り外し、内部二極分剥き直し、角圧着処理、アモルメットコア通し作業、伸縮チューブ掛け直し、プラグ取り付けを全て同時に作業ならば/3,000円、角圧着3極分なら+500円

計10,120円税込、作業時間30分~1時間程度

アース端子追加も端子自体の数百円の部品代は別として、作業費自体は上記と同時に行う場合は+500円で承れます。OCB-1本体のお持ち込み勿論歓迎ですよ、どこの購入品であろうと遠慮なくどうぞ。プラグ変更やコンセント自体の交換等のリクエストも、購入、持ち込み問わずに随時承ります。

 

OCB-1以外でも水晶他処理案件ご相談下さいね→0466-20-5223

 

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4月27

日々のお仕事の紹介及びGW中の営業案内です

on 2020年4月27日

皆さん今晩は。

色々な理由で自宅に籠る機会も増え、音楽を愉しんだりオーディオの細かなセッティングに手を入れて過ごされる方も多い事でしょう。
でんき堂としては自分で出来る事は是非自分で、任せた方が効率が良かったり確実な物は是非我々にお任せをと言ったスタンスで臨んでおります。今日もそんなお仕事の中の幾つかを紹介です。

 

 

はいコチラ、前回も紹介したオヤイデのOCB-1に不均等粒状水晶を装填している所です。当店ではこの水晶を一袋1㎏辺り2,600円で販売しておりますので、御自分でトライするもよし、我々に託すもよしですね。
写真では映りの見栄えを配慮してコンセントが露出していますが、実際の作業においては、プラグ穴に小さな水晶粒が入り込まないようにマスキングテープを施して作業に取り掛かります。

 

 

蓋を閉じてお終い、並行して電源プラグ内の接続接触を当店お得意のQED AIRLOC応用の角圧着処理を施し、プラグを外したついでにケーブル径に適った内径の中村製作所のアモルメットコアを通しました。コチラの線だと内径10mmのNS-221/3,520円税込が丁度のサイズでしたね。勿論プラグが付いたままで通す事は出来ませんので、こういった作業機会に同時に装着するのが良いと思います。
後日、コチラを依頼されたお客様から、処理前と後での、あまりの変わり映えに驚いたとのお電話を頂きました。最早水晶がいいのか角圧着がいいのかアモルメットコアなのかとの事でしたが、私は全部でしょうねとお答えしておきました・・・

 

 

こちらは塩田電線が一時的に商品化していた電源ケーブルのリケーブルです。良い製品でしたが、同ブランドはオーディオ用に特化した製品販売を止めてしまいました、廉価で大変使い勝手の良い製品でしたが・・・
幸いにしてその製品を入手されていたお客様からお預かりしたコチラに、インレット側のプラグをFurutechのFI-11(G)へ交換、及び両端接続部に先も述べた角圧着処理を施し、これまた同じくプラグを外した機会にアモルメットコアを通します。こちらの線も内径10mmのNS-221で通せました。

 

 

今度は再びQEDですね、Revolutionだったかな、ともあれお客様の手元にあった長尺モノをお預かりしてこのケーブルが本来求めるプラグ、即ちAIRLOC処理を行います。ここまでやって初めてQEDケーブルの素姓の良さが体感できると言う物ですよ。今回は特にお客様への提案で多少の追加費用を頂戴しての見栄えも追及仕様としてプラグ全体に渡って伸縮チューブを被せてあります。一手間余計に掛かる作業ですが、そこから得られる完成度と満足度はそれ以上かも知れませんね、個人的に好きな仕上げです。
ケーブルお持ち込みでQED AIRLOC処理は、特別構造的に手間の掛かるケーブルでなければ8箇所のバナナプラグ処理で22,000円で行えます。今回の伸縮チューブを8箇所奢るのも、AIRLOC作業時に同時に依頼頂けるならば+1000円で承れますよ。
作業を済ませて、ケーブル全体の捩れを取りながら被覆も綺麗に拭きあげて丸め直して宅急便でお返しです。そう、こういった深い作業を来店頂くなくても承れるお店ですと、全国のまだ見ぬ皆様方には是非ともアピールしていきたいですね。

先行き不透明な状況が当分続きそうではありますが、当店としては家に籠ってオーディオを愉しむ皆様のお力になれれば幸いです、でんき堂は日々粛々ひっそり営業中です。
尚、GW中の営業も通常通りです。今回は4/29と5/6の両水曜日が旗日となった関係で、普段は水曜定休を頂く当店も休日営業シフト11:00~19:00で開いています。時節柄強く皆様の来店を促す積りはありませんが、御来店に至っては各自の責任と判断でご自由にどうぞ。勿論来店されたお客様にも、電話やメールでご依頼のお客様にも、可能な限りの対応で応じさせて頂きたいと思います。

尚、コロナ騒動以降、以前に増してお客様の問い合わせが増え、それに応じる時間が長くなる傾向にあり、お客様にはなかなか電話が繋がり難い思いをさせる事もあるかとは思いますが、そんな時は短気を起こさず宜しくお願いしますネ!

 

オーディオにまつわる事は→0466-20-5223

 

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4月25

コロナで自粛だ、そうだ、でんき堂でケーブルの端末でも綺麗にして貰おうか・・・

on 2020年4月25日

皆様今晩は

メリケン国の一番偉い人が何を思ったのか

『(殺菌剤を直接)注射すれば、あっという間に(ウィルス)倒せるのではないか』

と提案して物議では済まない騒ぎになってるんだとかないのだとか。
きっとウィルスを宿した母体、要するに人間ごと倒せるでしょうねぇ・・・
しっかしまったくもう、この人大丈夫なのかなぁ、漂白剤や消毒用アルコール直接注射ってあなたそれ、ヤ○ザやマフ○アの酔っ払い運転に見せかけて車ごと海やダム湖に落とす際の手口か、どっかの島国の戦時中の敵捕虜に対する蛮行に匹敵する所業ですわな・・・

誰かの言葉に『無知と貧困は人類の大罪』ってのがありましたが、コロナ騒動以降、なるほど上手い事言いやがるなと、件のニュースや他府県ナンバー狩りなんかのニュースを目にするに、その思いを改めて強くする次第ですね・・・
要するに、特に貧困の二文字が有す意味が、経済的側面だけでは無い所に、より一層のこの言葉の重さを思い知ります。発想の貧困、人間性の貧困、精神の貧困・・・

等と大上段から語彙と経済が貧困な私が偉そうに書いている場合じゃないですね、さてお仕事。尚、今回も電話対応非来店非接触濃厚作業ですよ・・・

 

 

はい、写真はお客様からお預かりした古いQEDのスピーカーケーブルです。毎度お馴染の眺めですね、撚って捩れて縮れての三拍子揃った姿です、世間一般のスピーカーケーブル接続時に起きえる最も標準的な姿です。
今回はこのお預かりしたケーブルをリフレッシュ作業で、お客様お使いの機器類がバナナプラグ非対応型との事でしたので、QED AIRLOC処理応用の当店お得意の角圧着仕上げで作業を進めます。

 

 

端を切り落としてから新しい導線の芯出し、即ち剥き直します。非常に硬い被覆を有すタイプでしたので、ヒートガン併用で丁寧に剥きました。一本の線も切り落とさずに剥けました。因みに切り目を入れただけで力任せに取り掛かると怪我もするし線材も千切れますよ・・・

 

 

はい、専用スリーブを被せこれもまた専用のプレス機で全方位圧着を行います。多芯撚り線構造の導線が筒内で完全にスリーブと一体化する、QEDの造語でしょうが金属融着が行われています。一般的な圧着ペンチでは為し得ない仕上がりですね。

 

 

はい、出来上がり。せっかくなのでそれこそ体内に直接投与は駄目でも表面には有効な消毒系アルコールでもってケーブル全体を拭きとりついでに捩れもとって綺麗に巻き直して届いた時とは丸で見違えた姿へと生まれ変わりお客様の下へお返しです、勿論音楽再現性の進化には相当の期待が持てますね。

ご存知の通りの状況でなかなか外出もままならない事と思われます、この機会を少しでも有意義な物へと昇華させるためにも是非手元のスピーカーケーブルのリフレッシュ作業をしてみましょうね、勿論でんき堂にお任せいただければ喜んで作業に応じます、当然御無理な来店は必要ございません、電話かメールでご一報、相談の後ケーブルを当方までお送り下さいませ・・・

 

ケーブルの捩れは取れても、コロナ騒動で見えた人間の本質から生じた捩れは簡単には戻せませんよ、こりゃ。皆様が心身ともに健やかにお過ごしなられる事を切に願います・・・0466-20-5223

 

 

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4月24

TAD-ME1 期間限定展示のお知らせ

on 2020年4月24日

以前当店にも期間限定展示機として好評頂いた「TAD」の「TAD-ME1」が再び当店の期間限定展示機として入荷致しました

前回はピアノブラックカラーでしたが今回はチタニウムシルバーが店頭に展示されております。

 

 

こんなご時世なのでご来店を促すご提案は出来ませんが、もし気になっていますと言う方いらっしゃればお電話下さいませ。

今だけの特別価格をご用意してお待ちしております。

 

お問い合わせはコチラ→0466-20-5223

 

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4月24

限定作成、ortofon 7.8n-SPK7800を使用したジャンパーケーブル

on 2020年4月24日

 

皆さん今晩は。

見たくもない人間の本性が現れるこのコロナ騒ぎにはもううんざりなので、当分その話題は封印して本題。

10年以上前のその昔ですが、ortofonにortofon 7.8n-SPK7800という、1m辺りで19,000円(税別)もした高価なスピーカーケーブルがありまして、今回そのデッドストックが端切れ状態で発掘されました。中古市場では結構な価格で未だに取引されている様子ですね。私もこの製品が現役当時には度々お客様に納めた記憶があります。
今回の分は残念ながらスピーカー接続に用いるには短すぎた分量でしたので、色々考えてみて、バイワイヤ端子装備のスピーカーの為の高性能ジャンパーケーブルとして再利用する事にしました。
写真にある様に、元の線から一番外側の外皮を取り払い、両端にはQED AIRLOC応用の角圧着仕上げとしてSFメッシュシースを被せ直して、その上にOYAIDEの銀+プラチナメッキ ネジ止め式YラグのSPSL、4個組み7,800円税別を二組、計八箇所分を中古ですが奢ってあります。
型落ちの旧製品の剥きだし直しに中古のプラグですから、新品としてアピールは難しいのですが、そこから得られる性能は大概の同等品より高いと思われます。
価格は4本組みで28,000円税込、ご用意出来るのは一組限り、長さは端子先端から反対の先端までで30センチ、ほぼ全てのバイワイヤタイプを有したスピーカーに適応出来ると思いますよ。
時節柄家に籠ってオーディオを弄る機会も多いかと思われます。もし皆様のオーディオシステムのスピーカーがバイワイヤ対応タイプで尚且つバイワイヤ接続では無く、購入時のままに金属プレートや付属ケーブルでの上下渡し状態でしたら、是非一度お試し頂く価値があると思います。
尚、今回用意した仕様は両端ともYラグなので、接続する本線、即ちアンプからやって来た線にはバナナプラグが備わって居る事が最もスピーカー背面で綺麗な接続が叶うと個人的には感じております。その辺の機微は電話口においても説明出来ますので、ご興味お持ちの方は是非相談下さいませ。
また、コチラに限らずお客様の望むケーブルとプラグの指名と長さに於いてのジャンパーケーブルも普段より作成しておりますので、そちらも併せてご検討くださいませ。例えばメインのスピーカーがZonotoneだとして、ジャンパー線も同じ線で作って欲しい、高域側はFurutechのYラグでで低域側はバナナで、といった具合ですね。

 

でんき堂は引き続き平常営業中、但し、御来店頂かなくてもお客様の求める要望には十分なサービスで対応出来ると考えていますので、電話やメールのお問い合わせも喜んでお待ちしています→0466-20-5223

 

明日以降に、上記と同じ線材での仕上げでプラグレス、即ちQED AIRLOC応用の角圧着仕上げ(3mm角)のみの状態の物をご紹介致しますので、Yラグ以外、或いは望みのブランドのプラグ、御自身の手持ちの物を含めて装着希望の方はそちらをお待ちになってみて下さい。

 

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4月21

非来店非接触でも濃い内容のオーディオ対応を致します

on 2020年4月21日

皆様今晩は、こちらの更新が滞り、心配下さった方が居ればの話ですがごめんなさい、決してさぼったりコロナに倒れた訳ではありません。
必要以上の御来店は皆様には求めず、換気とアルコール消毒と手洗いと日に五回程度の歯磨き(うがい程度じゃ防げません、個人的見解ですが)をしながらも大人しく粛々と仕事をさせて頂いております。
じゃぁどうしてたかと言うと、毎晩日付を跨ぐ時刻位まで作成作業に勤しんでいて、ブログの更新どころではなかったのです。これはこれでお会い出来ない方々への発信源として決して蔑に出来ないのですが、有難い事にここ最近全国から頂戴する作成依頼が私の作業能力限度に近付いておりまして、何も考えないで適当な事や皮肉を書き散らしている様に皆様には感じられるかもしれないコチラにも、それはそれで一応の構成や校正を重ねて臨んでいる故に意外なほどの時間を擁しておりまして、実際お待たせしているお客様への作成作業とブログの更新を天秤にかけた結果、泣く泣く・・・とかどうでもいい相変わらずの長広舌はここまでと致しまして、さてお仕事。

表題にもある通り、全国各地のまだ見ぬお客様よりの非来店非接触型でご依頼頂いたここ数日間のでんき堂的濃厚作業を紹介致します。

 

 

こちらはここ最近人気上昇のKRIPTONのケーブルSC-HR2000、切り売り価格1m当たり税込み15,950円もする高級ケーブルをシングルバイワイヤでQED AIRLOCのMETAL外装バナナで作成です、QED AIRLOCで見栄えも音もとても綺麗に仕上げられました。

 

 

こちらはQEDのXT25と言うケーブルを、なんとシングル→トライワイヤー仕上げで勿論QED AIRLOC処理の姿ですね。尚、切り売り売りっぱなし店舗でそれをお求めの方には申し訳ないのですが、QEDのケーブルは実質AIRLOC処理前提とご理解下さいませ。
因みにトライワイヤーとは、極一部の英国系モニターに見受けられる、スピーカー入力に対して、上中下の各ユニット三帯域分の入力端子を備えたほぼ変態的接続(←褒めてます、個人的に大好きです)を有すスピーカーへ最も適した接続を叶える為の接続手段です。まぁこれに対応したケーブルを販売するメーカーも、ましてやそれをAIRLOCで作成しようなんてお店も皆無なので、事実上当店の占有的得意分野、等と言うとちょっと偉そうかな、すいません。ともかくこのタイプの入力システムをお持ちでまだ接続体験されていない方には是非お勧めです、この接続端子を有したスピーカーはATCやSpendor等で見掛けますね。

 

 

こちらはKIMBERのとにかく剥き作業が大変で有名なケーブル、確か8TCだったと思いますが、正直言ってこのケーブルの個人仕上げでまともな仕上がりを見た例がありません、努力は感じられてもどうにも美しくないと言うか。事実上個人で切り売り買って来て作りきれるタイプでは無いですよと勝手ながら申し上げます。
今回はメーカー組の両端末にバナナプラグが据えられているシングルバイワイヤの完成品だったのですが、新たにQED AIRLOC仕上げに端末をすげ掛けるに当たって一応その仕上げを観察しましたら、プラグ内では親の敵の勢いで盛った半田の海で泳ぐような接線が為されていて、正直あんまり感心できませんでした。
人気があって使われている方も大変多いケーブルなのですが、その実力を引き出し切れている方が少ない事も容易に想像がつく構造です。ケーブルの構造上作業に割く時間が非常に長く、通常のAIRLOC作業費プラスαを頂戴は致しますが、気になる方、興味ある方は是非QED AIRLOC仕上げをご検討くださいませ。
写真にある様に、今回はプラグ装着時に同時にアモルメットコアを先通ししてあります、皆様も作成時にその旨是非御用命くださいませ。

 

 

こちらはすっかり当店ではお馴染のMIL規格線使用の、でんき堂オリジナルケーブルです、二芯平行シールドタイプと同軸タイプの二種ですね。
写真で確認出来る様に、ここ最近は作成時に同時にアモルメットコアを通す依頼も増えました。当店の人気メニューになりつつあります。

 

 

 

コチラはなんとフィッシャー端子、cello等で採用されているアレです。余所様のブログを拝見すると、作業先を探して問い合わせをしたらとんでもない高額な作業費の回答があったとか、滅茶苦茶難しいとかの記述が散見され流石に私も一瞬怯みましたが、まぁでもなんとかお客様に納めても問題ない形に仕上げられました。
大変珍しいプラグではありますが、基本構造自体はXLR端子と同じです、問題はプラグ一個を構成するパーツ点数が多くて小さく、何の説明もないそのプラグをバラバラに納められた袋から取り出して形にするだけでも未経験者にはちょっと無理かなという点ですね。

さて、今晩はここまでと致します、皆様もこの状況下ですがお身体には十分気を使って頂き、思い思いの方法と手段で音楽とオーディオをお楽しみくださいませ、でんき堂として可能な限りの対応で皆様のオーディオ遊びをお手伝いさせて頂ければと思います、おやすみなさい。

 

ご来店は各自の御判断でお気をつけて、お問い合わせ、ご注文は遠慮なく。でんき堂は自粛粛々静かにひっそり営業中→0466-20-5223

 

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4月14

ご来店いただけなくとも最上の御対応を・・・

on 2020年4月14日

皆様今晩は、関東は気温がぐっと下がって冷たい雨が降り続いています、皆さん体調にお変りは御座いませんか?コロナのこの状況じゃ、何言われるかしれたもんじゃありません、うっかり風邪もひけませんよね。くれぐれもお気を付け下さいませ、勿論コロナにも。
さて、先程小腹が空いたので、居残り作業の前に何か食べたいなと雨を衝いて駅前のコンビニに駆け込みましたら、レジカウンターの上から全体に透明のビニールが吊り下がって居て、その下の僅かな隙間から商品やお金を向こう側のスタッフさんとパチンコ屋の景品交換所宜しくやり取りするといった、なかなか世紀末的かつなるほどな光景に、今回の新型ウィルスが社会に及ぼす影響の深刻さを改めて思い知った次第です。

さてお仕事。
今日も引き続き、お客様と直接顔は合わせずして受注から納品まで至った作成作業をご紹介致します。込み入った内容の注文も、お客様当方双方の信頼関係に基づいた話し合いが取り持てれば、結構良い仕事をさせて頂けますよ(←自分で言っちゃダメかな)。

 

 

コチラはお客様ご指名にてZonotone 6NPS-Neo Grandio 5.5HiにオヤイデのP-029/C-029を組んだ姿です。勿論内部の接続部は当店お得意のQED AIRLOC応用の角圧着処理、同質ケーブル及びプラグで組んだとしても、この処理のありなしの差は聴感上歴然とした差が出て来ますよ。

 

 

上の写真が角圧着処理が施された姿です、この姿に仕上げてから電源プラグを取り付けて強固に締め上げます。もうこれからの時代、撚り線に直接螺子締めている場合じゃないですよと個人的には思っています、市販高級完成品でも実にそれが多いのも事実ではありますが。
あとで違うケーブルですが、角圧着処理状態 / 非処理状態の拡大写真を載せますので是非そちらもご覧下さい。

 

 

さて、コチラはなかなか興味深い仕事を頂戴いたしました。関西方面からの御依頼で、勿論お客様とは直接は相対しておりません。電話と詳細なお手紙で希望を伺い、改めて電話で内容の確認を行ってからの作業です。
写真でお分かり頂けるかとは思いますが、片やXLR端子、LUXMANの人気SPケーブルJPS-100を介して一方は細いプラグ、さてはて一体これは何ぞ?と思いますよね。
即ち、40年近く以前のSPターミナルに小さな孔しか開いてなかった

『バナナプラグぅ?知らんがなぁ~』

ってな時代のラクスマン等のAMP機材に、英国RogersのLS5/9のプロ機仕様等でたまに見掛けるXLR端子搭載型スピーカーに高級ケーブルで繋ぎたい!って依頼です。
私も流石にこの組み合わせは、30年近い店頭対応の中で思い返しても、片手の指の数程度ですかね。でも考えてみれば、この組み合わせは実際に起こりえる事であり、案外こういった仕様の作成の頼み先が無くて、しょぼいケーブルで我慢なさっている方も多いかもしれませんので、ちょっと良いケーブルでビンテージ機材繋ぎたいとか、英国系変態スピーカー(←褒めてんですよ、個人的に大好きです)のキャノンオス端子に『ぶっと~い』高級ケーブルを根元まで叩き込みたいなんて時には、是非当店のこういった処理も思い出して下さいませ。

 

 

このプラグ先端径は、直径2mmと大変細く仕上がっています、まず大概の小径端子ビンテージ機材やパッチン手挟み端子に対応出来ると思います。後端ケーブル導入側は、現在市販で見掛ける大概の太系ケーブルを銜え込めますね(逆に細い線材は苦手とします)。
このプラグ自体は4個1組で2,200円で販売できますが、個人処理にはあまり向いてるとは思えません、是非当店へ作業込みでご依頼下さいませ、勿論現在お手元でお使いのケーブルや他店購入のケーブルお持ち込み送り込みで一向に構いませんよ。

 

 

こちらは線材もプラグも全てお持ち込みです、プラグを一旦外してケーブルを剥き直して内部を先程と同じQED AIRLOC応用の角圧着処理にした上で今話題で人気のアモルメットコアも通します。外装も伸縮チューブを被せ直したりして綺麗に整えます。線材部材とも持ち込み前と何も変わりませんが、今回宅急便での送り返しですが、間違いなく持ち込み前とは違った音楽表現性をお客様宅のシステムから再現できると思います、愉しみですね。

 

 

はい、コチラがメーカー完成品も含めて、プラグを外した際によく見掛ける姿です。まぁ撚り線ですからこうなるのは仕方ないと言えばそうなのですが、これ見ちゃうと導体がどうのシールドがどうのと拘った部分も魅力半減性能半減見た目幻滅って感じしませんか?

 

 

こちらが、先の線材を切り落とし新たに剥き直しQED AIRLOC用の内径調整スリーブを被せ専用のプレス機で全方位から相当な力で圧縮した姿です。
一辺が3mmの角柱に生まれ変わっています、その内部断面は完全に撚り線が一つの金属物質へと圧縮と言うか溶着と言うか融合と言うか、ともかく凄い事になっています。
勿論この仕上げが絶対正しいと私は言い切る積りも御座いません。ただ、両方を見比べて頂いて、どちらに皆様の好む高価なプラグを装着した方がより電気抵抗的にも精神衛生的にも音楽再現性的にも気持ちが良い物か、皆様自身に考え、感じ、判断頂いて選択頂ければと思うだけです。
なお、この3mm角柱状態のまま銜え込めるターミナルを有した機材の方には、このまま使って頂いてもその性能は体感出来るかと思います。
因みにQED AIRLOC処理は輸入元に伺う限りでは国内では当店を含め3店が対応、この角圧着処理は恐らく、当店のみの様子ですね・・・

連日連夜毎度毎回作成や細工の話ばかり書いておりますが、勿論当店はオーディオ専門店ですので、来店頂かぬとも各社各ブランドのオーディオ機材を電話等でも普通にご注文頂けお買い求めいただけます、是非通常のオーディオ製品の相談、ご購入も当店まで、来店頂かぬとも電話やメールにてご一報くださいね、少し喋り過ぎかも知れない店主や、最近進捗著しいスタッフが喜んでご対応させて頂きます。

 

なかなか既成品に対応の少ないケーブルの作成依頼も各社オーディオ製品も→0466-20-5223

 

最後にどうせ喋り過ぎついでなので・・・

こんなご時世です、うちの製品欲しければWEB販売は一切禁止、我が社の認めた限られたオーディオ専門店店頭(含む、何故か大型家電量販店の一部)のみで、店員との濃厚接触のみに於いて我が社の製品の価値を十分理解して買うべき、なんてことを平然とのたまって来たブランドが、今後市場と言う変わりゆく価値観、現実、今回の様な事態に対してどう対応し変節し、或いはあくまで一度口にした事は死んでも守り抜くのか、どう出てくるのか、ゆっくりと眺めてみてみましょうね、ゆっくりしてる場合じゃなさそうだけどね・・・

余計な事を書いている中に日を跨いでしまいました、外は大変冷え込んできた様子ですね、流石に私も帰らなければなりません。繰り返しですが皆様お風邪などひかずにお過ごしくださいませ、それではおやすみなさい。

 

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