オーディオ専門店 でんき堂スクェア湘南

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3月10

DENON DL103で楽しむ、二題

on 2020年3月10日

 

皆様今晩は

時節柄当店では、ドアノブ他皆様が触られそうな所を日々アルコール消毒したり、御来店の皆様には両掌を出して頂いて消毒用アルコールスプレーでシュッと一吹きご協力頂いて居るのですが、その消毒用スプレーが、毎日の通勤の途上に覗く幾つかのドラッグストアになかなか入荷しないのですね。
お陰さまで当店に来店頂くお客様も増え、件のウィルス騒ぎが終息宣言続くまではこのサービス続けたいのですが、そろそろ当店のスプレーのボトルの中の液も残量わずか、早く流通が安定するといいですね。

さて、本日はDL103を元としたボディ変更による音質改善の人気メニューを二題ご紹介。既にオーディオ雑誌や衛星ラジオ等で複数回紹介されて来たので大分お馴染になって来てはいますが、今回二通りの仕様を請け負って改めて店頭で試聴するに、改めて良い音してるなと感じたので再度の御紹介です。

 

 

まずはアルミボディ化です。元の樹脂ボディと寸分違わぬサイズで、精度の高い工作が可能な金属加工業者さんに依頼して作成したアルミボディに換装です。今まで数多くを納めて来ましたが、オーディオライター諸氏に納めさせて頂いた分も含めて大変好評を頂いております。
その音は、元の状態と比べると電気系、信号系への加工変更等は一切ないにも拘らず、圧倒的な音楽再現時の押し出しの良さと低域の締り具合が特徴ですね、50年以上の歴史をもつDL103の素姓の良さと、アナログカートリッジにおけるボディの材質が及ぼす影響を改めて思い知らされます。
今回はそこに更に、当店でも大変好評のAETのステンレス製中空ネジを奢りました。ボディを留める螺子の中央に孔が空いて居るのが写真でもお分かり頂けますね。アルミボディ化で得られた力強い再現性に加えて、顕著に感じられる広いレンジ感、高域の解放感はAETの中空ネジを使った際に感じられる特有のものですね。
8.5mm12.5mm各二本ずつで税込13,200円と、ネジとしては高価に感じられるアイテムですが、その金額で得られる効果としては非常に高いもので、それを用いた方がガッカリする事は無いと思います。
更にこれはでんき堂スクェア店頭のみ扱いのサービスですが、8.5mm及び12.5mmのどちらか必要な方の長さの2本をばら売り装着サービス致します。基本取り付け費込みで6,500円、カートリッジ新調時やシェルやリード線交換時等に併せて用命頂くと効果的で取り付け費用的にもお買い得となると思います。
尚。DL103系列は留める部位が比較的嵩がある為、この中空ネジを用いて留められるシェルは種類が限られる事を予めご了承ください。

アルミボディ交換工賃は各種DL103系列を別途ご用意頂いた上で33,000円税込です、併せてシェルへの装着も行います。

 

 

こちらは本州最西端の県のお客様からの御依頼で、ネイキッド化の姿です。以前からコチラにも書いて来ましたが、DL-103のボディを取り払って専用の台座に組み込んで、DL103が持つ性能の極みを狙ったこの仕様は、恐ろしい程の再現力を聴かせると同時に恐ろしい程その扱いが繊細となります。
要するにカバーの無い剥き身の姿は不用意に触ったりすると簡単に壊れてしまうと言う事です。故に基本的にはこの仕様の魅力と同時にその危険性も十分理解頂ける、物の扱いを知った大人の遊びと承知いただける方への店頭での対面販売のみとしているのですが、今までも何度かどうしても当店まで来店頂くには余りに遠方な方に限って、電話口での十分な話し合いを重ねてから特にお出しする事もあります。今回はその例に沿ってお客様との話し合いを済ませて作業開始です。

 

 

写真のこの姿、言われなければこれがDL103で有る事は分からないでしょう。今回お客様よりの指名で組んだFidelixの密着シェルとの相性は、見栄えもその音も抜群に良い物でした。ネイキッド化の作業を終えて、写真の様に音出し再生確認を店頭で必ずするのですが、今までこの作業は何度となく繰り返しこそすれ未だに聴く度に新鮮な驚きを感じる仕様です。

 

 

MCカートリッジの内部には蚕の糸の様な細い線が走っています、触れば切れてしまいます。ボディを剥いたこの仕様は基本的にシェル以外は持てません、形が形だけに残念ながら針カバーもご用意出来ません。また個人でのシェル交換やリード線交換もお勧めしていません。それでも果敢にチャレンジされて残念な結果になった方が何人かおられます・・・

DL103ネイキッド化は歴代DL103各種(除くDL103M)をお持ち込み或いは新規購入頂いた上で18,000円税込となります。先のアルミボディも含めて店頭試聴可能ですので、ご興味おありの方は一度店頭までお問い合わせくださいませ。

 

定番中の定番カートリッジDL103のまだ見ぬ世界の可能性を知りたい→0466-20-5223

 

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3月10

ION vinyle motion custom 取り扱い開始のお知らせ

on 2020年3月10日

トランク型のポータブルレコードプレーヤーをカスタマイズし、手軽なレコードプレーヤーとして話題の「ION vinyle motion custom」の取り扱いを開始致しました。LivingMusic様ホームページはコチラ

 

 

実際に試聴させて頂きましたが、1台で完結する所も良い点ですが、音質もこのサイズでここまで出るのかと驚かされるばかりでした。レコードを持っているけど、どうやって音を愉しんでいいのか分からないと言う方やバッテリー駆動なので、持ち運びでレコードの音を愉しまれたい方にはおすすめです

 

 ION vinyle motion custom メーカー希望価格 28,000円(税別)

 

 

お問い合わせはコチラ→0466-20-5223

 

 

 

y

 

 

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3月07

ortofon SPK-Bronze+QED AIRLOC+アモルメットコアが連続

on 2020年3月7日

皆様今晩は

今日通勤の道すがら、ここに書きたいとびきりの文頭分を思いついて思わず手を打ったですが、夜になったらそれがなんのことだったかすっかり忘れてしまいました、歳はとりたくないものですね、まったく・・・

さて、お仕事。
ご存知の通り、でんき堂では各社多様なスピーカーケーブルを取り扱い販売し、機会があればAIRLOC、AIRLOC、接続接続と喚いているなかなか煩いお店ではありますが、お陰さまでそれを体感されたお客様方からは大変好評を頂いております。
スピーカーケーブルは取り扱い各社ブランドの製品だけで市場での種類が数百は存在し、当店が扱うそれも大変に多く、お客様よりのスピーカーケーブルの持ち込みにも応じる訳ですから、各種ケーブルとQED AIRLOCの当店で行うその組み合わせの種類も数限りない筈なのですが、極短時日にそれぞれ違ったお客様より全く同じブランドの同じケーブルでのAIRLOC処理を依頼を頂戴する事があって面白いなと感じる時があります。
相変わらず人気のZonotoneのケーブル辺りでは、注文が被るのもそう珍しくは無いのですが、今回はあまり余所様の店頭で切り売りされていないけどオレンジ色の被覆が個人的には大好きで当店では良く販売する ortofon SPK-BronzeでのAIRLOC処理依頼が立て続けにありました。しかもここ最近当店でも急速にお出しする機会の増えた中村製作所のアモルメットコアを通した状態でですね。

 

今回面白いのは、一件目の方は既にこのSPK-Bronzeを所有する方からの当店お持ち込みでのQED AIRLOC装着の依頼で、当方からアモルメットコア装着の御提案。4芯を活かしたシングルーバイワイヤ構成での作成で、当ケーブルは線材が二種類に分かれているのでそこを踏まえた組み合わせで作成します。
アモルメットコアは内径6.5mmのNS-145 1,320円税込/個をスピーカー側に通しました。プラグ装着前なら内径が小さいタイプを選べるので価格的にも助かりますよね、これが内径24mmのNS-385になると19,800円税込/個とお値段がはね上がります。まぁ内径6.5mmの物と24mmの物とでは外径も質量が全く違うので仕方はないのですが・・・

 

 

一日置いて二件目の方はアモルメットコア持参で結構な御遠方からご来店され、当店にてSPK-Bronzeを指名買いされた上でのAIRLOC処理の御依頼。
基本構成は同じく4芯構造を活かしたシングルーバイワイヤでの作成ですが、こちらはお客様よりの御要望で、4芯の高域、低域各組のそれぞれにアモルメットコアを通したいと言う事でしたので、それならば6.5mmのNS-145のコチラはこの芯線なら4本通せますが、今回は二本づつ通す形の余裕がある使い方なので、更にコアに一巻き通して効果を倍増狙ってみますかと言う形になりました。写真の右手にケーブルにストレスが掛からない程度の円周でコアを一巻き巻かれた姿が確認できるでしょうか。

作業を終えて改めて眺めてどちらの仕上がりも大変魅力的に思えました。皆様もこんな感じにしてくれって思われましたら是非当店まで一声おかけ下さいね。

ところで、今回用いたケーブル ortofon SPK-Bronze は、同クラス上のライバルである4芯構造の Zonotone 6NSP-Granster 5500αの圧倒的人気に対して、その性能こそ勝るとも劣らぬ筈なのですが、販売数では大きく差が付いてしまっている現状に、担当者とも常々

『どうしてですかねぇ、音もいいし個人的にこの色は好きなのにね』

なんて話したりしてたのですが、この勢いでどんどんライバルに販売数でも迫って行って貰いたい物ですね。そいえばひと時 Zonotone に迫る勢いだった SAEC のケーブル、どうした、最近元気ないぞ、頑張れ!

 

ortofon SPK-BronzeもQED AIRLOC処理も製作時のアモルメットコア通しも→0466-20-5223

 

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3月06

でんき堂 コーヒーカップ入れ替えのご案内

on 2020年3月6日

花粉症に苦しんでいる方もそうでない方も、AT車の暴走事故への無罪判決に憤慨されている方も納得されている方も、その他大勢含めて皆様今晩は。
因みに私は35年は花粉症に苦しみ、MT車こそ最も優れた踏み間違い防止機能だと信じています。

話違いますが、今現在、多くの大型家電カメラ量販店と言われる所では、メーカー、商社の営業さん方の一切の出入りを禁止されているそうですね。
ここ数日お会いした何人かの営業さんが『仕事にならない』とぼやいて居ました。理由は勿論言うまでもなく、巷間喧しい新型ウィルスに起因したものですが、店舗への一日当たりの来訪人数等たかが知れている各メーカー営業さん達の来店を禁じて、何百何千何万人の国内は元より大陸半島世界各国問わずの一般のお客様方の、各種ウィルス疫病その他の罹患の有無を問わずに自由に来店は可能な店舗において、メーカーの営業だけ締めだす事によってどんな新型ウィルスの蔓延対策になるのか、一体それにどんな理由があるのかは、浅学な私には到底及びもつかない彼らなりの高次元での判断があるのでしょうが、先方よりその通知が届かぬまま営業に出掛けて締めだされてしまった営業がいみじくも

『だったら当分店舗営業なんかしなきゃいいじゃん』

と愚痴ていたのが誠に言い得て妙だなと感じた次第ではあります。
故に、得意の超大型家電カメラ量販へ営業に行けなくなった普段から大型量販店偏重姿勢の大手系ブランドの営業の皆さん、こういった時くらいあなた方を出入り禁止にしないオーディオ専門店に対して、少しはましな条件を持って訪問をする良い機会でしょうね。
そう言えば、他都道府県の状況は知ってても一応知りませんと言っておきますが、少なくとも私が大変よく知る神奈川県に於いては、主に大型家電量販店で沢山超高級アンプを販売している国産高級アンプブランドさんもありましたね。少なくとも神奈川県内に於いては、そのブランドさんの取引先はその出禁くれた神奈川県地盤の大型家電量販一社に取引も完全に偏重しているので、この新型ウィルス騒動が治まるまでは如何ともしがたいのかもしれません・・・
普段そちらの製品のでんき堂湘南店店頭に於いての展開や取り扱いが無い当店がそんな事をのたまうのは、彼らからすれば全く持って余計なお世話ではありましょうが。
誤解のない様に言葉を重ねると、私自身はオーディオを愛しているお客様に対して窓口を開いて下さる全てのオーディオブランドが私達の仲間であると信じています。ただ残念な事に、その商習慣だか力関係に於いて、どれだけコチラが恋焦がれて門戸を開こうとも、先方からすれば

『お前なんか仲間じゃねーよっ!』

て突き放される悲しい現実も確かにあると言う事ですね。

尚、でんき堂では現在、毎日各種ドアノブやトイレを含めて貴重なアルコールスプレーをしゅっしゅと吹き掛けてはお客様は勿論の事メーカー、商社さん方どなたでも来店来訪を心より喜んでお待ちしております。正直言うと、こんな時だからこそ普段より尚更皆様の御来店をお待ちしております。
また、何らかの理由で咳が止まらない方以外はマスクの装着もご不要ですよ。
先日乗った妙にすいた電車の車内で、誰かがちょっと咳をしただけで、鬼の形相で振り向き睨みつけている人達を何人も見掛けましたが、嫌な世相ですね、全く。

 

 

閑話休題、本当にどうでもよい話で字面を埋めてしまい皆様のお時間を奪ってしまい申し訳ございません。本日はオーディオの話では無くてですね、写真のコーヒーカップの話です。
当店、でんき堂ではご来店のお客様に、まぁおもてなしって言えば聞こえがいいのですが、要するに大して物も並ばぬ小さな店舗に態々足を運んで下さったお客様へのせめてもの敬意のしるしとして珈琲をお出しして、スタッフとのお客様とのやり取りに於いての一種の潤滑剤としてお出しするのですが、ここ最近有難い事に、ご来店のお客様が増え複数同時での対応が多く、狭いお店故にお出ししたカップが

『あれ、オレどれ飲んでだっけ?』とか

『あ、間違って飲んじゃった』

なんて事態が見受けられるようになって来ました。よって、時節柄であり丁度良いタイミングでもあるので、色違いの器を見つけて来て一斉に入れ替えました、6色揃ってなんだかかわいらしい見た目でしょ。因みに店主は、この中では緑色が好みですね。
これなら取り違えの不幸な望まぬ兄弟化事故も減ると思いますので、皆さん是非安心してコーヒー飲みに来て下さい。
その際何色のカップで出されるかはお楽しみですね。コーヒー飲みながら手前共の接客に納得頂けた上で、飲むだけじゃ気が済まないなってもしちょっとだけでもお感じなられたら、是非遠慮なく何かしら買ってあげて下さいな(笑)

当店のお出しするコーヒーはストレートのみです、苦手な方はごめんなさい。
尚、インスタントでもありません、高い豆でもありませんが。
それから、コーヒー出したからなんか買わなきゃいけないって意味じゃないですよ(笑)
遠慮なくオーディオの相談だけでもご来店下さいませ→0466-20-5223

 

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3月02

Victor Laboratory MC-L1000 に AETの中空ネジとKS-Remasta KS-LW1500EVO.Ⅰを奢る

on 2020年3月2日

 

皆様再び今晩は、この前のブログでは文頭やたらと長い前書きと言うか能書きをたれたので、読む方の気分も察して挨拶も手短に本題です。

写真はVictorが超ヤル気あった1986年に、まぁ要するにバブルの入り口、昭和末期だったんですが、とにかく当時の国産カートリッジとしては異例の力の入れようで登場した今や伝説レベルのVictor Laboratory MC-L1000です。未だに大事に愛用されているマニアや評論家先生も居られると言う名機ですね。
因みに私の所有機は数年前にお亡くなりになりました。ダンパーが力を失った自然死だったので、使い方に起因した自己責任が無い分少しは気が楽なのですが、ortofonならどんなに古くても例えば1978年のMC20であっても、交換価格で同グレード品に乗り換えられるのに、ケンウッドに事実上呑まれた形の今や昔日の体を為さぬ彼らに、この針に関しての救済や何かを臨む事自体が無粋であり不愉快な体験以外の何物でもないのですが、ともあれまだ生きてるコチラを有す方にとってはお宝であり逸品です。
本日の作業はその銘機に、当店で大人気のAETの中空ネジEVO-CSSH/13,200円税込を装着し、リード線にはその道では非常に高い人気を有す、KS-Remastaさんの柄沢さんが丹念に銅線を研いで作るKS-LW1500EVO.Ⅰ/11,000円税込を挿しこみます。
元が元ですから、十分に調整のとれたシステムからは如何にも当時のビクターらしい端正で真摯で清楚な音が溝から引き出せるのですが、今回のネジとリード線の交換によってその性能は一段と増したように聴こえます。
発売以来30年以上経過して未だ、現代の並み居る高級カートリジに交じっても一歩も引かないその音楽再現性能には、成程当時の国産のオーディオブランドは凄かったんだね・・・と、開発業者に破壊され無神経にソーラーパネルなぞ並んだ悲惨な光景の野山を眺める様な気持で感じた次第です。

 

AET中空ネジもKS-Remastaのリード線も→0466-20-5223

なお、でんき堂店頭のみの対応ですが、AETの中空ネジをばら売り装着対応しています。

 

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3月02

先行試作品 / AETリード線作成用治具を用いてMIL規格線使用のリード線を作りました

on 2020年3月2日

皆様今晩は

なんだかよくわかんないどっかの国家元首の独善に近い中継を眺めて、これから国民全体一致団結して妙に春休みの長くなった子供の面倒を見つつ新型ウィルスと戦ってもっと頑張ろう!って心新たに思った人がいる事を心より祈る今日この頃ですね。友人のカメラマンもPA関係者も軒並みイベントが無くなってしまい、個人経営者の立場の彼らにとっては死活問題である現状が、誰かの思考回路や保障の範囲に含まれているのか全く怪しい物ですね。

さて、でんき堂では各種ケーブルの作成をしたり、お客様の要望に応じてオリジナルケーブルを販売したりしています。その中で、アナログカートリッジ用のシェルリード線だけは今まで手を出しておりませんでした。
理由は簡単で、私にそれだけの技術と能力が無いから、じゃなくって、多少はそうかもしれませんが、ともあれ要するに、一見単純な作りで簡単そうなリード線なんですが、これが実際にやった事ある方はおわかりでしょうが、いざ取り組むと実に面倒臭いの何の。
鼻息で飛ぶような細かいチップや線材を適宜用いて半田ゴテ当ててとかが、その細かさと質量の無さ故に実に難しく、正直言ってRCAケーブルこさえる方が、技術的にも消費する時間的にもすり減らす神経にしても、遥かにリード線の作成に比べれば簡単なくらいなのです。メーカー謹製のリード線がその質量の割に高額になりがちなのは、そこに用いる線材の質も勿論ありますが、結局は全行程手作業故の、そこに関わっただけの技術と時間が値段を決めているっていうごく当たり前の事を改めて重い知る次第です。時折それに用いられた部材原価での、自分が理解しうる範疇のみの世界観において製品の値段を高いの安いのをかたりたがる方いますが、自らの手先で何かを作ったりした経験が乏しいのでしょうね・・・

 

 

閑話休題、そんなこんなで今までリード線の作成だけは避けて通って来たのですが、今回ご紹介はこの写真の右下の六角柱状の金属棒です。両端に突起が出ていますね、コチラはAETさんが恐らくこれから市場に発表してくるのでしょうが、これが実に優れモノのアイテムで、最初に黙って見せられた時には一体何だかピンとこなかったのですが、言われて納得、おおそうか。これはリード線を作成する際に極めて有用な治具(ジグ)なのですね。

 

 

両端に出でた突起はリード線チップによく用いられる1.0mmと1.2mmの径を其々に有し、この治具をクランプや万力で固定して、ピンのどちらかに適合するチップを差して線材を半田付けします。
これは本当に便利ですね。一度でもリード線を作成して『キーッ!』ってなった経験の方には大変共感を頂けるのではないでしょうか。流石AET、先日発表されて以来大変好評のセンターに孔を穿ったアナログカートリッジ用ビスと言い、発想や着眼点が違うなとつくづく感心してしまいます。
ただ、思うにこの製品が、一体どれだけの人が必要とするのかは極めて謎ではありますが、私は勿論欲しいですよ。ただでさえ少ない我が国のオーディオ人口に於いて、その中でも少数派の自作派の中にリード線を自分で誂える方ってどのくらいいるのでしょうね・・・

価格の方は追ってご案内出来ると思いますが、限られた用途の購入者を極めて限定した少ない生産数のアイテムになると思います、あまり高価にならない事を願うばかりですね、AETさん何卒宜しくお願い致します。

 

 

さて、でんき堂では早速この優れた治具を用いてリード線の製作を開始致しました。以前からMIL規格線(軍指定規格)でリード線を作ってみたかったのですよ、実は。
RCAやバランスタイプは既に当店でもMIL規格線で作成した複数の種類の製品を沢山製造販売して来ていますので、既にご存知の方も多いかとは思いますが、一番音の取りだし口直近故に効果が大きいリード線に、MIL規格線を用いればかなりの効果が期待出来るだろう事は前々から考えてはいましたが、先に挙げた様な理由から今まで見送り状態でした。
今回このAETの治具を用いる事で漸く製品レベルとしてお客様よりお代を頂戴して問題ないレベルの出来栄えが確保できるようになりましたので早速作成してみました。その上で店頭では試聴時標準のお馴染DENON DL103に付けて試聴してみた所、オイオイオイ、スゲェなおい。
と言う事で販売決定です。但し、線材の性格上取り付けに技術が必要ですので、お客様に現在ご使用のカートリッジを持ち込み頂くかカートリッジ購入時の同時装着に限らさせて頂き、リード線単体での販売は当面致しません。

 


で
んき堂オリジナル MIL規格線使用リード線4本一組、ご使用のアナログカートリッジシェルへの装着費用込み  27,800円税込

尚、製作に用いる半田もMIL規格品です。現状チップはオヤイデ電気販売の標準グレード品を用いますが、追加料金で他社製のチップも指名頂けます、御用命の際にその旨申しつけ下さいませ。

このお値段が高いかどうかの判断は、その経験が左右するかもしれませんが、私の技量に於いてはこの治具を用いた上でもRCAケーブルの作成より技術と時間を要しました。因みに音だけでその価値を判断頂けるなら、大概のリード線と比較頂いてもなんら問題なく喜んで頂けると思いますよ・・・

AETのリード線作成用治具の御予約、MIL規格線使用リード線の御用命は→0466-20-5223

 

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2月29

でんき堂LUXMAN強化週間

on 2020年2月29日

本日2月29日より3月7日までの1週間、でんき堂LUXMAN強化週間と致しまして人気のプリメインアンプ「L-509X」と「L-507uXⅡ」話題のMQA対応CDプレーヤー「D-03X」を期間限定で展示致しております。

 

 

早速多くのお客様にご来店頂いております

 

上記機種以外でも、現在当店で展示させて頂いておりますプリアンプ「c-700u」とパワーアンプ「M-700u」やレコードプレーヤー「PD-171AL」更にSA/CDプレーヤー「D-06u」も試聴可能です。こちらは現在展示特価価格にてご提案中ですので、気になる方は是非当店まで足をお運びくださいませ。

 

 

一気にLUXMANを試聴してみたい!→0466-20-5223

 

 

 

 

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