オーディオ専門店 でんき堂スクェア湘南

  • ホーム
  • イベント情報
  • ★中古/特価品★
  • アンプ
  • スピーカー
  • プレイヤー
  • コンパクトコンポーネント
  • アナログ関連
  • PCオーディオ関連
  • アクセサリー関連
  • ヘッドホン関連
  • セッティング関連
  • でんき堂スクェアによる製品レポート
  • お問い合わせ
  • 通信販売
  • サイトマップ
    • 本店サイトはこちら
  • プライバシーポリシー
Facebook RSS

analog誌82号で紹介された でんき堂オリジナルケーブルインシュレーター

でんき堂オリジナル電源ケーブル メガネプラグ及びコットン巻追加

AIRLOC端末処理価格表

AIRLOCはスゴイ!

QED AIRLOC MINI

オリジナル アース線 Blue Ground Wire販売

オリジナルRCA販売再開!

オリジナルMIL規格RCAケーブル

造りの良いアルミシェル登場

ケーブルインシュレーター

FR64/64S用インサイドフォースキャンセラー再生産

オルトフォンアーム用アルミスペーサー販売

SPUネイキッドアダプター

AUDIA(オーディア)取り扱いのご案内

NORDOST / 2FLAT SpeakerCable

株式会社キットヒットはこちら

Ninonyno2在庫リスト

当店はACOUSTIC REVIVE正規特約店です

ハーモニックス製品はこちら

サウンドクリアナノ販売開始

5月19

古いアンプを磨き上げる

on 2018年5月19日

 

写真はオンキョーが21年前に発売したプリメインアンプで、A-927と言う、同社の資本が変わる頃のほぼ最後の系譜にあたる製品です。
この頃には既に長きに亘って繰り広げられてきたサンスイ607シリーズとの激戦も、企業としてのサンスイが力尽きかけほぼ終息期を迎え、それまでこのクラスに於いては5番手6番手、或いはそれ以下だったDENONが、何しろ他にもソニー、パイオニア、ビクター、テクニクス、ケンウッド、ヤマハ等がこのクラスにひしめいていたので、CDプレーヤーでは人気が高くもこのクラスのプリメインアンプでは、決して目立つ存在では無かったデンオンが、サンスイを潰せとばかりに暴力的迄に物量を投入したPMA2000でもって殴り込みを掛け、一気に10万円近辺のプリメインアンプの勢力図を大きく塗り替えたのと同時に、多くのブランドがこのクラスから撤退撤収した時期でもありました。
ベストバイの様な誌面上では常に1位2位を分け合って居たサンスイとオンキョーのこのクラスでしたが、サンスイがNRAシリーズで痛恨のミス(良いアンプでしたが店頭評価を今までの様には得にくい仕様と音でしたね、要するに繊細でした)をやらかし、常にサンスイを横目に見たアンプを(音的にはなんの関係も無かったですが)市場に投入してきたオンキョーも、ライバルの退潮と共に新勢力として台頭したPMA2000に徐々に市場から駆逐され始めました。
要するに新人が台頭し主役が入れ替わった時期に、かつての主役が脇役としてまだ僅かばかりの存在感を放って居た様な時期にあたるモデルがこのA-927です。非常に手間とお金の掛かった、バブル崩壊後のオーディオ製品としてはこの辺りが最後の贅沢だったなと思わせる作りの良さは、今回お客様の依頼を受けての全体クリーンアップ作業に於いても、補助的役割を果たす細やかなノブ類、パーツ等にも一つ一つ丁寧な筋掘りが施されていたりしているのを手にするに、現在の相当な高級機でもココまでは奢ってないなと思える造りの良さを感じます。
そんなアンプも早20年以上が経過し、お客様方の手元に壊れずに残っていてもそれ相応にヤレて来ています。機械的な故障は無さそうですが、同じクラスを現在の市場で求めようにももう流石に10万円では無理でしょう。そこでこの時期の製品でまだ壊れずに音が出せている方は、ココで一度徹底して磨きを入れる事をお勧め致します。
今回お店では錆びクモリ状態の各端子を徹底して磨いて、キャビネットも開けて内部に積層された長年の埃を吹き飛ばしフロントパネルもボディも磨きだしました。電気的補修や加工は今回しておりませんが、多少出ていたボリュームとセレクターのガリは徹底して活性化してほぼ消えました。傷を除けば購入した頃の輝きを取り戻しています。不思議ですが磨き上げたオーディオ機材は良い音がする物です。
音出し確認ついでに、本日入荷したばかりのラックス監修の音楽の友社発行ムック付録の真空管バッファーアンプを早速組み立てて、この時期のアンプには当然の様に付いていたTAPE入出力端子を介して接続し、スマートフォンで受信するデジタル音源を試聴です。
2世代前のアンプを綺麗にして、もっと前の技術の真空管で最新のデジタル機材の音を聴きやすく整えて愉しむ、ちょっと面白くはありませんか?今回の様な修理を伴わない作業は凡そ6,000円くらいから状況に応じてお受け出来ますので、皆様も一度手元の古くなった機材見直して、ご自身で丁寧に磨き上げるか、私達の様な存在に相談してみて下さい。
何となく古ぼけて見えた機材も、この頃の製品はともかく素性が良いだけにこうして磨き上げると、現代の製品群から滲み出る、どこかコスト管理や効率と言った企業の建前が見え隠れする製品にはない豪勢さが再び輝きを見せて来て、改めて聞くその音と併せて、再び機材への愛着もオーデイオや音楽への情熱も湧くのかも知れませんね。並行してこういった機会に、スピーカーケーブルの端末加工等接続面へにも手を入れて設置状況も見直し、機材は変わらずとも以前より良い音を出して見ましょう。個人的には往年の機械式カメラやキャブ車に手を入れて往時の輝きを取り戻すのを体感するのが大好きです、オーディオもまた然り。

 

オーディオ製品再整備のご相談は→0466-20-5223

 

共有:

  • Pocket
  • その他
  • Tweet
5月18

カートリッジ用振動抑制シート AET VFE-1016Sと1016H、取り付けます

on 2018年5月18日

 

今日は終日アナログカートリッジの取り付けでした。でんき堂スクェアは水曜定休を頂く関係で、休み明けの木曜は出荷や問い合わせなどが重なりがちで何かとバタバタなのですが、今日はそんな中で普段より多めに幾つもフォノカートリッジをシェルに組んだりリード線着け替えたりしていて、普段ならその作業経過を撮影してコチラにアップするのですが、慌ただしくてお客さん目の前でお待たせしてる事もあって写真撮影も満足に出来ませんでした。
記録は残せませんでしたが、今日の作業で幾つかお薦めして店頭試聴の結果が大変好ましかったアクセサリーを一点紹介です。
AETが暫く前に発表していたVFE-1016S及びHがそれで、カートリジとシェルに手挟む小さなシートとシェルとアーム間に手挟む小さなリングのセットで、HとSは材質的硬軟の違いですね、簡単に言ってしまえば。
カートリジの背面とシェルリングの主にゴムリングの音質に及ぼす影響は熱心なアナログファンには古から周知でしょうが、今回の製品はその両方が同じ材質で揃えられている点で、セットで組むとコレが実に分かり易い効果を聴かせてくれます。
H、S共に1,296円税込みと、この手のアクセサリーとしては手が出し易い価格に納まっているのが魅力で、かつそれでいて効果は相当な物ですね。ただ、既にシェルに組み上がった状態のカートリッジの場合は装着の為には一度ボルトを回してシェルから針をばらさなければ、既存のゴムを抜いて挿しかえれば済むリングはともかくとして、背面のシートは装着出来ないのです。
当然ながら繊細で精密な手順を要求される部位なので、こういった作業に当然不安を抱く方もおられるでしょうから、でんき堂スクェアとしては積極的な装着作業の店頭依頼をお薦め致します。どうぞ手持ちのカートリッジ/シェルを安全な状態にご持参なさるか確実な梱包で送りつけ下さり、AET-VFE1016S或いはH装着希望と申しつけ下さい、余程特殊な組上げで無い限りは商品代金と工賃1,000円にて作業承ります。
作業自体は最終の音出し確認まで入れて15~20分程度です。その際に合わせて希望の位置に針先位置の変更もお受けしますし、せっかくならリード線の交換も致しましょう。一番小さな信号を扱う故に、それ以降のケーブル類を交換する以上にリード線の持つ影響力の大きさは漸く認知されてきましたね。
また、同じ工賃で他社の似た目的の製品も装着お受けします。来店されずに店頭送付の方は返送時の送料の負担を併せてお願い致しますね。勿論、新規でカートリッジ購入でシェルやリード線組む際のコチラの同時の装着ご希望なら工賃戴かずに承ります。
本日はご持参の高級カートリッジへのリード線交換の際に、せっかくだからついでに付けましょうと言う方と、新規に針シェルリード線購入で店頭で組んだ方へお薦めしてもう一組、このVFE-1016を装着してお渡し致しました。その際、でんき堂スクェアでは、組んだ針のチェックをする為に一度は盤におろして音出し確認をするのですが、問題無い事を確認して改めてこのVFE-1016を装着して同じ箇所を同じ音の大きさでお客さんと並んで試聴して、

「へぇ~」

とその前の状態との変わり映えに声を出してしまいました。
ここではあまり音質傾向やイイとか悪いとか言う積りは無いのですが、非常に細かい振動の部分に働いているのでしょうね、明瞭さや高域への解像力の向上、低域の押出し感は店頭で普段用いている小型ブックシェルフでも十分感じて頂けますよ。
尚、SとHの違い(触った際の柔らかさは間違いなく違います)を声高に主張する気は無いのですが、その辺の選択は感覚的で構わないと思っています、装着依頼の際に二言三言の会話や好みを頂ければ、その場の感覚的な部分を優先してお客様に見合った方をお勧めしていこうと考えています。

ともあれコチラに限らずアナログは細かい努力と作業の積み重ね以外に良い音は得られませんので、こういったささやかなアクセサリー一つであっても、でんき堂スクェアは真摯に向き合っていきますので、お客様は愉しみながらお付き合いくださいませ。

 

ご購入、装着依頼はコチラ→0466-20-5223

 

共有:

  • Pocket
  • その他
  • Tweet
5月15

Falcon Acoustics LS3/5a 試聴出来ますよ

on 2018年5月15日

 

BBCの監修の元に何十年も前から造られて来た、小型スピーカーの代表的存在として古くからその名を知られているLS3/5a
日本では特にRogersが有名ですが、このスピーカーの成り立ちはBBC(英国放送協会)の定めた基準を満たした、彼らのお墨付きを頂戴したモノが名乗れる型番、故にBBCモニターなので、その他にもchartwell、Goodmans、Harbeth、Spendor、その他激レア品も含め数社等のBBCに出自の経緯を有す関係各社がKEF製のユニットを用いて、BBCの求める基準を満たしつつネットワークに僅かな差を持たせながら各社から送り出されました。
面白い事にその列に最後に加わったのがオリジナルが登場して二十年後の1990年代中頃、これら各社のLS3/5aのスピーカーユニット供給元だったKEFですね。そうして1999年頃だったか、そのKEF製ユニット自体の供給が終わり、オリジナルLS3/5aの時代は一旦終了します。
しかし何分人気のモデルで小型スピーカーのお手本的存在、世界中のスピーカー製作者達に小型モニターの有りようとして大きな影響を与えて来ました。まぁ小型スピーカーを大きなスピーカーを置けない環境の人がやむを得ず使う卑しい存在としてしか捉えられていない日本の家電系メーカーなぞには、そのサイズ以外は何にも理解出来ていなかった様子ですが、ともかく人気が高いモデルなので、発展的な解釈や模倣されたモデルが製造終了後にも多数出て来ます。
そのうちに手に入らないKEFユニットと限りなく特性を揃えた新規に誂えた新生ユニットを、そっくりそのまま同じサイズのボディに入れて、BBCから限りなくオリジナルLS3/5aと同じであるとの言質を頂戴して発売された STIRLING BROADCAST LS3/5a V2が登場し、これが出来も音も良く、LS3/5aの直系としての真打かなと思ってた所に、今回登場したのがFalcon Acousticsなるブランドから登場したLS3/5aを名乗るコチラ。
最大の売りは、もう世の中には無い筈のKEF製ユニット、B110及びT27を元KEFのエンジニアの手で忠実に再現、コピーし、ネットワークもオリジナルLS3/5aと同じにしてインピーダンスも15Ω仕様と徹底して来た所です。 STIRLING BROADCAST  LS3/5aV2が、多少現代的な手直しが入っているとすると、こちらの方は限りなくオリジナルの再生産と言った所ですかね。

そうですね、無理矢理何かに例えると、そう、50年以上に渡って作り続けられて来た007映画の、どれを好むかどの俳優を好むかは、初めて接したのがどれかや、原作から入った方、世代や嗜好などで大きく違う様に、皆様それぞれお好きな007俳優が居る程度に色んなLS3/5aタイプ、風、シリーズを愉しめばいいと個人的には感じていますが、LS3/5aオリジンはBBC経由のchartwell / Rogers(←だいたいのところね)である様に、007映画としてのスタートを切ったのは間違いなくショーン・コネリーであり、そこで作り上げられたイメージが以降007映画の大きな指針になっていったのは間違いありません。
その上で一つだけ言えるのは、今現在、現時点でお金を払って新品が買えるもっともオリジナルに近いLS3/5aは間違いなくFalcon Acoustics LS3/5aと言う事になります。つまりあくまでも私の勝手な解釈ですが、STIRLING BROADCASTのLS3/5aV2がダニエル・クレイグの最新作007だとしたら、Falcon Acoustics LS3/5aはショーン・コネリーのクローンを(80を越してまだご健在ですが、流石にもう彼をもう一度引っ張り出して来て、飛んだり跳ねたり女を抱かせたりは求めないでしょ?ネバーセイ・ネバーアゲインの時点で十分きつかったんだから、更にそれでさえ正式な007シリーズでは無いし・・・)現代の科学力でもって作ってもう一度撮影し直したオリジナル版と言う事にでもなりましょうかね・・・
ただ、迂闊にそんな比喩を持ちだすと、じゃぁロジャームーアはどのモデルに相当するんだ?一発屋のジョージ・レイゼンビーはどれ?ダイアナ妃が原作に最もイメージが近いと好んだティモシー・ダルトンの立場は?駄目になりかけたシリーズをコネリーのスマートさとムーアの洒脱さを兼ね備えて盛り返したピアース・ブロスナンは?と非常に話がややこしくなるし、どれがどれと言えと言えば個人的には言えますが、絶対にそれぞれの皆様の立場で納得出来なかったり角が立つブランドが出てくるのでここではやめときます。
個人的には同時期に同時代目線で007を徹底してパロった、デイビット・二―ヴン(←80日間世界一周でお馴染み)とピーター・セラーズ(←勿論ピンク・パンサーですね)がドタバタの限りを繰り広げた「カジノ・ロワイヤル」が大好きだなんて言い出すと、生粋の007ファンからは怒られそうだし、これはスピーカーで言うとあのモデルにあたると言い出すと、メーカーからも総スカン喰うので何書いてんだか自分でもわかんなくなったまま今日はお終い。

ともあれオーディオのセッティングの重要性を思い知るに十分な素姓を有したLS3/5a、有名な割には店頭でロクな音で鳴ってるの聴いた例が滅多にないLS3/5aですが、多少は

「成る程コレがLS3/5a、BBCモニターって奴ですかぁ」

と言って頂ける程度には、現在でんき堂スクェア店頭で鳴らせていますので、興味ある方は一度遊びに来て下さいな。

 

 

尚、TIGLONから用意されたLS3/5a各社同サイズ系列、シリーズ対応専用スタンドMGT-3/5aも用意しております。既存LS3/5aをお持ちで、かつ再生で今一つ上手くいかない物を感じている方もどうぞ、ご相談に応じますよ。

 

LS3/5aのご購入、相談はコチラ→0466-20-5223

 

共有:

  • Pocket
  • その他
  • Tweet
5月14

数量限り色追加、PHONOPHILE / 栃木レザー仕様のケーブルクリップ

on 2018年5月14日

 

以前紹介させて頂きましたPHONOPHILE / フォノファイルさんの栃木レザー仕様のケーブルクリップが結構な人気でして、写真の様に黒が基本だったのですが、T社長にお願いして文字通り色々作って貰いました。皆さんカラフルにお洒落に色々束ねて纏めてみて下さいね。

 

好みの色三本よりどりみどりで800円税込みです。但し、色に関しては常に在庫限り、ある時限りですので、望みの色が必ず揃っているとは限りませんので悪しからず。スナップボタンにも実は色違いがあったりして・・・

下にケーブル巻いた姿でえらい面倒掛けて各色撮影してみましたが、背景や光源、モニター側の問題もあって色身は参考程度にどうぞ・・・

 

ネイビー、他にブルーもありますが画面上では差が出ませんでしたので・・・

 

オレンジ

 

レッド

 

ワイン

 

ナチュラル

 

イエロー、ちょっと写真では伝わり難いかな

 

グリーン、まぁ深緑ですね

 

レッドブラウン

 

キャメル

 

マルーン

 

PHONOPHILE / 栃木レザー仕様のケーブルクリップ、よりどりみどり3個で800円税込み

販売はコチラまで→0466–20–5223

 

共有:

  • Pocket
  • その他
  • Tweet
5月14

完売御礼 → 5/9(土)発売、音楽の友社 MOOK 「快音!真空管サウンドに癒される」特別付録:ラックスマン製真空管ハーモナイザー・キット

on 2018年5月14日

 

もう本とは言い難い状況の内容のムック本ですね、コレは(笑)
ともあれこのシリーズは毎回大人気の品切れ必須というか、既に各予約サイトで5/19㈯の発売を前にして売り切れ予約打ち切り状況が続出の様子です。
でんき堂スクェアは、あの手この手でと言うと語弊があるので、キチンとした物をキチンとしたルートで少々多めに抑えましたので、必要な方は今の内に声を掛けて下さいねとココに書かさせて頂きます。
毎度繰り返しますが、必ずコレは売り切れます。企画モノで増刷も無し、発行部数も固く禁じられてるので口外出来ませんが、とにかく早目に無くなる数です。
毎度毎度コレだけ書いても店頭で勧めても、当方としては親切心で今の内ですよと言ってる積りなのですが、ふ~んってな感じで考えとくとか言って、随分経って必ずとっくに無くなってからあの時のアレまだ手に入らないか?と言ってくる方おられますが、数に限りがある物の購入と親への孝行は今の内にして下さいませ。

 

誠に申し訳御座いません、発売日同時に完売となりました・・・

税込み14,040円、ご購入はこちらまで→0466-20-5223

 

共有:

  • Pocket
  • その他
  • Tweet
5月12

今日のお仕事他でんき堂スクェア取り扱い内容色々

on 2018年5月12日

何だか細かい話とか文句ばっかりしてる様に感じられるかもしれないでんき堂スクェアですが、当店れっきとしたオーディオ専門店です。スピーカーだってアンプだって何だってオーディオ製品は購入頂けます。本日は如何にもオーディオ店らしく、早起きしてスピーカー車に積んで当店から80km位のお客様宅へ配達と設置に伺ってまいりました。皆様もオーディオ製品購入の際には是非当店もその検討の俎上に並べて下さいませ。さて、そんなこと書いてやっぱり本題はいつもの細かい話、細かいけど結構大事な部分ですね。

 

オリジナルアース線 BlueGroundWire/1.25m  1,250円税込み、片側鰐口クリップ仕様 1,580円税込み

 

まず、アース線です。でんき堂スクェアオリジナルと言うと大仰ですが、とにかくお陰様で結構な数出させて頂いています。この度発売された音元出版の季刊オーディオアクセサリー特別増刊の「オーディオ 使いこなし&クオリティアップ大全」において、こちら、Blue Ground Wire 1.25mを炭山アキラさんが好意的に書いて下さいましたので、再アピールさせて頂きますね。値段も抑えてありますので皆さんお気軽にどうぞ。今年はアース線が盛り上がりそうですね、音質向上を狙った上級グレードも用意してありますので、そちら↓も併せてどうぞ。

 

でんき堂スクェアオリジナルアース線 『Plain Stitch Ground Wire / 1.54m』4,500円税込み

 

それから同雑誌内で紹介されているKRYNAのカートリッジ用リード線Shlca1ですが、当店ではこのリード線の発売記念で当分購入時のお客様カートリッジへの装着作業をサービス致しますので、遠慮無くカートリッジシェルごと持ち込まれて取付お命じ下さいませ、尚、作業等店頭状況如何では多少お待ち頂く場合も御座います。遠方の方はご一報下さい、当店までへのお客様のカートリッジの確実な梱包と送料のご負担はお願いしますが、コチラのリード線ご購入に関しては取付工賃をサービス致します。

 

 

KRYNA Shelca1 10,800円税込み、店頭持ち込みカートリッジ取付サービス中、遠方の方応相談

 

引き続き好評なのがQEDのAIRLOC処理ですね、写真はお客様お持ち込みのZonotone 6NSP-Granster 5500αをバイワイヤ仕様にバナナとYラグ計16箇所で仕上げた際の物です。納入後日来店されたお客様からは、分解力や解像力、鮮度、ステージ再現性の向上を、端末処理以前に比してとても良くなったのお言葉頂戴しております。尚、受付状況次第ではお預りして後日お渡しになる場合も御座います。

 

QED AIRLOC処理、ABSバナナ8箇所で17,200円~

 

MIL規格線使用のこちらも一定の人気を得ています、惜しむらくは入手出来る線材に限りがある点ですね、いずれは枯渇するかとんでもない値上げか・・・、ともあれ興味お持ちの方はお早めに。写真の様に、一般的なRCAタイプに加えてXLR仕様、Phono5pin仕様、ここ写って居ませんがステレオミニプラグ仕様等も好評ですよ。

 

でんき堂オリジナル MIL規格線使用オーディオケーブル、長さ0.3mから10m程度まで各種作製可能、RCAタイプ1.0mペア7,410円税込み、XLR仕様1.0mペア9,410円税込みなど他

 

勿論オーディオ全般何でも応じます、量販店が相手にしてくれなさそうな事も含めてなんなりとお問い合わせ下さいませ→0466-20-5223

 

本店通販サイトはコチラ→http://www.a-sq.net/

 

共有:

  • Pocket
  • その他
  • Tweet
5月11

細かいけど少しは役に立つかもしれない話

on 2018年5月11日

今日の話は細かいです、細かいですけど些細な問題でもないので興味ある方だけどうぞ。
また、文章中に出てくる製品は決して特定のモデルを名指ししたい訳では無く、今の日本の企業の物造りへの姿勢の気分全体に対しての私見に過ぎないので、特定の企業を指摘しての事ではないとだけご理解くださいませ。

 

 

さて本題、上の写真を御覧下さい、比較的使用頻度が高いユニバーサルアーム用のシェルの側面拡大顕微鏡写真です。中央突起部が別パーツの手掛け部分で、下面にカートリッジが装着されます。
お気づきかと思いますが、手掛けパーツが僅かにズレて装着されているので段差が生じています。1mm無いでしょうが、このままここにカートリッジを組めば間違いなく左右前後方向に傾くか歪むかして装着されます。これは目に見えない様な細い溝に針先を沿わせて感度の良いアームを介して正確なトレースを要求されるアナログ再生に於いては大分問題になってきます。
この製品自体はもう相当長い期間に亘って作り続けられて来ている製品ですが、ここ数年とくにココの部分への配慮が欠けた組み上げを目にする様になりました。勿論部品の組上げは所詮は手作業の部分なので本来完璧など有ろう筈もなく、螺子で組まれている以上はユーザー側も調整で応じるべきなのかもしれませんが、ではこれから初めて自分でシェルに針を組むつもりの皆さん、ここまで気にしたこと御座いますか?既に組んだ皆さん、ココ気にした事ありますか?カートリッジのブランドやグレードやリード線の良し悪し気にしたり拘るのも大事ですが、オーバーハングを含めてここはそれ以前の問題の箇所でしょうね。
でんき堂スクェアはお客様への要望でシェルへのカートリッジ装着やリード線入れ替えを、購入、持ち込み問わずに日々行っていますが、このシェル自体は大変使い易いので良く利用しますが、ここ最近は一旦ここ緩めてから針を据えて平行面確認してから再び締め上げる機会が大変増えました。先日メーカーにいい加減にしなさいよと指摘は出しておいたので改善される事を期待していますが、そもそも指摘される以前の部分では有りますね。
聞けば今やシェルへのカートリッジの店頭装着を行う店舗は極めて少ないそうです。相当数が取り付けは出来ない、失礼、敢えてしないお店から出回っていると推測されるので、ご自分で取り付けた皆さん、ここ確認した記憶が無ければ一度手元のシェル疑ってみて頂いても良いかもですね。
また、このシェルでは無いですが、リードピン頸の部分が別体パーツでイモ螺子留めタイプの製品も結構あります、こちらもまぁ、これこそ本来はユーザーサイドに委ねるべき内容かもしれませんが、何も気にせず購入したまま取り付けている方が多いので、一度その正面から眺めた傾ぎ具合は疑ってみて下さい、VTA及び接続そのものに大きく関係するポイントです。勿論同時にオーバーハングの調整も済ませましょうね。

 

 

↑ オーバーハングの調整に便利なEPアダプター兼用ゲージ及び、アーム高さとVTA確認に便利なアーム調整ゲージ、共にPHONOPHIL製品

 

 

 

お次は、先程とは違うシェルで比較的最近出たモデルです。
一応先程のモデルとブランドは同じ所の製品ですが、この製品から生産自体は2000年以降のこの国らしく、主に亜細亜と呼ばれる大陸、半島、島国を含んだ圏内の日本以外の生産に変わっています。因みに先のモデルは価格を上げながらも日本製のままです。
で、こちら、手掛けは一体成型化されていて、先に指摘したその面での心配は無くなりましたが、それ以外があまりに酷い。
初期ロットはアームガイドピン(写真には写って居ない部分、端子頸部上面にある突起ピン部)が不必要に長く、ある有名な国産現行プレーヤーとペアで用いられているシェルと同じ企業が同じ部品で作って居る故に、そのプレーヤーと組んだ際には不具合無く納まりましたが、それ以外のアームに組もうとするとピンが長い故に当たって思うように挿入出来ないか、少々力技に出ようものなら相手がSMEの様な柔らかい素材を使うアームだった場合等、空恐ろしい結果を招きかねない状況でした。今までにこのシェルで、でんき堂スクェアでカートリッジを組んだ分はココを全て適正範囲に鑢掛けて調整してあるので問題無いのですが、本来ユニバーサルアーム用シェルがアームを選んじゃいかんですね、その自重に於いて以外は。
ここも2nd或いは3rdロットから改善された様子で最近は少なくとも当店ではヤバいの見掛けなくなりましたが、モデルチェンジをした訳では無いので、流通在庫に於いてはそれの生産が古くても新しくても関係無いので、やはり注意が必要でしょう。
更に、このシェルはどうにも問題が多いのですが、写真に写っている4ピンその物が極めて留めが甘く、そのまま使っている限りは気が付かないでしょうが、気を利かしてリード線交換に及ぼうものならニュルニュルとピンが押し出されるは引き戻されるは動くのなんの、場合によってはリード線抜く積りがピンごと抜けます。そもそもこのシェル、ピン端子を成形樹脂部内で固定する概念が製造段階から無い様子で、今までに百種類以上、数にして延べ数千個のシェルをカートリッジ取り付けで触って来ましたが、ここまで緩いのは私の経験ではコレだけです。
更に、写真でも分かる筈ですが、恐ろしく分厚いゴムリング。ここの優劣は古くから喧々諤々の箇所で、つまり有り無し両派及びゴム以外の高性能パーツへの換装推奨派の三派に主に分かれるのですが、私自身はどの意見もまぁそうだろうねと思って聞く程度で、個人的にはケースバイケースで付けたり外したり換装したりしていますが、このシェルに限ってはこの分厚いゴムリングはあまり感心しませんね。選択したアームによってはピン自体がアームに届かないか極めて不安定な接触状態に陥る可能性が高いですよ。製品と直接関係無いですが、納まっている紙箱の作りの悪さときたら、形だけは日本製と同じですが・・・

と、グダグダと問題指摘していますが、じゃぁ私がこの製品否定してるのかと言えばそうではないのです。要するに使い方と理解度の問題なのです。確かにメーカーに直して貰いたい部分も多々ありますが、ユーザー側が問題点把握して望めば致命的な部分でもありません、逆に望み通り精度も仕上げも完璧なシェルが出て来てウン万円じゃ皆が皆気軽に買える物でも無くなってしまうのです。つまりですね、言われなくともわかっとるワイと言うベテランが使えば別に問題もないのであって、そうではない方は、専門コーナーこさえてこのシェルも当然大量に、その他高価なアナログ製品販売している大手家電カメラ量販のエキスパートな方々に相談するかお願いしてみて、何故だか話が通じなかったり販売するけどつけませーん!みたいな対応されたら近所の専門店か、でんき堂スクェアまでどうぞ。
最近針やカートリッジを専門コーナーを有す大手大型量販で購入して、その足で当店にそれら持参で装着依頼に来られるお客様方大変に増えられましたが、でんき堂スクェアは持ち込み依頼も勿論歓迎致しますよ。メーカーもユーザーも勿論人間ですから、当然間違いも失敗もする訳で、私自身も普段はミスだらけの人間なので、たまたまアナログ製品購入するにあたって皆様方が最初に選んだお店が失敗だったとして、その選択を責める様な資格等を私なぞが持ち合わせ様筈は到底ないのですから。

 

購入、取付依頼はコチラまで→0466-20-5223

 

PS:そう言えば過日、不慣れなお客様を装ってアナログカートリッジの質問をして来た販売店がありましたが、ええ加減にせいよ?君たち。

 

共有:

  • Pocket
  • その他
  • Tweet
  • Page 109 of 355
  • « First
  • «
  • 107
  • 108
  • 109
  • 110
  • 111
  • »
  • Last »

記事検索

お買い得品コーナー

お買い得品コーナー

通販サイトはこちら

でんき堂のブログで見掛けたあの商品が欲しい!製作作業の依頼をしたい、等

お店はこちら↓

店舗案内

〒252-0804
神奈川県藤沢市湘南台1-4-3
サンシャイン湘南台B1
TEL:0466-20-5223
shonan@audio-sp.com
FAX:0466-20-5277
月火木金 13時~21時
土日祝日 11時~19時
定休 水曜

アクセス

小田急江ノ島線/相鉄いずみ野線/横浜市営地下鉄ブルーラインにて「湘南台駅」で下車。【E出口】より徒歩1分。 ケーキ屋葦さんのあるビル地下1階。「処方せん」の看板矢印のところを入ってすぐの階段またはエレベーターで降りた所です。

DL-103フルアルミボディ登場

DL103強化スペーサー

DL-103ネイキッド化計画始動

DL103木製ボディ換装

当店はトライオード プレミアムショップです。

フィルム式カメラ修理取次致します

SME旧型端子ケーブル加工

PHONOPHILE製品取り扱いのご案内

アートギャラリー スタイケンのご紹介

Fundamental 製品販売はこちら

当店はラックスマン正規取扱店です

マッキントッシュ販売はこちら

なにかとお世話になっているオーディオみじんこさんのページはこちら

JICO 交換針取り扱いあります。

株式会社関東カメラ

大澤美穂様ホームページ

©2012-2025 オーディオ専門店 でんき堂スクェア湘南 | Powered by WordPress with Easel | Subscribe: RSS | Back to Top ↑