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3月11

見かけ上は普通な仕上がりのミラクルケーブルにAIRLOC処理を施してみる

on 2019年3月11日

今日のお仕事はMIRACLE CABLESと言う米国のプライベートブランドなんすかね?私はあんまり知らないのですが、とにかくどなたか個人が直輸入でもされているのか、オークションサイト等で見るにとんでもない価格が表示されたスピーカーケーブルの持ち込み端末加工及び毎度お馴染のQED AIRLOC処理です。

さてどんなミラクルが拝めるかいなとお預かりしたケーブルの端末を手順を踏んで剥いでいくと、見かけ上は普通の4芯ケーブルで、それを二芯ずつ平行で揃えて伸縮チューブで一纏めにした状態を方極として扱い、圧着プラグと思わしき厚手の材のYラグに半田をたっぷり盛って圧着そのものは行わずに留められていました。

 

 

これ自体はそうミラクルでもない、結構な有名なメーカー品にも良くある眺めなので、然程意に介さず端末を切り落として新しい線材を剥きだします。これ自体も普通の撚り線銅線ですね、流石に銅の純度までは分かりませんが。気になったので切り落とした端末に吸収線を当てて数多の半田を吸い取り、その中を泳ぐように留っていた線を取り除いて観察して見ましたが、やはりまぁちょっと肉厚の圧着用と思わしきYラグで、これをこういった半田で仕上げる所に何か私では分からないミラクルな秘密があるのかも知れません。ともあれカシメてなかったので半田を溶けば再利用可能って訳です。或いはどなたかこれは圧着タイプじゃありません、半田盛り用ですってご存知でしたら情報くださいね。

 

 

半田ののっていない所まで切り落とし線材綺麗に剥きだしてから毎度のAIRLOC処理を施します。
私自身はあんまりオーディオの何かを表す時にミラクルとか究極とか言った表現を好まないタイプなのですが、それでもどうしてもと言うならば、既存のケーブルをQEDのAIRLOC処理施して改めて聴き直した際に感じられる、同じケーブルとは思えないその変化に対してならそういった表現もありかなとは思います。
ともあれ最後までこのケーブルに対しても通常となんら変わらない方法で端末処理とAIRLOCを施して、MIRACLE CABLEと名乗るこのケーブルが果たして施術前と比してどれだけ変化したか、次回コチラを持ち込まれたお客さまよりお話伺うのが今から楽しみですね。

 

ミラクルでもそうでなくても、今お使いのスピーカーケーブルにAIRLOC処理を施して音の変化を楽しみませんか?一般的な構造のスピーカーケーブルでしたらQED ABSバナナプラグで8箇所AIRLOC処理で持ち込み価格21,600円税込でご対応致します→0466-20-5223

 

 

 

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3月05

でんき堂のそれからもう一つ

on 2019年3月5日

連日の作成作業で帰宅は毎日午前様、まぁ好きで選んだ職業なのでそれ自体に文句はないのですが、流石に疲れて帰って出来る事等そう多くもあろう筈も無く、ここ最近自分のオーディオはかなり気の毒な状態。限られた寝る迄の時間の僅かな愉しみは、NHK-BSで再放送してる刑事コロンボの録り溜めを夜更けに眺める事。
だのに、先日の分はハードディスクの不調で最後の3分を残してブチ・・・
子供の頃から好きで40年以上もう何度も眺めたドラマなので勿論殆ど全て記憶にありますが、画面中に出てから既に視聴者は知っている犯人に対峙した、名優ピーター・フォーク演じるコロンボ警部はあくまで丁寧に慇懃に一見鈍感にある時は冴えた瞬間を見せながら粘り強く犯人の懐に迫り、最後の最後で初めて犯人への態度を警部らしい物に変え、それを小池朝雄の見事な吹き替えで表現するのですが、その直前にプツン・・・おいおいですよ、全くもう。
すっかり寝不足かつ中途半端なドラマ鑑賞に歯切れの悪い朝を迎え、花粉の猛攻に晒されながらコロンボ程では無いですがヨレヨレの外套を纏ったヨロヨロの私も再び出社です。お店では再び作成や修正を必要とされるケーブルやカートリッジ装着が待っています。

 

 

こちらはラックスマンの人気のスピーカーケーブルJPS-100に、もう十分お馴染のQED AIRLOC処理です。内部の構造やコンタクトは同じですが、こちらは高級な外装を奢られた仕様のメタルバナナと言われる物で、電気的接触部分は全く同じなので主に見栄えと防振面、シールド的な部分に差があるのでしょうね。
写真の様な仕上げに持ち込むのにはケーブルを当店で購入頂いた際の同時装着依頼でお受けした場合は8箇所処理で23,400円となっております。尚、通常の外装のABSバナナの場合は8箇所17,200円です、ケーブル端末が未だ悲惨な状況の皆様には(失礼!)リンクも参照に是非ご検討くださいねとご提案致する次第であります。

 

 

こちらはお客様お持ち込みのアクロリンクの高級スピーカーケーブルですね。大変申し訳ないのですがハッキリ言って悲惨な状況の端末でした、接続の時点でこのケーブルが本来保証する性能も大分失って居るだろうなと思える眺めでしたが、今回は敢えてその姿は撮影していません。
お客様からのリクエストは、ヤマハのNS-1000Mに代表されるような古い規格の穴径が小さなSPターミナルに、現代の太めの芯線を有す高級ケーブルを確実に気持ち良く根元まで挿しこみたいと言うものです。流石にこのヤマハの1000Mや1960年代、70年代のラックスマンのアンプが採用した様なSPターミナルの場合は穴径が小さすぎて当店が推奨するQED AIRLOC応用の角圧着処理でさえ咬み込めません。そのような時に際に活躍するのが現場に強いORBさんのビンテージ機器用端子のHL-P15iですね。5.5mm²径までの線材を圧着ペンチで強力にカシメて直径2mmの先端に変換できますから、その径以上の穴さえ確保できればビンテージ機材にも現在流通する大概の太めの高級ケーブルを接続が叶います。

 

 

こちらは少し前から製作を始めた同軸タイプのMIL規格線使用のでんき堂オリジナルケーブル、The Meshです。店頭にいらっしゃるお得意様から徐々に通販での注文も増えて来て、予想外の反響と注文数に当初見込んで確保したプラグやケーブルが間に合わなくなり慌てて部材の発注をしたところです。
購入下さった方々が口を揃えて、この価格で得られる性能と音質がたと比べて次元が違うと仰って下さるのが嬉しいですね。

 

 

そして最後がここ数か月の作業では技術的には最も難しかった内容でした。
西独時代のELAC(平成さえ終わる御代に、東西ドイツとか最早話通じる人間の方が減って来たね・・・)の名品、MIRACORDの専用シェルのリード線を付け代えて欲しい、あ、そう、ふ~んって受けてみたらおい、送られてきたその姿はなんじゃこりゃあ?の酷い代物。
最近全く良くある話ですが、オークションで落として来た、専門業者が整備したとかいう言葉の割には悲惨の極地の姿の代物で、何らかの理由でパーツは接着されてるし半田はイモだし、カートリッジは長さが不適切な螺子で留っていて遊んでしまってるし、お客さんはステレオの筈だと言うけど何故か緑と青の端子間を汚い半田処理でブリッジ接続された疑似モノ接続だし、リード線の交換この状態でしろって、どこもまともな金額じゃ受けてくれないよ、これは・・・
今回は十分な確認もしないで受けた私にも多少の負い目はあったので、始めっからこの状況だと知っていたら恐らくやんわりお断りしたであろうその姿でしたが、お客様には駄目元で臨んで、劣化所以から生じる破損なら双方恨みっこも請求も無し、成功時のみの報酬で如何?と話もまとまり俄然やる気が出て臨んだら、何と言う事でしょう、うまくいきました。
勿論留めねじも適切な物に交換です。流石にこのシェルが付くプレーヤーは当店には無いので電気的な確認を十分に行っての返送です。二時間も時間使っちゃいましたが・・・

と、まぁ、日々でんき堂は対応出来る限りの範囲で可能な限り、お客様のオーディオ趣味の手助けになれればと考え行動しています。
皆さまも何かお困りごとで当店で対応できそうな事がありましたら一度ご相談下さいませ。
店主は多少核心を性急に衝く帰来があるので、中には不躾に感じられる方もおられるかもしれませんが、当人自身の根底にはオーディオが好きで何らかお役に立てればと言う気持で皆様に向き合って居る事が伝われば幸いです。

 

オーディオに関して色々→0466-20-5223

 

 

 

 

あ、それからもう一つ、最後にもう一つだけ宜しいですか?
当店はオーディオ専門店であって、面倒な店主の面倒な作業専門店ではありません。
コレくださいで高級なアンプもスピーカーも普通に私のゴタクなしで購入頂けますからね?
勿論カード払いもクレジットも対応致しますからね、念のため・・・

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3月02

でんき堂オリジナルMIL規格線使用同軸デジタルケーブル The Mesh-TypeD

on 2019年3月2日

 

先日ご紹介した、MIL規格同軸線使用の当店オリジナルケーブルがお陰さまで好評です。
一本求められた方からの追加注文が多いのがとても嬉しいですね。だって店員があんまり薦めるから心優しい方がお付き合いで一組み買って下さったとしても、聴いて大した事なければ流石に追加はして下さらないでしょうから。
そんなこんなんですっかり気を良くした店主は、MIL規格線同軸線使用のデジタルケーブルも作る事にしました。コチラはまぁ以前から販売させて頂いているThe Yellow-TypeDの少し手間が掛かった仕様なのですが、元の仕様がかなりの評価を頂けていましたので、今回は今まで以上に安心して皆さまにお勧めする事が出来ます。是非、CDトランスポートとDACの様なセパレートなオーディオ環境の方には、比較的価格も抑えて御座いますので一度お試し頂きたいと思います。
また、あまり長い距離を必要とする機会の少ないデジタル線ですが、先だって7m必要と言う方にThe Yellow-TypeDを納めたお客様から、ウン万円払って特注したとあるブランドの同じ長さのモノより全然良かったよと報告を頂いております。当ケーブルに関しましては10m、15m程度伸ばした所で何ら問題はなさそうですね。

 

 

それでコチラが今回ご紹介の同軸デジタルケーブルです。50ΩのMIL規格同軸線で作成しSFチューブを被せてあります。また、プラグの見栄えは普段アナログ用に使うswitchcraftの3502と同じですが、中身はRF仕様の高周波対応品に切り替えてあります。
長さの方は『でんき堂』らしく如何様にも対応しますので、20cmから10m程度までは、8,750円税込/1mを基本として10cm増減するごとにプラスマイナス170円で作成致します。60㎝ならば8,070円、1.2mなら9,090円、3mなら12,150円と言ったところでしょうか。
このデジタルケーブルも、冒頭に書いたアナログケーブルも比較的抑えめの価格で紹介させて頂いておりますので、一度試しに使って価格以上の驚きを体感頂ければ嬉しいなと思う次第であります。

 

でんき堂スクェアオリジナル、MIL規格同軸線使用デジタルケーブル The Mesh-TypeD

1.0m 8,750円税込、10cm増減ごとに170円加減算で作成致します

 

オーディオを愉しむヒントを仕入れに→0466-20-5223

 

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2月28

3/10 TOP10レコード試聴即売会のお知らせ

on 2019年2月28日

かなり近々なお知らせになってしまいましたが、3/10の日曜日、毎度恒例のTOP10CLUB様主催によるレコード試聴即売会を開催致します。

 

 

レコードの再生には当店お得意様にはご存知AIR TIGHTのシステムで鳴らす予定となっておりますので、アンプ含め気になる方はお気軽に足をお運びくださいませ。

試聴即売会の為、混雑が予想されますが、通常営業も行っておりますので、レコード以外のお問い合わせもお待ちしております。

 

 

TOP10CLUB試聴即売会 2019年3月10日(日) お昼頃より

 

お問い合わせはコチラ→0466-20-5223

 

 

y

 

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2月26

其々に見合った再生環境を、アナログ再生を

on 2019年2月26日

ここ最近、「あそこはケーブル加工専門店だ」との囁き声が僅かに気になる『でんき堂スクェア』店主です、皆さま如何お過ごしでしょうか?漸く寒さも和らぎと言いたいのですが今度は花粉がねぇ…
お預かりしているお客様の高価なケーブル類に、花粉まみれの鼻水など決して垂らしたりしないように日々精進してまいりますので、どうかケーブル類も含めてオーディオ全般でんき堂スクェアを宜しくお願い致します。

さて、本日はアナログカートリッジのここ最近のお仕事です、新規購入も持ち込みシェルすげ替えもリード線換装もボディ換装もなんでも承りますよ、他店購入のお品でも気にせずお持ち込み、相談下さいな。

 

 

まずはモノラルカートリッジの代表選手DL-102ですね。ごくオーソドックスに組みあげた次第。
と言ってもこの登場以来約60年経つ古い規格のこの針に、現代の基準のリード線を上手に咬ますのは相当な技量を有します。偉そうには言いたくないのですが、まず間違いなく未経験者には装着作業はお勧め出来ませんので、皆様が自動車のタイヤをほぼ大抵の人は自分でホイールに組まないのと同じ程度の理由で、ここは専門店に任す事をお薦め致します。困った事に余所で買ったタイヤをホイールに気持良く組んでくれるお店は日本中幾らでもあるのに、余所で買ったどころか自分の店で購入した針さえ付けてくれない超立派かつ不思議なオーディオ専門コーナーを構えた超大型家電カメラ量販なる存在もありますので、依頼先の見当がつかない場合は、自分で無理して頑張って不幸な装着事故が生じる前に、一度でんき堂までご相談下さいな。
また、この針に限らずシェルにカートリッジを装着するという行為にはアーム毎に針先位置が違ったりします、そういった調整も含め信頼できる販売店を是非ご指名くださいませ。
近日正式に発表しますが、取り扱いを開始させて頂くZANDENのフォノイコライザーアンプでもって適切なカーブ及び位相でこのDL102を通して再生したオリジナル盤の衝撃的な再生音は、もっと広く皆に知って頂きたいと感じました。また、DL102自体の深いポテンシャルにも改めて感心した次第です。

 

 

はい、こちらはもう大分お馴染のDL103アルミボディ換装ですね、今回はお客様のご意向でDL103Rに対してその仕様を施しました。寸分違わぬ出来の良さにまるでメーカーオフィシャル品の様な佇まいを感じてしまいますが、あくまでコチラでんき堂オリジナルの提案です。間違っても余所様の店頭やメーカーに問い合わせなぞして彼らの手を煩わせたりしないように願います。
また、地元に馴染のお店があってどうしてもそこの店主さんに装着お願いしたいなんて方は、双方で良く相談なさってから、ご自身でもそちらの店主さんからでも当店までその旨申しつけ下さいませ。
でんき堂オリジナルの木製ボディ換装やネイキッド化は、とてもシェル装着に繊細な注意力と技量が必要とされるので、換装状態のボディのみの販売は基本的に行ってはおりません。しかし、このアルミボディ化に関して取り付けに必要なスキルは、標準的なDL103を装着するのと同じ技量ですので、慣れている方には写真の状態でも納品致します。但し、将来の針交換の際には、決してこのボディのままメーカーに提出する事だけは無いようにお気を付け下さいませ。一緒にお返しする元ボディに改めて戻した上で針交換を実行し、アルミボディの方は当方に申し出て頂ければ幾らかの費用で再換装致します。そちらの方も勿論決してご自身では行わない様願います。まぁ結果問わずなら構いませんが。
アルミボディ換装は、DL103及びDL103Rの新規購入或いはお客様お持ち込みの今まで全ての各種DL103にプラス32,400円で換装叶います。その際にシェルやリード線の交換、同時購入、或いは持ち込み装着お受けします。

 

 

こちらは普通にDL103を中重量級のシェルに組んで、オーディオレファレンスインクの少々グレードの良い銅線使用のリード線を介した組み合わせです。DL103本体を含めてトータル4万円程度で組みあげ状態で揃います。お客様お使いのシステムや好みを伺いながら話し合いと選択でこの形に収まりました。

 

 

こちらは中古のortfon MC-Q10を入手頂いたお客様へ、お持ち込みのシェル及び新規の銀線リード線を組んだ姿です。AETのカートリッジスペーサーも手挟んであります。調整後の再生音は、なるほどオルトフォンの人気の一端が測り知れる張り出し良く健康的に響く魅力的な再生音が店内に広がりました。

 

 

こちらは個人的にも大好きであり、またその扱いに大いなる怖れを抱くDL103ネイキッド仕様。
その音は抜群の解放感とS/N感を誇ります。使用者にもある程度の技量とセンスを求められる結構な大人の遊びですが、何十万も払った超超高級カートリッジならいざ知らず、どなたでも入手し易いDL103プラス17,400円でこのハイエンド系の佇まいの一端に触れられるのなら悪い経験でも無いでしょうと思います。
尚、この仕様に関しましてはリスクの説明をお聞き頂きシェル装着も同時に行いますので、基本的には店頭においての対面販売のみとさせて頂いております。
写真はお客様お持ち込みのDL103Rにネイキッド加工を施した姿ですが、前楯が金色なのがDL103Rの特徴で、JELCO製木製金属複層型の高級シェルと銀線仕様のリード線の組み合わせがその繊細な音色と同時に見栄えを引き立てますね。ここが金色なのは剥いて使った事がある人か製造現場の人しか知らないのですよ(笑)
因みにこの魅力的なJELCOのシェルですが、最近同社は経営者が変わり、今までの販売代理店もあっさり切り捨て、あたらしく其の責に付かれた方は国内市場及び日本のオーディオユーザー及び販売店に対してとても積極的とは3万歩譲っても言い難い、かつ我々がそれに対して何を喚こうが眼中なさそうな余所様の企業のする事なので、何考えていようとそれはそれで彼らなりの尊重するべき思考ですので、我々がオーディオを愛してる立場としての常識で臨む限りは当面は入手も叶わぬかこのままお別れかもしれませんね・・・

 

 

こちらはWEBからの受注です。DENONからパーツ扱いで出ている、DP-1300及びDP-500に標準で採用されているシェルにストレートにDL103を組みました。ちょっとだけ補足しますと、DENON純正シェルと言うタイトルで販売されている関係で初めてDENONのカートリッジを購入される方が安心感からかコチラを指名される傾向がありますが、あくまでDENONのDP-1300とDP-500に対して純正な訳でして、DL-103始めDENONの針だからってこのシェル組む必要は決してありませんと一応お断りしておきますね。また、DP-1300及び500ユーザーもこのシェルでなければいけない訳ではない事も重ねてお伝えしておきます。もうちょっと突っ込んで表現すると、何故このシェルにこんなに注文が入るのか不思議でならないのです、他にもっと造りのいい物沢山あるんだけどな・・・
どの道カートリッジはシェルとリード線の組み合わせと調整如何で大きくその表情を変えてきますので、アナログに馴染んでいない方も結構なベテランの方も、一度でんき堂まで相談やお声掛けくださいね。

 

アナログ関連なんでも→0466-20-5223

 

 

 

 

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2月22

でんき堂オリジナル DL103R木製ボディ換装『榧(かや)』で聴く荒井由美/MISSLIM

on 2019年2月22日

ここ最近蛇と見間違うかのような極太ケーブルの端末処理等に追われて、全く違う能力を要求されるアナログカートリッジをばらすような繊細な作業にはなかなか向き合えないでいましたが、本日漸くの事でその時間もとれ向き合ったのが、お客様からの注文に応じて作成したコチラです↓

 

 

お客様お持ち込みのDL-103Rにオリジナル木製ボディの『榧(かや)』を換装してAudioReferenceさんの作る高級リード線を奢り、シェルには当ボディと聴感上の相性が一番良いと感じた、山本音響工芸製の柘植使用のシェル、HS-3を用いています。
以前よりこの木製ボディ換装に興味を持たれていたお客様と、でんき堂がDL103系統に対して用意する二種類の木製ボディ『欅(けやき)』及び『榧(かや)』の双方を、荒井由美の初期名盤『MISSLIM/ミスリム』で聴き比べて頂き、本日のお客様は一聴して後者の榧を選択下さいました。
二つの木製ボディ換装DL103Rで聴く荒井由美の特徴は、木製ボディ化で得られる両者の温かみや軽やかな響き以外で簡単に言うと、『欅』ボディでは彼女が好きで特に初期アルバムからその匂いを多分に感じ取れる、英国のオルガンロックバンドのプロコルハルム、特に最初の三枚辺りからひいてきたベースラインやボディの厚みが顕著に感じ取れ、『榧』ボディからは彼女の女性らしさが一際華やかに聴き取れました。
お客様の横で控えていた私としてはどちらも良く聴こえてしまうのですが、敢えて言えば、このアルバムに関して言えば、演奏を中心に聴けば『欅』であり、歌声で聴けば『榧』かなと言ったところです。勿論そのどちらも双方演奏にもボーカルにも、木製ボディ換装でしか得られない魅力に満ちている事は間違いなくお約束致しますので、どちらを選んで頂いても結果的には十分喜んで頂ける事は確かでしょう、良く聴き比べて敢えてその差を言えばと言ったところですが、聴けばすぐ判る、優劣ではないその差も確かにあるので、なかなか悩みどころではありますね。
店頭で両者の聴き比べも勿論出来ます、DL103を既にお使いの方には驚きの体験ともなるこの木製ボディ換装、是非お試しあれ。
因みに今回の『榧』ボディに対して柘植のシェルが聴感上合ったと書きましたが、『欅』ボディの際にはやはり聴感上に於いて同じく山本音響工芸の黒檀シェルをお薦めする事が多いですね。勿論、今までボディ換装を施した数十個のコチラには、その他様々なシェルの組み合わせで納めて参りましたので、お客様の臨むシェルには基本的にどれでも装着いたします。組んだ際の総合重量や見栄えも含めてご検討くださいませ。

過去何十年に渡って登場した十数種類のDL103各種(除くDL103M)に対して全て同仕様を施せます。新規購入のDL103でもお持ち込みのDL103でも喜んで応じます。また、シェルやリード線もその際に持ち込み、購入問わず同時に装着申しつけ下さいませ。製品の性格上大変に装着時の取り扱いに繊細さを求められますので、木製ボディ換装状態のカートリッジ単体でのお渡しは、私より技術が確かな方及び自己責任を理解出来る大人の方以外には基本的にお渡しは控えさせて頂いております。
標準状態の樹脂ボディのDL103でさえ螺子をきつく締め込みボディを圧壊させる方もおられるのですよ、ましてやこの薄い木製のボディに対して少しでも力加減を誤れば・・・
また、店頭では装着を行えない、シェルを用いないストレートアーム仕様にコチラを装着されたい方は、出張で応じるか十分な話し合い後の判断でお渡しとさせて頂きますのでご検討のほど宜しく願います。
尚、実際に店頭で注文を頂き、標準DL103ボディを剥いて木製ボディに換装してシェルに据えリード線を装着して試聴してから針先状態の顕微鏡確認まで含めてお渡しまでに、約一時間弱のお時間を頂戴するとご理解くださいませ。

 

でんき堂スクェアオリジナル DL103木製ボディ換装『欅』『榧』共に装着手数料込み39,800円税込
その他、DL103本体及びシェル、リード線を購入頂くかご用意頂く必要が御座います

 

木製ボディ換装に限らず、アナログカートリッジの扱いは→0466-20-5223

 

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2月18

ACROLINK 7N-S1400 leggendaを端末処理、角圧着処理を介してFurutech FP201(R)を装着

on 2019年2月18日

2月も中旬を迎え、乾燥気味の関東の冬空の下を年末以来寒い寒い言いながらインフルエンザの脅威をどうにかかわしたかと思ったのも束の間、今度は花粉ですよ、全くもう・・・

今日もケーブルですいません、なんだか本当に日々ケーブル作業が溜まってしまっていて、その仕上がりを褒めて頂いての再注文の方も多くて有難い限りなのですが、日々此処を眺めて下さってる方にはちょっと飽きられちゃうかも知れないな、と、少しは心配もしています。
言い訳がましい事を書かさせて頂くなら、でんき堂スクェアと致しましては、オーディオ全般を扱うのは当然として、それそのもを最大限に活用し愉しんで頂くために機材は勿論ですが、それに纏わる接続の確実性を重要視しています。スピーカーケーブルもラインケーブルもデジタルケーブルも電源ケーブルも然り。
高価で高純度な線材も高級高品質なプラグ類も、それこそ超大型家電カメラ量販店の、それが一体何であるかさえ分かっていない(かもしれない、或いはついそう感じてしまう)店員からさえ購入は誰でも叶うでしょう。しかしケーブルやプラグと言った類の製品は、その高純度さや高性能さも結局は料理の食材と似たようなもので、活かすも殺すも調理次第です。
私自身は料理の才能は無いので、どんなに良い食材を与えた所で、それを得意と、或いは専門とする方々には到底敵いません。逆にいえば、今回紹介する様なケーブルやプラグに関しましては、もし私どもにその仕上げを関わらさせて頂ければ、大概の方々よりは綺麗で性能を確保した仕上げに致しますと、そこは専門店としてある程度のレベルでのお約束は間違いなく致します。
更に言葉を重ねると、そういった作業を請け負ってこそ専門店だと私自身は考えているのですが、実際にはそのような作業を引き受けるオーディオ販売店は極めて少ない様子で、当店のそうした作業の存在を知った各地のお客様方から、端末処理と言った作業の依頼受ける様になりました。
相変わらずの前口上に既に飽きた方もおられましょうが、要するにまだこういったサービスの存在を知らずに適当に切った線を捩って高価なプラグに留めただけの状態のままオーディオ機材に繋いでいる、全国のでんき堂スクェア未経験者に向けてのアピールとして、日々の端末作業を掲載しています。
それらの内容は全て、他店購入済みのものであれ、既にお使いの製品へのリフレッシュ作業としてのお持ち込みであれ、喜んでお受け致しますので、遠慮なくお申し付け下しませと広く皆様にお伝えしたいと願っています。
勿論、普通にどーんっと箱モノ下さいってご注文は喜んで承りますよ、決してケーブル加工専門店で無い事も重ねて申し上げておきますね。あくまで、端末処理も大変重視しているオーディオ専門店であるとご理解頂ければ幸いです。

さて、ゴタクは済んだのでお仕事開始・・・

コチラ、ACROLINKの7N-S1400 leggendaと言う、メートル当たり16,200円もする大変高価なケーブルで、7N銅の線材の採用にとどまらず、複層のシース構造に銅箔を巻いたり導電性の制振材を介して電磁波吸収材も内包したりといった凝った高性能仕様。お客様の要望はコチラにFurutechのFP-201(R)と言うロジウムメッキを施したY型プラグの取り付けです。剥いた部分から端末エンドまでの長さの指定や、端末自体への伸縮チューブの被せ等も細かく承った案件ですので、こちらもそれなりの構えで応じます。おおまかに作業手順を撮りましたのでご参考までにどうぞ。

 

↑カットした姿です、凄い内容ですね、居合わせたお客様が剥いた中身の凝った作りを目にして見て感心していました。

 

端末がお客様の求める長さに見合うように、プラグ取り付け分を考慮しカットし剥きだします。
想像以上に結構な技量が必要ですよ。
基部には伸縮チューブを被せて見栄えも整えます。
このケーブルだと15φの伸縮チューブが必要になります、伸縮チューブって、各種径を必要数用意しておくのって、結構値が張るのですよ・・・

 

はい、剥きました。この状態で直接プラグ付けちゃったり、捩ってターミナル直留めってのが実際殆どなのでしょうね・・・
勿論その行為を否定する気も資格も無いのですが、より良い可能性を求めての他の選択肢がある事も是非知っては頂きたいものです。要はそれを知った上でそうするかしないかの選択であって欲しいのです。

 

こちらが当店が得意としていて、是非皆様にも知って頂きたい、QED AIRLOC応用の角圧着仕上げです。
線材がスリーブを介して高圧でプレスされ、線材間の空気を追い出された高密度状態の一本の金属棒と化しています。

 

その上でプラグを強固にイモ螺子で締めあげます。何枚か上の写真の状態の撚り線状態に対してコチラを力いっぱい締める方が大半ですが、撚り線相手に幾ら力んでも、引っ張れば抜けます。或いはその時点から千切れ始めて時間の経過とともに勝手に抜け落ちます。
この写真の状態の留は、相当の力で引いても抜けません、つまりそれだけ確実な接点を有しています。

 

最後に接続部以外の金属露出部に伸縮チューブを被せます。
同じ作業を1ペア分即ち8箇所行います。

 

こんな感じに出来上がりました。勿論丁寧に時間を掛けて臨めばどなたでもこの見栄えは得られますよ、但し内部での留め具合いとそこから得られる音質的優位性は、残念ながらそう簡単には得られません。

皆さまも宜しければ是非、ケーブル作成、端末処理をでんき堂スクェアへ申しつけ下さいませ→0466-20-5223

 

 

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