オーディオ専門店 でんき堂スクェア湘南

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2月28

3/10 TOP10レコード試聴即売会のお知らせ

on 2019年2月28日

かなり近々なお知らせになってしまいましたが、3/10の日曜日、毎度恒例のTOP10CLUB様主催によるレコード試聴即売会を開催致します。

 

 

レコードの再生には当店お得意様にはご存知AIR TIGHTのシステムで鳴らす予定となっておりますので、アンプ含め気になる方はお気軽に足をお運びくださいませ。

試聴即売会の為、混雑が予想されますが、通常営業も行っておりますので、レコード以外のお問い合わせもお待ちしております。

 

 

TOP10CLUB試聴即売会 2019年3月10日(日) お昼頃より

 

お問い合わせはコチラ→0466-20-5223

 

 

y

 

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2月26

其々に見合った再生環境を、アナログ再生を

on 2019年2月26日

ここ最近、「あそこはケーブル加工専門店だ」との囁き声が僅かに気になる『でんき堂スクェア』店主です、皆さま如何お過ごしでしょうか?漸く寒さも和らぎと言いたいのですが今度は花粉がねぇ…
お預かりしているお客様の高価なケーブル類に、花粉まみれの鼻水など決して垂らしたりしないように日々精進してまいりますので、どうかケーブル類も含めてオーディオ全般でんき堂スクェアを宜しくお願い致します。

さて、本日はアナログカートリッジのここ最近のお仕事です、新規購入も持ち込みシェルすげ替えもリード線換装もボディ換装もなんでも承りますよ、他店購入のお品でも気にせずお持ち込み、相談下さいな。

 

 

まずはモノラルカートリッジの代表選手DL-102ですね。ごくオーソドックスに組みあげた次第。
と言ってもこの登場以来約60年経つ古い規格のこの針に、現代の基準のリード線を上手に咬ますのは相当な技量を有します。偉そうには言いたくないのですが、まず間違いなく未経験者には装着作業はお勧め出来ませんので、皆様が自動車のタイヤをほぼ大抵の人は自分でホイールに組まないのと同じ程度の理由で、ここは専門店に任す事をお薦め致します。困った事に余所で買ったタイヤをホイールに気持良く組んでくれるお店は日本中幾らでもあるのに、余所で買ったどころか自分の店で購入した針さえ付けてくれない超立派かつ不思議なオーディオ専門コーナーを構えた超大型家電カメラ量販なる存在もありますので、依頼先の見当がつかない場合は、自分で無理して頑張って不幸な装着事故が生じる前に、一度でんき堂までご相談下さいな。
また、この針に限らずシェルにカートリッジを装着するという行為にはアーム毎に針先位置が違ったりします、そういった調整も含め信頼できる販売店を是非ご指名くださいませ。
近日正式に発表しますが、取り扱いを開始させて頂くZANDENのフォノイコライザーアンプでもって適切なカーブ及び位相でこのDL102を通して再生したオリジナル盤の衝撃的な再生音は、もっと広く皆に知って頂きたいと感じました。また、DL102自体の深いポテンシャルにも改めて感心した次第です。

 

 

はい、こちらはもう大分お馴染のDL103アルミボディ換装ですね、今回はお客様のご意向でDL103Rに対してその仕様を施しました。寸分違わぬ出来の良さにまるでメーカーオフィシャル品の様な佇まいを感じてしまいますが、あくまでコチラでんき堂オリジナルの提案です。間違っても余所様の店頭やメーカーに問い合わせなぞして彼らの手を煩わせたりしないように願います。
また、地元に馴染のお店があってどうしてもそこの店主さんに装着お願いしたいなんて方は、双方で良く相談なさってから、ご自身でもそちらの店主さんからでも当店までその旨申しつけ下さいませ。
でんき堂オリジナルの木製ボディ換装やネイキッド化は、とてもシェル装着に繊細な注意力と技量が必要とされるので、換装状態のボディのみの販売は基本的に行ってはおりません。しかし、このアルミボディ化に関して取り付けに必要なスキルは、標準的なDL103を装着するのと同じ技量ですので、慣れている方には写真の状態でも納品致します。但し、将来の針交換の際には、決してこのボディのままメーカーに提出する事だけは無いようにお気を付け下さいませ。一緒にお返しする元ボディに改めて戻した上で針交換を実行し、アルミボディの方は当方に申し出て頂ければ幾らかの費用で再換装致します。そちらの方も勿論決してご自身では行わない様願います。まぁ結果問わずなら構いませんが。
アルミボディ換装は、DL103及びDL103Rの新規購入或いはお客様お持ち込みの今まで全ての各種DL103にプラス32,400円で換装叶います。その際にシェルやリード線の交換、同時購入、或いは持ち込み装着お受けします。

 

 

こちらは普通にDL103を中重量級のシェルに組んで、オーディオレファレンスインクの少々グレードの良い銅線使用のリード線を介した組み合わせです。DL103本体を含めてトータル4万円程度で組みあげ状態で揃います。お客様お使いのシステムや好みを伺いながら話し合いと選択でこの形に収まりました。

 

 

こちらは中古のortfon MC-Q10を入手頂いたお客様へ、お持ち込みのシェル及び新規の銀線リード線を組んだ姿です。AETのカートリッジスペーサーも手挟んであります。調整後の再生音は、なるほどオルトフォンの人気の一端が測り知れる張り出し良く健康的に響く魅力的な再生音が店内に広がりました。

 

 

こちらは個人的にも大好きであり、またその扱いに大いなる怖れを抱くDL103ネイキッド仕様。
その音は抜群の解放感とS/N感を誇ります。使用者にもある程度の技量とセンスを求められる結構な大人の遊びですが、何十万も払った超超高級カートリッジならいざ知らず、どなたでも入手し易いDL103プラス17,400円でこのハイエンド系の佇まいの一端に触れられるのなら悪い経験でも無いでしょうと思います。
尚、この仕様に関しましてはリスクの説明をお聞き頂きシェル装着も同時に行いますので、基本的には店頭においての対面販売のみとさせて頂いております。
写真はお客様お持ち込みのDL103Rにネイキッド加工を施した姿ですが、前楯が金色なのがDL103Rの特徴で、JELCO製木製金属複層型の高級シェルと銀線仕様のリード線の組み合わせがその繊細な音色と同時に見栄えを引き立てますね。ここが金色なのは剥いて使った事がある人か製造現場の人しか知らないのですよ(笑)
因みにこの魅力的なJELCOのシェルですが、最近同社は経営者が変わり、今までの販売代理店もあっさり切り捨て、あたらしく其の責に付かれた方は国内市場及び日本のオーディオユーザー及び販売店に対してとても積極的とは3万歩譲っても言い難い、かつ我々がそれに対して何を喚こうが眼中なさそうな余所様の企業のする事なので、何考えていようとそれはそれで彼らなりの尊重するべき思考ですので、我々がオーディオを愛してる立場としての常識で臨む限りは当面は入手も叶わぬかこのままお別れかもしれませんね・・・

 

 

こちらはWEBからの受注です。DENONからパーツ扱いで出ている、DP-1300及びDP-500に標準で採用されているシェルにストレートにDL103を組みました。ちょっとだけ補足しますと、DENON純正シェルと言うタイトルで販売されている関係で初めてDENONのカートリッジを購入される方が安心感からかコチラを指名される傾向がありますが、あくまでDENONのDP-1300とDP-500に対して純正な訳でして、DL-103始めDENONの針だからってこのシェル組む必要は決してありませんと一応お断りしておきますね。また、DP-1300及び500ユーザーもこのシェルでなければいけない訳ではない事も重ねてお伝えしておきます。もうちょっと突っ込んで表現すると、何故このシェルにこんなに注文が入るのか不思議でならないのです、他にもっと造りのいい物沢山あるんだけどな・・・
どの道カートリッジはシェルとリード線の組み合わせと調整如何で大きくその表情を変えてきますので、アナログに馴染んでいない方も結構なベテランの方も、一度でんき堂まで相談やお声掛けくださいね。

 

アナログ関連なんでも→0466-20-5223

 

 

 

 

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2月22

でんき堂オリジナル DL103R木製ボディ換装『榧(かや)』で聴く荒井由美/MISSLIM

on 2019年2月22日

ここ最近蛇と見間違うかのような極太ケーブルの端末処理等に追われて、全く違う能力を要求されるアナログカートリッジをばらすような繊細な作業にはなかなか向き合えないでいましたが、本日漸くの事でその時間もとれ向き合ったのが、お客様からの注文に応じて作成したコチラです↓

 

 

お客様お持ち込みのDL-103Rにオリジナル木製ボディの『榧(かや)』を換装してAudioReferenceさんの作る高級リード線を奢り、シェルには当ボディと聴感上の相性が一番良いと感じた、山本音響工芸製の柘植使用のシェル、HS-3を用いています。
以前よりこの木製ボディ換装に興味を持たれていたお客様と、でんき堂がDL103系統に対して用意する二種類の木製ボディ『欅(けやき)』及び『榧(かや)』の双方を、荒井由美の初期名盤『MISSLIM/ミスリム』で聴き比べて頂き、本日のお客様は一聴して後者の榧を選択下さいました。
二つの木製ボディ換装DL103Rで聴く荒井由美の特徴は、木製ボディ化で得られる両者の温かみや軽やかな響き以外で簡単に言うと、『欅』ボディでは彼女が好きで特に初期アルバムからその匂いを多分に感じ取れる、英国のオルガンロックバンドのプロコルハルム、特に最初の三枚辺りからひいてきたベースラインやボディの厚みが顕著に感じ取れ、『榧』ボディからは彼女の女性らしさが一際華やかに聴き取れました。
お客様の横で控えていた私としてはどちらも良く聴こえてしまうのですが、敢えて言えば、このアルバムに関して言えば、演奏を中心に聴けば『欅』であり、歌声で聴けば『榧』かなと言ったところです。勿論そのどちらも双方演奏にもボーカルにも、木製ボディ換装でしか得られない魅力に満ちている事は間違いなくお約束致しますので、どちらを選んで頂いても結果的には十分喜んで頂ける事は確かでしょう、良く聴き比べて敢えてその差を言えばと言ったところですが、聴けばすぐ判る、優劣ではないその差も確かにあるので、なかなか悩みどころではありますね。
店頭で両者の聴き比べも勿論出来ます、DL103を既にお使いの方には驚きの体験ともなるこの木製ボディ換装、是非お試しあれ。
因みに今回の『榧』ボディに対して柘植のシェルが聴感上合ったと書きましたが、『欅』ボディの際にはやはり聴感上に於いて同じく山本音響工芸の黒檀シェルをお薦めする事が多いですね。勿論、今までボディ換装を施した数十個のコチラには、その他様々なシェルの組み合わせで納めて参りましたので、お客様の臨むシェルには基本的にどれでも装着いたします。組んだ際の総合重量や見栄えも含めてご検討くださいませ。

過去何十年に渡って登場した十数種類のDL103各種(除くDL103M)に対して全て同仕様を施せます。新規購入のDL103でもお持ち込みのDL103でも喜んで応じます。また、シェルやリード線もその際に持ち込み、購入問わず同時に装着申しつけ下さいませ。製品の性格上大変に装着時の取り扱いに繊細さを求められますので、木製ボディ換装状態のカートリッジ単体でのお渡しは、私より技術が確かな方及び自己責任を理解出来る大人の方以外には基本的にお渡しは控えさせて頂いております。
標準状態の樹脂ボディのDL103でさえ螺子をきつく締め込みボディを圧壊させる方もおられるのですよ、ましてやこの薄い木製のボディに対して少しでも力加減を誤れば・・・
また、店頭では装着を行えない、シェルを用いないストレートアーム仕様にコチラを装着されたい方は、出張で応じるか十分な話し合い後の判断でお渡しとさせて頂きますのでご検討のほど宜しく願います。
尚、実際に店頭で注文を頂き、標準DL103ボディを剥いて木製ボディに換装してシェルに据えリード線を装着して試聴してから針先状態の顕微鏡確認まで含めてお渡しまでに、約一時間弱のお時間を頂戴するとご理解くださいませ。

 

でんき堂スクェアオリジナル DL103木製ボディ換装『欅』『榧』共に装着手数料込み39,800円税込
その他、DL103本体及びシェル、リード線を購入頂くかご用意頂く必要が御座います

 

木製ボディ換装に限らず、アナログカートリッジの扱いは→0466-20-5223

 

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2月18

ACROLINK 7N-S1400 leggendaを端末処理、角圧着処理を介してFurutech FP201(R)を装着

on 2019年2月18日

2月も中旬を迎え、乾燥気味の関東の冬空の下を年末以来寒い寒い言いながらインフルエンザの脅威をどうにかかわしたかと思ったのも束の間、今度は花粉ですよ、全くもう・・・

今日もケーブルですいません、なんだか本当に日々ケーブル作業が溜まってしまっていて、その仕上がりを褒めて頂いての再注文の方も多くて有難い限りなのですが、日々此処を眺めて下さってる方にはちょっと飽きられちゃうかも知れないな、と、少しは心配もしています。
言い訳がましい事を書かさせて頂くなら、でんき堂スクェアと致しましては、オーディオ全般を扱うのは当然として、それそのもを最大限に活用し愉しんで頂くために機材は勿論ですが、それに纏わる接続の確実性を重要視しています。スピーカーケーブルもラインケーブルもデジタルケーブルも電源ケーブルも然り。
高価で高純度な線材も高級高品質なプラグ類も、それこそ超大型家電カメラ量販店の、それが一体何であるかさえ分かっていない(かもしれない、或いはついそう感じてしまう)店員からさえ購入は誰でも叶うでしょう。しかしケーブルやプラグと言った類の製品は、その高純度さや高性能さも結局は料理の食材と似たようなもので、活かすも殺すも調理次第です。
私自身は料理の才能は無いので、どんなに良い食材を与えた所で、それを得意と、或いは専門とする方々には到底敵いません。逆にいえば、今回紹介する様なケーブルやプラグに関しましては、もし私どもにその仕上げを関わらさせて頂ければ、大概の方々よりは綺麗で性能を確保した仕上げに致しますと、そこは専門店としてある程度のレベルでのお約束は間違いなく致します。
更に言葉を重ねると、そういった作業を請け負ってこそ専門店だと私自身は考えているのですが、実際にはそのような作業を引き受けるオーディオ販売店は極めて少ない様子で、当店のそうした作業の存在を知った各地のお客様方から、端末処理と言った作業の依頼受ける様になりました。
相変わらずの前口上に既に飽きた方もおられましょうが、要するにまだこういったサービスの存在を知らずに適当に切った線を捩って高価なプラグに留めただけの状態のままオーディオ機材に繋いでいる、全国のでんき堂スクェア未経験者に向けてのアピールとして、日々の端末作業を掲載しています。
それらの内容は全て、他店購入済みのものであれ、既にお使いの製品へのリフレッシュ作業としてのお持ち込みであれ、喜んでお受け致しますので、遠慮なくお申し付け下しませと広く皆様にお伝えしたいと願っています。
勿論、普通にどーんっと箱モノ下さいってご注文は喜んで承りますよ、決してケーブル加工専門店で無い事も重ねて申し上げておきますね。あくまで、端末処理も大変重視しているオーディオ専門店であるとご理解頂ければ幸いです。

さて、ゴタクは済んだのでお仕事開始・・・

コチラ、ACROLINKの7N-S1400 leggendaと言う、メートル当たり16,200円もする大変高価なケーブルで、7N銅の線材の採用にとどまらず、複層のシース構造に銅箔を巻いたり導電性の制振材を介して電磁波吸収材も内包したりといった凝った高性能仕様。お客様の要望はコチラにFurutechのFP-201(R)と言うロジウムメッキを施したY型プラグの取り付けです。剥いた部分から端末エンドまでの長さの指定や、端末自体への伸縮チューブの被せ等も細かく承った案件ですので、こちらもそれなりの構えで応じます。おおまかに作業手順を撮りましたのでご参考までにどうぞ。

 

↑カットした姿です、凄い内容ですね、居合わせたお客様が剥いた中身の凝った作りを目にして見て感心していました。

 

端末がお客様の求める長さに見合うように、プラグ取り付け分を考慮しカットし剥きだします。
想像以上に結構な技量が必要ですよ。
基部には伸縮チューブを被せて見栄えも整えます。
このケーブルだと15φの伸縮チューブが必要になります、伸縮チューブって、各種径を必要数用意しておくのって、結構値が張るのですよ・・・

 

はい、剥きました。この状態で直接プラグ付けちゃったり、捩ってターミナル直留めってのが実際殆どなのでしょうね・・・
勿論その行為を否定する気も資格も無いのですが、より良い可能性を求めての他の選択肢がある事も是非知っては頂きたいものです。要はそれを知った上でそうするかしないかの選択であって欲しいのです。

 

こちらが当店が得意としていて、是非皆様にも知って頂きたい、QED AIRLOC応用の角圧着仕上げです。
線材がスリーブを介して高圧でプレスされ、線材間の空気を追い出された高密度状態の一本の金属棒と化しています。

 

その上でプラグを強固にイモ螺子で締めあげます。何枚か上の写真の状態の撚り線状態に対してコチラを力いっぱい締める方が大半ですが、撚り線相手に幾ら力んでも、引っ張れば抜けます。或いはその時点から千切れ始めて時間の経過とともに勝手に抜け落ちます。
この写真の状態の留は、相当の力で引いても抜けません、つまりそれだけ確実な接点を有しています。

 

最後に接続部以外の金属露出部に伸縮チューブを被せます。
同じ作業を1ペア分即ち8箇所行います。

 

こんな感じに出来上がりました。勿論丁寧に時間を掛けて臨めばどなたでもこの見栄えは得られますよ、但し内部での留め具合いとそこから得られる音質的優位性は、残念ながらそう簡単には得られません。

皆さまも宜しければ是非、ケーブル作成、端末処理をでんき堂スクェアへ申しつけ下さいませ→0466-20-5223

 

 

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2月16

TIGLONケーブル12本及びFURUTECHプラグ装着、総計48箇所端末処理

on 2019年2月16日

 

寒い日が続きますね。ちらっと眺めたニュースでは都内での雪を報じていました、ここ藤沢の地では寒いだけでしたが。
今回のお仕事はお客様新規購入のTIGLONのスピーカーケーブルに、FURUTECH FT212(R)と言う4個で15,120円もする高価なバナナプラグを4本分両端末計16個装着です。その上でお客様が既にお使いのFURUTECHプラグ装着済みのケーブル8本を送って頂き、大分傷んできた取り付け状態を全て外して切って剥き直して角圧着処理も施しプラグの再装着作業、総計12本48端末の切って剥いて固めて付けての大作業です。
これだけの量を営業中の店舗で一気に仕上げる事は流石に叶わず、また今年に入って当店は一層作成作業が増えて来ていまして、カートリッジ装着に電源ケーブルにラインケーブル作成と並行しながら、毎日午前様状態で店に残って作業して延べ三日を要しました。
下の秦の始皇帝陵墓の兵馬俑みたいな写真は、手始めに装着前の作業としてFURUTECH FT212(R)をばらした姿です。

 

 

このプラグは大変凝った作りの三分割構造で、このようにバラしてから装着作業になります。この時点までで何か所も螺子を緩めて回して外しての繰り返しで既に相当の作業量です。また、プラグとの留め方としてケーブルの方は撚り線のまま幾ら力んでもイモ螺子がたつ訳も無いので、皆さんここの部分をいったいどう処理しているのかが心配になるのですが、実際メーカー完成品でさえ何となく留っている物が多く、引っ張れば抜けちゃうのですが、でんき堂としましては確実な接続を最優先として、やはりAIRLOC応用の角圧着処理を施してからのプラグ装着です。
因みに送って頂いた方のケーブルは、どの端子もそのイモ螺子を緩めて外してみると、やはり撚り線直留めで、端子内からちぎれた線材が粉上にパラパラと出るわ出るわで、これを綺麗にするだけでも一仕事になってしまいました。
実際には端子内で数本の線に辛うじて留まったイモ螺子経由の接続状況の、プラグ内でその周囲を千切れた線材が取り囲むと言った悪夢的状況の接触は、音的にも相当な損失と悪影響を与えていただろうなと容易に想像できる状況でした。

 

 

ま、こんな感じで組みあがります。外見上では分かりませんが、中ではAIRLOC応用角圧着の強力な接続が施されていますので、コチラを相当な力で引っ張っても、まず抜ける事は無いとお約束できます。つまりそれだけ確実な信号の受け渡しがお約束出来ています。

 

 

各線根元毎に伸縮チューブも被せて見栄えも整えます。これだけ揃うと異様と言うか壮観な眺めと言うべきか・・・
漸くの思いで作業を終えて、暖機ももどかしい思いで冷え気味のキャブレターの機嫌を伺いながら、ベンチュリの加減を図りながらスロットルを開いて深夜を大きく回って帰宅すると丁度、寒い冬空のシーイングの西の彼方に大きなお月さんが、丹沢の手前の大山山頂に被さる様に沈んで行く光景に遭遇しました。
凍える思いもしばし忘れて瞬く星空の下、暫し音も無く山影に消え入る月の入りを眺めながら、大変だった作業故の大きな満足感を得た瞬間でした。

 

確実な接続と端末処理を希望→0466-20-5223

 

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2月10

でんき堂オリジナル、同軸仕様MIL規格線使用RCAケーブル好評発売中

on 2019年2月10日

 

先日発表させて頂いた同軸タイプのMIL規格線使用RCAケーブルがお陰さまで想定以上に好評です。
購入された方からおかわりも頂いたりしたので、当初発表記念価格として10セットまでお買得を謳っていたのですが、本日作成した分で既に15セット目に至りました。手持ちのケーブルの在庫を見るに、あと少し作れそうなので、追加でもう10セットまで特価を継続したいと思います。
お使い頂いた方からの声を纏めますと、総じて低域の実在感や全体の分解力、解像力を褒めて下さっています。実名は挙げませんが相当な高価なケーブルと比較しての好意的な意見も多いので、まずは皆さまの及第点は頂けたのでしょう。
でんき堂スクェアが普段スタンダートとして提供している、やはりMIL規格線使用の2芯平行シールドタイプに比べると、作成工程、手順と線材自体の価格の違いで、どうしても値段は上がっていますが、その価格も納得頂ける性能と言っても問題はなさそうですね。

 

 

 

 

写真が全てではないのですが、短期間でこれだけのケーブルを注文を受けて作るとは考えていませんでした。
ケーブルを留めてあるのはPHONOPHILEさんの作る革製バンドです、一セットに付きおひとつお付けしています。


でんき堂スクェアオリジナル、MIL規格線使用同軸タイプRCAケーブル

DSQ-YCM 1.0m ペア標準価格 15,900円税込 →後10セットまで11,720円にて販売可能です
10cm増減する毎に340円追加、或いは減で対応可能、10セットまではどの長さでも上記値引率に応じた特価で販売致します。
例→1.8mペア標準価格18,620円税込→残り10セット以内13,725円

 

 

コチラはお得意様から注文頂いた上記仕様のケーブルの延長仕様用です。右側端末が雌型プラグになっていますね。こういった仕様変更も自在に承れますので気軽に相談下さいませ。

 

 

 

引き続き2芯平行シールドタイプのMIL規格線使用RCAケーブルも線材の在庫が入手叶う限り作成販売継続中です。相変わらずの人気ですね。キャノンコネクタタイプもご用意してあります。

 

 

コチラはその2芯平行シールドMIL規格線にお客様お持ち込みのプラグを据えて、更にSFチューブを被せた仕様です。特殊なメッキの奢られたかなり高価なプラグとの事で、作成後に店頭で試聴するその音は非常に聴き応えのある物でした。
こういった細かい要望にも可能な限り応えて行きますので、要望ご希望等御座いましたら一度私どもへ声を掛けてみてくださいね→0466-20-5223

 

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2月09

Zonotone 6NPS-Neo Grandio 5.5Hi&Furutech FI-11-N1(R)/M-N1(R)withAIRLOC他

on 2019年2月9日

最強寒波がどうたらこうたら、関東にも積雪か?の報を耳にして、子供な私は、朝起きたらあたり一面まっ白けの雪景色~、わ~い!みたいな光景を想像して胸を膨らませて喜び勇んでカーテンを開けたら、なーんだ、うすら寒い冬空の下に、ただ乾いた地面が広がっているだけでした・・・
積雪の予報の度にこの世の終わりの様に不平不満を並べる人を見掛けますが、冬が冬らしく雪が降って当然の気象条件を当然として受け入れないで、雪も降らない、雨も降らない、気温も4月並み、みたいな人類のエゴに満ち溢れた活動故の環境破壊を起因誘因とする天変地異的異常気象を、人間の勝手な都合で喜ぶのは如何なもんですかね・・・
子供の頃に、あの、しーんと静まり帰った長い夜の明けた朝に目にした、見渡す限りの白銀の世界に感動した純粋な思いを忘れ、あるべき姿の自然現象を、それさえを忌諱する様になれればきっと立派な大人なのでしょうが、私にはまだまだ修行が足らんです。積もらなくてがっかり・・・

さて、雪こそ降りませんでしたが、すっかり冷え込んだ藤沢の地下のでんき堂は、店内は多くのお客様がご来店され結構な熱量でした。お客様から作成依頼の掛かったケーブルが入荷して来て、また丁度依頼者当人が来店されていた事もあって、早速公開処刑の様な心持を抱きつつ衆目の視線の下の作業開始です。
有難い事に皆さんは私を器用な人だと言う優しい目線で見て下さっていますが、自分でも嫌になるくらい毎日間違いと失敗を重ねては自分を罵りながら生きている人間です、手元を凝視する複数の視線に否が応でも緊張感が増しますね!

作成するのはZonotone 6NPS-Neo Grandio 5.5Hi メーカー標準価格13,000円税別/mと言うエライ高価な電線に、Furutech FI-11-N1(R)/M-N1(R)のロジウムメッキタイプのプラグの組み合わせを、内部配線端末処理に、でんき堂お得意のAIRLOC応用角圧着処理を施したうえで組みあげます。因みにZonotone自体からこのケーブルでの完成版が発売されていて、こちらは1.8m完成版がメーカー標準価格52,000円税別となっております。また、プラグはゾノトーン製の電源ケーブル完成品はどれもモールドタイプが据え付けられていて、こちらはプラグのみの交換と言う形は行えない仕組みですね、どうしてもの際は根元からプラグ自体を切り落とさないといけない、つまり中がどうなっているかは一般的には分からない構造なのです。

 

 

写真は被覆内三芯各線に、英国QEDのAIRLOC応用の角圧着処理を施し、端子内部で露出する部分に対して伸縮チューブも被せ置いた姿です。先日の記事にも書きましたが、完成品でもここの部分が切って剥いただけの製品を数多く見掛けますが、でんき堂と致しましては安全性と接続時の伝達性の最良の手段として、この角圧着仕上げをお薦めしています。そうでなくても、せめて半田で纏めた方がいいと思いますよ。
尚、処理された端末内では、Zonotoneのカタログからそのまま引用致しますが、超高純度6NCu、高機能純銅線HiFC、純銀コートOFC、高純度無酸素銅による独自の4種類のハイブリッド導体が収まっていて、それらが撚り線状に纏まって5.5Sq径をなしていますが、それをスリーブを介してプレス機で完全に全方位から圧着をかけ、その断面は線材の一本一本の感じさせない一つの金属棒で有るかのような佇まいに変化させてあります。こればかりは一般的な圧着ペンチでは実現も叶わない作業内容です。また、あっさりと書いてはありますが、ここまでの仕上げで既に相当な工程数と時間を消化しています。

 

 

インレットプラグに組み付けた姿です。伸縮チューブを被せた部分が金属部分の露出を防いでいる事がみて頂けますでしょうか。撚り線のままの仕上げですと、実際に何らかのテンションが掛かった際に数本の枝毛が飛び出し、L極N極が双方短絡する事になり極めて危険状況となります。また実際に数多く起きている事例ですね。因みに写真上の配列では左からN(W、中立)極、中奥がG(アース)、右側がL極(即ちブレーカー側からやってくる生きた電気)となっています。角圧着処理の端末がプラグの奥深くに挿さった事を確認出来たら強固に螺子留めをし、更に強めにテンションを掛けて抜けない事を確かめて、もう一度増し締めしてからカバーを被せます。

 

 

はい、完成、綺麗でしょ。今回は実際に手にされるお客様を目の前にしながらの作業で緊張こそすれ、その手抜きの無い内部の仕上りとその実際の作業工程を見て頂けた事は嬉しかったですね。
試聴にプリアンプの線を取り換えて聞いた音は流石の一語。神経を使って疲れたのも忘れてただ聴き入るばかりです。また、今回選ばれたプラグがたまたまですが青系統の筺体色で、Zonotoneの採用する製品カラーとマッチして、その見栄えがデフォルト品に感じられるのも素敵ですね。

と言う事で、この組み合わせは聴いた限り、見た限り、どこに出しても恥ずかしくないなと思われましたので、今後でんき堂スクェアの定番品として作成していきますね。

Zonotone 6NPS-Neo Grandio 5.5Hi&Furutech FI-11-N1(R)/M-N1(R)withAIRLOC

1.2mを標準として42,360円税込です。10cm増す毎に1,180円で対応致しますので、例えば1.8mですと49,440円、短く詰めて1.0mで40,000円丁度です、宜しくご検討くださいませ。
尚、その他のグレードのプラグとの組み合わせでも勿論作成致しますので、興味のある方は遠慮なく申しつけ下さいませ。一例として、同じくフルテックのプラグで金メッキ仕様のFI-11-N1(G)/11M-N1(G)を用いて1.2mで作成した場合は40,330円税込となります。選択基準は、値段差と言うよりは、各々のプラグに施されたメッキの好みや有無などで判断頂く内容かもしれませんね。

 

 

上のお写真のこちらは、自分で言ってりゃ世話無いですが、いい仕事をした余勢を駈って仕上げたもう一つの依頼です。
使ったプラグ(Furutech FI-11/11M無メッキ仕様)とケーブル(ナノテックGSC-32)こそ違えど、そこに投じたAIRLOC応用角圧着や手間、技術は全く同じです。角圧着処理の効用もあって、ナノテック特有のもっちりと厚みのあるサウンドが十二分に堪能出来る仕上がりですよ。

 

好みの電源ケーブルとプラグを自由に組み合わせて確実に作成して欲しい!→0466-20-5223

 

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〒252-0804
神奈川県藤沢市湘南台1-4-3
サンシャイン湘南台B1
TEL:0466-20-5223
shonan@audio-sp.com
FAX:0466-20-5277
月火木金 13時~21時
土日祝日 11時~19時
定休 水曜

アクセス

小田急江ノ島線/相鉄いずみ野線/横浜市営地下鉄ブルーラインにて「湘南台駅」で下車。【E出口】より徒歩1分。 ケーキ屋葦さんのあるビル地下1階。「処方せん」の看板矢印のところを入ってすぐの階段またはエレベーターで降りた所です。

DL-103フルアルミボディ登場

DL103強化スペーサー

DL-103ネイキッド化計画始動

DL103木製ボディ換装

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