ドイツのスピーカーメーカーのELACから発売された限定生産モデルBS312 Jubileeが当店に入荷しました。とても人気の高いモデルなのと、台数限定なので気になっていた方は当店までお問い合わせください。
ELACホームページ内製品詳細はコチラ
もちろん通販も承っておりますので、通販にてご購入の方はコチラまで
ELAC BS312 Jubilee メーカー希望価格及び当店価格 324,000円(税込)
お問い合わせはコチラまで→0466-20-5223
y
皆さん今晩は。
最近ソフトにおける録音時/再生時における位相の問題ですっかり頭が混乱気味の店主です。
大変問題を含みながら非常に重要な部分なので、このあまりにも根本的ながらオーディオ趣味的には長期に亘って等閑に付されてきた部分での、何か分かりやすい説明を思いついたら時期を見て報告させて下さいね。店頭での体感ならば比較的簡単に説明できるのですが、文章に起こすのは私の理解力と文章力と表現力では些か荷が重いですね・・・
さて、今日も良く降る雨の下、地下に籠ってお客様から預かったケーブルの端末を弄ったり針先顕微鏡で覗いたりです。
まずコチラ。お客様から預かったスピーカーケーブルの先端ですね。剥いて捩ってターミナルなりプラグに締め込んでいた事が伺えます。これはどなたの処理であっても一般的にはこんな感じで、店頭でお預かりして眺める数多のケーブル先端は大概こんなもんです。後は今回はゾノトーンを預かったのですが、ゾノトーンはその仕上げが被覆が固く線材に食い込むタイプでして、剥く際に写真でもお分かり頂けそうですが、内部の線材をかなり切り落とす、千切れてしまう事が多いのですね。コチラは全体の1/5程は失っている様子です。勿論それでも音はちゃんと出ますし、一本も切り落とさずにこのタイプの線を剥ける人の方が滅多にいない事も記しておきますね。
こちらは先程の先端を切り落として新たに剥き直した姿です。頂いた仕事である以上は最善を尽くして剥きます。綺麗でしょ?
勿論私でも多芯構造の細い線の集合体のタイプの場合は、1,2本は切り落としてしまう事もありますが、基本的にはほぼ完璧の状態で剥けるように配慮しています。今回の写真のは一本も漏らさず残して綺麗に剥けました。また、この大変固い被覆は、ワイヤーストリッパーで線材傷めずに剥くのは事実上難しく、結局は内部に傷を付けない様に外周に刃を当ててて切り目を設けてから引き抜くしかないのですが、その際爪立てて剥こうものなら下手すれば爪失うし、指先も痛くてかないません。そこで円周状に切り目を入れてからケーブル伸張方向に縦にカッターナイフなどで切れ込みを入れて剥ぐように取り去る方法を推奨したりする場合も見受け、実際に私も暫くそうしていましたが、やはり内部の銅線に傷を入れない観点では完璧とは言えないので最近はやめました。
じゃどうすんのさと言う話ですが、オーディオを愉しむのに魔法とか裏技はありませんので、それに相応しい道具と工夫で写真の様に剥いてるのだとご理解ください。
そしてコチラ、右側が先程剥いた線材先端に、当ブログでも度々紹介しているQED AIRLOC応用の角圧着処理です。線材に専用スリーブを被せた上で専用の高圧プレス機で全周囲から圧着を施し、複数の線材が一本の金属棒の様に生まれ変わった姿です。
左側がその状態にした物へ、フルテックのバナナプラグを留めた状態です。写真にある様に二点のイモ螺子で締めるのですが、どこで話がそうなったのか、このプラグを使う殆どの方がここに剥いた線材をそのまま挿入してイモ螺子締めして上手く締まらないとかすぐ抜けるとかおっしゃています。否定的断定は本来避けたいのですが、要するにそれ間違ってます。撚り線捩って螺子締めても力掛かりません、こればかりは道理です。右手の金属棒状態になら実に強固にイモ螺子が締め上がり、相当の力で引いてもまず抜けません。結果としての確実な接続が確実な接点を約束し確実な信号の受け渡しが確実な再生を与えてくれると私自身は考えています、要するに何を使うかではなくどう使うかの部分のお話ですね。
さて完成です。先程のフルテックの基部、金属露出部分も伸縮チューブを掛けておきます。これは抜け防止ではなく、もしものショート防止と見栄えを兼ねた処理ですね。右側は当店お馴染QED AIRLOC処理ABSバナナ仕様です。今回はお客様のご意向にてせっかくのフルテックプラグも再活用したいとの意思を汲んでのこの様な仕上げとなりました。
尚、写真中新たに当店が用意したモノは右手のAIRLOCプラグとそれに纏わる両端の加工のみで、線材もフルテックのピストル型プラグも全てお客様からの持ち込みです。
でんき堂はこう言った使用中の線材のリフレッシュ作業や他店購入品への加工も喜んで承りますので、当店で対応できるサービス内容が御座いましたら何なりとご相談を下さいませ。
本日は開店から閉店まで始終こう言った作業の日でした。最近とてもこういった依頼が増えて来ていて、場合によってはお客様方にお時間を頂く事も御座いますが、頂いた仕事には最善の姿勢で臨みますので、是非とも宜しくお願い致します。
オーデイオアクセサリー、買い替えも勿論愉しいですが、一度、今お使いのケーブルを綺麗に接続し直して音の変化を体感してみませんか?→0466-20-5223
写真は同軸仕様のMIL規格線に、片側は当店ではお馴染のswitchcraft 3502を付けて、写真手前には3503Xと言う雌型プラグを付けた中継型のショートケーブルです。こんなに短い延長ケーブルに何の意味があるのか?と訝しむ向きもあるかとは思いますが、今回お客さんの依頼に於いてコチラを作成しながら、おぉ、そうかと思う所が大きかったので皆様にも紹介致します。
つまりですね、コチラのお客様はビンテージ系の機材を愛用されているのですが、趣味的にケーブルの抜き差しが頻々に発生し、それに対してどうにもその機材が古い旧い故に接続端子が脆く儚く、RCA端子を抜き差し繰り返すうちに今にももげてしまいそうだし実際にもげて大変な思いをしたと。
そこで機材本体側には出来るだけ負担が掛からない様に、音質的劣化も可能な限り少ないこのケーブルを予め挿しこんだ上でケーブル自体はこの端末に対して行うと、なーるほど、これはいい、私自身にも何台かそうしておきたい使用機材が思い浮かびます。
価格はでんき堂オリジナル同軸仕様MIL規格線RCAタイプに1,000円加算程度で作成できると思います、興味ある方は店頭までお声掛けくださいな→0466-20-5223
でんき堂では、MIL規格線を用いた各種ケーブルが抑えめの価格とそこから得られる音質的部分で結構な支持を頂け、毎日何かしら作成してはお客様方に納めさせて頂いております。
基本的に受注後作成に取り掛かる故に、お客様の要望に応じた自由な長さの選択やちょっとした小変更や改良も受け付けますので、メーカー既成品もいいけどちょっとオリジナルな自分専用に触手が伸びる方は一度店頭までお問い合わせくださいね。
まず写真左下は22AWG同軸仕様MIL規格線を用いて作ったXLRケーブル、バランス接続とかキャノンプラグとかも呼ばれますね。先に登場し人気の、写真右のRCAタイプを使われた方々からのリクエストに応えて最近当店のラインナップに追加されました。構造上使用部材が倍となり価格も嵩みましたが、作った当人も困惑気味の性能に、ここのところ製作数が急速に増えています。
でんき堂オリジナル、同軸仕様MIL規格線使用22AWG各チャンネル毎2本、SFチューブ被せXLRタイプ/1.0mペア、24,000円税込
RCA仕様は長さが10cm増減する毎に340円の足し引きの計算で、即ち1.0mペアが15,900円に対して0.9mならば15,560円であり1.2mペアならば16,580円でしたが、今回のXLR仕様ケーブルは純粋に使用線が倍となりますので、10cm増減する毎に680円の足し引きとなります。つまり・・・
0.9mペア・・・・・・・23,320円
1.0mペア・・・・・・・24,000円
1.2mペア・・・・・・・25,360円
1.5mペア・・・・・・・27,400円
2.0mペア・・・・・・・30,800円
3.0mペア・・・・・・・37,600円
価格は全て税込です。勿論0.5mでも5.0mでもお作り致します。近日価格リストも整備致しますが、当面は1mペア24,000円を基準に必要な長さを10cmにつき680円足し引きで計算してみてくださいませ。
こちらは最早定番化の勢いの22AWG同軸仕様MIL規格線のRCAケーブルです。XLR仕様共々フォノファイルさんのケーブルクリップを添えてお渡しです。詳細や各種長さ毎の価格表はコチラを参照下さい→http://www.audio-sp.com/?p=14951
こちらは同じく22AWG50Ω同軸仕様MIL規格線に、見た目は上記アナログ用と同じに見えますがRF【=Radio Frequency 】仕様のswitchcraft端子に差し替えて作ったデジタルケーブルです。以前紹介した仕様の各部を見直して更にSFチューブを被せました。実際に使われた方々からは、コチラの数倍の価格のブランド品と遜色ないか以上との言葉を頂き製作者としては嬉しくもあり、数多のオーディオブランドを偏りなく幅広く販売する旨を掲げるオーディオ専門店の責任者の立場としてはバランス感覚が難しい部分でもありますが、ともあれ頂いた金を裏切らない内容である事はお約束出来ると思いますと申し上げておきますね。詳細と価格はコチラをご覧くださいね→http://www.audio-sp.com/?p=15052
コチラは見ての通り、片側がステレオミニプラグです。やはり22AWG同軸仕様MIL規格線で作成してあります。写真はお客様の要望で特別短く作った30cm仕様です。ミニプラグに対しての音質追求型がメーカー品でもあまり選択肢が少ないこのジャンルです、自由な長さの選択と見栄えから得る印象とは裏腹の予想以上の再生音にたまげたお客様方から、追加の注文が結構多いケーブルです。
価格は1.2mで9,660円税込、10cm増減ごとに320円足し引きで対応出来ます、即ち、写真の30cmならば6,780円、90cmなら8,700円、2.0mで12,220円となります。
5mぐらいでも殆ど性能の変化なく使える事は確認致しましたので、10cm刻みで自由な長さでご依頼くださいな。尚、両端がステレオミニプラグ仕様も同じ格で製作致します。
価格を抑えてシステムに丁度良い性能と長さのケーブルをお求めの際は→0466-20-5223
皆さん今晩は、全国的に大雨の週末模様ですね、お出かけ諦めた方はオーディオでも弄って好きな音楽聴いて下さいな・・・
さて、本日はオルトフォンジャパンの贈る高級スピーカーケーブル、Reference SPK-Blackへ、でんき堂ではお馴染の英国QEDのAIRLOC処理です。こちらはメートル当たり6,000円はする高価なスピーカーケーブルで内部は4芯構成、オルトフォンらしい厚みのあるサウンドが身上のケーブルです。今回はその能力を最大限接続時に失わずに得るために、お客様の要望に於いて4芯を二芯づつ組んでそれぞれをAIRLOC処理です。プラグは外装と防振が奢られたMETALタイプ、価格は普段用いるABS仕様に比べ多少上がりますが、得られる物もそれに比例します。
余談ですが、四芯ケーブルを二本づつ束ねて使う際の基本的なルールは対角線同士でペアを組むと言う事です。今回のオルトフォンやゾノトーンでも基本的にその用法が推奨されていますので念のため。ただその際に気を付けたいのが、このタイプの4芯仕様の線材の被覆の色が、その組み合わせに於いて我々の一般的な認識でのホットカラー、コールドカラーの概念から外れてしまう事なんですよね、なんで対角線同士で組む事を推奨しながら色分けは隣同志を同系色に染めるかなぁ、紛らわしい・・・
写真でも赤と黒を組んでいる姿が確認出来ますか?コレ今回みたいな両端同等の際にはまだ良いのですが、片側をバイワイヤに仕上げる様な際には線材被覆の色に意識が引っ張られて相当混乱しますので、ご自分で仕上げる方は重々お気を付け下さいませ。
コチラはお客様お持ち込みのケーブルの端末をQED AIRLOC応用の角圧着処理です。バイワイヤ入力型スピーカーをバイアンプ駆動する為に贅沢に通常の倍のケーブルを用いて、よって端末処理も倍の16箇所です。こういった凝った接続方法を選択しながら接続は剥いたままのケーブルを指で捩って螺子締めておしまいとかは、もうなしですよ皆さん。
尚、この角圧着処理を施した上からバナナプラグ等を装着すれば、剥いた撚り線にそのままプラグを装着と比べてもイモ螺子の咬みは抜群によくなり、接続時の再生音も容易に向上を体感できると思います。更に、本来のQED AIRLOC処理にバージョンアップも叶いますので、価格的にいきなりAIRLOC処理まではと躊躇される方も、一度この角圧着仕上げを体感頂いてから、予算的に気分的にそれを試したくなった時点でAIRLOC仕上げを依頼頂くのも宜しいかと思いますね。
角圧着処理は一箇所に付き500円から、今回の2ペア4本16端末なら8,000円、一般的な一組8箇所なら4,000円から仕上げ可能です。一部ケーブルの太さでその仕上げに対応出来ない場合や、構造的に手間が掛かるケーブルには追加料金が発生する事もありますので、ご依頼の際には一度お問い合わせ頂ければ幸いです。勿論今お使いのケーブルでも他店購入品でもお持ち込み歓迎ですよ。
QED AIRLOC処理も角圧着処理も→0466-20-5223
2018年10月頃に発売されたaurorasound VIDAの展示機が当店に入荷致しました
現在店頭にて試聴可能となっておりますので、気になっている方は是非とも当店まで足をお運びくださいませ。
正面にはミュートスイッチのみとなっており、大変シンプルな作りではありますが、実際に並べてみると小型ながらも高級感が漂います。
aurorasound VIDA メーカー希望価格 127,440円(税込)
当店価格 114,696円(税別)
試聴希望、その他お問い合わせはコチラまで→0466-20-5223
y
ゾノトーンのケーブルは剥き難いと言う話が巷間実しやかに囁かれていますね。
まぁ分からなくもないのですが、今まで沢山この青い色した人気ケーブルをさわって来た立場での意見としましては要するに
経験を重ねて技術を高めて道具を揃えて十分な準備と時間をかければ全然難しくないし、いきなり取り掛かればそりゃ大変でしょうねと。それはこのケーブルに限らず何だってそうでしょうが・・・
今日のお仕事はその難しいと言われがちな、特にシールドや被覆が凝っていて硬い造りの6NSP-Granster2200α及び5500αへの端末加工作業です。
たとえば上の写真は6NSP-Granster2200αをシンプルに剥いて先端を半田処理したものです。このケーブルは確かに硬く、どのタイプのワイヤーストリッパーを用いても線径の関係で線材を傷付けたり切ったりせずに剥くのはまず無理です、何しろ被覆内でケーブル自体が偏芯してるし。
結局は撚り線を一本たりとも切り落としたくなければ、剥きたい長さにそっと線毎の被覆へ刃物をそっと当てての作業ですが、無事切り込みを入れても、この被覆が爪立てて引いたぐらいでは抜けません。半ば線材と溶着するくらいの強度で融合しています。ベストは切り込みを入れた後にヒートガンであぶってビニールを柔らかくしてから引き抜きます。ここまでして初めてこの銅線の撚り状態が一本も欠損せずかつ綺麗な撚り状態で取り出せます。だので半田を流しても非常に綺麗な見栄えで仕上がります。1セット仕上げるのにケーブル外身両端左右分を四回剥いて、防振で入ってる木綿糸も同じく4箇所分切り落として、内線を先程の作業をプラスマイナス両端左右8回繰り返して、半田も8回流して伸縮チューブも4箇所炙って付けて漸く完成です。これらを一般的には30分で行えればまずまずの遣い手でしょうね。
こちらは6NSP-Granster5500αです、実質2200αの4芯仕様と思って頂いて構いません。つまり向き工程では先程のおよそ二倍近い手間が掛かると理解下さい。写真の仕上げはでんき堂ではお馴染にしてかなりの人気なシングルバイワイヤ仕様にQEDのAIRLOCです。
先程述べた切り込みいれて炙って剥いての作業を16回済ませて更にQEDのAIRLOC専用工具で12回の端子圧着作業で、流石に私でも1時間近い時間を要します。
AIRLOC自体は経験や技量に関係なく個人では実質行えない処理ですが、この仕上げを体感したお客様方からの驚きや感想が励みで嬉しくもあり、然程苦にはなりません。確かに時間が掛かりますが・・・
剥き難そうなZonotoneケーブルの端末加工依頼は→0466-20-5223
小田急江ノ島線/相鉄いずみ野線/横浜市営地下鉄ブルーラインにて「湘南台駅」で下車。【E出口】より徒歩1分。 ケーキ屋葦さんのあるビル地下1階。「処方せん」の看板矢印のところを入ってすぐの階段またはエレベーターで降りた所です。
©2012-2025 オーディオ専門店 でんき堂スクェア湘南 | Powered by WordPress with Easel | Subscribe: RSS | Back to Top ↑