オーディオ専門店 でんき堂スクェア湘南

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analog誌82号で紹介された でんき堂オリジナルケーブルインシュレーター

でんき堂オリジナル電源ケーブル メガネプラグ及びコットン巻追加

AIRLOC端末処理価格表

AIRLOCはスゴイ!

QED AIRLOC MINI

オリジナル アース線 Blue Ground Wire販売

オリジナルRCA販売再開!

オリジナルMIL規格RCAケーブル

造りの良いアルミシェル登場

ケーブルインシュレーター

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サウンドクリアナノ販売開始

11月03

【追記】11月10日(日)TOP10CLUB 試聴即売会

on 2019年11月3日

間近な告知で申し訳ありません、11月10日日曜日のお昼頃より、毎度お馴染TOP10CLUB様主催の試聴即売会を実施致します。

 

 

ここ最近はクラシックのレコードも掘り出し物があるようですので、気になる方、御都合よろしい方は当店まで足をお運びくださいませ

 

TOP10CLUB 試聴即売会 11月10日(日) お昼頃より

※通常営業も行っておりますので、その他お問い合わせも是非

 

更に当日はプリアンプをSIMAUDIO「 350P」パワーアンプをAIRTIGHT 「ATM-1S」で音を出します、お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせはコチラ→0466-20-5223

 

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11月02

高価なケーブルをチョキンとやって頭を付けて倍にする話

on 2019年11月2日

 

なんだか高そうな電源ケーブルが写っていますね、それもその筈で、先端に付くプラグはフルテックの最高級グレード品 の FI-50/FI-50M NCF(R) で、各々が税込定価35,200円もするお品です。その間にあるプラグは同じくフルテックのFI-11/FI-11M-N1(R)で、税込価格は7,276円とコチラも本来は十分高級なオーディオグレードなのですが、先に紹介したプラグのあまりの存在感に、つい安く感じてしまうあたりがオーディオの恐ろしさですね。
考えててみても下さいな、電源ケーブルの頭だけの値段が7,000円とか35,000円とかって、ちょっとなかなか市民権得るには難しそうな感じですよね、一般論で言えば。まぁオーディオを商いにする私がいってりゃ世話無いのですが。
では、これらが無闇に意味無く高いのかと言うと、勿論そんな事は無くって、その違いをキチンと描きだせる装置を揃え、活かしきるセッティングを施し、聴き分ける耳が出来ている方には、明確にその差と存在意義を感じ取られるのです。
今回はそんな優れたオーディオ/音楽愛好家のお客様からの御依頼のお仕事です。即ち、元々の完成系のZonotoneの電源ケーブルがお客様の手元に御座いまして、こちらはモールドタイプのプラグが備わっていましたが、以前に長さの調整も含めてのより音楽的改善を求めて、FurutechのFI-11-N1(R)にすげ替えました。暫しその状態で使ってお気に入りも頂けていたのですが今回、故あって更に高性能で高価なプラグ、FI-50NCF(R)をコチラのお客様は入手を図られて、再び当店へ頭のすげ替えの依頼を下さいました。
内部では予め以前の作業に於いて、その線材端末をQED AIRLOC応用の角圧着処理を施してありましたので、新たなプラグとの結合噛み合わせ接続は抜群に良好、交換終了後の試聴でも、一聴きして同じ線材からプラグのみでこうも変わるのかと言った驚きを体感出来ました。

 

 

さてコチラ、二本のZonotone 電源ケーブルが並んで写っています。双方それぞれ片側に既存の頭を残し、もう一方に先程の作業で浮いたFI-11/FI-11M-N1(R)を装着してあります。つまりですね、一本の既存の完成ケーブルを半分に切り分け、その双方に新規にプラグを付け直して、ケーブルの節約と言うかプラグの再活用と言うか、一本が二本に増えてかつ先の作業で生じた、使わなくなったプラグにも新たな活路を見いだせたと言う、無駄なく余さずオーディオ遊びをしつくすこう言った姿勢、個人的に大好きですし、そう言ったお客様の希望要望、私の技量の及ぶ範囲で可能な限り応じさせて頂きたいと考えています。皆様も、長すぎるケーブルを丁度良い長さに縮めてかつ残りも活用したいななどと画策なされた際にはこう言った面倒を気持ちよく引き受けるお店の存在を思い出して頂き是非でんき堂までご相談下さいな。

 

オレのケーブルをチョキンと一思いにやってくれぃ!→0466-20-5223

 

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11月02

完売しました【中古】Zonotone 7NSP-Grandio07 2.4mペアをリケーブルして最良の状態でお渡し致します

on 2019年11月2日

 

Zonotoneのハイグレード仕様のスピーカーケーブル、『7NSP-Grandio 07』が中古として入荷致しました。この製品は最近になってNeoとHiの二語が追加されマイナーチェンジが施されましたので、ひとつ前のモデルと言う事になりますね。切り売りなら1m当たり8,700円(税別)もする高価なスピーカーケーブルです。今回、余所のお店で端末処理を施されたというその姿はかなり気の毒な状態で、その価格と性能に見合った実力が発揮できていたかと言うと甚だ怪しい物でした。よって今回は先端を切り落とし剥き直して、全てを作り直しとしてお買得にして高性能の姿でお出し致します。
このケーブルは一線当たりに種類の異なる7本で構成され、その内一本が単線なのを除いて全て被覆が施されています。よって左右ペア共に仕上げるには最外皮を一回、中から現れる二線分プラスマイナスを各一回、その各線内の単線を除く6線を二回、それぞれの端末が15回の剥き作業で漸く完成でそれを四端末、即ち60回の剥き作業が必要です。
上の写真の様に、角圧着仕様の所まで伸縮チューブなども用いて美しく仕上げるには、通常の8回剥けば作業出来るケーブルに対して、この様な凝った仕様のケーブルは凡そ10,000円程の作業工賃を追加で頂戴致します。
参考までに写真の姿までに持ち込むには私で2時間少々となかなかの技量を必要とします。故に1万円の追加作業量を高いと見做すか否かは皆様にお任せ致しますが、少なくともこのケーブルでの個人処理で『成程綺麗に仕上げたもんだ』なと思える物は、偉そうな物言いで申し訳ないのですが残念ながら今まで一度も目にした事はなく、何の為に7種の線材を用いてまでつくってあんだかと言うレベルの、端末に対して気の毒な接続状態の物ばかりでした。
話が余談に流れましたが、とにかく手間を掛けて仕上げてある今回提供のコチラは2.4mペア、販売当時の定価で見ると税込みで45,936円分と言う事になります。写真の様にQED AIRLOC処理応用の角圧着仕上げの場合、先程述べた端末処理追加料金も含めて+14,000円(含む角圧着処理8箇所4,000円分)ですが、今回この状態での28,000円税込での御販売です、どれだけお買得かどうかは是非皆様でお考えになってその価値をお決めください。
また、この状態で用いて頂いても、メーカー完成品のプラグ装着状態のお品と比較して頂いても、十分な驚きを体感頂けると思います。

更に写真に各種写っているQED AIRLOC処理を併せてお勧め致します、下記表記価格は全て税込みです。ここまで仕上げれば、最早同クラスに於いての端末未処理の状態のどのケーブルとの比較においても、がっかりする様な事だけはまず無いでしょうね・・・

最もポピュラーなABSバナナ8箇所で・・・・・+17,600円
Yラグ8箇所なら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・+20,000円
ABSバナナ4箇所Yラグ4箇所のミックスで+18,800円
メタル仕様のバナナプラグ8箇所で・・・・・・・+24,000円

あと、写真中央に映るのはOYAIDEのSPSL(4個入り8,580円税込)ですが、今回丁度2組のコチラの中古品が入荷しています。今回のケーブルを注文頂いた際に、このプラグのみ先に売れていなければ、8端子8,000円税込にて装着いたします。角圧着処理状態へのイモ螺子プラグの装着は、撚り線状態への同じプラグ締めあげと比して留り具合、接続具合、信号の受け渡しの確実性諸々大きな差を体感頂けますよ。

 

完売しました、御成約ありがとうございます

 

写真以外のプラグでも他のケーブルに対してでも、でんき堂はお客様の望むベストな状態に仕上げて納めます→0466-20-5223

 

 

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10月31

人気上昇中、HSE処理 TIGLON / SUNSHINE SSP-REFERENCE 1.0 + QED AIRLOC

on 2019年10月31日

 

TIGLONとSUNSHINEのWネームで作られたHSE処理で話題のコチラ、SSP-REFERENCE1.0 がここ最近人気が高まって来ていますね。当店でも切り売り販売対応でロールにて在庫を有しているのですが、その減り具合が最近際立ちますね。ついでに隣の埃被ったロールにももう少し陽が当たるといいのにな・・・っと余計な戯言はさておき、今日はその人気ケーブルの能力を最大限に活かせると考えられるAIRLOCでの仕上げです、しかも見栄えも優れたメタル仕様。
手触りの大変優しく音楽再現性が極めて豊かなこのケーブルに、接続接触の確実性では他を寄せ付けないこの組み合わせ、まだ体感されていない方にこそ是非お耳に届けたいですね。
以前も書きましたが、今お店ではこのケーブルに対してプラグ未処理とAIRLOC処理した状態の2セットを同じ長さで用意してAIRLOC処理の有無の差を比較試聴して頂けるように貸出対応で用意致しました。お前の言う事はどうも胡散臭い、騙されんぞ、耳にして確かめない限り易々と金なぞ出せるか!と言う向きの皆様には喜んで御貸出し致します。遠方の方には送料ご負担で御貸出し致しますので、興味の向きは一度お声掛けくださいませ。

SUNSHINE SSP-REFERENCE1.0  当店切り売り価格2,087円税込/m

QED AIRLOC処理、ケーブル同時購入時処理価格/価格は全て税込表記

ABSバナナ8箇所・・・・・・・・・・・・・・・・17,600円
ABS・Yラグ8箇所・・・・・・・・・・・・・・20,000円
ABSバナナ4箇所・Yラグ4箇所・・・18,800円
バナナ・メタル8箇所・・・・・・・・・・・・24,000円

例えば、2.5mペアでABSバナナ処理ならば28,035円、写真の様にメタルバナナならば34,435円となります、皆様、人気のSUNSHINE SSP-REFERENCE1.0共々QED AIRLOC処理も是非ご検討くださいませ→0466-20-5223

 

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10月26

SAEC SPC650&QED AIRLOCでシングル-トライワイヤ接続用ケーブルを作成す

on 2019年10月26日

英国系スピーカーを中心にバイワイヤ入力タイプのスピーカーが結構存在いたします。高域用低域用にそれぞれ入力端子が備わったあれですね。普段は端子上下をショートバーやショートワイヤにて短絡させて用いますが、しかるべくケーブルを用意してアンプからそれぞれ高域低域と分けた接続を行う事で、そのスピーカーから得られる音楽的再現性は随分と表情を変える事が知られています。その際にアンプ側がAプラスBの二系統の出力端子を有す場合はそれぞれの出力ターミナルを用いての接続が叶いますが、ここで思いの外勘違いしてる方が多いのですが、2系統出力端子が備わっていてもアンプ的には一般的には2チャンネル構成ですので、AとBから出力される信号は根は同じ物です、要するに内部で1を2に分けてるだけです。
よって自分のアンプには出力が二系統無いので、バイワイヤ接続が出来ないと言われる方が多いのですが、その一系統から二本のスピーカーケーブルに均等に分岐する構成を作り上げれば結果は同じ、或いはA/Bセレクターの切り替え系統を経ない分、かえって得られる音質は増すくらいかもしれません。この方法をオーディオ的造語なのでしょうが、一般的に私達はシングルバイワイヤ接続と呼称しています。
例えば高低全く均等同質な線材を同長で複線用意し両端を綺麗に端末処理した場合には、スピーカーペアの高低域プラスマイナス8箇所及びアンプ側A/B各プラスマイナスL/R8箇所で総計16箇所の端末、例えばバナナプラグ等を必要と致しますが、アンプ側の高低域線を一纏めに処理して繋ぐシングルバイワイヤ接続ならスピーカー側8箇所、アンプ側4箇所の計12箇所の端末数となり、音質的にもそこに関わるコスト面的にも、こちらの方が優位かな?と私自身は感じています。

 

 

さて、写真です。どえりゃぁ端子数です、これでスピーカー一組分です。よくよく数えれば16端子並んでいます。されど左のアンプ側は4端子、右手のスピーカー用が12端子、してその目的は・・・
これをシングル-トライワイヤ接続ケーブルと言います。滅多に無いのですが、やはり英国系を中心に高中低と三段に入力が分かれているスピーカーがごく僅かに存在してるのですね。
バイワイヤ接続タイプで作られたスピーカーのそれを用いての接続時に得られるシングル接続と比した優位性を先程述べましたが、トライワイヤ入力に対してならば尚更その差は顕著に感じられると思います。
今回SAECのSPC650という人気ケーブルを用いてQED AIRLOCで作成したコチラは、左右2.5mペアですから、シングル-トライワイヤで作成するには総計15mとプラグ計16個、結構な金額とはなりますね。作成側としてもアンプ側の各端子3本づつの纏め処理等で通常のAIRLOC処理より結構な手間を使うのですが、このケーブルから得られる効果はその価格と手間以上であると一聴すれば分かって頂けると思いますよ。
せっかくのトライワイヤ入力タイプのスピーカーをお持ちで、未だショートバーなぞで上中下の端子を短絡されてお使いの方がいらっしゃいましたら、高価なショートケーブルなぞに投資なさる前にこの方法がある事も思い起こして頂いて、是非でんき堂にお声掛けくださいな。
一応筆を重ねさせて頂くと、アンプ側のAIRLOC端子に3本分のケーブルを一纏めに咬む為に、使えるケーブルの線径、即ち選択出来るケーブルの種類にはある程度の制約がある事は予めご理解下さいませ。

 

シングルワイヤ、バイワイヤ、トリプルワイヤ、AIRLOCなら→0466-20-5223

 

 

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10月26

とある技術者が手にしたDL103を見つめて『・・・』となった話

on 2019年10月26日

先日コチラで少し紹介しましたが、KS-Remastaを主催される柄沢さんの御好意で、でんき堂においても柄沢氏自らが手作業で作られる素晴らしいリード線の数々が取り扱えるようになりました。4,000円台からその製品は体感出来ますが、今日はちょっとお高い製品が出て来ます。
KS-Stage401EVO.1/高純度OFC単線(直径約0.6㎜)という(50,000円税別)かなりの高級品です。何故ここまで値が張るかは先方のページをリンクしておきますが、とにかく仕上げに手間の掛かったリード線とだけはご理解下さい、そしてたいへんその取り扱いは繊細であると。

 

 

今回はその高性能にして高価なリード線を、ちょっと珍しいカートリッジに装着です。
知る人ぞ知るHighphonic(ハイフォニック)の城井さんが、DENONのDL103に手を施してその特性を更に伸ばしたDL103PROの存在をご存知の方もおられるかと思います。こちらは業務用レベルでの必要とされるプロの現場に納める為に作られていますが、でんき堂を含めて一部の流通で入手できるDL103の秘密兵器です。
そして今回のはDL103PROの中でもDL103R PROの更にスペシャルな仕様と言う事で、どうスペシャルかと言うと、例えが通じれば嬉しいと言うか多分通じませんが、さいとうたかおの『ゴルゴ13』の作品内で、とある腕利きの銃の職人が、量産品のM16(←自動小銃ですね・・・)の数多のバレルを一本一本覗いては、これも駄目、あれも駄目、これは・・・う~ん、やっぱ駄目と次々ポイして行って、突然ハタと手が止まって暫く手にした一本の銃身をためつすがめつして

『・・・』

となるけですね。
つまりごく稀に、生産ライン上のレベルを維持した中でのとんでもない精度が出ている銃身を発見して選び出し、ゴルゴの為に凡そ一般レベルの精度を超越した銃をカスタムメイドする話な訳ですが、本来業務用途であった量産製品のDL103であり、その全てが彼らの検査工程を経て基準をクリアしたモノだけが市場に出るのですが、そのなかでもごく稀にとんでもない性能と言うか精度が出ているカートリッジが混ざってるそうなのです。要するに量産品とは言え、アナログカートリッジは人間の手作業で作られてますので、基準を満たした中でもとびきり上出来な物が出来得る訳です。
例えば30年も前のマツダの初代ユーノスロードスター、所謂てんろくエンジンですが、一部のマニアの間でとんでもない当たりエンジンの存在が噂されていて、私も一度だけそれと思われる個体のハンドルを握った事がありますが、凡そ吊るしの状態とは思えないエンジンフィーリングになんじゃこりゃ?と思った物です。
話が混乱していますが、要するにHighphonicの城井氏が思わず

『・・・』

となるDL103に遭遇する事がごく稀にあるそうで、その時に初めてDL103PRO“S”として通常のPRO仕様を遥かに超越した仕様として組み上げられて、ごく限られた幸運な方の手に渡るそうなのです。
残念ながらDL103を相当数触って眺めて来た私にも、本体やそれに添付されたチャートグラフやロット番号見てだけの

『・・・』

と、なれるだけの高度な選球眼能力は持ち得てはいません。以前城井氏に頼まれて納品したDL103が、後からとんでもないのが一個混ざっていたよと言われて驚いたくらいです。

今回その『・・・』仕様、しかもDL103Rの方でそれが見つかったとの事で、幸運にもそれを入手された方から、せっかくだから周辺もスペシャルに対応しようじゃないかと話が膨らみ、先に述べたKS-RemastaのKS-Stage401EVO.1/50,000円税別を奢り、シェルはMySonicLab SH-1RH-SLを指名。更に繊細な響き具合を狙って新製品のオーディオリプラス製石英カートリッジスペーサーを挟みます。
どれも手元が狂えば一発でお札が何枚もヒラヒラ飛んでいってしまう物ばかりで、日常普段から相当数のカートリッジ装着に携わっていますが、今回は流石に店舗のBGMもおしゃべりも無しでの集中力が装着作業に要求されます。特に、これはKS-Remastaさんのリード線をお考えの方にはハッキリ申し上げておきますが、出来るだけ腕の確かなお店さんを見つけて装着を依頼して下さい、お客様方の腕を疑いたくないのですが、一般の方々はやめときましょう、自分で付けるのは。勿論皆様のチャレンジ精神を否定する発言で無い事も併せてご理解下さいね。
要するに単線径のリード線に対して比較的柔らかめのリードチップの組み合わせは、装着時の力加減で一発でチップを破断します。勢い余って針先も飛ばせばそこでThe Endってな具合ですよ。更に慌てて石英の薄いスペーサーなんて床に落とせば割れちゃいます、泣くに泣けないね・・・

慎重な作業を終えて試しに出したその音は、もう既にこの針がDL103だったとは思えない領域の再現性、お客様も私もほぉ~って感心しながら聴き入るだけです。
標準を体現したかのような日本のMCカートリッジの代表的なDL103で、聴いた事もない様な領域に踏み込む感覚ってのは、職人がカスタムしたM16でゴルゴが、本来その銃の性能では到達し得ない距離の狙撃に成功する様な感覚と同じなんですかね?荒唐無稽な劇画漫画(←個人的には大好きですよ、ゴルゴ13)と現実を混ぜてのお話で申し訳ございませんが・・・

尚、でんき堂ではここに挙げたDL103PROもKS-Remasta製品もリプラスの石英もサービスも全て取り扱えますが、今回のDL103及びR PROの『S』仕様だけは通常販売製品としの価格を定めての取り扱いが出来ません。その入手は巡り合わせが全てだとだけご理解いただき、時間もお金も覚悟するからそれでもと言う方は、一度でんき堂までお声掛けくださいな。
また、KS-Remastaのシェルリード線に関わらず、カートリッジ / シェルへの装着は取り付けに纏わる事故が大変増えています、他店購入品でも一向に構いませんので、装着に臨んで危ないなと感じたり、装着してくれるお店が見当たらなかった際には遠慮なくでんき堂まで相談下さいね。

 

『仕事か・・・』→0466-20-5223

 

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10月24

オーディオテクニカMCカートリッジ AT-OC9Xシリーズ②

on 2019年10月24日

 

先日の予告通りにテクニカのAT-OC9Xシリーズの事を少し書いていきましょう。

今回、この9の番号の付く系列のMCカートリッジが同時に5種類も出て来ました。1987年の初代AT-OC9以来、途中製品的空白期間があったりしながらも、9の型番を戴いたカートリッジは各時代毎に市場にお目見えするのは一種類だけでしたが、今回は空前のバリエーションを揃えての一気呵成的な勢いでの展開です。私も何故かいな?と疑問に感じながら彼らの資料に目を通して漸く理解しました。つまり今回この9系列に対して、今までテクニカがMCカートリッジ作りに於いて採用して来た技術を一通り採用してみたかったのでしょうね。

それぞれに採用した技術や素材によって、AT-OC9XSLの98,000円から下はAT-OC9XEBの29,000円(価格は全て税抜き)と5つのグレードが揃いました。或いはその価格は戦略的でもあり採用した技術と素材に左右されているともいえます。全5モデルに共通した、テクニカお得意のPCOCCのコイル線材及びマグネットにネオジウムを用い、カンチレバーにボロンを採用しヨーク素材にパーメンジュール(鉄とコバルトを1対1の割合で混ぜた合金)を使用したラインコンタクト針のAT-OC9XSLを筆頭に以下、シバタ針のSH、マイクロリニア針のMLの3モデル、アルミパイプカンチレバーを採用しヨーク部には純鉄を用いた無垢楕円針のEN、最後に接合楕円針のEBの2モデルと続きます。ここから凡そ分かるのは、カンチレバーの材質とヨーク部材の違いからくる、SL、SH、MLの3モデルと、EN、EBの2つのモデルで大きく分けて二つの音質傾向が存在する事がまず伺えます。上の三つが繊細さと解像度を優位とし、下の二つがエネルギー感と力強さを基本としている程度に理解すればいいと思います。
尚、無垢と接合の違いはありますが、ENとEBは針先形状も含めてほぼその他の項は諸元から得られる内容を見比べてもほぼ同等性能を有していると言えるでしょう。価格的には45,000円と29,000円となり結構な差ではありますが、さて如何でしょう、無垢と接合針以外の差がほとんど感じられない両者に対してこの価格差は、テクニカMCカートリッジの入門機的位置付けを与えられたEBの立ち位置故の必然なのかもしれず、最廉価の設定は性能ではなく彼らの戦略を背負った故の非常にお買得な存在と言えるかもしれません。

以降はまた次回・・・

 

オーディオテクニカカートリッジは→0466-20-5223

 

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