オーディオ専門店 でんき堂スクェア湘南

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12月30

でんき堂2020年仕事納め、本年も大変お世話になりました

on 2020年12月30日

皆さん今晩は

色々と大変だった2020年も後少しですね。例年とは違った年末年始を過ごされる皆様も多い事かと思いますが、コチラに目を通してくださるようなオーディオと音楽を愛している皆様にはきっと良い機会にもなると前向きに捉えて、是非家にこもって蕎麦啜って餅でも食いながらオーディオ機器と戯れて頂ければ幸いですね。
さて、でんき堂は昨日12/29が一応の仕事納めの予定だったのですが、本年最終日が本年最繁忙日だったのではないか?と言う混乱ぶりに陥ってしまい、出荷の積み残しや新年を迎える為の掃除など何一つ出来なかったので、本日定休日ではありましたが私はノコノコと街に溢れる危なっかしい運転を掻き分けての出社でお仕事です。
こと今月は私自身が作成の責任を持たねばならない、ケーブル関連の製作依頼を例年以上に頂戴した故に、コチラに筆を進めること自体が滞ってしまっていましたので、店内の掃除も終えての一段落、年の瀬最後にここ10日間程度の作成事例一気に紹介です。
来年度のでんき堂への皆様のお仕事依頼時の参考になれば幸いです。

 

まず手始めにコチラ。他店購入製品持ち込みに対して全く嫌な顔をしないと一部で人気の稀有な存在の一例としてのでんき堂の面目躍如のお仕事例です。ナノテックのスピーカーケーブルを送って頂いての端末処理ですね。お客様の使用機材の確認にや要望を電話で十分に話し合ったうえで、スピーカー側はQED AIRLOC処理、アンプ側はバナナプラグ非対応でしたのでQED AIRLOC応用の角圧着処理となりました。

 

 

コチラはゾノトーンの4芯ケーブル6NSP-Granster5500αの特性を活かしてシングルバイワイヤ仕上げです。

 

 

仕上がりの奇麗さも優先して、通常の作成工賃に多少の追加を頂戴して、2芯にまとめた側やプラグ全体に伸縮チューブを奢って、少しばかり良いものを手にした気分になれる仕上げとなっています。

 

 

今度はアクロリンクの超高級スピーカーケーブルにQEDのAIRLOC処理です。ケーブルの型番はすぐ思い出せないのと先を急ぐので割愛しますが、とにかく高級な凄い奴です。他社の複雑な構造の高級ケーブルに比べれば剥き作業自体はそう難易度が高いものではないのですが、シース内を完全に間隔を保って配線された平行ケーブルを、端末処理時に美しさを保つには多少の経験と技術を要します。

 

 

今度はORBの4芯スピーカーケーブル、INNOVA-TS7です。個人的感想ですが、もしあまりこういったケーブルへの処理経験の薄い方が個人で処理に臨むならば、正直言って同じ価格帯に存在する四芯タイプのゾノトーンより扱い易いと思います。勿論それが両者の音楽再生的優劣を指す訳では無い事はご理解くださいませ。敢えて言えばこちらはクセの無い聴き疲れの無いケーブルだと思います。勿論適切な処理を行ったうえでの話とことわり付きですが…
写真で分かるように今回はバイワイヤ接続で全端子延べ16箇所、並べて写せばなかなか壮観な眺めですね。

 

 

はい、コチラも当店の人気メニューの、持ち込み電源ケーブルの手直しです。メーカー品、個人作成、オークション入手と経路は様々ですが、総じて言えるのはどれもこれもあまり褒められた内部接続の施されていないものが多いと言う事ですね。中には発火寸前感電寸前否既に感電しているの事故レベル品もお見受けいたします。皆様も年末の大掃除ついでに是非手元の電源ケーブルの安全性を見つめ直して下さいね、不安に感じたら音質向上も兼ねて一度でんき堂までご相談くださいませ。

 

 

早速持ち込まれたケーブルのプラグを外します。メーカー名は伏せますが、まぁこんなもんです。剥いたケーブル捩った直締めで良く見る眺めですね。

 

 

それで毎度御馴染みQED AIRLOC応用の角圧着処理です。撚線に専用の筒を被せて超強力なプレスを全周囲から施し、撚線多芯線を完全な金属角柱状態へ持ち込み、プラグ内部での強力な接続を実現します。

 

 

再びプラグに装着です、しっかり留まった姿が確認頂けますか?
接続時の金属露出部分は可能な限り絶縁処理を施します。ここから枝毛が伸びている、見るのもおぞましい危険な姿の電源線の市販品、個人作成品問わずのあまりの多さに、最近私はちょっと怖れを抱いています。

 

 

シースを被せてアモルメットコアも通して完成です。悪くない仕上がりでしょ?

 

 

こちらも似たようなプロセスを経て仕上がったメーカー品の持ち込みケーブルです。プラグ交換、内部接続角圧着処理、新規シース被せにアモルメットコア通しと、最早製品購入時の原型を留めていませんが、間違いなく言えるのは今まで以上の安全性の確保と音楽再現性です。

 

 

こちらもほぼ同じ内容ですね、プラグはお客様の好みで今回は片側のみ入れ替えました。試聴してまた再び違う物へのコンバートもある事でしょう。

 

 

はい、でんき堂が多少皆様に知って頂く切っ掛けになったDL-103のアルミボディですね。雑誌などで紹介されたりメーカー関係者がこっそり買ってくださったりと、発表以来数年経ても尚好評です。オリジナルDL-103の振動系や電気系には一切の手を加えずに、精密加工業者にお願いして作成してもらった元の樹脂ボディと寸分違わぬ作りのアルミボディに換装したコチラが聴かす音世界の深淵には企画した私自身が全く驚くしかありませんでした。
レアモデルDL-103Mを除く全103系列に対応いたします。各種DL103へのお持ち込換装対応です。中にはどっかの駅前家電カメラ量販店で今まさに購入したばかりのDL103をお持ち込みになられるお客様もおられるほどですが、一応当店でもDL103は通常在庫を持っていてその価格も市場と大きく乖離はして居ない筈なので、ご検討の際には一声おかけ頂ければ幸いです。

 

 

こちらは有名なメーカーでレコードの作成に携わる業界関係者の個人所有物の持ち込みです。KS-Remastの高級リード線への換装依頼です。KS-Remast主催の柄沢さんとの共通認識は、リード線装着は本来個人で気軽に扱えるほど甘い物では無いという点で、自分のリード線は出来れば技術屋に装着を任せたい、でんき堂に関しては基本的に全て任せて構わないという有難い御指名を頂戴しています。
装着後の店頭試聴はお客様共々リード線の交換で得られる音楽再現性に驚くばかりでした。

 

 

えっとこれは、当店では扱い実績のないカナレさんの4芯ケーブルだったかな?剥いただけの姿でしたが、お客様の機材に見合ったシングルバイワイヤ用に仕上げました。持ち込み前と大きく変わった見栄えと使い勝手とその音で年末を楽しんで頂けていることでしょう。

 

 

今度は中電(←どっかの電力会社じゃないよ!)の新型MMカートリッジ、MG-3605(丸針)をシェル装着と同時に再び登場KS-Remastさんのリード線を組んで、PHONOPHILEさんのアナログゲージで針先位置出しを行っている姿です。とっても使い易い優れたゲージですよ、ご自身でアナログ調整される方は是非おひとつどうぞ!
また、中電の新製品MMカートリッジ、MG3605丸針及び3675楕円針は価格に見合わぬ高性能っぷり、こういった高級リード線への換装も軽くその再生結果で応えます。皆様もおひとつと言わず丸針楕円セットでどうぞ。

 

 

再びQEDですが、今度はケーブルもプラグも全てQEDのコンプリートです。プラグはAIRLOC-MINIと呼ばれる、小径ケーブル用に用意されている、標準型に対して効果は同じで価格を抑えた仕様です。即ち今回用いたXT-25と言うケーブルはミニタイプでも処理化可能と言う事です。尚、機材への抜き差しが多い方にはプラグホルダーを備えた標準型をお勧めいたします。写真では片側が先ほどから度々登場するQED AIRLOC応用の角圧着処理になっています。バナナプラグ非対応時の事実上の最良な処理です。

 

 

コチラは先と同じQED XT-25で作成したバイワイヤ入力タイプのスピーカ用に作成したショートワイヤです。ORBのYラグで圧着&半田のW処理で作成してあります。バイワイヤタイプのスピーカーは付属の金属プレートはどうしても音質追及時の足枷になりやすいので、バイワイヤ接続以外をお考えの際には是非ショートワイヤに目を向けてみましょう。こちらはなかなか評判も良いので、次期レギュラーメニューとして販売いたします、宜しくお願い致します。

 

 

はい、当店では定番化した米国MIL規格同軸ケーブルで組んだラインケーブルです。お陰様で一度耳にされたお客様からのリピートが非常に多く嬉しいのですが、完全にデッドストックの数に限りがある線材での作成ですので、興味ある方はお早めにご依頼くださいませ。

 

 

こちらも大分定番化してきた当店オリジナルの電源ケーブルです。フルテックのケーブル、フルテックのプラグで奇をてらわずに組んだ普通のケーブルを目指しましたが、内部の接続のQED AIRLOC応用の角圧着処理がもたらす安全性と音楽再現性が評価頂けた様子で、企画者の私の予想を上回る注文を頂けております。好きな長さ、無メッキ銅、金メッキ、ロジウムメッキの3タイプから選べるプラグ、赤、橙、青、緑、黄、白、灰、黒、半透明の9色から選べるシースのカラーもその要因なのでしょうね。今回はお客様のご要望で無メッキプラグ、シースは赤、端末の伸縮チューブも赤の拘り仕上げです、レッドな見栄えがカッコいいですね。

 

 

先程紹介したのと同じORBのスピーカーケーブルQED AIRLOC処理ですが、コチラはシングルバイワイヤ仕上げです、故にプラグは12箇所です。たまに自分のアンプのスピーカーターミナルの出力が1系統しかないからバイワイヤ接続が出来ないと思い込んでおられる方がいらっしゃいますが、要するに勘違いですので、そういったアンプでバイワイヤ接続に興味がある方は一度当店までご相談くださいね。

 

 

こちらはDENONのDL-103Rをオーソドックスに組んで音出し確認をしているところです。特に高価なシェルやリード線と組む時でなくても、当店は基本的にお客様のアーム/プレーヤーの機種をお伺いして針先位置を合わせてから納品しています。例えばSL-1200系列なら52㎜、最近のDENONなどは54㎜等ですね。

 

 

納品前の針先確認、顕微鏡確認も最早お馴染みの当店のメニューです。直接来店者には接眼レンズを覗いて頂き、遠方の方には撮影画像を同封してお送りいたします。

 

 

多少自慢を許して頂ければ、DL-102の装着実績は当店が事実上の日本一です。この誤解が多くかつ恐ろしくポテンシャルの高いカートリッジにてモノラル再生に挑戦されたい方は是非一度お問い合わせくださいませ。

 

 

当店のオリジナルケーブルで、先ほどの紹介は同軸タイプでしたがこちらは2芯シールドタイプです。米国MIL規格線を用いてあり、同軸タイプに比べれば製作手順も含めて安価なので、発表以来数年に亘って支持頂けている当店の標準ケーブルです。今までの制作事例では20cm~15mと、皆様の要望に応えて自在に応じられます。

 

 

そして2芯シールド線なので比較的簡単にバランスタイプも作れます。写真の様に特殊な目的でのXLR-RCA変換ケーブルも作成いたします。但し、こういった仕様の作成はお客様自身の深い理解と製作側の了解の範囲が一致しないと事故が起きますので、作成に当たっては十分なお話合いの時間を持たさせて頂いております。特に今回は3番ホット上流で下流がRCAと言う、何言ってんだか既に意味が分からない方は、ただ単に手元の機材のプラグ形状の一致のみを求めて用意するべきケーブルではないと敢えて申し上げ致します。

 

 

それを聴く全ての人間に癖のある音で嫌な気持を抱かせない、素晴らしい特質をもったシェルターの高級カートリッジ、Model901Ⅲの装着です。但し、今回はまだ正式に発表されていないモノラル仕様、これを手に出来るお客様は幸せですね!

 

 

ソリッド角柱ダイヤモンド無垢針の美しさをどうぞ!

 

 

こちらは個人的に大好きなGRACE F-8Lです。40年以上前のMMカートリッジですが、状態の良いものが手に入れば、未だに直接的にこちらの代わりになるバランスよい廉価なMMカートリッジはそんなに選択肢がない事に気が付かされます。今回は九州方面のお客様が入手されたものを盤上に再登板させるためのセットアップ作業が私の仕事です。

 

 

シェルもGRACEオリジナルだったので、またまたKS-Remastさんのリード線に換装する際に、一般アーム対応接続に配線を直します。この辺の話は非常にややこしいので、所謂『半端なマニアのGRACEの悲劇』になる前に、そこんとこちゃんと理解できているお店まで一度ご相談くださいませ。まともな返答が得られなかった際には当店までどうぞ。

 

 

預かった際には40年以上ノーメンテで過ごしたと思われる毛埃まみれで真っ黒の毬藻みたいな酷い姿でしたが、かなり時間をかけてクリーニング作業を施して、再びダイヤの姿形光が帰ってきました。

 

 

はい、本年最後のお仕事です。超高級電源線のACROLINK 7N-PC4030 Leggendaの切り売りにAcousticReviveのCSF-10を被せて、お客様が送ってくださったジョデリカプラグを装着しての作成です。中村製作所のアモルメットコアNS-295も通してと、ハッキリ言ってお金も手間も掛かっています。仕上がりは自信を持ってお納め致します、後はお客様の満足度が私の喜びですとだけ、敢えて試聴したその音には論評をひかえさせて頂いての本年の仕事納めといたします。

 

皆さん、一年間大変お世話になりました。来年はでんき堂は、より皆様に今まで以上のサービスが行えるように努めたいと思います。
なかなか大変なご時世ですが、皆様と乗り越え、再び明るい新年を店頭で共に迎えられれば幸いです、以上

 

新年は1/4(月)13:00より通常営業いたします

0466-20-5223

 

よいお年を!

 

 

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12月20

KOJO CRYSTAL C1P 好評発売中

on 2020年12月20日

光城精工から好評発売されている「KOJO CRYSTAL C1P」

今回はこの製品の効果について簡易的ではありますが検証をしたので、その結果についてお話いたします

今回ご用意させていただいたのはBlue HorizonというメーカーのMAINS NOISE ANALYSERという商用電源のノイズを音と数値で表示してくれるアイテムをお借りしました。

検証内容としては、至極簡単なもので、コンセントに接続をして数値を図るだけというシンプルなものです。

 

 

数字の両端が赤、黄色、緑と表示され緑がノイズ的数値が小さくなり機材の影響も少ないという表示となっております。

コチラの写真は当店の電源タップにそのまま接続をした状態で数値を図ったものですが、刺した瞬間から大きな音と共にみるみる液晶の数値が上がっていきました。

 

 

コチラがKOJOの「CRYSTAL C1P」をタップ経由で接続したときの数値です。刺した瞬間ザーとい大きな音を立て数値も500を超え赤く表示されていた時とは打って変わり、静かな音と共に最小で85最大でも180ほどに収まり、両端の色も緑に落ち着きました。

この検証により、本製品の文言である「電源ラインから混入するノイズ」を軽減することに成功し、音の改善も見込めるという結果に至りました。

音質等細かいことは主観的な部分が左右されるためコメントは控えさせていただきますが、全体的に音が落ち着いたように感じられました。

電源周りの改善ご検討されている方は一度お試しになられてはいかがでしょうか?

 

KOJO CRYSTAL C1P メーカー希望価格 37,400円税込

当店通販サイト価格 31,117円税込

 

 

お問い合わせはコチラ→0466-20-5223

 

 

 

y

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12月20

でんき堂年末年始営業時間のお知らせ

on 2020年12月20日

 

今年も残すところ10日前後となってまいりました、今年は暗い話題ばかりでしたが、来年はより良い年になることを当店スタッフ一同お祈り申し上げます。

 

当店の年末年始営業時間を下記のとおりとさせていただきます。

 

2020年12月29日㈫ 13:00~21:00 通常営業 

2020年12月30日㈬  定休日

2020年12月31日㈭ 大晦日お休み

2021年1月1日㈮ 元旦お休み

2021年1月2日㈯ お休み

2021年1月3日㈰ お休み

2021年1月4日㈪ 13:00~21:00 通常営業再開

 

 

お問い合わせはコチラ→0466-20-5223

 

 

y

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12月19

色々な場所で活躍するQED XT25、AIRLOC処理

on 2020年12月19日

皆さん今晩は

例年通りの年末、とはいかない2020年ですね。
ニュースを目にすれば、呆れるか不愉快か残念か悲しい内容の物ばかりで、それらには最早感慨を抱く事さえ諦め目を閉じて、音楽聴く以外にどうしろってんだよって気分にさせられます、全く…

そんな社会状況下ですが、でんき堂は日々変わらずにケーブル端末他オーディオにまつわるお客様へのサービス邁進中です。

さてお仕事

 

 

こちらは英国QEDのXT25というスピーカーケーブルです。前モデルの人気だったXTCの後継にあたり、比較的買い求めやすい価格と、店頭試聴でも各種機材の性能をバランスよく伝えてくれるケーブルとして当店でも重宝されている製品です。勿論同社のAIRLOC処理前提での製品で、その相性は見栄えも含めて抜群です。

 

 

AIRLOC処理端末はバナナやY型、メタル外装にミニタイプと複数の種類を用途毎に選べます。今回はAIRLOC処理効果は同等にして廉価にその効果を体感出来るAIRLOC-MINIでの仕上げになりました。外観上の仕上がりは細身の外見のXT25の場合は此方が見栄えが宜しいかもしれませんね。尚、機器類との抜き差し回数が多い方にはプラグホルダーを伴い抜き差しの扱い易い標準タイプをお勧めしています。

 

 

特殊処理の追加の必要ないXT25との組み合わせならば、ケーブル購入時に同時にAIRLOC-MINI指名で8箇所12,200円にて承れます。各ケーブルの左右プラスマイナス表記の伸縮チューブでの色分け処理は価格内でサービスにて対応していますよ!

 

 

こちらはそのXT-25を恐らくサラウンド使用だと思われますが、複数本を細かい長さ指定とケーブル毎の端末処理の指示に従い仕上げ、それぞれ間違いがないか最終確認をして出荷する前段階の姿です。40m近い長さとAIRLOC標準バナナ及びAIRLOC-MINI総計24箇所と、各ケーブルに中村製作所のアモルメットコア装着はなかなか壮観な眺めでかつ大変良い仕事をさせていただけたと感謝しています。納品後のお客様宅での活躍が楽しみですね。

 

 

お次は同じくXT-25の性能と扱い易さを利用してのジャンパーケーブル作成ですが、普段皆様が目にするのとちょっと違いますよね。バイワイヤ接続で御馴染みのジャンパーケーブルに比べてなんだか端子が多くはないですか?これはトライワイヤリングと言う、採用事例はあまり多くはないのですが英国系のスピーカーを中心にまれに見掛ける仕様です。即ち高中低と各ユニットに対して独立した入力端子を備えた一部スピーカー用なのですね。スペンドールや、リン等で採用が見受けられます。ATCだかPMCにもあった記憶がありますね。バイワイヤー用のジャンパー線は自作も可能でしょうし比較的高価な部類も含めて製品レベルで市場に出回っていますが、トライワイヤ用のジャンパーケーブルは多分ないと思います。かといってメーカー既成のジャンパープレートはどうしても音質追及的にネックになりやすいので、この手の入力端子を備えたスピーカーをお持ちでシングル接続時の上中下接続を改善されたい方は是非ご相談ください。接続仕様に応じた端末で作成いたします。尚今回の作成は実際に接続されるお客様のスピーカー背面を直接確認させて頂いての作成で、長さ仕様とも間違いないものが作成できました。
勿論、トライワイヤに限らず、普及率の高いバイワイヤー用ジャンパーケーブルを、製品には無い好みのケーブルを選んで作りたいと言う方にも喜んで応じられます。

 

お客様の使用環境に見合ったケーブル端末処理、作成をいたします→0466-20-5223

 

*現時点、年内は12/29㈫~21:00迄の営業予定です、年明けは1/4㈪13:00~開店予定です

 

 

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12月15

Zonotone 7NSP-Neo Grandio 07Hiを剥いてみよう!

on 2020年12月15日

皆さん今晩は、昨晩のふたご座流星群は観察されましたか?私は田んぼの畦道で30分ばかり空を見上げて、大きく流れたのを二個、小さいのを二個見られました。ろくな事のない社会状況ですが、星に願ってなんか一つくらい良い事起きると言いですね…

さて、10日ぶりですかね?コチラ。漸くここに顔出す時間を持てました。でんき堂的にはこの間、お休みの日を除いてひたすらケーブル作成に明け暮れた10日間で、勿論オーディオ機材の接客や販売もしていましたが、それ以外の時間はとにかく手先と多少の知恵と技術を使っての作成作業に没頭する毎日でした。
今日はその色んな作成の中でも特に手間の掛かった一例の紹介です、自分でやって見ようという方にも参考になるかもですよ。

 

 

はい、こちら。
Zonotone 7NSP-Neo Grandio 07Hiと言うスピーカーケーブルで、基本はメーカー完成版のバナナかY端子組んだものが2mPairで95,700円とまぁ、スピーカーケーブルとしては超高級ケーブルの範疇ですよね、これはもう。それとは別にこちらの製品には切り売りも用意されていまして、1m辺りで税込み9,900円もするケーブルですが、それを用いて好みのプラグと仕上げが自己努力で得られるという意味では、メーカー完成版よりは金額的には安くあがる筈です。
では果たしてそれが実際にはどれくらいの作業なのか、参考までにこれから挑戦される予定の皆様にお見せしたいと思います。

 

 

これがまず作業に入る段階での剥き作業です。初めての方にはいきなり難易度が高い作業です。青黒の織り込み布巻を切りはいでいきます。この時相当切れ味良い刃を当てないと、切り口ベロベロのケバケバになって惨めな仕上がりになります。セロテープでも巻いてさばけない様に作業するのが良いでしょう。次に外皮のビニール被覆を、内側の線には切り込まない様に注意して切り目を入れて抜き取ります。今度は切れ味が良すぎる刃物では、慣れない方には中の線ごと切り込む恐れがあるので要注意です。要するに一つのケーブルを捌くのに相反する能力の道具なり技術が必要です。尚、私は見栄えと使い勝手も重視なので、このクラスの径の線の場合は先端から15cm程の地点で切り目を入れています。

 

 

剥き終えた端末は当店は基本的に伸縮チューブを掛けて締め上げます。各種径に則した手持ちが用意出来る限りは、基本的にRchに赤色、Lchに白、或いは黒色のチューブと、接続時に見分け易い様に使い分けて被せています。それから伸縮チューブはヒートガン(今更ライターで焙るとかナシですよ)を用いて熱収縮させる訳ですが、直に熱風を浴びせるとナイロン系素材やビニール系被覆は容易に溶けてただれます。熱を当てたいところ以外には、予め養生を施して作業に臨むことも必要です。
今回の依頼には中村製作所のアモルメットコアの装着も含まれていますので予め通しておきます。何しろプラグ装着後には通せませんので…

 

 

お次は中の線の先端剥きです。お店の場合はQED AIRLOC処理に必要なだけ剥きますが、皆様は20㎜くらい剥いておくと作業が楽でしょう。その際こちらのケーブルの場合アルミ箔の層に行き当たりますが、コチラも丁寧に取り除いてください。

 

 

剥くと5種7本の線材が現れます。銅単線の一本を除いての残り6本には細かな撚線がそれぞれ被覆に覆われています。当然このままでは通電しないので一本ずつワイヤーストリッパーで剥いていきます。カッターナイフで云々出来ると思っている方は、奇麗に仕上げたい限りは、このクラスを迂闊に触るのはおやめになった方が良いかもしれませんネ。また、適切なサイズのストリッパーを当て、一回の工程で一気に剥こうとせずに各線当たり2、3回に分けて剥いていかないと、線材に負荷がかかって容易に千切れてしまいます。つまり6本処理につき12~18回の作業で、写真の左が剥く前、右側は剥き終えて各線をそれぞれ撚って選り分けた姿です。

 

 

さて、ここまでで相当な時間と技術を要したと思います。具体的に言うと外皮の剥き作業が両端左右分で四回、中の線(赤、黒)をプラスマイナスで全八回、このケーブルだと更にその中の線の被覆を片側方単に一線につき6回ですから、全48回の総計60回。
その上で漸く8端末揃って一般的には上記の様なプラグを被せてイモ螺子留めします。大方のプラグ、世の中の8~9割は多少の形状の差こそあれ、バナナ、Y型問わずこの様な内部構造で螺子留め型です。

 

 

プラグ挿入側から内側を覗いた姿です。手挟んだケーブルを螺子留めする仕組みなのが見て取れますね。

 

 

写真映りと見易さの関係で違うケーブルを挟んだ姿でご容赦願いますが、イメージはこうなります。撚線をよじってプラグ内部に挿入して螺子で締めるってこう言う事です。
何十本と揃う撚線に対してこの留め方は果たしてベストでしょうか?強く締めたつもりでも実際に均等な力で締めあがる線材は全体の半分に満たない可能性さえあります。プラグ筒に垂直に立つ螺子が締め付けられるのはその先端に触れた部分のみですね、それ以外は全て押し上げられ脇に逃げ隙間を求めて縮れるかただ並んで触れている状態になります。今回のZonotoneの様な5種7本の線材の総合線材数は数百本になるでしょうが、伝送時はそれぞれの特性を保持した独立伝送が理想であっても、プラグ接触時には全てが均一の圧力でもって均等に接触するのが本来の目的であり理想だと思われます。
勿論このままプラグ内螺子締め直留めでもある一定の加減でもっての保持は叶うでしょうが、正直言って強い力で引けば抜けます。そんな事態々しなくていいのですが、つまりその程度の力加減で電気的接触ポイントが留まっていると言う事です。
ここまで相当の努力で切った剥いたで漸く整えた端末なのに、せっかくいい値段払って買った高級プラグにその程度の留め具合では勿体ない気がしませんか?

本来は、これらのプラグには撚線に対してリングスリーブを被せて圧着するか、或いは半田処理した上でのプラグ装着螺子留めが基本だった筈なのですが、いつの間にかメーカー完成品でさえ撚線直挿入螺子留めが普遍的に行われるようになった理由は、正直私にも分かりません。敢えて言えば、一部の極端な主義主張の勢力によってピュアオーディオの『ピュア』の部分を恣意的に解釈しすぎて、パッケージ状態のソフトを神聖視しすぎたかの様にその音を録音時のままにダイレクトに再生する事が目標と化し、アンプからトーンコントロールを追い出し奪い去り、本来はそれを聴く部屋での心地よさを追求すべく所を、再生環境との融和を無視したかのようなヘンテコなバランスで音楽を苦難辛苦しながら聴く事が尊ばれるようになった『原音再生』等の、よくよく考えれば不思議な言葉が生まれた辺りから、半田やスリーブ処理が忌諱されだし、半田もプラグもトーンコントロールも全て音を濁らす不順な要因だと言われ始めたようにも思いますが、私自身はその是非を論じる立場でもなく、また気持ちもありません。
私自身も今より遥かに若かりし頃は、完全にその思想に染まった時期が確かにあり、CDプレーヤーから取り出したデジタルアッテネーターで大きさを調整した信号をパワーアンプに直結して、高いことは高いけど剝いたままのろくな端末処理も施されていないスピーカーケーブルを満足に角度の調整も出来ていないスピーカーに直結して大きな音を出して
『これこそHi-Fiだ』
と信じて疑わないでいた、今にして思えば愚かで無知だった時期を今は恥ずかしく思い出すだけです。そして今、趣味のオーディオではありますが販売に携わる立場になり数十年を経て、オーディオを始めた10代中頃の当時よりは多少は経験も知見も広まった今改めて思うのは、機材が何であれソフトがどうであれ、適切で安全な接続と、再生環境に寄り添った設置、設定と音場コントロールだと言う事ですね。

 

 

さて、こちらが当店が普段よりケーブル端末処理時にお勧めしている、英国QED AIRLOC処理の、圧着後のプラグを切断した内部断面です。顕微鏡で30倍拡大の物を接眼レンズ越しにスマホで撮影した姿です。ただの金属断面に見えるかもしれませんが、金色の四角い周りの中の僅かに色違いの四角い中心部分が、なんと元撚線の集合体の圧縮された姿です。プラグ内に線材を挿入後に専用のプレス機でもって全周囲から強力な加圧で、プラグと線材が完全に一体化した姿です。英国人共はこれを冷間溶接と呼称するようですね、確かに言い得て妙、その通りだと思います。私も初めてこの断面を実際に目にした時は大層驚かされました。外から見る限りなかなか強固に噛んでるナぐらいの印象だったのですが、内部で線材が完全に溶着してるとは流石に思ってもみませんでした。あるいは一種の鍛造に近いかもしれませんね。

 

 

ここからはでんき堂を含めて全国で3店舗程度と言われるQED AIRLOC処理なので、お客様自身の作業は残念ながら叶いません。頑張って奇麗に剥いたけど、やっぱりAIRLOC希望ってなったら作業途中でもいいので当店まで相談くださいね。

 

 

無事作業終了の図です。今回はお客様の要望に従い、アンプ側はバナナプラグ、スピーカー側はYラグでかつアモルメットコア通しとなりました。プラグ外観自体は本来ABS樹脂仕様なのですが、今回は伸縮チューブを全体に亘って被せた高級見栄え仕様のオプションを追加してあります。せっかくの高価で高性能を標榜するケーブルですので、仕上がりもこれくらいは最低限保持したいと願っていますが、皆様の目にはいかがお映りでしょうか?

さて、長い作業と蘊蓄垂れつつ最後には、文頭で自分でやって見る方の参考にと書き出しながら結局個人では処理出来ないAIRLOC処理に行き着いてしまい大変申し訳ございませんでした。要するにスピーカーケーブルって趣味の道具は、自分で剥いて作って当然と言う雰囲気や風潮に臆している方々に、やるなら徹底してやって下さい、中途半端な仕上げにするくらいならプロに任せちゃって下さいとお伝えしたかったのですね。
例えば、皆さん多くの方が自動車にお乗りですよね?中には結構いい車にお乗りの方もおられますよね?
『そんな立派な車乗っててオイル交換とかタイヤの交換とか電装系自分でしないんだ、ふーん』
って言う自動車屋なんか存在しませんよね?私はたまたまそれが好きだから自分でやっちゃいますが、基本的にはプロに任せれば良い領域です。オーディオを扱う側や一部マニアの間にたまに見掛ける姿勢の、趣味だからカートリッジ交換や端末処理ぐらい自分でやって当然的な論を吐いて、それを苦手とする方々を委縮させる風潮や帰来をしばしば見かけたり耳にしますが、私はそういう傾向が大嫌いです。自分でやりたい方、楽しみたい方、腕に覚えがある方はどんどん自分でやればいいだけの事で、オーディオが趣味とか少々良い機材で音楽を聴きたいからって、ある程度の技量や経験が必要なこれらの処理を皆が皆自分でしなきゃイケないんなんて露ほども思っていません。どんどん面倒は頼れるお店に仕事を振ってください、勿論それに見合った対価は発生する筈ですが、相手がプロである限りは必ず見合った仕事をしてくれる筈です。
一番の問題は、これら本来結構な技量や経験を必要とするものを、そのサポートが一切出来ない、或いはする気もないにも関わらず、ただ無定見に高価な線材やプラグをカートリッジを大量に、ついでに言えばメーカーから彼ら超大型規模の取引先への人身供養としてのヘルパーも並べて売り散らかす超大型家電カメラ量販のオーディオコーナーのその姿勢であり、その彼らの規模と資本力故に、技量のあるサービスが行き届いた小規模なオーディオ専門店が粗方全国から急速に淘汰されてしまって、その技術の恩恵に一般の方々が浴する機会を半強制的に失いつつある事でしょうね…

でんき堂のこれらの作業が他に比べて絶対だとは申しませんが、皆様のお住いの近隣に求めるサービスが見当たらず、当店がお役に立てそうな際には遠慮なく距離に関わらずご相談下さいませ。因みにここ数日に限っても、各種ケーブルやカートリッジなどの技術的作業の依頼主の皆様のお住まいの地域は、当店のある神奈川県以外では、北海道に群馬に埼玉に千葉、東京。静岡に大阪に福岡にと、実に広範囲に及んでいました。皆様方それぞれに対して、ご来店頂かぬともほぼお求めになられたサービスにはお応え出きたとは自負しておりますが、その仕上がりは如何でしたでしょうか?

 

何を使うかより、どう使うか?を常に考え提案しています→0466-20-5223

 

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12月04

でんき堂オリジナル電源ケーブル DDD‐1aFT、好評販売中

on 2020年12月4日

少し前から販売を開始致しましたでんき堂オリジナル電源ケーブルDDD-1aFTがお陰様で好評です。Furutech FP-220Agにプラグ内接続をQED AIRLOC処理応用の角圧着処理を施し同じくFurutechのFI-11シリーズ各種プラグへ強固に接続したケーブルです。まだお会いせぬ当店から見れば遠方のお客様方からも注文が入ると、とても嬉しい気持ちにさせられますね。あっ、勿論近所のお客様からだって嬉しいですよ!念の為、悪しからず。

 

 

今回のご注文は、瀬戸内に面した風光明媚にして有名な俳人も輩出した県にお住まいのお客様よりのご注文で、オリジナル電源ケーブルのCu仕様で二本同時です。シースのお色は青と緑のご選択。
尚、文頭のリンクを辿るとこの製品の紹介記事に至り、そこには8色のシースが選べる旨の記載が御座いますが、つい最近白色も追加致しましたので全九色からお選び頂けますよ。また、コチラのリンク記事にはプラグに金メッキ及びロジウムメッキ仕様が選べるようになった際の記事が御座います、併せてご覧下さいませ。

 

 

今回はご注文時に、中村製作所のアモルメットコアNS-145の内装指示も併せて頂戴していましたので、件の圧着作業を終えてプラグを締め付け、その外装を被せると何分その装着の有無の確認がし難いこともあって、自分自身の作業の確認も含めてこの様にコアが装着されている姿を撮影してからカバーを被せます。
その上でお客様へ納品時にコチラを印刷して『外見からは見えないかもしれませんがご依頼のアモルメットコアはちゃんと内装してありますよぉ~』て意味で同封しておくのですが、今回それを手にされたお客様から、証明写真が届いて大変驚いた旨及びケーブルの出来具合共々お褒めを頂けました。仕事の一手順として為している訳ですが、そういった声を頂けるとやはりとても嬉しいですね。

皆様も宜しければコチラの価格表を参考に、お好きな長さ、好みのプラグ、アモルメットコアの有無、シースカラーの選択共々是非とも楽しみながら注文してみてくださいな。
また、不明な点は遠慮なくお電話を下さいませ。表には記載御座いませんが、例えば末端を〆る伸縮チューブだって赤、白、黒から選択頂けるのですよ。尚、特に伸縮チューブカラーに対して指名なき場合は、シースに合わせて店主がその日の気分で選択しています…

 

電源ケーブルの比較的お買い得でパフォーマンス高そうなケーブルを好みの長さや仕様でお探しの際には是非ひと声おかけ下さいませ→0466-20-5223

 

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12月04

ortofon 2MBlueの針先位置出し調整52㎜、即ちテクニクスSL1200系列用

on 2020年12月4日

皆さん今晩は

どっかの国家元首の不毛な会見に辟易してTVのスイッチを捻ったら、今度はしょうもない芸人の不倫御謝罪ネタとか、もうこれは良識ある皆さん方はお好きな盤を手にオーディオ聴いとれってことですよ、ハイ。怒ったり呆れたりしてる時間さえ勿体ない、限られた人生の残された時間はくだらないものにやつさずに好きな音楽を聴いて過ごしましょうよ…

さて、本日もそんな皆さんのお時間をお手伝いする作業です。

 

 

こちらは人気のortofonのMMカートリッジ、2MBlueに色味を合わせた青い色のシェルを装着し、テクニクスゲージでもって針先位置をシェル接続基部から52㎜ポイントに調整している姿です。
当店ではアナログカートリッジの調整依頼を受けた際には、お客様の使用機材をお伺いしてこの様に可能な限り使用環境に適した状態で商品を納められるよう努めて御座います。例えばDENONのDP-500だったら54㎜に、といった具合ですね。
ところでテクニクスブランドを有す偉大な家電メーカーとは、当店に対しては丸で眼中にない様なので、今までまともにビジネスの話さえさせていただいておりませんが、それは彼らが誇る優秀なプレーヤーを優先的に扱う取引家電量販店舗には勿論超優秀な店員が溢れていて、そんなの当然の常識レベルで何の苦労もなくお客様方にどんどん調整してくださっているから我々のようなアナログーオーディオの調整の重要さを知っている店舗には用は無いと言う事なのでしょうが、不思議なことに今年に限っても一番多かった針先調整位置出し依頼はテクニクス用が圧倒的でしたね。
まぁ遠回りの嫌味書いても仕方がないのでハッキリ書きますが、歴史的に勝ち馬にしか乗らない彼らが、規模の小さなオーディオ専門店と取引なんかしたがらないのは事実ですから仕方ないとして、SL1200系列はとても奥が深く優秀なプレーヤーであって、調整如何でいかようにも得られる性能は変わってしまうし、本来それを伝えられる店舗が扱うべきレベルの製品だと私自身は感じています。

当店がそれに相応しい技量を有しているかどうかは私自身には分かりませんが、ただ一つ言えるのは、SL1200系列を使用していて当店に相談に来られた方が、以前より音が悪くなって帰った話はまだ聴きません。調整の面白さに目覚められたのか、以降加速度的にアナログの深みに分け入って行く方を数多く見るばかりではありますが。

でんき堂はテクニクスSL-1200系列の販売は中古以外できておりませんが、その性能は非常に良く理解している積りです。どこで購入されたものであっても構いません、エキスパートが店頭にひしめく超大型家電カメラ量販のオーディオコーナーからの購入品であろうとオークション入手品でも一向に構いません。一言SL1200系統を使っているとおっしゃって頂ければそれに相応しい調整を施してカートリッジを販売も調整もその他アクセサリーも提案いたします。
それでもそんなでんき堂が信用できない際には、勿論テクニクスのお客様相談センターに会話を録音しているとかの脅し文句の自動応答を聞かされつつ何度もプッシュボタン操作を繰り返すなり、山ほどそれを販売している超大型家電カメラ量販店店頭のオーディオコーナーの超詳しいい店員さんに、その彼が他社メーカー派遣ヘルパーではない事を見極めてから真摯に相談くださいな。件の国家元首の会見程度には有益な情報が得られること請け合いますよ、多分ですが。

 

優秀な組織と人材を有す彼らに限ってそんな事はあり得ないと信じていますが、万が一『駄目だこりゃ』ってなったら当店までお電話くださいな、結果的にでんき堂のお客様になっていただける方全てのSL1200系列所有ユーザーをお助けしたい気持ちでお待ちしています→0466-20-5223

 

 

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shonan@audio-sp.com
FAX:0466-20-5277
月火木金 13時~21時
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小田急江ノ島線/相鉄いずみ野線/横浜市営地下鉄ブルーラインにて「湘南台駅」で下車。【E出口】より徒歩1分。 ケーキ屋葦さんのあるビル地下1階。「処方せん」の看板矢印のところを入ってすぐの階段またはエレベーターで降りた所です。

DL-103フルアルミボディ登場

DL103強化スペーサー

DL-103ネイキッド化計画始動

DL103木製ボディ換装

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