オーディオ専門店 でんき堂スクェア湘南

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でんき堂オリジナル電源ケーブル メガネプラグ及びコットン巻追加

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サウンドクリアナノ販売開始

3月05

完売しました 中古 Marantz SA-15S2 Master 入荷のお知らせ

on 2021年3月5日

2008年頃にmarantzから発売されたSACDプレーヤー「SA-15S2」を逸品館様がカスタイマイズモデルとして発売していた「SA-15S2Mastaer」の中古品がこの度当店に入荷いたしました。

SA-15S2 MASTERの紹介はコチラ

 

元箱なし、電源ケーブル、リモコン、取扱説明書付属

 

 

AIRBOW SA-15S2 メーカー希望価格 255,000円税込

当店中古価格 99,800円 税込

完売致しました、ご成約有難うございます

元箱がないため、直接当店に引き取りに来て頂ける方更に5,000円引き致します

 

 

お問合せはこちら→0466-20-5223

 

 

y

 

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3月02

【完売】LUXMAN L-507S 入荷のお知らせ

on 2021年3月2日

1996年にLUXMANから発売された「L-507s」の状態の良い中古が入荷いたしました。

 

元箱なし、電源ケーブル、マニュアル付属

 

 

LUXMAN L-507S メーカー希望価格275,000円(税込)

当店中古価格 125,000円税込

完売致しました、ご成約有難うございます

 

元箱がないため、直接ご来店及びお持ち帰り頂ける方は更に5,000円引きさせて頂きます

 

 

お問い合わせはこちら→0466-20-5223

 

 

y

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2月23

電源ケーブルがいっぱい

on 2021年2月23日

皆さん今晩は。

本日は余計な事は延べずに、今月の作業の一部を纏めての紹介で、お客様方から頂戴した様々な電源ケーブルの色々なお仕事です。
それにしても今月は平均すれば一日一本は何かしらの電源ケーブルを作成していますね…

 

 

コチラはFurutechのFI15シリーズです。当店では普段FI11系列の使用が多いのですが、勿論コチラも廉価でかつ使い易いプラグです。今回はお客様の好みでコチラを4組用意しました。

 

 

ケーブルはクライナのACCA5を御指名、お気づきの方もおられるかも知れませんが、現在このケーブルはクライナからプラグ取り付け済みのメーカー組み完成版しか入手出来ません。既に一本コチラの製品をお使いのお客様がこの線をとても気に入っておられ、かつどうしても当店が推奨するQED AIRLOC応用の角圧着処理も施したいというなかなかの難題でしたが、メーカーと掛け合ってどうにか線材単体で入手叶いました。

 

 

これはその入手したケーブルを4本に切り分けている作業経過ですが、お客様よりの長さの指定と使用機材に応じて、一本の線材から機材の上流から下流に掛けての順で作成して欲しいという要望を頂戴し、そういう高いレベルの要求を頂くという事は当店への信頼と期待でしょうと私も喜んで応じます。因みにクライナの線材は他社のそれと違って、ケーブルの導体方向→表記がブランドロゴなどの印刷表記と使用方向矢印が相対するという仕様で、作成時の取り違えが無い様に注意を払います。

 

 

慎重に作業を進め4本同一レベルで完成です。勿論全端子端末内はQED AIRLOC処理応用の角圧着仕上げのほぼ完璧に近い接続具合。それぞれ通電試聴もしました、誇張の無い素直でいい音のするケーブルですね。また、今回の様にオーディオシステムのケーブルを上流から下流まで同一規格で整えた時の見晴らしの良い再生感も是非皆様に知って頂きたいでものです。

 

 

これは…、ごめんなさい、線材を忘れてしまいました。ともかく今月は実に沢山の電源ケーブル作成をしたものでして…。プラグはフルテックの無メッキ銅タイプ、内部は勿論角圧着処理、お客様の指名でシースに白色を被せました。

 

 

今度はフルテックのFI12Lと言うL型プラグでケーブル作成の図です。機材の取り回し方向に応じた配線が行える優れたプラグで、当店の得意とする作業ですが、作成時にケーブル取り出し方向を上下左右方向のどちらかへ予め方向を定めて、その向きに応じた5㎜単位での線材切り出し剥きだし作業が必要な、作成難易度が少々高いプラグです。アンプ機材を背面から眺めて台形プラグの短辺が下方に来た際にケーブルが右側に取り出せるようにの指示で作成です。

 

 

つまり台形面短辺が上に来た場合には機材背面から見て左側出しと言う事ですね、勘違いと錯覚しやすい部位なので、この辺はお客様、作業側双方の理解と十分な話し合いが必要な案件ですね。

 

 

はい、出来上がり。壁側プラグはアルミ削り出しハウジング採用のFI-46M(G)、どえりゃぁ高級品、既製品では得られない利便性と性能ですね。

 

 

 

コチラもL型で今度は壁側コンセント、アースピン下側配置の際にケーブルが右手方向に取り出す結線で作成です。壁から太いケーブルが飛び出さずスマートに配線出来ますね、ケーブルはゾノトーンの指名です。L型プラグもメッキの種類が選べて、コチラはロジウム仕様です。
L型プラグはこの様に家庭での使用に当たって非常に有効なのですが、取り出し方向の選択が予め必要な故に既存製品としては実質販売が難しく自己作成しか道がないのですが、多少の理解と技量が必要なのとそういった相談に応じられる店頭の減少によって、せっかくのこの便利なプラグが実際にそれを必要とする方へ浸透していない事をフルテック担当共々嘆いているところです。
L型ケーブル作成依頼時には遠慮なくでんき堂までご相談くださいね。既存の手持ちーケーブルのL型プラグへの変更も勿論喜んでお受けいたします。

 

 

これもまた既製品ではまず得られない組み合わせ。眼鏡型端子採用機材に可能な限りの高性能ケーブルを欲したお客様の要望に応えての作成です。定価ではメートル当たり税込み16,500円もするACROLINK 7N-PC4030 Leggendaに、プラグとしてはこれ以上のクラスは探しても見つけにくい、フルテックの最上位品FI-50M NCF(R)をQED AIRLOC処理応用の角圧を介して装着、そして同じくフルテックの眼鏡型端子高級プラグFI8N NCF(R)です。アコーステックリバイブのカーボンシースも被せて、眼鏡型端子ケーブルとしては正直これ以上はお金を積まれても作り様がないクラスの作例となりました。

 

 

写真は角圧着仕上げの済んだ端末先端に、プラグ装着の段階でお客様リクエストの接点溶液を塗布しているところです。こういったリクエストにも勿論喜んで応じられますので、ケーブル作成依頼時には遠慮なくお客様の思うマイベストな仕様を申し付け下さいね。

 

 

同じ仕上げを3本6端子12箇所、角端子なので48面に施してプラグを据えて完成です。指名のケーブルはナノテック。プラグは全てフルテックのFI-11/M(Cu)、シースは機材の見分け様に橙と灰色に分けて被せました。タップから各機材に奇麗につながる姿が目に浮かびますね。店頭の試聴ではナノテック特有の陰影感がある再現性が確認出来ました。

 

 

最後にお客様お持ち込みのケーブルにQED AIRLOC処理応用の角圧着処理を施し、やはりお持ち込みいただいたプラグを装着して今回の一連のお仕事紹介は終わりです。
そのどれもが既製品では入手叶わない性能と使い勝手の物ばかりでしたね。皆様もオーディオ環境のベストな配線を画策した際に、既存の製品では応じきれない時には是非ともケーブル作成依頼や、手持ち製品の手直し等ご依頼くださいませ。今回紹介させて頂いた大概の作例がそうであるように、実際に店頭までご来店頂かなくとも十分な話し合いの時間差へ頂戴できれば、この様な仕上げのマイオリジナルなケーブルを自分の物とする事が叶うと思いますよ!

 

ケーブル作成時には①安全性、②使用時の利便性、③に予算、④に音質傾向の順でお考え頂くのが宜しいかと思います、あくまでも参考ですが…→0466-20-5223

 

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2月19

さぁ、昔やらかしたケーブルの仇を取ろう!

on 2021年2月19日

皆さん今晩は、更新が10日も開いてしまいました、ごめんなさい。

連日毎夜、納品をお待たせしているお客様への作成作業に携わっていたので、本当は書きたいことは山盛りあったのですが、PC画面を前にしてキーボードと格闘しながらそんな事にかまけていたら、納品お待ち頂いているお客様からの『お前のつまらん御託書き連ねる暇あったら私の頼んだのケーブルをさっさと組んでよ!』とクレーム来ること必至です。
よって昨日のテレ東のカンブリア宮殿(←番組名間違ってました、2/20関係者指摘により訂正)に出てきたどっかの家電量販の社長が、当時そこの組織に居た私の目の前で、私の直属の上司だった店長を殴り倒した話とかは当然見送りさせて頂いて、ここ最近のお仕事を手短に紹介へ進みますね!

でんき堂ではメーカーの完成品やお客様個人での組品、他店さんの仕上げたケーブル類の持ち込みを多数お受けしています、要するにリフレッシュ、修正なり補修ですね。使っているうちにだんだん劣化したりプラグが緩んだり断線したり、或いは購入はしたけど気に入らなかったとか、自分で組んだけどそもそもこれでよいのだろうか?と言った塩梅の案件です。基本的にはケーブル類は酸化した部分を切り落として剥き直して、新たに適切な処置を施せば実質新品当時の状態を取り戻せますし、当店お得意のQED AIRLOC処理によって今まで体感出来ていなかったケーブル本来の性能に辿り着く可能性も多々あります。

今回はそういった作業の中で数多く見てきた端末処理でも極めて劣悪なケーブルでしたので、依頼下さったお客様にはその内容が失礼ではないことを予め確認頂いての紹介です。

 

 

写真は、上が今回当店において新たに組み上げ直してQED AIRLOC処理を済ませた状態で、下側が預かったままの姿です。20年ほど経ったaudio-questの超高級線で、外面的にはあんまり差は感じられませんね?
ケーブル自体は随分昔の購入なので、お客様の記憶が流石に定かでなく、このケーブル自体が当時購入なさった店頭組品なのか、メーカー完成版なのかは私にも判断できませんでしたが、お客様曰く凄い大枚叩いて購入したけどあまりに音が好みでなく、購入後に数度の使用を経て、以来長期間に亘ってご自宅の『購入したけど残念だったBOX』要するに段ボール箱に投げ込んであったそうです。
今回こちらのお客様が別件でAIRLOC処理を手持ちのケーブルに施した際に、その余りの変わり映えに感動し、それならば以前購入して悔しい思いをしたあのケーブルにも再度光を、となって当店へ持ち込まれた次第です。

 

 

で、そのケーブルを早速剥いてみていやぁ、流石に酷い、これはまずい、驚いた。
あんまり他所さんの仕事やメーカー完成品を論評や評価する事は本来私は避けているのですが、まぁコチラは20年も経った仕事ですから、当事者も時効だろうしそれを少々私が指摘しても誰も傷付けはしないかな?との判断です。ともあれ写真で伝わるかどうか、赤黒12本づつ計24本の被覆を被った銅単線で構成されたこのケーブルを、それぞれ12本づつ捩ってプラグに装着するのは当然なのですが、こういった線を切り揃えて捩って同じ長さに整えるのは実はかなり難しいのです。今回のお預かり品はその難しい作業を完全に放棄しての作りで、端末に実質接していた線は12本中6~7本、一応プラグは簡単に圧着してありましたが、そこに至らぬ線は手前で半田の海で泳いでいる始末、更によく見ると全くどこにも触れていない線まで存在して居ました。それが8端末全てで同じ状態と言う有様、ケーブル間での上下流双方で12本中7本がキチンとした接続だとしたら、可能性としては実質双方2本づつしか繋がっていない可能性も大いにあり得るわけですね。

 

 

購入したお客様は、こういった仕上げの状態を中身を見ては買えないので、ブランドやその作業をしたショップさんを信用するしかないのですが、そんなレベルのお品にお金を払ったお客様に同情しながら、このしょうもない端末は切り落として作業開始です。
流石に私もこの線をどう処理するか一瞬躊躇しましたが、全ての線が均等にプラグに接するのが最低限の条件です。

 

 

諸般の状況を加味しながら、12本の線を2本ずつに選り分け、三つ編みで処理する事にしました。

 

 

更に二組の三つ編みを抱き合わせてから端末には確実な圧着のQED AIRLOC処理を施します。今回は12本全線が余さず全て同一条件で端子へ合流出来ていますよ。各端子に付き12本構成ですから、左右ペア前後8端子分で全96箇所剥きの8端末処理、流石に複数日に分けての作業となりました。

 

 

 

はい、出来上がり。今回はスピーカー側はバナナプラグ、AMP側はビンテージ機材に対応させたQED AIRLOC処理応用の角圧着処理にて小径端子対応の仕上げです。勿論線材の接続状況と各端末内部での圧着処理条件は均等です。
世の中には凝った造りや構造のケーブルはゴマンと御座いますが、今回の案件は極めつけ酷いとは言え、この様な雑、或いは稚拙な処理でその凝った造りが活かせていない事例は多々有ります。
皆様も手元のケーブルを眺めてみて、どうもイマイチなんだよねコレ…と疑念が湧いた際には、是非一度その端末処理を疑ってみてくださいね。気を付けて頂きたいのは、その処理をしたお店やブランドを責める事では無く、より可能性を求めての積極的な改善方向への疑念と捉えて行動して頂きたいな、と、私からのお願いはその程度ですね、しかし酷かったな、コレ(笑)
今頃はお客様宅でこのケーブルの変わり様、本来のポテンシャルにお客様自身が一番驚かれて居る事と思います、20年前の仇が取れたならば、私の仕事は十分役目を果たせたと思います…

 

手元のケーブルの接続、健全な状態ですか?→0466-20-5223

 

 

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2月09

ちょっとした手直し、されどちょっとに非ず

on 2021年2月9日

皆さん今晩は

妙に偉そうな人達が、何の為に誰の為にやるんだか知りませんが、五輪を是が非でも開催させたいんだかどうだか、ともかく日々皆様の神経を逆撫でする話題を提供して下さっていますね。
個人的には、政治が絡んで西側的にはおじゃんになった子熊のミーシャ以外何も残さなかった1980年のモスクワ五輪や、1984年のロス五輪辺りからの公式スポンサービジネス全開の金絡みに辟易してるので、異常なお金を使っての常人離れした強化人間みたいのが跳んだり跳ねたり走ったりにはもうどうでもいいのですが、本気で楽しみにしてる人達にとってはたまったもんじゃないでしょうねぇ…

さて、誰も覚えていないような昔の話はさておきお仕事です

 


 

コチラはSAECが販売していたオーディオ用の電源タップです、かなりしっかりした作りの高価なお品です。以前お客様からの依頼で手直しした案件をコチラで紹介しましたら、それをご覧になられた違うお客様から同じ内容の依頼が入り、この電源タップが店頭へ届けられました。嬉しいですね、お客様がお客様を呼んで下さるっていうのかな、こういうのも。

 

 

依頼内容はインレットをジョデリカの物へ換装し、同時に中村製作所のアモルメットコアを通すというそう難しくない内容ですが、電気が通る部位ですから、確実に安全に慎重に丁寧な作業を行います。螺子を緩めて外した端子を出来るだけ根元側でチョッキンします。尚、元のプラグは一般的な半田留めでした。

 

 

一つ上の写真が交換前、コチラの写真が換装後です。インレットへの接続は当店お得意のQED AIRLOC応用の角圧着処理を施し接続です。ジョデリカのインレットは結線に螺子留め端子を採用していますが、個人的にはそこへ撚線を直留めはあまりお勧めしていません。因みにジョデリカのその螺子はトルクスを採用していました。こういった作業をご自分でやって見ようという方の心意気は勿論尊重いたしますが、トルクス?ってなった方は、もう少し経験と知識を蓄積し、工具類も一通り揃えてから望まれた方がいいかもしれませんね。ついでに言うと、オーディオのこういう作業をするには、螺子類を回す為だけでも、世界共通の様に一般的に思われていて実はちっとも共通でもないプラス、即ちフィリップスでも最低でも1号2号、場合によっては0号の準備、ポジドライブも各サイズ、それにヘックスをミリとインチを各サイズ、更にボックスも各サイズ、そして最近はトルクスの採用事例が増えてきていて、更にそのトルクスにはいじり防止タイプも存在しそれぞれ用いる工具が違う事を是非覚えておいてくださいませ。そのどれをどう用いてくるかは、メーカーや国籍毎に全く統一されていないのですね。

 

 

交換が済んだら螺子を締め、今度は内部の接続が間違って居ないかを通電させてテスターでチェックします。これには検電ドライバーかテスターが必要ですね。写真はLIVE側(コンセント右側短辺)に適切な接続が行われている結果として、電圧が掛かっていることが表示されています。この際にテスターの片方は手で握っていますよ。

 

 

よってコールド側はこの場合低い数値が表示されます。接続に間違い無い事が確認出来ました。勿論元の電源ケーブルの壁コンセントとの接続が間違って居ない事が大前提ですが。

 

 

作業を終えたらボディや端子を磨いて奇麗にしてから梱包して返送です。それほど大袈裟なことは行っていませんが、お預け頂く前とは確実に音楽再現性は変わったと思います、お客様宅での活躍が楽しみですね。
皆様もちょっとした手直しでの音質向上を是非体感してみましょう。ただ、その『ちょっと』の作業にも必要な技術と知識と道具類はちょっとでは済まないので、不安に感じましたら無理せずその手の作業に慣れた専門店へご依頼くださいませ。当店では他店購入品でも問題なく持ち込みお受けしますので、近所に適当な依頼先が見当たらない際は、はたまた販売はするのにこの手のフォローは全くして貰えないお店からの購入品だったとしても、距離に関係なく一度当店までご相談くださいませ。

 

コロナの早期終結を願いつつ、今は静かに家のオーディオを見直してみませんか?→0466-20-5223

 

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2月05

山口百恵がラストコンサートの頃、こんなレコードプレイヤーがありました

on 2021年2月5日

皆様こんばんは。先日NHKで再放送された山口百恵の武道館でのラストコンサートが話題になっていましたね、開演が1980年10月5日だったそうで、もう40年ちょっと経った?参ったね、歳ばっかり喰いやがる、いやだいやだ…
さてそのほぼ同じ頃の前年の1979(昭和54年)年の年の瀬に発表されたのが、Technicsの今となっては伝説的なLPジャケットサイズプレーヤーのSL-10。約31cmスクェア、厚み9cm程度の箱にリニアトラックアームを納めたフルオートタイプのプレーヤーにして、T4P規格(←当時の松下が主体となって企画した、オートプレイヤー用の、ワンタッチ装着を企図したカートリッジ規格)としては極めて異例のMCカートリッジの採用、フォノイコライザーの搭載など、よく言えば当時の日本の勢いを感じさせる、ハッキリ言えば変態的な、二度と作られない作りようが無い内容のレコードプレーヤーです。

 

 

写真はそのSL-10の兄弟機で、更にプログラムプレイ機能を搭載した変態度に輪をかけたSL-15ですね。SL-10の写真が用意出来なかったので個人所有機で申し訳ございませんが、左側の曲順選択ボタン以外は基本的に同じで、コチラはその機構搭載故にフォノイコライザーを降ろし、故にT4Pとしては標準のMMカートリッジを採用したモデルでサイズ等は同じです。一般的概念のレコードプレーヤーに丸で見えない先進性が伝わるでしょうか?これが40年ちょっと前の日本製の威力です。
さて、主にその両モデルですが、機構部の小型化と複雑さ故に実動残存機も40年も経てばすっかり減ってしまうのは当然ですが、その特異性故に一部のマニアを中心に根強い人気を誇り、登場以来40年以上を経た家電製品として考えれば、異常な取引価格で流通する姿を今でも時折見かけますね。勿論とっくのとうにメーカーとしての修理は放棄されているので、好事家毎の知恵と工夫と努力でどうにかその命脈を保っているのが実情ですが、実際にきちんと整備されて動くそれは、確かに優れた、一般的レコードプレーヤーとは全く違った使用感覚と再生音を提供してくれます。残念ながら私のは3度の重修理を経て力尽き、最近一線を退きました(←要するに金使い過ぎ)

今日のお仕事はそのSL-10にアース線を用意する事です。コチラ、当時のシスコン的立ち位置なので、設計上のコンパクトさもあって、当機種出力端子へ接続するケーブルが、形状自体は一般的なRCAなのですが、L/R端子及びアースを一纏めにしたワンタッチ構造の専用設計の付属ケーブルが用いられていて、当時の日本製の通弊と言うか勢いと言うか、その仕様故に現代に通じる共通性が存在しないのですが、ともあれこの専用線が断線した場合や、ケーブル交換などの積極的音質向上を図った際にはそこが阻害要因になるのです。それでもRCA端子の方は端子外径が太すぎないタイプのケーブルを用意出来れば一応の解決を見ます。問題はL/R出力端子の中央部に設けられたアース端子で、一般的レコードプレイヤーには螺子留め端子が用意されるこの部位に、このプレーヤーは先の専用端子に用意された突起挿入、RCAのオスピン同径の端子を利用しての専用接続としているので、一般RCAケーブルに換装した際にL/R両端子の中点に3㎜程度の孔が覗いてるだけで、奇麗なアース配線を行い難くなる訳です。

 

 

写真はこの貴重なモデルを未だに大事に使われているお客様の依頼によって作成した、SL-10系列専用アース線です。RCA端子をばらして中央のピンのみを用いて作成しました。因みにRCAピンはペンチで引っ張ったくらいでは抜けませんし、抜こうと芯をペンチで握った時点で傷ついたり潰れたりしますのでお勧めできません。今回は極めて対象範囲が狭いお話ではありますが、当該機所有でRCAケーブルを交換されたいけど困ってしまった方は、一度でんき堂までご相談下さいませ。尚、今回のこのアース線は1.25mで2,500円でお作り致します、当店が普段作成している両端がY型タイプのアース線に比べて些か値が張るのは、勿論RCA端子を一つばらす為とそれに伴う手間の分とご理解くださいませ。

しかし何ですね、私はまだ子供だったので40年前の当時のオーディオ店頭や歌謡界を正確には把握していませんが、全く凄い物が店頭を賑わし、今とは違ったレベルの方々が歌っていたのですね。当時の機械を触り、古の音盤や画像に接するにつけその思いが増してきます…

 

コチラに限らず、多様な線と接続機材に必要な端末形状でのアース線を作成していますよ→0466-20-5223

 

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2月03

残念ですが緊急事態宣言延長だそうです、この機会にケーブル端末の見直しでもしましょう…

on 2021年2月3日

皆さん今晩は、ここに満足に来られずに作業に追われてバタバタしているうちにもう2月になってしまいました。
さて、本日、上から下までバタバタと嘘八百を共に生きる政治家共が深夜まで飲み食いしながら思いついたんだかどうかは知りませんが、10都府県の緊急事態宣言の延長を決めて下さいました。有権者の皆様方は彼らの日頃の全く立派で信ずべき言動に対して、それぞれの思いを胸に感謝の気持ちを是非次回の選挙で意思表明するとして、ともかく更に一ヶ月、出来れば自宅に籠って楽しくオーディオ遊びされるであろう皆様へ、でんき堂なりのお手伝いできる事があれば何なりとお申し付けくださいませ。以下、そんな案件紹介です。

 

 

はい、コチラは当店から見ると西へ1000㎞程離れた所にお住いのお客様から送って頂いての端末処理依頼です。ケーブルは当店でも取り扱いのあるQEDのSIGNATURE REVELATIONです。実質AIRLOC処理込で語られる構造と性能のケーブルであって、個人でのAIRLOC処理は事実上不可能なこのケーブルを販売する、当処理非対応店の意図は私には分かりかねますが、当店は他店購入品持ち込み歓迎ですので、この剥くだけでもペア分両端で88回は必要なケーブルを手にされてしまった方は、是非当店までご相談くださいませ。正直言うとこのケーブルを何かしらの手段で手に入れてAIRLOC処理せずにゲジゲジの端末で接続してその音の感想を語るのだとすれば、きちんとホイルにタイヤが組まれていない真っすぐに走りさえしていない車の走行性能を語っているくらい恥ずかしく愚かな行為ですねと、今回は多少強気に書かさせていただき、また、無茶なチャレンジをされずに素直に当店へAIRLOC処理を依頼して下さったお客様には感謝と敬意を表させていただきます。
それから、最近手元の製品が偽物か本物か気にされる方が増えてきました。確かに有名なブランドで高価な品程そういった物が存在しない事がないとは言えませんが、目利き以前の問題で一つだけハッキリしていることがあります。要するにそこを気にするくらいなら偽物かもしれないと怪しみたくなるようなサイトや取引、常識で考えれば分るような異常な価格差の物には手を出さない事です。何故なら正規取引のオーディオ販売店は日本全国どちらのお店でも偽物は扱わないので。

 

 

こちらも昨今の状況下故の案件でしょうね。ケーブル自体はバンデンハルのケーブルで、最近は扱い元の大型カメラ量販店への優遇策もあってか見掛ける機会が減りましたが、20~30年位前までは実に沢山市場に出回っていました。私もタンノイにつないで使った経験があって嫌いじゃないです。で、何が最近らしい案件かと言うと、このケーブルを数十年前に手にしたお客様が一度聴いてみて、あまりに自分の好みとは違ってガッカリされて、以来20年以上放置して居た物を、以前違うケーブルで当店に依頼してQED AIRLOC処理した際のあまりの変わり映えの感動を、今回の外出自粛に伴い増えた在宅時間をきっかけに、昔の仇をとってやろうという気になって、と言う話です。私は経営者的立場としては、自分のお店で新しい物を買って頂くのは勿論嬉しいのですが、こういった一度諦めた物を再登板させるお手伝いが出来ることも大好きです、つい前のめり気味に相談乗っちゃいます。
話がついたら早速両端に申し訳程度に付いてたYラグは切り落として(ひっぱりゃ抜けるレベルではありましたが)端末剥き直してAIRLOC処理です。写真はプラグ自体にも伸縮チューブを被せて見栄えも配慮した仕上げです。何十年も段ボールの中で使われずにいじけていたケーブルの再出発、目出度い門出です。線材被覆も奇麗に拭きあげて、さて、その音は?
まぁ興味が湧きましたら、皆様も昔使っていて今は見捨ててしまったケーブルを当店まで送って頂くなり持参されるなりして、一度は端末処理の重要性を体感頂ければと思います。普段はそこまでする気が起きなくても、今この時期ならそう言う楽しみ方も普段以上に面白いとは思いませんか?少なくともこの時期連れだって深夜まで飲み食い酒食らってる愚かな代議士“先生”共より、自宅に籠り真摯に手元のケーブルを見つめ音質向上を検討している皆様の方が、私にとっては数段上等な尊敬すべき素晴らしい方々ですね。

 

見放したケーブルを再登板させてみましょう→0466-20-5223

 

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