皆さん今晩は

例年通りの年末、とはいかない2020年ですね。
ニュースを目にすれば、呆れるか不愉快か残念か悲しい内容の物ばかりで、それらには最早感慨を抱く事さえ諦め目を閉じて、音楽聴く以外にどうしろってんだよって気分にさせられます、全く…

そんな社会状況下ですが、でんき堂は日々変わらずにケーブル端末他オーディオにまつわるお客様へのサービス邁進中です。

さてお仕事

 

 

こちらは英国QEDのXT25というスピーカーケーブルです。前モデルの人気だったXTCの後継にあたり、比較的買い求めやすい価格と、店頭試聴でも各種機材の性能をバランスよく伝えてくれるケーブルとして当店でも重宝されている製品です。勿論同社のAIRLOC処理前提での製品で、その相性は見栄えも含めて抜群です。

 

 

AIRLOC処理端末はバナナやY型、メタル外装にミニタイプと複数の種類を用途毎に選べます。今回はAIRLOC処理効果は同等にして廉価にその効果を体感出来るAIRLOC-MINIでの仕上げになりました。外観上の仕上がりは細身の外見のXT25の場合は此方が見栄えが宜しいかもしれませんね。尚、機器類との抜き差し回数が多い方にはプラグホルダーを伴い抜き差しの扱い易い標準タイプをお勧めしています。

 

 

特殊処理の追加の必要ないXT25との組み合わせならば、ケーブル購入時に同時にAIRLOC-MINI指名で8箇所12,200円にて承れます。各ケーブルの左右プラスマイナス表記の伸縮チューブでの色分け処理は価格内でサービスにて対応していますよ!

 

 

こちらはそのXT-25を恐らくサラウンド使用だと思われますが、複数本を細かい長さ指定とケーブル毎の端末処理の指示に従い仕上げ、それぞれ間違いがないか最終確認をして出荷する前段階の姿です。40m近い長さとAIRLOC標準バナナ及びAIRLOC-MINI総計24箇所と、各ケーブルに中村製作所のアモルメットコア装着はなかなか壮観な眺めでかつ大変良い仕事をさせていただけたと感謝しています。納品後のお客様宅での活躍が楽しみですね。

 

 

お次は同じくXT-25の性能と扱い易さを利用してのジャンパーケーブル作成ですが、普段皆様が目にするのとちょっと違いますよね。バイワイヤ接続で御馴染みのジャンパーケーブルに比べてなんだか端子が多くはないですか?これはトライワイヤリングと言う、採用事例はあまり多くはないのですが英国系のスピーカーを中心にまれに見掛ける仕様です。即ち高中低と各ユニットに対して独立した入力端子を備えた一部スピーカー用なのですね。スペンドールや、リン等で採用が見受けられます。ATCだかPMCにもあった記憶がありますね。バイワイヤー用のジャンパー線は自作も可能でしょうし比較的高価な部類も含めて製品レベルで市場に出回っていますが、トライワイヤ用のジャンパーケーブルは多分ないと思います。かといってメーカー既成のジャンパープレートはどうしても音質追及的にネックになりやすいので、この手の入力端子を備えたスピーカーをお持ちでシングル接続時の上中下接続を改善されたい方は是非ご相談ください。接続仕様に応じた端末で作成いたします。尚今回の作成は実際に接続されるお客様のスピーカー背面を直接確認させて頂いての作成で、長さ仕様とも間違いないものが作成できました。
勿論、トライワイヤに限らず、普及率の高いバイワイヤー用ジャンパーケーブルを、製品には無い好みのケーブルを選んで作りたいと言う方にも喜んで応じられます。

 

お客様の使用環境に見合ったケーブル端末処理、作成をいたします→0466-20-5223

 

*現時点、年内は12/29㈫~21:00迄の営業予定です、年明けは1/4㈪13:00~開店予定です