今年で95周年を迎えた日本のLUXMANより1989年に発売された「L-570」をモチーフにした純A級プリメインアンプ「L-595 LIMITED」発表されました
当店でも好評予約受付中です。
LUXMAN 「L-595 LIMITED」 メーカー希望価格 980,000円税別
予約受付、お問い合わせはコチラ→0466-20-5223
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今年で95周年を迎えた日本のLUXMANより1989年に発売された「L-570」をモチーフにした純A級プリメインアンプ「L-595 LIMITED」発表されました
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LUXMAN 「L-595 LIMITED」 メーカー希望価格 980,000円税別
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一般社団法人 日本ピアノ調律師協会関東支部 「第21回新人演奏会」の開催のお知らせです。Fecebookやホームページでも告知はされておりますので、そちらも一度目を通してみて下さいませ。ホームページはコチラ
お時間ご都合よろしい方は是非とも足をお運びくださいませ
恒例のTOP10CLUB様主催レコード試聴即売会を2020年10月11日お昼頃より開催致します。
様々なジャンルのレコードが店頭にやってまいりますので、この機会に是非とも当店まで足をお運くださませ。
勿論通常営業でもありますので、それ以外の方もお気軽にご来店下さい。
TOP10CLUB主催 レコード試聴即売会 2020年10月11日 お昼頃より
お問い合わせはコチラ→0466-20-5223
皆さん今晩は
今度の台風は予報円の中心をそのまま進むとすると、当店のある神奈川県にもやって来そうな気配、あんまり派手なのじゃないといいですね・・・
さて、少し前よりここで取り扱い開始の紹介をしております米国Nordost社のスピーカーケーブル、2FLATが思いの外と言うと語弊がありますが、好調に注文を頂けています。
ひらうちうどんの様な見掛けに反して、非常に力強い音が愉しめるのがこのケーブルの魅力だと個人的には感じていますが、その他にも構造的薄さがバイワイヤ等の複線構造の使用時に、非常にスマートな配線を実現出来るのですね。
早速お客様からの依頼に応じてシングルバイワイヤ仕様の作成です、人気のアモルメットコアも通しました。写真の様にスマートな見栄えもあって、作成しながらこれはいいなぁと感じた次第です。
ではコチラはなんでしょう?アンプ側はシングル、スピーカー側には黒赤各端子が三個づつ、即ちこれが非常に採用事例は少ないのですが、英国系のモニターでたまに見掛けるトライワイヤ接続です。
市販品ではまず存在しない構造で、4芯構造のケーブルでのバイワイヤ対応は良くあるのですが、スピーカーケーブルとしての6芯線等まずないし、稀に依頼を受けて一般的なスピーカーケーブルを三本束ねて作るそれは至難の業なのです。
NORDOSTで作るトライワイヤは、作成自体は決して簡単ではないのですが、出来上がり自体は大変スマートで取り回しも良く、今後トライワイヤのケーブルでの相談があった際には積極的にお勧めしていこうと思っています。バイワイヤは勿論ですが、なかなか対応する製品も、その作成に応じてくれるお店も少ないトライワイヤケーブルにお困りの方は、是非当店迄ご相談なさってみて下さいね。
NORDOSTのケーブルって良さそうで使ってみたいけど、なんだか完成品のスゲェ高いのばっかで手が出し難い・・・→0466-20-5223
皆さん今晩は。
忙しさを理由になかなかここに記事を書けないままに時ばかりが過ぎ、気が付けば早九月も半ば、いつの間にか首相も交代したりしていてね、まぁいいか・・・
さて、お仕事。上は英国QEDのXT25と言うスピーカーケーブルに同じくQEDのAIRLOC処理、最近当店の処理メニューに加わったAIRLOC MINIを施した姿です。この姿は既に何度も紹介しているので、今回は簡潔に紹介で終わりますが、既存のAIRLOC処理時の標準型プラグと比して得られる効果は、同等にして費用が抑えられるのが魅力です。差があるとすれば、対応線径が2.5mmφ程度迄と言う事と、機材への抜き差し時の力加減ですかね。外径の太くない線材に対しては、コチラの組み合わせの見栄えはなかなか悪くないと私は感じております。
そんなこんなんで、AIRLOC処理の相談やご依頼を受ける機会が非常に増えている当店ですが、遠方よりの問い合わせや来店に関わらず、お客様の要望されるケーブルが先に挙げた要件に納まる場合は、このAIRLOC MINIを標準型と併せて勧める機会が増えました。
その際のお客様のご選択、即ち標準型プラグでもミニタイプでも、どちらでも選択可能だった際の今迄の傾向は五分五分と言った所ですね。更にミニタイプを選択された方の主な理由としては、ケーブルと組んだ際の見栄え、価格的なメリットの半々といった感じです。
さて、そんなやり取りを経て今回お客様よりお預かりせしWE(AIW)のビンテージスピーカーケーブルのQED AIRLOC端末処理はミニタイプでと相成りました。今まではこの捩れたままの端末で機材へと接続されていたと思われます。まぁそれを駄目であると断じる積りは無いのですが・・・
上記は8端末全ての端末を切り落とし綺麗に剥き直しAIRLOC MINIプラグでもって圧着処理を施し終えた姿です、見栄えも勿論の事、先程の捩れ端末よりいい音しそうに有りませんか?
WEタイプのケーブルお持ち込みなら、8端末AIRLOC MINI処理で15,200円税込、標準型AIRLOC ABSバナナプラグ処理で22,000円税込となります、ご参考下さいませ。
未だゲジゲジ端末の皆さま、是非綺麗な端末処理と確実な接続での綺麗な音を体感下さいな→0466-20-5223
皆様今晩は
今度は誰だ、伊勢谷?私は良く知らない俳優ですが、次から次へとこの手の話題はネタにつきませんねぇ、まったく。
ボブ・ディランの様な人間がキラキラしてた時代じゃあるまいし、グラスキメて世の中に何かメッセージ投げる訳でもあるまい、つまらん葉っぱで人生棒に振る様な真似だけはしちゃなりませんねぇ・・・
さて、お仕事
今から60年も時を遡った古の、TV本放送開始からもまだ日の浅かりし頃の当時のNHK技術陣と三菱が共同で開発した名機、2S-305の再整備を承りました。まずはお客様宅に出向き、このスピーカーBOXを背板から開けて、ウーハーユニットのPW-125を取り出して持ち帰ります。流石現場での使用を前提に設計されているNHKモニターだけあって、こういった作業を大変行い易く作られているなと感心する次第です。
お客様宅で40年は働いてきたこのユニットは流石に傷んでいます、二本まとめて山形へ送ります。今回はエッジ交換や再着磁、ボイスコイルも見て貰おうかな・・・
資料を紐解けばこの2S-305は1958年に発売が始まったそうで、依頼30年に亘って市場での現役を保ったと言う長寿命モデル、三菱の面目躍如、流石NHKモニターって感じのスピーカーです。
ただ残念な事に、その製品としての終焉期にオーディオを覚えた私は、当時の彼らのカタログ上に綺羅星の様なスペックとハイテク素材で塗り固められたDIATONEのロゴも誇らしげに輝く大型マルチウェイ機が山盛り並ぶその片隅に、この古ぼけた時代遅れの姿をしたスピーカーが載っている事実と必然がどうにも理解できず、おまけに古臭いにも関わらず結構なその価格にも反感を覚えたりしていて、このスピーカーの良さを理解するには当時の私は余りに若く愚かで無知であり、ハイテクとスペックを信奉し一過性的見栄えに目を奪われたガキその物の偏重した思考であり、オーディオ製品に対する感覚も極めて幼かったなぁとつくづく思うのです。
どっち道当時の私には無理ですが、当時もしこの2S-305を買えるだけのお金を自由に握っていたとして、『DIATONEのスピーカーから何でもいいから一組選びなさい』って言われたら、絶対この2S-305だけは買わなかった自信だけはありますね。当時の私はDS-2000の様な分かりやすい3WAY機に目を奪われていました、その本質自体は何も分からずに。結局はその下のDS1000も700さえもどちらも買えませんでしたが、もしそれらを当時買ったとします。
で、幾歳経って2020年、今回お客様の依頼された2S-305は見事に修理修繕され再びお客様宅で素敵な音を奏でています。DS-2000やDS-1000はまず治りません、直せません、端からその積りで作ってさえいません。でも2S-305は治ります。三菱がそのオーディオ事業部の歴史中で売りだした殆ど全てのスピーカーのほぼ再初期に発売されながらも、全三菱スピーカー中どのモデルより今後も長く生き残る事は間違いありません、恐らく地表に存在する三菱の全てのスピーカーがその役目を全うし終える日が来るとして、最後まで音を出し続けるのは間違いなくこの2S-305でしょう、それくらい堅牢にして強固、かつシンプルな良い作りです。
確かに製作者たる三菱は企業規模に応じたその責任を、或いはその企業規模の特権故なのか、ともかく自社の売って来たスピーカーを発売後10年も経てば修理をする気は全くないのですが、この2S-305に限っては、当時のNHKが提示した設計要件の良さと同時期の三菱製作陣の良心と志の高さが、60年経ったこのスピーカーを未だ修理可能な物として地上に存在させてくれている訳です。勿論修理を担当するのは三菱とは比べようもない小規模な小規模な山形県鶴岡に存在する企業で、恐らくスピーカーユニットの修繕では日本一と呼んでも差し支えない技量を誇る技術集団のレリックさんです。
さて、1カ月ちょっとの時間を経てユニットが山形から返ってきました。これが修理上がった取り付け前の姿です、全く見事なもんですね。箱に取り付けてしまうとこのNHKモニターはサランネットがほぼ固定ですので、再び取り外す日が来るまで直にユニットは拝めなくなるので、お客様と一緒にそのお姿の観賞会です。
はい、完成。前回ここに書いた専用のプラグを介して新規に組み上げたスピーカーケーブルを接続して音を出してお終い。
お客様の青春の思い出が再び当時の音を奏で感慨にふける姿を横目に、私はこのスピーカーの良さを理解出来なかった当時の自分の未熟さを想うのです。
いい製品とは、その場限りの性能やカタログに飾られた数値等では無く、どんなに時間が経とうと、こうやって人間が手を入れれば再び息を吹き返す物の事ではないかと、今ではそう思います。勿論その価値観が正義だと皆さんに押し付ける気等は毛頭御座いません。
ただ現実にこうして、このスピーカーをお客様が購った当時の他のほぼ全ての同質の製品が修理不能でゴミと化す中、少なくとこの2S-305はこうして再び、元の持ち主の手元で活躍の機会を再び得られたと言う事実があるだけです、以上。
今回はユニット二本のオーバーホール代金に輸送コスト、お客様宅への出張回収、再装着等の整備費を含め12万円程度のご請求となりました。
1950年代の設計で1984年当時にはペア70万円した古参スピーカーを、2020年のデジタル万能で製品寿命や企業責任が凡そ10年にも満たない現代に、その金額使ってまで古い物を丁寧に大切に使い続ける事の是非は、皆様の価値観で御判断下さいませ→0466-20-5223
小田急江ノ島線/相鉄いずみ野線/横浜市営地下鉄ブルーラインにて「湘南台駅」で下車。【E出口】より徒歩1分。 三菱銀行隣、ケーキ屋葦さんのあるビル地下1階。「処方せん」の看板矢印のところを入ってすぐの階段またはエレベーターで降りた所です。
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