いつも当店をご利用いただきましてありがとうございます。
誠に勝手ながら、5月26日の営業時間帯を平日営業から土日祝日営業に変更致します。
5/26㈭ 11:00~19:00
また、製作系の御依頼に関しましては当日中の作業及び受け渡しではなく、お預かりしてお時間を頂戴いたします。
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力の程何卒よろしくお願い致します。
お問い合わせはコチラ→0466-20-5223
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皆様こんばんは
5月に入ってコチラに顔を出すのも全くのご無沙汰です、引き続きケーブル作製作業とか衛星ラジオの番組ゲスト収録お呼ばれ連続3本とか、要するに相変わらずの忙しさだったんですよ、ごめんなさい。その間世の中でも実に色々な出来事が御座いましたね、皆様はつつがなくお過ごしでしたか?
業界的にはオンキョーがいよいよ完全に逝ってしまった事が最大の話題でしょうか、私個人としてもこの業界で販売側として最初に関わる切っ掛けは実はこのオンキョーだったので思う処は多々あるのですが、まぁその辺の事はもう少し落ち着いたら書きますよ。何一つ個人的には哀れみも喪失感の一つも湧かない30年間に及ぶ彼らとの出来事を、オーディオブランドを標榜しながらオーディオ専門店にはろくな条件も提示しないでひたすら家電量販店に媚びとヘルパーと呼ばれる無償の人的保障と特別条件品と山盛りのインシュレーターと展示什器と廃棄前提のカタログとバックリベートの伝票の束を提供しねじ込み続けたオーディオ愛に満ちたその行動を、30年に亘って色々な立場で関わって来た当事者目線でね。
閑話休題、元パイオニアの関係者(←今回のオンキョーの一件で、買収内包されていたパイオニアブランドも一緒に吹飛びましたが、それとは別件です)が10数年以上前に立ち上げたCAVブランドが御座いまして、真空管を中心としたオーディオ製品を展開しています。今回その彼らの展開する製品中で、時期的な入れ替わりや更新の関係で、当店との仲と言うと偉そうですが、実際に普段より大変良くして頂いてる関係で特価商材を用意頂けました。
5881/6L6真空管をプッシュプルで素直に組んだアンプです。詳細はコチラにリンクを貼っておきますね。価格から考えると随分贅沢に真空管もトランスもシャーシも奢られた造りで、フルサイズボディ(←所謂42~47cmの横幅で造られた機材)ではないのにその総重量は18㎏を超すと言う、一昔前の誉め言葉で表現すればコスト度外視の様な構成です。
恐らくこの豪勢な内容でも、このアンプを企画/設計した10年前当時はそれでもまだ利益は計算出来たのでしょうが、昨今の社会情勢を語る迄も無く、今後この内容で価格を維持していく事は間違いなく無理でしょう。仮にこのままの内容で生産継続するとすれば最低5割は値上げするか、価格を維持するなら造りと内容を半分程度に簡素にするしか無さそうですね。
故にメーカーとしては一旦生産を諦め手持ちの在庫を手放すと言う流れになり、数台が当店の預かりとなったと言う訳です。勿論メーカー保証の生きた在庫品扱いで、数台と書きましたが、ここに紹介する前に箱積状態で店頭において判断の早いお客様方の目に留まり、最早残り一台となった次第。間違いなくお値打ちと言う事ですね。販売当時の税込標準価格が148,500円、今回ラスト1台限りの100,000円税込み、軒並み物価もオーディオ製品も値上げが予想される今、こういった理由での特価品の選択は悪くないですよね、お早めにどうぞ。
完売致しました、ご成約有難う御座います
お値打ちの真空管AMPでオーディオを組んでみませんか?→0466-20-5223
気が付けばもう4月も終わりと同時に今年も大型連休の次期がやって参りましたね
久しぶりに外出等される方が増えると思いますが、家に引きこもってオーディオを愉しみたいと言う方は当店の事を思い出して頂けると幸いです。
本年の大型連休当店は試聴機をいくつかご用意させて頂きましたので当店の到着順にご紹介させて頂きます。
まずは日本の真空管アンプのブランド「AIRTIGHT」よりプリアンプ「ATC-3HQ」とパワーアンプ「ATM-1S」のセットを御用意致しました
なかなかお目にかかれない「AIRTIGHT」のアンプを試聴するチャンスです。
お次は同じく日本の「SOULNOTE」から発売された話題のプリアンプ「P-3」です
当店でも最近お問合せがかなり増えてきております「SOULNOTE」から2年ほど前に発売され、高い評価を受けているプリアンプです。
最後はイギリスのオーディオブランド「ROKSAN」から発売されているCDプレーヤー「Blak CD PLAYER」とプリメインアンプ「Blak Integrated AMP」です
デジタル表示でボリュームの加減もとても見易く扱い易い様に思いました。
各製品視聴可能です、気になる製品を聴いてみたいと言う方はこの大型連休期間中限定となりますので、試聴希望の方は当店まで足をお運びくださいませ。
試聴希望その他お問い合わせはコチラ→0466-20-5223
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皆さん今晩は
今年は桜なぞのんびり眺める暇はなかったなと考えていたら、軽井沢方面に住む友人のFBには今正に満開の桜並木が写って居ました、日本は広いなと改めて思いますね。
さてお仕事
上の写真、端子も装着されて一見奇麗に整った見栄えのスピーカーケーブル、太い外径の線材に高価なバナナプラグなど装着されていると、如何にも良い音が出そうに頼もしく感じるものですね。ではその線材とプラグのコンタクト面、要するに接続方法に考えは及んだ事は御座いますか?
でんき堂では毎度お馴染みのQED AIRLOCは勿論の事、各種様々なケーブルとプラグの組み合わせでのケーブル作成を新規購入も持ち込みも含めて多種多様にお受けしています。今回は新規にラックスマンの人気スピーカーケーブルと同じくバナナプラグでの作成をお受けし、現状のオーディオにおける接続の盲点を判り易く説明出来る写真が撮れましたので御紹介です。
これはバナナプラグを線材に留めた際の姿です。殆どのプラグは写真の様なイモ螺子で筒内に挿した線材を抑え込む構造です。メーカーによって片側二点締めであったりこの写真のプラグの様に互い違い対面二点締めであったりですが、どれであれ基本はこの小さな螺子の頭で筒内の線材を抑え込む構造です。
螺子を外して覗いて見ると、まぁこんな感じになります。複数の撚線が並んでいますね。
つまり、こういう形で線材を螺子で抑え込む形になって居ます。プラグ筒内で螺子の頭で数本の線材を抑えているイメージが伝わりますか?ここは実の所大概のメーカー組品も自作も大差ないのが実情です、本当は線材に半田を流してから締め上げるか、適切なサイズのリングスリーブを圧着してから挿入螺子締め装着が理想なのですが、前者は妙に半田悪玉論が跋扈しているのと、後者はリングスリーブで線材先端を整えて迄の手間をかける方はあまり居ない、そもそも圧着器なんか最近誰も車の電装も弄らないから持っていないのと、一部オーディオ宗教系に伝播している妙な『ピュアストレート』信仰がそれらを阻害し、剥いた線をそのまま何も足さずに留めるのベストみたいな偏波した指向が広まっているのを感じます。因みに撚線直締めはプラグを多少力掛けて引けば抜けます、つまりその程度の止まり加減です。
さて、こちらは当店お得意の英国QED AIRLOC応用の角圧着処理を施した線材端末を挿入した姿をネジ穴から覗いた姿です。撚線に専用のスリーブを通した上でここが一般の圧着と違うのですが、全方位から超強力に専用のプレス機を用いて圧着する訳ですね。その仕上がった角柱状の金属棒と化した姿はある種の感動を覚えるほどで、またそれを輪切りにして断面を観察すれば完全に撚線が一個の金属ブロック化している事が確認できます。
こちらは以前撮影したものですが、AIRLOC処理後に敢えて切断した断面を顕微鏡越しに30倍で撮影したものです、スリーブと元撚線が完全に融着して一体化していますね、凄いでしょ?
先程の写真、プラグ筒内での端末に対しての螺子の留まり方のイメージはこうなります。その前に載せた同じ状況下の撚線に対しての写真と是非比較してみて下さい。全ての撚線が圧着処理され金属角柱化した結果全てが均等な力に於いて通電が計れているイメージが上手く伝わって居れば嬉しいのですが…
この状況での仕上げでは、プラグが緩んだり強い力で引いた程度で抜ける確率は限りなく低減されます。即ち常に安定した接続と通電と言う意味になります。撚線は一方からの力で締め上げた程度では、締めても締めてもその筒内の空間余裕分力が逃げて行くと言えばわかって頂けると思います。
冒頭の写真を再掲いたしますが、外見上は良く組めていたとして、実は中身は最初の様な状態の接続のケーブルがメーカー製、自作関わらず世の中の殆ど大半である事は是非覚えておいて下さい。実際に当店には高価な完成品でのプラグが、特にお客様が乱暴に扱ったわけでもなく自然と緩んで抜け落ちた事例の手直しの依頼が沢山やって来ます。その大半が撚線プラグ直締め構造である事も含めてです。
勿論他所様の仕上げやその技法自体の是非は論じません、ただ、でんき堂的には上記ケーブルのプラグ内は後者の工法で組むのを基本とし、あくまでその選択はお客様の選択に委ねております故、線を剥いたままにプラグを螺子留めよと命じられればそう致しますし、個人の自作でそうされる事を揶揄も指摘も致しません。ただ、個人レベルでは行えないQED AIRLOC処理及びその応用の角圧着処理を、必要とする追加工賃込でご用命頂けるなら喜んでそうさせて頂きますと言う立場ですので、是非一度ご検討くださいませ。
こちらは先日補修手直しで預かった電源線ですが、なんと触っただけで螺子も緩めずにプラグから抜けてしまいました。スピーカーケーブルならば『こりゃひでぇなおい(笑)』で済みますが、電源の場合は笑い事では有りません、場合によっては事故なり死ぬなりしますよ。
聞く所によると誰か知りませんが個人自作のケーブルを中古としてそのまま仕入れて販売してしまうお店があるようです、おまけにその修理や修正は受けないのだそうです、全ては伝聞なので確証は御座いませんが、少なくとも今目の前にある預かった線の姿はこうでした。
勿論当店で預かった以上は安全優先で作業致します。基本は先程のスピーカーケーブルのQED AIRLOC応用の角圧着作業と同じ処理です。やたらと高価でやたらと多芯構造(なんと12芯)の電線をを4本づつに選り分け、ホット、コールド、グラウンド各線へ処理致します。しかしハッキリ言ってこんだけ複数の線材を指先で捩った程度でプラグ内に挿し込んで終了って発想は一体どこから出てくるんですかね?作った人間も何の怖れも感じずに販売する側にも正直呆れるしかありませんね。
最終的にこの姿に持ち込みます、この上でお好きなプラグを強固に締め上げて装着致します。一度私の組んだケーブルのプラグを自分で外そうとした方が、余りにも硬く締めてあって螺子を舐めたとクレーム気味の連絡を頂きましたが、冗談じゃありませんね。簡単に外せるような前提でプラグ組んでませんから、悪しからず!と言う事です。
締まりの緩いのがお好きな方以外は→0466-20-5223
いつも当店のご利用誠にありがとう御座います、当店の大型連休中営業時間のお知らせです。
水曜日が定休日の当店ですが、5月4日水曜日は旗日の為祝日営業させて頂きます
4/28㈭ 13:00~21:00
4/29㈮ 昭和の日 11:00~19:00
4/30㈯ 11:00~19:00
5/1㈰ 11:00~19:00
5/2㈪ 13:00~21:00
5/3㈫ 憲法記念日 11:00~19:00
5/4㈬ みどりの日 11:00~19:00 ※祝日営業いたします
5/5㈭ こどもの日 11:00~19:00
5/6㈭~通常営業
ご来店と言わずメールやお電話でのご依頼も勿論承っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。尚お問合せ状況においては時間をいただく場合もございますので、その際はご容赦くださいませ。
お問い合わせはコチラ→0466-20-5223
皆さん今晩は、思考回路が前世紀の大戦期さながらの領土拡張思想に憑りつかれたかの様なロシア人独裁者の時代錯誤的やりたい放題にオーディオ業界までが大変な状況です。
実際に侵略に晒され理不尽に命を奪われているウクライナの民に比べれば騒ぐ問題ではないのでしょうが、現状目の前の仕事に真面目に向かうのが努めの観点で言えば、対お客様商売としてこれも大変な事には変わりません、例えばロシア製の真空管を搭載採用したアンプ類は納期未定の壊滅状態です。
一日も早いウクライナの地の平和を願うしかありませんが、真空管の方はロシアの権力機構が大きく変わるか旧東欧圏の安定した政情の国の品に切り替わるのを待つしかないかもですね…
さてお仕事。Maxonic/マクソニックが発表した『雅 Shell Lead Wire』の感じが実際に再生してみてとても良かったので紹介です。名は体を表すを地でいく秀逸な再現性をそこに接続されたカートリッジに提供してくれます。価格は8,140円税込み、但し装着はかなり難しい部類に入ります。端正で繊細な音楽再現を狙って採用した線材とチップの組み合わせの関係で取り付け基部は大変脆弱です、今までに安いリード線を数本挿した程度の経験を頼りに気軽にペンチで摘まもうものならいとも簡単に破損するでしょうね。因みにリード線を装着にピンセットで云々はそれ以前の問題で論外です。故に是非シェルリードやカートリッジの装着は信頼のおけるプロがいる専門店に御依頼下さいませ。また、そういったお店が見当たらない場合は当店までカートリッジとシェル持込みなり安全に送り付け頂ければ、その必要とされる技術状況如何で1,500~2,000円で装着致しますのでお気軽に御依頼下さいませ。
また、今回この素敵なリード線を予め仕込んだセットも提供致します。
写真はDL-103R+雅+当店オリジナル重量級シェル+アルミスペーサーの組み合わせで69,900円税込み、セット総重量は約26.5gとマスの大きなアーム向きの組み合わせです。SMEのImpを除くJ字型シリーズやWE-308SXやFR-64、GT-2000のユニバーサルタイプなどがそこに該当します。
また、スペーサー無しも選択出来、その総重量は約25g、セット価格は67,700円。また保存、輸送に安心のシャトルケースは1,200円で追加できます。
上記の組み合わせに限らず様々な組み合わせ装着済みを提供致しますので、例えば標準のDL103や他のカートリッジ、総重量軽量化を狙ってのシェル変更、他のリード線の選択、AET中空螺子の使用希望等組み合わせはほぼ無限大に広がりますよ。
皆様個々の好きな組み合わせでショップにリクエストしてアナログを愉しみましょうね→0466-20-5223
皆さん今晩は、お店界隈の桜は大分散りましたが、私は
『ほ~ら春咲小紅、み~にみに見に来て~ねっ』
と青森出身の天才少女が1981年に思いっきりキャッチーに振った、それまで玄人筋界隈での評価が高かった彼女の名前を広く一般に浸透せしめた化粧品会社のCMタイアップ曲を鼻歌に口ずさみながらケーブル作業です。
QED AIRLOCを施したスピーカーケーブルに桜色の綿筒紐を通す
『ど~こかにポチぃっとぉ~あ~かい色~』
今回はお客様からの御依頼で、以前納めたケーブルに対して季節に併せての着せ替え作業です。と言ってもなんの事だか意味が分かりませんよね、つまり前回はケーブルに対して保護効果を含めてナイロンメッシュを被せてあったのですが、ここ最近当店で人気の出ているコットンシース掛けを施して欲しい
『ついては季節も春だし桜色を指定したい』
と、まぁそういった趣旨のご指示を仰ぎ冒頭の流れとなった訳です。
因みにこのコットンシース掛けは現在様々なケーブルに施している所ですが、その効果は非常に興味深く、再生音の重心の安定とステージ全体の奥行と左右の広がりを確保出来るのがとても魅力です。何故そうなるのかを具体的に科学的に明示できないのが残念ですが、綿紐は静電気が生じない特性と、それをケーブルに通す事によって外来の振動に対しても音質面で有効なのだろうと推測しています。
仕上がった桜色ケーブル三並びの図
『今日~は、なんだかぁ~、き~れ~い~で~すぅ』
ご覧の様に電源ケーブルも揃えてコーディネート、これは実際の制作者の私もかなり気に入った配色です、実際にそれを選択し指示されたお客様に優れたセンスを感じますね。因みに端末を留める収縮チューブに対しても『白色で』の指定を頂いています、いい感じの組み合わせですね、他には黒と赤が選べます。
現在当店では上記の綿筒紐を御用意して皆様の御依頼をお待ちしています、勝手な想像ですが恐らく日本一の選択肢です(笑)オーディオケーブルの配色を好みにカスタマイズ、とても楽しいので少しでも多くの人に知って貰いたいと思っています。皆さんも矢野顕子が『窓の景色も取り換えて』と歌った様にケーブルの色を取り換えて楽しんでみませんか?
『あなた~が来るのを~、ま~ってますぅ~う♪』→0466-20-5223
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