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7月07

SOULNOTE(ソウルノート) D/Aコンバーター D-1展示開始

on 2017年7月7日

 

大変お待たせ致しました、大人気SOULNOTE(ソウルノート)から発売の新型D/Aコンバーター D-1を展示致しました。新生SOULNOTEとしては初のDACのこちらの製品、気になっている方も多いのではないでしょうか。
ファイル音源としては現時点最高の32bit/768kHzのPCM音源、22.6MHzのDSD音源までのハイレゾ対応。
D-1独自のロックレンジ切替機能によって、接続する機器のクロック精度に合わせた最高の音質を引き出します。

デジタル機器や音源の音を極限まで引き出す性能を持ったD-1、ぜひ御体験下さい。

TEL:0466-20-5223 (←SOULNOTE好きの方は勿論、DACを御検討中の方はこちら)

 

 

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7月07

DYNAUDIO Emit M10 展示品を特価でお出し致します。

on 2017年7月7日

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デンマークの人気ブランド DYNAUDIO/ディナウディオより発売されているブックシェルフスピーカー Emit M10 サテンホワイト

こちらの展示品を店頭デモ機入れ替えの為、展示品特価にてお出し致します。元箱、保証書揃いです。

今、欧州勢を中心に、スピーカーとアンプの関係が大きく姿を変えようとしています。
ネット、WiFi等の再生環境の変化もあり、今後アンプ内蔵型、即ちパワードスピーカー、アクティブスピーカータイプの比重がとても増えていきます。趣味的なオーディオとして、ゴツイ機材を積み上げる姿にある種の感慨を抱く傾向の強い日本では少し異質に感じられるのですが、かなりのハイエンドメーカーからゼネラルメーカーまで、かつてはスタジオ用途では良く見かけたこのアンプ内蔵方式が幅を利かして来ました。USB-DACやネットワークプレーヤーを内包した一纏まりの機材をコントロール系として扱い、その直下にアンプを内包したスピーカーが接続されるスタイルが彼の地では主流になりつつある様子で、メーカーによっては既にラインナップからパッシブタイプのスピーカーが姿を消している、例えばメリディアンの様な所も出て来ています。ゴールドムンドも今まさにそこを目指している最中ですし、ここ、ディナウディオも新モデルを中心に次々とアクティブスピーカーを基準とした方向へとモデルチェンジが進んでいます。
日本のオーディオ市場は世界標準の中ではかなり特殊な部類なので、急速にアクティブスピーカーを中心としたオーディオへ中心がシフトする事は無いでしょうが、現在アンプは比較的潤沢に選べる国内事情も、少しまともなオーディオスピーカーは生産国はどこであれ、1980年代とは違ってもうほとんどが英米独仏伊丁瑞あたりの欧米ブランドがら選ぶ状況です。そんな彼らがパワードタイプを是として舵を切った場合、いつまでも日本向けの製品をラインナップに残すとは少し考え難いのです。例えばまだ日本が世界的に大きな市場と認められた頃には、日本向けの仕様が用意されていた物です、それは方式や電圧や色身も含めてです。しかし現在の日本市場は彼らの目からすると非常にシュリンクして来ているので、かつての様な豊富なラインナップが入って来なくなってきました。台湾や香港のオーディオ雑誌には良く紹介されてるのに日本には入って来てないそれなりの有名ブランドが実に増えました。その辺は輸入車も一緒ですね、売れなきゃ選択肢も減って最後は撤退します、先日のフォードの様に。
それより遥かに規模の小さなオーディオは、海外基準からすれば神経質的に細かいで有名な日本市場にいつまで付き合って貰えるかの問題になってきました。今回のフォーカルのラックスマンへの輸入元変更も要約すればそういう事です、我々の世界基準でアジアも含め幅広く売れているのに、何故日本だけ市場規模に比してこうも売れないの?という具合です。
以前ある老舗の英国ブランドのスピーカーメーカー社長氏にですが、市場視察で来日の際に輸入元社長共々で当時私の立って居た店頭にも来店され、輸入元社長が私の事を、彼はあなたのブランドをとても良く売ってくれていると紹介して下さり、おぉそれはと英国人社長と握手して最後に何かリクエストは無いかと聞かれるので、お宅のスピーカー好きで僕も使ってるけど、新品の段階でユニット凹んでるの多くない?って意見したら、「おぅそれはたいへ~ん困りましたねぇ、でもぉ、そんなぁときわぁ、針でつついて引っ張り出して下さ~い」(*通訳経由要約)だってさ(笑)
まぁこれは流石に輸入元社長も通訳しながら苦笑いしていましたが、海外では流通に於いて問題にならない程度の外面の仕上げが、過剰なサービス保護下で慣らされた日本市場では鬼クレームに発展したみたいな話はよく耳にします。

話が飛躍しましたが、詰まる所アンプを繋いで使うディナウディオのスピーカーを、色々選んで買えるのも今の内かもしれませんよねと言う事です。何故なら日本でも大変人気だった彼らのフォーカスシリーズは、本国でモデルチェンジと共にパワードスピーカータイプに生まれ変わったそうです・・・

 

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DYNAUDIO Emit M10 サテンホワイト ペア

販売価格:86,400円(税込)

完売しました。

TEL:0466-20-5223 (お問い合わせはこちら)

 

 

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7月07

It`s a SONY

on 2017年7月7日

世の中アナログブームなんですって。

私自身は趣味としてはそれ以前からですが、販売側としては四半世紀前のバブル崩壊近辺就職氷河期の入口に、アルバイトでメーカーのヘルパーとして衰退期に差し掛かったオーディオ業界に足を踏み入れたクチなので、正直言って売れて売れてうはうは~みたいな経験とか、オーディオの何かのブームは知りません。一度だけメーカー、販売双方の理解不足とエゴだけが生み出したかの様なサラウンドブームに右往左往だけはさせられましたが。
その後店頭に立った秋葉原の老舗の先輩社員に聞いた話では、オーディオブームの絶頂期のJBL4343みたいな大きくて高価なスピーカーが売れて売れてしょうがなかった時は、その為だけに埼玉だかどっかに専用の倉庫まで用意してそこに4343山と積んで、店頭にはお札の束握ったお客様方が列をなして並び、当時の創業社長が一階の売り上げ金を運ぶ時間も惜しんで、表から二階の事務所の窓を開けさせて紐で縛った札束次々投げ入れたのだとか。恐らく1960年代から1970年代の山水がJBL仕入れてた頃の話なんでしょう。
私が秋葉原に初めて立った2000年初頭は勿論そんな面影も形も微塵も無くって、移入モノのブラックバスが増えすぎた湖で僅かに残った日本古来種の稀少な小魚を多数で追いかけます様な客の取り合いみたいなとっても感じ悪い状況でした。しまいにゃ共食いみたいになって、その店の新入りだった私が、お客さんに一生懸命接客してアンプを買って戴いたら、後からそこの店の一応私の上司だったんだろうけど、元メーカー営業だった副店長が人の客盗ったとか騒ぎ出したりして、今思い出しても感じ悪いですね。入って一カ月もしない新入りが来店されて店内に入って来るお客さんを誰が誰接客してたとか知ってる訳も無いので、そういう事言いだす奴どこの店にも世界にも必ずいて、そうなると他の店員は陰で「あの客は4階の副店長の客だから関わらない方がいいよ」みたいな感じ悪い店が出来あがっていくんですよね(笑)
因みにそう言う裏でこそこそしたのは私苦手なんで、その一応上司の筈の副店長さんに正面切って

「それはあまりに筋が通らない話では御御座いませんか?そう言われるならば新入りの私にも分かりやすい様に来店されるお客さんに俺の客って旗でも立てておいて頂けますか?宜しければそれに関してより具体的に人目の無い静かな倉庫で一対一で目をみつめ合ってお話合い致しますか?ごく平和的に」

と、今より私も15、6歳若かったのでそれを多少雑に申し上げた所、あまりそういった直球型の人材はそこには今までいらっしゃらなかったのか、上から下まで全社を挙げた阿鼻叫喚の大騒ぎに発展して、結局その時の非常に男気の強かった当時の店長と以前から目を掛けて下さっていた当時の社長が私を擁護下さったので事無きを得ましたが。
でもこの時の店長、毎日の朝の日課の私が差し出したコーヒー旨そうに啜りながら、ニヤケた顔して

「おめぇ、ナカナカイキが良いじゃねぇか、気に入ったよ、俺もあいつは嫌いなんだよ、いつか言ってやろうと思ってたら、オメェが先に言っちまいやがった。筋が通らない奴と喧嘩すんのはかまわねぇ、でも“やる” ときゃ派手にやんなよ、うへへ」

と、丸で人が喧嘩したみたいな人聞き悪い事を江戸っ子だったのかべランメェ調で仰るので

「と~んでもございません、とてもとても、この度は大変失礼いたしましたぁ~」

と慌てて訂正したのが懐かしいですね。その副店長さんもつい先頃その店勇退だか何だかと風の便りに聞き付け、その店は結構昔ながらの情誼に厚い店だったので、当時そこに3年しか在籍しなかった私の為に、その副店長以外の全社全店事務方販売方スタッフほぼ全員参加の大変盛大な送別会を開いて下さった思い出も御礼もあり、ましてや20年近く在籍した偉大な副店長だから、さぞかし盛大な送別会を挙行するのだろうと、まだそこに居る古い仲間に是非それに僕も参加したいしその節の御礼も申し上げたいと打診した所、何故だか不思議な事に今回はそういった会も挨拶も何にもしないんだってさ、チェ、つまんないの。
アレ、なんでそんな話になったんだ、えっとブームだ、アナログの。
そう、アナログ。
ソニーがアナログディスクプレスするんだとか何とか、大手メディア新聞ネットTV様々で流石大企業が関わると話題で好意的に報じられていました。勿論この衰退気味のオーディオ業界で何であれ少しでも良い話が市井に広まるのは私も大変喜ばしく感じます、素晴らしい。

でもね、皆さんが喜んでいる所申し訳無いのですが敢えて私はノンを唱えてやりたい。

ソニーさん、自分たちが率先して規格なり何なり定めたCDメカも供給せずに野ざらし放置、それに頼って製品作っていたオーディオメーカー各社は放置プレイに泣き寝入り、その上SACDは一体どうしてくれるんだ?私は推進室の担当者の悲惨な末路を知ってるぞ、生産後7年程度経った製品は目の飛び出る様な見て貰うだけで何万もする高額な見積り基本料金を要求して基本的に修理したがらない、30万円超す様な超高級ヘッドフォンさえ10年経たずに修理不能、愛情注ぐ対象として売り出された筈の犬のおもちゃは数年で壊れてもつまんないパーツ一つ供給せず部品保有期間の義務は果たしたと役所以下の受け答えで治せませんと公言し、それを日々調教師し愛した飼い主たちを絶望の淵に追い込み、何故かそれを元ソニーの技術者達が寄り集まって立ち上げたソニーとは何の関係もない資本的にもソニーの何万分の一程度の所帯の小さな修理専門会社が

「こんなのたかだか数十円のパーツの問題なんですがねぇ、ソニーにとっては訳なく供給できる部品だろうに」

と言いつつ全国のアイボユーザー達の救世主となっている事実も無視し、かつて自分たちがこさえたレコードプレーヤーのベルトも針も一切関わりたがらないその姿勢で、世の中ブームだからアナログディスク生産するだとぉ?

「売れるから関わる、それが企業だ、情誼や人情や高い趣味性に対するユーザーサイドの深い思い入れや理解なんてビジネスの邪魔なんだよ、君」

って言ってくれれば僕も心情的に引きさがれるけどね、新興メーカーのやる事ならいざ知らず、社長が変わろうが昔と社風が変わろうがSONYのロゴで商売してんだろうが、未だに。
全国にはゴマンとカッコ良かったか頃のSONYに胸を熱くして、なけなしの金叩いて高額なオーディオ製品購入したソニーファン、信者と呼ばれる層がかつて確かに存在した事を思い知るべきだろうね。彼らがソニーファンにならずにマッキントッシュのアンプでも当時買っていれば今でも修理可能な事実も含めてさ。

因みに私はSONYのDATを愛していましたが、七年どころかほんの数年で全く素晴らしい対応頂きましたね・・・

まぁ、ソニーはSONYでもアナログ盤プレスすんのはソニーミュージックエンターテーメントのSMEですから、わたしゃぁ一切関わり御座いませんってなもんかも知れませんがね、じゃぁソフトとしてのSACDはどうしてくれンですかい?

以上、品の無い物言いにお付き合い頂いた皆様には大変申し訳御座いませんでしたと最後にお詫び申し上げます。
私自身はかつて輝いてた頃のSONYが大好きでした。色々言ってる様ですが今でももう一度、ああ言った胸の熱くなるSONY製品に出会いたいと本気で願っています。トリニトロン最高でした。7が三つ並ぶデッキ、どれだけ欲しかったことか。初めて親に買って貰ったウォークマンにどれだけ喜んだ事か・・・
ところが当店では現在基本的にSONY製品のお取り扱いが御座いません。何故ならそれは私達の様な小規模なオーディオ専門店がどれだけSONYに好意を抱いたとして、SONY自体は小規模なオーディオ専門店に愛情を抱いていないからだろうと愚考致します。
自分で言っていれば世話ないでしょうが、私はSONYのレコードプレーヤーでも調整させて頂ければ相当な良い音で皆様を喜ばす自信が御座いますが、SONYのレコードプレーヤーは恐らく規模が大きな超大型カメラ家電量販店程安く大量に取り扱えているご様子です。そんな店頭の若いスタッフ方々、CDとLPの国内生産出荷量が逆転した1986,7年以降に生まれたと思われる様な若くて瑞々しいスタッフが主な彼らの店頭で、新しくプレスされたSONY製黒色ビニールディスクが、アナログ経験豊富な彼らの調整と接客に於いて、趣味としてのオーディオ、レコード再生の素晴らしさがあまねく広く伝わりブームがより一層盛り上がる事を切に願う限りですね、一アナログファン及びオーディオを愛してる身として。

 

SONY製品のお取り扱いは→コチラ、じゃありません

SONY製品でまだ動作する機材も利用してオーディオを愉しみたい方の相談先はコチラ→0466-20-5223

 

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7月06

DL103PROアルミボディ化/密着シェル/Zonotone8Nリード線

on 2017年7月6日

 

今日のお仕事も毎度お馴染みDL103のアルミボディ化です。またかよと思われた貴方は気が早い、今日のはDL103PROです。DL103PROとは、実際の所は放送関係者向けの特装品で、内部にだいぶ手が入っています。Highphonicと言う、そもそもDL103の開発に関わった方が主催されるブランドが極一部のルートで流通させている希少品ですね。添付されてくる資料や現物を見るだけでもオリジナルにかなり手が入っている事が伺えます。また、その音は別物と言ってよく、放送局側が彼らが有す音源のアーカイブにこの針を用いるらしいと言った噂もなるほどと思わされますよね。因みにDENONのカタログには出てませんよ、コレ。
本日は、そのただでさえ凄いDL103PROを、更にアルミボディ化と言う、以前もここに少し書きましたが、正に禁断の仕様にしてくれと言う依頼です。

 

 

その上今回はお客様のリクエストで、いま一番と言っても良い位にアームとの食い合わせが気持ち良いFidelixのその名も密着シェル、いいですねぇ、密着、接して漏らさずって奴ですね。その密着シェルにアルミボディ化されたDL103PROを強固に組み上げ、更にそこにZonotoneの8NLW-8000Prestageなる高級リード線を奢りました。見るからに凄そう、アルミ化されたボディとこのシェルの見栄えも見事に一致、このシェルはDL103アルミボディの専用品ですとしらっと言い切りたい気分です。

 

 

さて、細かい調整も済ませて音出しです。
103PROはオリジナルより僅かに針圧が下がっています。因みに高域特性はえらく伸びています。この組み合わせはアルミボディへの材質変更で2.5g程自重が増してる事に加え、シェル自体が16g少々と重めです。また、使うリード線やビスナット類も通常品より僅かですが重い仕様なので、総重量は下の写真にある通り、結構重めです、最近のSPUと同程度かな、流石にアームを選びますね。

 

 

勿論シェルの選択でよりライトウェイト仕様のアームにも応じられますので、例えばアルミボディ状態のDL103は10.9g(元は8.5g)ですから、10g程度のシェルを用意出来ればで最近復刻で話題のSL1200でもに追加補助ウェイトをあてがえば何とかなるでしょう。

 

 

何枚か試聴を繰り返します。たまたま居合わせたお客さんや営業さんも一緒です。そこでの皆の感想を総括すると「おぉ・・・」となります。ここで私がいいいい吠えても意味がないので事実のみ記します。こうやって店頭でこの仕様を耳にされた方々の評価や噂が積み重なったお陰で、ここ最近DL103のアルミボディ化やネイキッド化の依頼が増えて来ておりますとだけ言わせて下さい。今回はDL103PROとリード線はお客様からの持ち込み依頼、しかも新幹線で何時間か移動する様な遠方のお客様が東京への出張のついでに態々藤沢まで立ち寄って下さり、店頭で私どもの話を聴いて下さった上での後日の配送お預り、有り難い限りですね。密着シェルと後述のシェルキーパーの新規御購入とアルミボディ化の作業の方を当店で請け負いました。でんき堂スクェアは他店購入の物でも今お使いの物でも気持ち良く取り付け依頼お受け出来ますので、何なりとご相談下さいね。

 

 

そしてこちらもすっかりお馴染みの針先確認顕微鏡拡大写真、細かい話すると対物レンズ3倍、接眼レンズ10倍の30倍状態です。

 

 

最後に、新しく出た桐の箱のカートリッジキーパーHKSに収めて納品です。3個シェル状態でカートリッジが収まる優れモノです。サテンにSMEに抱かれた103ネイキッドに密着シェルに固定された103PRO、こうして並ぶと宝物ですね。尚、密着シェルの手掛けが一般的なシェルに比してかなり手前に位置するので、右端の箇所のウレタンを少し成形し直しました。

お客様のお宅で良い音で愉しんで頂ける事を願って今日の作業は終わりです。

 

上記に関わらずオーディオの諸々のお問い合わせはこちら→0466-20-5223

 

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7月05

今日のお仕事、DL103を開いて結んで

on 2017年7月5日

全国的台風の影響下の散々な天候状況の中、皆さん如何お過ごしですか。お仕事の方には無事お帰り下さいとしか申し上げよう御座いませんが、そうでない方は是非良い音自宅で愉しんで下さいなとお伝えしたいです。かく言う私は、今無理して外に出ても傘も役に立たぬ様な土砂降りに、駐車場まで歩いただけでも濡れ鼠必至な状況と早々に諦め、雨が治まるまでの積りで閉店後の店内でポチポチとPCに向かってコレを書いています。
さて、昨日はDL103を裸にする話でした。本日は一旦裸にしたDL103に改めて寸分違わぬサイズでアルミブロックから削り出したケースに収め直します。そう、好評のアルミボディ化。ネイキッドの方は昨日もくどくどと述べさせて頂きましたが、大変に扱いがデリケートで少々扱いが怖いです。でもこちらは材質変更のみで取り扱いは通常のDL103と全く同じ、その上音質的にはオリジナルDL103に対して非常に興味深い差を体験出来る事請け合いと言った仕様です。
過日、オーディオライターの田中伊佐資さんに月刊ステレオ誌の取材でお越し頂いた際には、度重なる比較試聴検討の結果、こちらのアルミボディ仕様を選択頂きお求め戴きました。実際にはネイキッドの提供する爽快な解放感も捨て難いと田中氏自身随分判断に難航したのですが、最後の決め手は取り扱い易さでした。今までのお客様方でも、双方どちらも魅力だけどやはり安全も見てアルミボディを選択される方が多いのですが、結局後からネイキッド仕様も追加で購入頂ける事が少なくないのですよ。

 

 

上の写真が依頼頂いたお客様のDL103をシェルから外した所です。勿論オリジナルのDL103でも十分アナログオーディオは楽しめます。実際の所これらの一連の過程で私達が皆様に提供したいのは
「メーカー量産品はコスト優先主義で丸で駄目で手を入れた当店オリジナルの方は弱点を全て補って遥かに優れている」
と言う様な、改造系ショップによくありがちな主張では無く、オーディオに対する人それぞれの色々な角度での愉しみ方の提案ですネ。
平たく言えば、オリジナルコンディションのオースチンヒーレースプライトをSUキャブの吸排気音も軽やかに操る姿に常々羨望の目を向けながらも、ロールゲージ組んだフルバケ状態でピロアシ入れてツインウェバー奢って軽量化ねらって前後FRPボンネット他エンジンやり過ぎなコテンパに手を入れたMGミジェットで、峠なり筑波なりを激走する魅力も捨て難く、そのどちらも元は同じ素姓の車でありながら全く違った方向の愉しみを提供してくれるという意味で、メーカー吊るし状態のミントもフルチューンも愉しいと言う意味ですが、何だか全然分かり難かったですね、御免なさい。因みに補足すると50年以上昔の英国製ライトウェイトスポーツカーのお話です、念の為・・・
閑話休題、欲を言えばオリジナルはそのまま手元に残して頂き、アルミボディタイプやネイキッド仕様の複数のDL103を使い分けて愉しんで頂きたい位です。そのどれもが正しい設定下の使用に於いて皆素晴らしいと思いますよ。

 

 

その後企業機密的ムニョムニョな作業を終えて、新たなボディを纏ってシェルにも組みつけた姿です。せっかくなので高価な銀線リードも奢りました。

 

 

装着状態確認で音出しです、ネイキッドとはまた違った傾向の高い分解力と解像力に、深く下まで伸びきる低音、パワフルな押出しが魅力です。こちらもボディが変わった以外は振動系電気系及び針先には一切手を触れていないので、針圧抵抗出力と言ったメーカースペック面にはなんら変更はありません。但し、ボディのサイズや肉厚は変わらずとも、アルミ材への変更で、カートリッジ本体総重量が8.5gから10.9gへと2.4g増されます。よって元と同じシェルに付け直した場合、アーム上での設定はメインウェイトが後退する事でしょう。
皆様もDL103アルミボディ化ご依頼の際は、シェルの取り付けやリード線の交換も併せてご検討下さいませ。勿論既にお持ちの他店購入品の持ち込みでもいっこうに構いませんよ。その際にお客様のアナログ環境や好みなど詳細にお教え頂ければ、可能な限りそれに沿ったシェルやリード線の組み合わせでご案内出来ます。

 

 

いつもの針先確認です。預かった時点では相当汚れた状態でしたが、磨けばもとどおりですね。
さて、雨も少しは弱まりましたかね、コレにて今日は失礼致します、皆さんおやすみなさい。

 

DL103アルミボディ化の販売ページはコチラ!

詳細お問い合わせ、販売はこちらまでどうぞ→0466-20-5223

 

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7月04

裸の103を持つ男

on 2017年7月4日

二十年以上前にレスリー・ニールセン主演の「裸の銃を持つ男」ってしょうもないドタバタお下品映画がありましたね、裸の銃が何を意味するかはここでは詳細に触れられませんが。映画中では古の名優のジョージ・ケネディとかまさかのプレスリーの幼妻とか、何かと曰くありのO.J.シンプソンとか凄いの並べて大どんちゃん騒ぎしてましたが、ドレビン警部補を演じたニールセン自体は刑事コロンボなんかのゲスト脇キャラ務めてた頃は、その長身と白髪を生かしてCIAのモグラや富豪の娘のスマートな婚約者とかやってました。

 

 

閑話休題、上の写真は何でしょうか?
ひっくり返ったカブトガニではありません。SMEに抱かれた「裸の103」です。そう、今ごく一部の極めて狭い範囲で圧倒的支持を頂いているDL-103ネイキッドです。お馴染みDL103の側を剥いで丸裸にして人工衛星精度の金属加工技術で削り出した専用のアンダーベースに咬ませた例のアレです。本日のお仕事はこのDL103ネイキッドをSMEに抱く作業です。ここ最近雑誌やミュージックバードでも立て続けに紹介頂いて、この仕様の存在自体はご存知の方も増えては来ましたね。ではなんで狭い範囲での支持かと言うと、その性能は間違いないのですが、そこから得られる圧倒的音楽再現性や情報量と引換の、それ自体の取り扱いのあまりのデリケートさに店主自体、つまり製作者の私が怖れをなして、店頭で直接目を合わせてお話交わして自己責任の部分を良く良く理解頂けたアナログの遣い手にしか販売しないと決めてしまったからです。決して偉そうに相手を選んでるのとは違うのです、無造作にこの状態で目の前でくしゃみしたら逝くかもしれないデリケートさだからです。それでも今まで両手両足の指に届くか届かない程度の数は作製して手渡しさせて頂きました。それらの方々の声を総合すると、とにかく圧倒的、別物、聴かなきゃ損、でもコレは怖いねぇって所です。

 

 

写真で見えますか?これが裸の103の再生時お姿です。とにかく美しいSMEのシースルーなシェルが裸の103の姿に見事にマッチしていて、変態性を増すと言うか、ある種の背徳的香りさえ漂わせてはいませんか。

 

 

写真はただでさえ取付作業の難しいDL103ネイキッドを、構造上尚更取り付けが難しくなるSMEのS-2シェルの胃が痛くなる様な作業を終えてからの試聴の状況です。ストレスなく吹けあがる高音から低音までの解放感と広帯域の澄んだ再現力に再現エリアの見晴らしの広さは、DL103を良く知っている積りの方でも一聴した程度ではこれが同じ針の音だとは中々信じてくれないレベルです。何しろカバーこそ剥いでありますが、電気的振動的部分も含めてメーカー表記の性能表特性に関わる部分には一切手を触れていない訳ですから。即ち、針圧も出力も抵抗も針先形状も一切の変更はございません。でも音は違う。

 

 

毎度お馴染み針先顕微鏡拡大写真ですが、こちらも覆いが無い分カンチレバーがすらっと根元まで写っていますよね、あ~怖い。
でも思うんですよ、この作業して聴く度に。この音は確かに聴いて頂く価値がある。だから是非皆さんも自分でDL103を用意してひん剥いて・・・は絶対駄目です、やめましょう。仮に剥けても専用の台座を用意しないとシェルやアームには装着できません。だから、お客様自分自信の繊細な物への接し方に責任を持て、かつ私の技量を信用頂ける方は、是非一度でんき堂スクエア湘南店頭へDL103と取り付けたいシェルとリード線持ち込みでご来店下さいな。その際の輸送手段はくれぐれも安全の確保を願います。また、剥き終えた新たな姿と性能を手にしたこの針には針カバーが装着できません、よってホールドが確実なシェルキーパーの持参か購入をお勧め致します。勿論新規に購入頂くDL103でも新しいシェルやリード線をその際にこちらであてがうでも構いません。またその際には是非ご来店の旨予め電話を一本下さい、最近DL103の生産数が妙に少なく在庫でお待たせする事が増えたのです、もしかしたらそろそろこの名針も・・・
それから、ネイキッド対応可能のDL103はDL103Mを除く103系シリーズの全てです。一部御免なさいしたくなるシェルも存在しますが、それは随時現物判断で対応致しますのでまずはご相談を。また、でんき堂スクェアは店頭他WEB、通販、電話応対含め幅広く全国対応で販売をさせて頂いておりますが、この件のみは当面店頭対面販売のみとさせていただく事を予め御承知下さいませ。尚、既にこの件に関係無く当店へご来店頂いた事のあるお客様で、双方顔を見知った上でのご依頼に関しては、電話でも対応させて頂く積りです、是非お声掛け下さいませ。

 

「裸の103を持つ男」になりたい方はこちらまで→0466-20-5223

 

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7月03

2017.8.8 コンサートのご案内です【アンサンブル・ヴァガボンズ】

on 2017年7月3日

 

 

TEL:070-6555-8639 (お問い合わせはこちら)

 

 

 

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