日照不足気味の夏もあっという間に終わりました。
寂しげな虫の音が響き出す頃になると、オーディオ的にはシーズン到来です。
でんき堂スクェアもより一層、皆様に愉しんで頂けるオーディオの提案を続けて参ります。
秋口に各メーカーから発表される新製品にも、どうぞご期待下さいませ。
今日のお仕事はフェーズメーション / phasemation の結構お高い針のPP-300を、関東は湘南の地から見れば結構遠方にお住まいのお客様に送って頂いたシェルに装着です。テクニクスのSL1200系列の最新型をお使いになられるとの事、取付時の根元から針先位置への長さも、その情報さえ頂ければこちらで調整可能です。
ところでこういった作業をしていて思うのは、アナログ高級カートリッジのなんと繊細で脆弱な作りである事か。そもそもこの針の場合も立派な木製ケースから取り出す時点からして、うっかり外そうものなら鉄系の留めネジが磁性体めがけて凄い勢いで針の根元目掛けてすっ飛んできたりするもんだから、そういった可能性をを知らずに取り掛かると危険が一杯です。といっても、殆どの方にとっては高級な針、高級じゃなくても良いですがとにかく針のシェル装着交換等といった作業は一生に数度有るかないかでしょう。私の様に既に何千回もアナログカートリッジ触ったか分からなくなっている様な多少は経験があると言わせて頂いても良い人間でさえ、毎度危険と恐怖を覚えながら作業しています。ですから皆さん、悪い事は言いませんので、オーディオ趣味だからって全部自分で出来なきゃいけない理由は全然有りませんので、この手の針の扱いは是非近くの専門店にお任せ下さい。確かにPP300等フェーズメーションの高級針はどっかの超大型カメラ量販でも何故だか売っておりますが、付けてくれる店員が居ない様だったらやっぱりオーディオ専門店に行って下さい。因みにオーディオ専門店の定義って難しいのですが、私はオーディオを売らないと死んじゃうお店の事だと思っています。その点ヨド○シカメラもノ○マもオーディオ売らなくても潰れたり死んだりはしない立派な大企業、優良大型量販ってな訳ですね。勿論どこで何買おうと皆さんの勝手でしょうし、ましてや指図などされたくないでしょうがご参考までに。
でも、もし既にそれらの針をそういった超大型量販店で購入した後で、リード線交換やシェル交換等を頼んだら、何故だかその店がそういったオーディオ扱ってるにも関わらず当然やるべき作業を拒否された場合は、その時はでんき堂スクェアまでご一報くださいませ。どこで購われた物であれ私にとっては大好きなアナログ針達です、不幸な事故だけは人様の物でも非常に残念に思うので。
そう言えば先日、関東圏の何箇所かに存在する超超巨大なモールに入っているのをたまに見掛ける相模原出自の家電量販店内に入っている自称オーディオ専門コーナーに面倒頼んだら
「そういった作業はでんき堂スクェアに頼んでくれって店員に言われちゃったよ、お宅何かあそこと関係あるんですか?」
とお客さんから苦笑いの電話が入って来て私も一緒になって笑っちゃいましたが、嬉しいんだか悲しいんだか、もうなんなんだかね。
オーディオで私でお役に立てる事はコチラまで→0466-20-5223
元々はアースが必要な時に普通に売ってないよねと言う所からスタートしました。お得意さん用にでもと思って作り始めた所コレが思いの外に好評で、昨日などは4本も作りました。その内の一人のお客様には片側3.5mm片側4.0mmで端子組んである所がニクイみたいな、見る人は見てるんだナ的な部分で評価頂いて大変嬉しかったりしました。その話の流れで出たのですが、このアース線、一応1.25mで作製していますが、常識の範囲において如何様な長さでも作製致します。元の線材と言うよりは作製の手間が値段を決めているタイプの商品ですので、多少の長短で劇的な価格変動は致しません。今回は2.0m仕様もオーダーお受け致しました。色々な長さで価格表記したいとも思うのですが、選択肢が増えすぎてその割に刻みが細かくなるので、暫くは基本1.25m、その他随時ご希望承りますで当面お受けして行きたいと思います、皆さんも近所の何でも揃ってお客様第一とか接客重視とかほざく割には大した知識もない超大型家電量販で満足にアース線の一本も売って貰えなかった際はでんき堂スクェアまで一声下さいな。
でんき堂スクェアオリジナルアース線 Blue Ground Wire 1.25m/1,250円
お問い合わせ、通販は→0466-20-5223
先般ご案内申し上げたとおり、今月末の土日の26,27両日はエアータイトの日と致しまして、専任スタッフが連日お客様をエアータイトの世界に案内致します。特に試聴会の様な堅い場では無いので気軽にお越しくださいませ。
当日はこの時期のNHKのニュースで必ず耳にする夏休み最後の土日って奴なので、てじかな近隣どこも混んで仕方ないので、そういった流行りモノ的混雑の心配の無い地下のオーディオショップのでんき堂スクェアに涼みに来て下さいな、冷たい物でも御用意して待ってますから。
また、物が良くて特に海外では絶大な人気を誇るこのAIRTIGHTの真空管アンプ、30年以上もブランドを継続し作り続け評価されているのに、関東圏ではナカナカ耳に出来る店舗が少ないので、この機会に同社のアンプを検討されている方々にも良いと思います。また、今回そのエアータイト30周年記念モデルのATM-300 Anniversaryも音出しできる様にご用意頂きました。この記念モデルはブランド30周年を祝して作られた非常に内容の濃いモデル、昨年発表された限定品故に、もう提供出来る数は全体で残り20台程度になってきました。その上、製作に手間暇掛かるモデルですので、現時点から当分の間即座に御提供出来る在庫分を保有しているのは現時点日本中で当店だけとの事、私自身はあまり意識していませんでしたが、そう言われると急に惜しくなって来ました、皆様チャンスですよぉ・・・
AIRTIGHT / エアータイト といったらでんき堂スクェアをお忘れなく→0466-20-5223
以前入荷した際に書いたかも知れませんが、1980年代後半から1990年代に掛けて相模大野でPHILIPSブランドにて高級CDプレーヤーなぞをこさえて居た頃に販売していた上位機種、LHH800みたいなモデルのサービスされていたケーブルで結構気合い入った物付けていましたね、当時はまだ。
オランダの総合家電メーカーブランドの高級CDプレーヤーが何故相模っぱらの外縁の16号線沿いの相模大野のしかも開けていなかった方の南側で作ってたの?とかは今更言いっこ無しですが、ともかく懐かしいですね。今回程度の良い中古入手出来ましたので3,500円ペアでご提供致します。結構探されている方も多いのか、前回も紹介するなり引き取られて行きましたので、狙われていた方はお早めに、価格も前回と同じにして御座いますよ。
その後高級オーディオブランドとしてのPHILIPS事業は消えて無くなりましたが、国内では家庭用製麺機等でたまに名前を見掛けてあぁ元気だなとか思いますが、ブランド名以外は最早一切何の関係も縁も所縁もないPHILIPSブランドなのでしょうね、きっと。しかしまぁ、無理を承知で言えばもう一回LHH系列復活せんかいのぉ?ありゃつくづく良かった・・・
製麺機とかシェーバー以外でPHILIPSのオーディオなんかに纏わる話はコチラまで→0466-20-5223
好調につき引き続き販売中のでんき堂スクェアオリジナルMIL線使用ケーブルに、XLRタイプ取り扱い開始の案内を追加した所、お客様より片側XLR、片側RCAの所謂変換タイプのリクエストを頂戴致しました。趣味的なオーディオを展開していると、たまに必要となる接続方法ですので、コレを機に新たに価格を設定させて頂きました。ただしこの仕様は、入出力共通のRCAと違い、XLRプラグには送り出し側と受け手側の二種類が存在し、かつ国際標準の2番Hotタイプと国内製品に一部残存する3番Hotタイプが混在します。
上流にバランス接続機材の場合で、主に海外ブランドやプロ機等はXLRの番手は1番グランド(G) 2番ホット(H) 3番コールド(C)となります。これらを上手の送り出し機材として用い、入力側をアンバランス機器とした場合は、XLR(2H)→(1G+3C)RCA接続で作製となります。参考までに、プロ機材の場合はこのRCA側がPHONEプラグの場合も多いですね。
古い国産機や一部国産ブランドのXLRは、1(G)2(C)3(H)なので、XLR (3H) →(1G+2C)RCA接続ですね。更に、状況によってはその両者のRCA側をごく稀にノイズに応じて1(G)側を解放する場合がありますが、これは実際に機械同士を繋いで見ないと分からない部分なので、標準状態で作製使用後の事後対応の話になります。
送り出し側がRCAの場合は、入力機器用のXLRプラグを用いてそれぞれの番手方向で作製しますので、この種の変換ケーブルは必然的に使用方向が決まっています。つまりXLRプラグには簡単に言うとオス、メスが存在するので、上流下流の同一ケーブルでの入れ替え使用は適わないと言う意味ですね。因みにこの2-3番関係を理解せずにうっかり変換ケーブルを用いると、ショートなどの事故を起こしますので、双方の機材間の入出力端子形状のみの見た目だけでの合う合わないの判断はくれぐれもご注意ください。
ここまでで、4種類のケーブル作製方法がある事はご理解いただけたかと思います。
更に、今度は双方バランス接続端子を持つ機器でありながら、2番ホットと3番ホットの機材の混在使用で、かつ、どちらかに位相反転スイッチなどを持たない機器同士の接続の場合です。なんでこうなったかは今更あげつらってもせんない話なので控えますが、今よりうんと若い、十代中頃の私などは何も分からず、ただバランス端子が付いてる、万歳、こっちの接続の方が高級の証で音も良いらしい!みたいな、何も考えない接続を平気でしておりましたが、今にして思えば随分乱暴な話で、多分その時は何もわかっちゃいなかったのでしょうが、中には位相違いのまま繋いでいた組み合わせもあったんでしょうね。ただ、スピーカーの逆相とは違って、聴いて明らかにおかしな音が出る訳ではない所が話をややこしくしてるのですが。
ともあれ2番3番があべこべ同士の機材を組む際には、先に上げた位相反転スイッチがない場合は、例えば送り手が国際標準の場合で受け手が主に旧国産品や一部高級国内ブランドの場合は、XLR(2H3C)→(2C3H)XLR 或いは上下関係がその逆でXLR(2C3H)→(2H3C)XLRという内部で捻ったケーブルを作ります。尚この場合でも1Gの関係は双方変わりません。二芯シールド線で作製する場合は1Gをシールド線が担当するのが一般的な作り方です。因みに、ここでは完全バランス回路設計機器同士の接続の話と、形状的意味合いでのバランス端子同士での伝送での音質的な違いやメリットの話は敢えて分けて書いておりません、それはまた次回。
どうです?書いてる方もややこしいのですが、読んでいる皆様も結構大変でしょ?よってトラブル防止の観点でも、このタイプのケーブルは作製に当たっては、機器を使用されるお客様側の認識と製作を承る側双方の正しい理解が必要になります。価格はここに掲載致しますが、基本的には一度店頭か電話にて十分なお話合いをした上で、確認の上の受注製作と致します、宜しくご理解の程願います。補足致しますと、どれとどれが2番3番ホットなのかは、完全にブランド毎でどっちがどっちと言えれば簡単なのですが、これがどうも時期やモデルの所属するカデゴリー、例えば民生機かプロ機か等も相俟ってかなりメチャクチャです。作ってる方も使ってる方も相当適当な加減も見受けられます。必ず機材背面や仕様書を確認してから実行に移しましょうね。ま、機材をひっくり返して眺めれば普段使った事無い端子が豪勢に並んでいれば疑問に感じたり試してみたくなるのが人情でありオーディオ遊びの一面です。ここは一つ接続方法の優劣や是非を語るのではなく、皆様の「試して見たい」の気持ちを手助けする意味での比較的リーズナブルな価格での接続手段の多彩さの提案だと思って、ご入り用の向きには一度お考えくださいませと言うお話です。
尚、本日作製した写真のケーブルは、上流2番ホットXLR、下流がRCA仕様です。マランツの現行SACD機を用いてイタリア製AUDIAブランドのプリメインアンプに接続試聴致しましたが、なるほど良い音でした。しかし、同一機材で同じMIL線材使用の、毎度お馴染みの標準的でんき堂スクェアオリジナルRCAケーブルで接続した場合と比べ、何か明確な差があるのかと言うと、この機材間に関してでは正直、明瞭な音質的優劣は聴き取れなかったと素直に申し上げ致します。お店ではそうでも、出力がXLR優先で入力がRCAのみの機材間の接続の場合はこういったケーブルが活躍すると言う意味ですね。
価格は、何やら化学式見たいで申し訳ないですが左側が送り出し機器で右が受けです
XLR(2H)→(1G+3C)RCA
XLR(3H)→(1G+2C)RCA
RCA(1G+3C)→(2H)XLR
RCA(1G+2C)→(3H)XLR
XLR(2H3C)→(2C3H)XLR
XLR(2C3H)→(2H3C)XLR
どの作製方法でも全て同じです、長さによって変わるのみです。
0.45mペア /7,980円
0.6mペア /8,370円
0.9mペア / 9,150円
1.0mペア / 9,410円
1.2mペア /9,930円
1.5mペア /10,710円
1.8mペア /11,490円
2.0mペア /12,010円
2.1mペア /12,270円
2.4mペア /13,050円
2.7mペア / 13,830円
3.0mペア / 14,610円
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以降30cm増す毎に780円追加で作製可能です。
☞尚、標準タイプのでんき堂スクェアオリジナルケーブルに関してはコチラを☜
以上、XLR→RCAや2-3入れ替えタイプの御用命の場合は、お客様との十分なお話合いをしたいと考えておりますので、まずは御相談下さいね→0466-20-5223
小田急江ノ島線/相鉄いずみ野線/横浜市営地下鉄ブルーラインにて「湘南台駅」で下車。【E出口】より徒歩1分。 ケーキ屋葦さんのあるビル地下1階。「処方せん」の看板矢印のところを入ってすぐの階段またはエレベーターで降りた所です。
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