今回はKRYNAさんの新製品、真空管用TUBE RADIATORと吸音材KP55/KP105について
ミネ氏に語って頂きます。
http://youtu.be/GQJ_sj3v1JA
http://www.a-sq.net/search/search.php?rd=1&search_name=kryna(販売はこちら)
今回はKRYNAさんの新製品、真空管用TUBE RADIATORと吸音材KP55/KP105について
ミネ氏に語って頂きます。
http://youtu.be/GQJ_sj3v1JA
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先日コンビニに入ったらカウンターの後ろに並ぶタバココーナーにチェ・ゲバラのシルエットで基本の赤を中心にパッケージされた新発売のタバコが三種類も並んでいて“おぉ同志よ”とか思ってつい、別段共産党員でもないし、当事の革命夢見た純真無垢な青年世代でさえない僕でもつい、店員に「そこのゲバラのタバコおくれよ」って言ってしまうぐらいの衝撃なのに、高校生に毛が生えている程度の店員に全く通じなかったって話、つまんないですかね?
革命も平和もまぁ、祭りは終わったってところですかね、しかしなぜ今この時期にゲバラなんだろう?
因みに私が生まれた時に既に革命家どもは内ゲバとリンチ繰返して浅間の山荘で散っていたし、三島はとっくに腹切ってましたからね、悪しからず。
普段ここを読まれる方で、お前はいつも偉そうに一体幾つなんだよ?と思った方居ればご参考までにどうぞ・・・
因みに王貞治の756号はちゃんとTVで観ましたよ、ミスターの引退試合は生まれてはいましたが残念ながら記憶にないなぁ・・・
今回の話は40歳を境に価値観が変わるので注意ね
もう最近はオーディオに限らずデジタルメディアとかフォーマットとかDSDだ茄子だ鯖だ雲だと、未だにキャブ車に乗ってフィルムで写真撮ってレコードの溝に針下ろして音楽聴いてる僕には正直何の事だかさっぱりなのですが、90年代頭には妙にデジタルの明るい未来を盲目的に信じて居る自分があって、DATなんかは何台も買い繋いで録再共随分使いましたね、携帯用の再生専用機(電池蓋折れ対策パーツ交換済み仕様ネ!)も手に入れて通学通勤した時期もあったし。勿論MDデッキも所有しましたよ。
さて、DATの後により使い易さを強調して’92年終わり頃に登場したのがMDとDCCなのは皆さん全然ご存知、じゃありませんね、特に後者は。
何故なら30歳以下はもう既にMDを知ってはいても使った事が無い世代で、20代以下は存在自体を知りません。
そりゃそうでしょ、音楽に興味を抱いてかつ合法的に労働してお金を得たのが16歳だとして、今三十歳の人が16歳のときって’98年でしょ、もうMDも下り坂に入っているもんね、その時点で。
確かにその時点でMDが市場になかった訳じゃないし、特にミニコンポというか量販店埋めてた5万円程度のハイコンポ?にはもうMDデッキが標準装備だったし。
でも、もうその1998年の時点で若い世代が欲しいのはパソコンと携帯電話ですよ、それでもオーディオやる人が居たとして、CD-Rが旬の時期。
若いって事は色々良し悪し含めてとにかく新しい物には敏感で、逆に消え行く物には冷淡です。’98年の16歳以下にとってはまぁ、MDでさえその程度の位置って事です。因みに現在MDメカは生産されていません。
じゃぁDCCは?
これはもう出た瞬間で死んでる凄い企画でしたね。覚えてる人が居ればですが。
私は興味なかったのでたいして観なかったですが漫画でなんだか流行っていた様子の北斗神拳越してます。
彼の有名な台詞「お前は既に死んでいる」どころか「お前はハナから死んでいる」と、米国の70年代中期のドラマ“燃えよカンフー”のデヴィット・キャラダインに実はブルース・リーより影響を受けているケンシロウに言われて指の一本も触れて貰えそうにも無い、それこそ初めから死んでた凄い製品です。
どう死んでたかというと、CDより更にコンパクトでタフさを兼ね備えたMDに対して、超絶にデリケートな構造と使い難さ、’90年代初頭当事のCDの再生音質と同等かそれ以上を狙わせ、専用テープでの高音質録再に加えて、既存のCカセの再生“だけ”を武器に登場しました。
そして一部にマニアにその再生音質のヒモメディア特有の滑らかさでウケた以外は、一般客の集う家電量販店頭という意味での市場で事実上登場後三年もしないで消え去りました。そもそも再生専用機が10万円近くしている時点で無茶なんだけど、それを平塚にあった半端な家電量販屋が二万円切って処分しても売れ残ったという凄い思い出もあります。
覚えている人間もどうせ居ないでしょうし、それを作った人間も関わった人間も今話題のパナソニックなのでとっくにリストラされてどうせいやしないでしょうが、混雑したバーでマスタ-がBGMをDCCテープに取り替えた途端に、それまで店内の音楽なんかに一切お構いなしにお喋りに夢中だった客どもが皆一斉に“いい音だ”と振り返るという壮絶にクダラナイ松下規準のCMを作ったのを思い出に2000年までには完全に消え去りました。
これだけ酷いのですが、というか規格が揃った時に本来MDとDCCはライバル関係でさえ無かった筈なのですが、メディアではどうしてもSONY対松下みたいな流れにしたかったみたいで、登場時期が一緒だったとは言え無理やりライバル関係に祭り上げられ、どう見たって一般市場ではMDの優位性は頭で考える機能を有している人間なら明白だったのですが、当事の朝日新聞などはオーディオ評論化なぞに両者をライバル関係前提での愚問を発した上に、それ以上に愚かな評論家がDCC優位みたいな事書いてたとんでもない奴が居て、当事の新聞持ち出して糾弾してやりたい気分ですが、この国では原発推進の利益たんまり得たうえで福島が大変な時には雲隠れしたとんでもない馬鹿でさえ未だに大手を振って生きていられる国なのでまぁやめておきましょうね。
ところで今ならさしずめ、SONY対松下の規格競争じゃなくて、SONY&パナソニック、いつまでもつか競争かもね。
閑話休題
さて、無駄話が長かったですね、ここから本題。
DCCは松下とフィリップスが共同で開発しました。
一般市場では全く売れませんでしたが、音には聴くべき点があって、日本のマニアと妙に技術嗜好の強い一部ドイツ人に支持されました。
また、開発メーカーの松下はロクな機材を提供しませんでしたが、マランツとビクターは高級デッキで一部マニアに高い支持を得ました。
上記の文書で散々こき下ろした様に感じたかもしれませんが、私も好きでDCCは良く使いました。
今回紹介するのはその中でもレアな人気を誇る、伝説のDAC7搭載の知る人ぞ知る、
marantz DD-92 ’94年頃、発表当時定価150.000円税別
おぉ!とか思ったあなたは「ヘンタイ」です。
この個体は当事元気だった秋葉原のラオックスの店頭で売れ残った一台で、実質顧客の手に渡らずに数奇な運命を辿った後にある家電量販店のオーディオ部門の責任者の手に渡り暫く店頭を飾った後に、2005年6月にマランツにおいて既に超貴重品のDCCメカそのものを交換するというOHを施した上で元箱に収めたまま以来七年間未使用だった逸品。
更に、今回はコレが特に凄い。
何と新品DCCテープ35本付き!
レアですね、凄いですね、場合によってはデッキそのものよりこっちに価値がありますね!
さて、幾らOH済みとはいえ、もともと動作が不安定なDCCデッキです、また、メーカーからのサポートはもう期待できません、よって現状動作確認する限りいい音出してくれますがそれ以上の保障は残念ながら出来ません。
また、DCCデッキはカセットテープ再生機の役割も有しては居ますが、実はその一般テープ再生がDCCテープ再生時のトラブル発生要因になっており当時からあまりお勧めできませんでした。
それでも、あの、“DAC7” 搭載です。もし再生系死んでも当分DACとして遊べます。現在のカリカリ系のデジタルとは違ったたおやかな音で遊べますよ。
以上をよくよく理解いただいたうえで遊び心も十分有した方にコチラをお勧めいたします、デッキ自体は現状渡しでご理解ください。
DCCテープ自体も未開封未使用新品ですが、時間が経過したので動作保障はありません、一本剥いて使った限りは問題もありませんでしたが。よって、DD92お使いの方にはスペアや部品取りとしての価値、また、もう手に入らなDCCテープへの価値として購入検討くださいませ。
marantz DD-92 元箱取り説リモコン揃い済み2005年メカ交換OH済み後未使用。現状動作しますが無保証です。
DCCテープ全て新品
Panasonic “ZETAS” RT-D45 4本
RT-D60 4本
RT-D90 4本
PHILIPS (60分)DCC060PJ 20本
(75分)DCC075PJ 3本
現状渡し、合計販売価格48,000円税込み 以上
実質無保証のOH済みDCCデッキが13,000円、未使用DCCテープが1,000円/本とお考え下さいませ・・・
完売しました。
店頭でデモ開始です!
っとその前に自宅で試してみました。
バスパワー電源です。接続すると光ってカッコいい!
そして何気にこの製品メイドインジャパンです!
自宅のはMacなのでDSDネイティブ再生は出来ませんが、密度感があってとっても良い音です。
単純にDACとしての性能を試すのに再生ソフトを普段使っているDecibelで再生したりと
いくつか試してみましたが、やはり同社KORGのAudioGateで鳴らすのが一番バランスが良さそうです。
これが一番音のエネルギー感がよく出ていて楽しめます。AudioGateで音決めしているのでしょうからバランス良くて
当たり前かも知れませんが、とにかくDS-DAC10はAudioGateで聴くのが良いと思います。
店頭デモ機及び在庫、メーカー在庫完売いたしました。
以前から新製品出ますよ~!と言われていて首を長くして待っていた物が
やっと発売されるようです。
今回の新製品は吸音材、KP105、KP55サイズ違いで2種類発売されます。
吸音というと同社ではWatayuki、Dokayukiがありますが、この度出てきたのは
吸音素材そのものの形状なので使い方は今まで以上に自由になります。
そのまま壁やスピーカーの近くに貼るもよし、自由なサイズに切って使うもよし、
部屋の身近な物に巻きつけて使うもよしと想像力を駆使してあらゆる使い方で
楽しめそうです。
発売予定日は11月27日でもう少し待たされますが、発売したら個人的にも
買ってみる予定です。
ところで本日、営業さんの商品ご案内時の会話で、
吸音材としてのグレードはWatayuki、Dokayukiよりも優れているそうです。
「という事は以前より吸音するのですかね?」と質問したところ、
「あそこまで吸音しすぎないので使い勝手が良いです。」と
あとこれはあまり言わないでくれ!と言ってましたが
「これ使うと、こっちのが使い勝手良くて継続して販売していくWatayuki、Dokayukiが
売れなくなるかも…」と言っていたので中々期待出来そうです。
今度、お店に持ってきていただけるそうなので実際どうなのか?を試してみて
またご報告します。今から楽しみです!
以下メーカーサイトより
『KP105/55』は1本が約0.005mmというナノクラスの 超極細ポリエステル素材からなる吸音材です。 遠赤外線加工を施した、軽くて弾力性に優れた三次元捲縮中空糸繊維を 使用しており、音のエネルギーを受ける事で分子の動きが活発化し、 低域から高域まで効率よく吸音することができます。
お好きな形や大きさに自由自在にカットでき、自作スピーカーの吸音材や スピーカー周辺の隙間での調音に最適です。
【サイズ】 KP105:約1000x500x15mm KP55:約500x500x15mm
Nの
オーディオメーカーに関わらずでしょうが、各メーカーには自社の商品に対して得意とする型番や大切にする番号、記号と言う物があって、山水の607や907とか、SONYの777等ですね、外部からすると一見無意味な数字の羅列もその企業にとっては深い意味を有していたりして面白い物がありますが、その話はまた何れかの機会に譲るとしまして、今回の本題はMARANTZ
マランツでは古くは“7”“9”等が象徴的に語られる事の多いアイコン的型番なのですが、それは古のおおらかな時代の米国型番であって、フィリップス傘下以降の相模大野時代には2/3/5/7/8等を組み合わせた二桁台のモデルを比較的長く出した後に、’90年代中頃からは10番台で始まる型番を愛用するようになりました。(理由は私は良く知りませんので、彼らの広告に良く名の出るS氏にでも聞いてみて下さい・・・)
で、今回のPM15S1ですが、数年前に出た、まだまだ新しい部類に入る中堅機です。
たおやかで繊細な空間表現の高域の澄んだ音場再生感は、このクラスには珍しくも上品な物で、スペック市場主義に古くから距離を、少なくとも広告上に於いては表明してきた彼らの面目躍如たるモデルですね。
丁度性格の大きく異なるライバル機が同時期に市場に存在したことも相まって、そのライバル機が魅力として売る部分に魅力を感じられない、主に音楽を主体的に空間的捉える方々によって、また視覚的好みでアンプのデザイン面でのどうしても旧来の国産機にありがちな超巨大重量物ロボ系を好まない向きにも、マランツの少し欧州センス的な部分もあって大きく支持されました。
さて、会社的にも色々混乱期で有った事が想像される90年代後半のマランツですが、その様子はアンプの型番にも表れていて、今からするとどうにも何にも考えてなかったんじゃないの?と考えられる節があります。
それまでのPM88SEやPM90と言った人気シリーズが終了し、全く新しい形でPM15が45万円の価格で登場したのが94年の事。以後、
1994・PM-15 450.000円←クラス的にはPM99後釜
1995・PM-16 160.000円←PM90クラス後継機、このモデルに対して何故か関係者の口は重いですね、個人的には好きでした
1997・PM-17 100.000円←PM80a&PM88併せたクラス後継機、良いアンプでしたね
1998・PM-14 200.000円←実質的16の後継機、ここで型番の順序が崩れる
1998・PM-19 68.000円←当時から影の薄い不思議なモデル。但し内容が良いのでお買い得。役割的にはかつてのPM62で、内容の良さと影の薄さが共通。
1999・PM-17SA 110.000円←17改良、でも結構性格以前と変わってましたね
2002・PM-14SA Ver2 230.000円←14テコ入れ、エッ?型番引っ張るの?と不思議に思いました。
2002・PM-17SAVer2 120.000円←17SA延命
2004・PM11S1 350.000円←新生マランツ実質新規モデル、マランツプリメイン最上位機種
2005・PM15S1 150.000円←新生マランツ、17クラス相当、今回のご紹介モデル
2007・PM13S1 250.000円←新クラス、型番苦しい。クラス的にあえて言えば14の流れか
2008・PM11S2 380.000円←11S1改良と言うか造り直しと言うかなんというか・・・
2009・PM13S2 250.000円←製品改良(市場的延命策か?)
2009・PM15S2 150.000円←製品改良(上記に同じ)
2012・PM11S3 430.000円←既に前モデルとの型番的つながり以外はあまりない、実質新規製品、クラスも格上げ。
ざっと見渡しても随分経ったようなつい最近の事の様な。
PM15S1と端からS2の存在を伺わせるネーミング、つまり如何にも次が出るのよ~と言った型番はどうなのよ?と最初は思ったのものです。
何故ならSr.2だろうとMk.2だろうと、最初が有って次の改良型かモデルチェンジになって初めて基本型番に付加されるものなのであって、初代機が最初からSr.1を名乗る事はオーディオでもカメラでも車でも本来は一般的ではなく、後から後継機や改良型が出て来て後追い的に初代モデルに冠される便宜上の呼称に過ぎないのです。
今ならさしずめ「初代i-Pad」って言えば分かって頂けますか? 初代って呼ばれるようになったのは型番では無くて2代目が出たからですネ
よってこのPM15S1のS1には当初「ん?」と思いました、造りや音には何の疑問も持ちませんでしたが。
それで良く考えてみたら、どうも実はこのS1はそういった意味では当初は無かった様子なんですね。
彼らは当時はあるモデルの後継モデルチェンジには「SE」を付加する事を好みました。マランツのSE商法は一部では有名ですね、まぁそれはさておき、このPM15S1が登場する以前そう古くもない90年代中頃にPM-15と言う比較的高価な価格帯(確か45万円)のプリメインアンプがあって、これは彼らにとっては最高級クラスのプリメインでしたが、その同時期のミドルクラスに存在したのがPM-17で、こちらもSAとか何とか付加されながら何代かに亘って改良販売されたのですが、どうもその過程で型番が枯渇したのか、先のPM-15を直接的にではないにしろ引き継いだのが今のPM11シリーズで、PM-17を大幅モデルチェンジする際に14と16は既に存在し、数字的に18や19も何となく下位モデルに見えたり既に自社で使っていた事情もあって、その時点で一番モデル的には古そうな15の再登板なのだろうなぁと推測は付くのですが、10年経ってない程度の期間で同系統の数字をしょったモデルが価格的には1/3程度で発売されるのも何だか不思議な光景でしたが、彼らが当分10番台の型番をアンプに背負わせる限りは確かにこれしかない様にも感じました。
それで混乱を避けるために無理やり当初からS1を付記したのかなと、今はそう思います。結果的には今の2代目が出てS2を名乗っているのでこちらのシリーズの方が通り相場ですし。
その証拠にPM11とPM15S1の間のモデルを出す際に、クラス的にも私は90年代後半にあったPM-14の復活で良いんじゃないの?と思ったのですが、どうも彼ら自体はこの14の数字の付いたモデルにあんまりいい思い出がなのか、PM15のネーム再利用でやはり苦労したのか、無理くり「PM13」等と言う型番を捻り出し、案の定キリスト教文化圏ではそんな型番背負った機械なんか売れるわけ無いので、海外では更に違う型番 (KI Pearlとか言うらしい、既に数字でさえ無い。因みにKIとはケン・イシワタの略だとか)に差し替えたりしていてどうにもややこしい事をしています。
今後も11~15の間で優劣付けた製品をモデル型番展開していくのは少し窮屈な感じが否めません、限られた番号で末尾弄ってゆくのも。
以上は全て無駄話ですが、まぁ御参考までにどうぞ…
A.I
完売しました。
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