オーディオ専門店 でんき堂スクェア湘南

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5月01

Pickering 4510 激レア品 未使用中古あります。

on 2017年5月1日

 

激レア PICERING(ピカリング)
XV15シリーズ用モノラル交換針 4510 中古未使用未開封品

 

 

のっけから偉そうにお前は、ブラシぶら下げたピカリングのXV-15シリーズなんて、ついこないだまで出回っていたし何が激レアだよ大袈裟に、と思った方もおられるでしょう。
ハイ、そうですネ、私もそう思います、事が単純にXV-15の交換針と言う事なら。

 


写真は一般的なXV-15/400 前方のブラシが特徴ですね
この状態のまま針先交換でモノラル盤対応出来ます

 

XV-15が大き目のブラシ下げてレコード盤をトレースする姿を眺めるのが好きで、態々その姿が眺めやすい様にショートシェルまで誂えて三個ほど使ってました。
ピカリングは共通ボディ方式なので、XV-15/○○○と後ろに色々な型番、例えば400とか750Eとか1200とか続くのですが、実はボディは皆同じで、針先の違いで製品ランクが変わる方式なのですネ。
エンパイアの4000系列もそうですが、シリーズとしてはXV-15の方が種類が多いです。SHUREにも一部この考え方の針があったので、米国系のメーカーの当時の嗜みなんでしょうかね、確かにアームからカートリッジを取り外さずに交換針だけ着け替えて音が変えられるのも面白いと思います。日本ではグレースのF-8がこの考え方でしたね、最終的には´10も共通だった様な記憶が・・・
それはさておき、つまりXV-15/400所有者が何かの機会に1200の交換針に差し替えてグレードアップを図れるのです。
ピカリングも最近はすっかりアナログビジネスは終息化したので、交換針の入手はかなり面倒になって来て居ますが、JICOの様な国産でよければ代替え対応でまだまだ手に入ります。
では今回の紹介のお品がどう珍しいかと言うと、こちらモノラル専用針。
XV-15の頭差し替えてモノラルにするの。
これは本当に流通少なくて貴重品、何しろ今でこそモノラル盤やそれ用の針を珍重する風潮になりましたが、アナログ全盛期と言うのは即ちそれが最新であって流行りな訳で、モノラル盤やモノラル針自体が既に旧世代の過去の遺物として扱われていて、それ自体を聴く事がみっともなく感じられる時代があったのです。
だから流通全然少ない品で、三十年近くオーディオ関わって来た私も存在は知ってましたが現物は今までにこれを含めて二回しか見た事ありません、驚いた。
ネット上でも全然情報が無いですが、米国側覗くと、他の一般的XV-15用交換針は各タイプ日本円換算で4000~6000円程度で流通していますが、この4510だけは軽く10000円超すプライスタグが付いてます、米国でもきっと珍しくて、珍しいだけでは本来高い必要はないのだけど、必要とする人が居るから高値が付いてんでしょうね。
日本ではあまりに知名度が無さ過ぎて存在自体誰も知らない様なアイテムなので、そこまで高価な事言っても通じないでしょうが、XV-15ユーザーでかつモノラル盤も所有の方には必聴のアイテムとなること間違いなしでしょう、古い品なので中古扱いで販売しますが、開封未使用品です。これは早い者勝ちです。

Pickering 4510 中古未使用未開封品 販売価格:7,000円(税込)

完売しました。

TEL:0466-20-5223 (お問い合わせはこちら)

 

 

 

以下、上記を書いてるうちにはみ出した、ゴタク及び駄文、未編集ノーカット版なので読まれる方はいつもの大人の対応と自己責任でどうぞ。

1950年代のジャズや英国オリジナルのビートルズなんて、今やオリジナル盤のモノラルなんてどれも目が飛び出る様な価格で取引されていますが、1970年代の時代の空気感ではステレオの方が新しくてカッコいい訳で、モノラル音源でもってた盤も、新しくステレオ表記で再発されたら態々ステレオ盤に買い直したり、両方選べた時は積極的にステレオを選択された方の方が遥かに多かった事でしょう。とどめに4チャンネルステレオとかね。
それはCD発売時にも言える事で、態々優秀なアナログ盤や造りの良いプレーヤが手元にあるの手放して、無条件にメディアが垂れ流すデジタル高音質半永久の謳い文句と、この国特有の古い物を馬鹿にし笑い物にし貶める風潮そのままに、半ば思考停止状態の様な購買行動で、僅か数年でアナログからあっという間にCDに切り替わった事でも頷けます。一般人ならともかく相当なマニアまでもがね。
先日TV番組でタレントが道を訪ねた地元民が、T字路(ティージロ)を丁字路(テイジロ)と答えた事を、さもT(ティー)の発音が悪い田舎者の様に嘲笑うような編集をしていましたが、自分たちが馴染みがないだけで本来の美しい日本語を笑ってみたり、ただ古いと言う理由で新車売りたさに旧車に異常な高額な課税を課したり、先日町議会選挙に富士山が見えないから、公園の樹齢何百年の立派な木を切り倒すみたいな公約掲げて出て来たゆとりみたいな候補者とか、このウンザリする様な行動や思想や志向が一定の市民権を経てまかり通りいつの間にか主流になって、いつの日か丁字路が駄目でT字路が正しくなってしまう辺りなどが、結局モノラル捨ててステレオ買ってLP馬鹿にして捨ててCD買って4:3テレビを無理やり放送もしてないワイドテレビに置き代えさせて、それを横伸び補正技術で画面いっぱいに伸ばしてごまかして、更にデジタル化名目でデジタルチューナーさえ繋げば使えるアナログ用モニター全部廃棄させたり、全村上げて明るい未来の原発誘致して取り返しのつかない事態に追い込まれてそれでもまだそれにしがみつきみたいな事を繰り返した、私自身がそれ(原発じゃないよ)を大量に販売する側に加担した事を含めた、こういう行動容態と本質的には何も変わらないでしょうね。
だから今になって1970年代のアナログ製品が中古相場で異常な高値を付け、1950~60年代のモノラル盤がオメメの飛び出る様な高値で取引される事態に陥るのですよ。
古い物も新しいメディアも緩やかに互いが共存しつつ、良い物は良いで末長く残りどうしても代替えが効かない物から徐々に新しい物へと入れ替わる風潮ならばこんな事になろうはずも無かろうにネ。自戒の意味を込めて・・・
私は初めてオーディオが買える身分になった時に、予算的にはヤマハのGTが買えたはずなのに、ボタンたくさん付いて光り物満艦色でジョグダイヤルまで搭載したテクニクスのCDプレーヤーがカッコよく見えて黒い円盤がダサく見えてしょうがなくて、結局後者を選んでCDを聴く様になった、今となっては痛恨の選択をした人間です。
その後テクニクスのCDプレーヤーは彼らの事業終了と共に修理もして貰えないゴミとなり下がり、当時見送ったヤマハのGTは、それ自体への現在のヤマハと言う企業の対応は最低ですが、物自体は軽く30~50万近い価格で取り引きされる存在として今でもマニアの間で人気ですネ。

 

 

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4月30

今日のお仕事 / 78回転SP再生専用モノラルカートリッジ DL-102SD組み上げ

on 2017年4月30日



今日のお仕事は、DENONの78回転SP再生専用モノラルカートリッジ DL-102SDの組み上げです。

 

 

納品前の針先確認もオーケーです。
こちらの78回転SP再生専用カートリッジDL-102SDメーカー生産完了で
当店在庫も残り僅か(片手で数える程)となりました、必要な方はお急ぎを!

買ってすぐ使えるDL-102SDセット販売はこちら
DL-102SD単品販売はこちら

TEL:0466-20-5223 (お問い合わせはこちら)

 

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4月28

今日のお仕事 / QED SIGNATURE GENESIS SILVER SPIRALをAIRLOC!

on 2017年4月28日

 

今日のお仕事は、英国QED社が誇るトップグレードのスピーカーケーブル 、Signature Genesis Silver Spiralに同社メタル仕様のバナナプラグで端末AIRLOC処理致しました。完成品として発売されているモデルと同等の仕上げにする為の専用シングルワイヤブーツも取り付けてございます。

 

 

まずはケーブル両端の被覆を計4箇所剥いていきます。ケーブルの芯線を傷付けない様に慎重に切り込みを入れていきます。

 

 

被覆を剥いて透明なシースを剥くと、ケーブル部と白いドレインが露出します。

 

 

ドレインを根元でカットします。

 

 

分岐点の押えに専用のブーツを用意します。

 

 

 

しっかりと奥まで入れます。

 

 

ドレインを全て切り終えたら、またまた出てきた被覆を剥いていきます。
今度は1本に付きプラスマイナス両端末4箇所なのでペアで8箇所です。

 

 

やっとここまで来ました、芯線とそれぞれ赤(+)黒(-)の内部介在が出て来ました。
後は、内部介在を赤黒合計8本切って芯線の被覆を剥くだけ・・・なのですが

 

 

芯線が9本あります。
つまり、片側に付き18本、ケーブル両端で36本、ペアで合計72本芯線を剥く作業が待っています。

 

 

何はともあれ、まずは内部介在のカットから始めます。

 

 

こちらも芯線を切らない様に出来るだけ根元でカット。

 

 

いよいよ、最後の芯線直前の被覆を72箇所剥いていきます。

 

 

外径17mm弱と水道のホースとほとんど変わらない太さの中にさらにそれぞれシールドされた9本の撚り線がプラスマイナス分2本存在し、ドレインも通っていて、それを仕上げる為に被覆剥いてドレイン切ったりしただけで上の写真の様な状況になります。

 

 

剥いた芯線を丁寧に捩り一本に纏めます、プラグカバーの色と向きを確認して、
QED社指定の専用工具で「AIRLOC!」と言いながらカシメます。

 

 

カシメ後に再度確認してプラグカバーを被せて完成です。

 

 

全ての端末をAIRLOCし終えた状態です、ここまで来るともうメーカー謹製品と同等と申し上げても問題無いでしょう。

 

 

相応の時間を要しての完成後、確認を含め店頭での接続試聴を致しましたが、極太の高級ケーブルが確かな接続を経て床を這い機器間を繋ぐ姿は流石に壮観な眺めで、更にそこから得られた音は、その場に居合わせた他のお客様も含めスタッフともども思わず顔を見合わせた次第。勿論、驚きと感嘆を伴った行動と言う意味ですよ。これから更にエージングを重ねてお客様へと納品致します。

 

でんき堂スクェアでは、QEDのAIRLOC処理を好評の内に多数承っております。

日本全国各地の方々からの注文も非常に増えてきました。AIRLOC端末処理に興味をお持ちになられた方は、勿論この様な高価なケーブルで無くとも今お使いのケーブルでも他店購入の物でも構いませんのでぜひ一度店頭まで声を掛けて下さい。

 

 

端末処理を希望されるケーブルとAIRLOC端子の端末との径の適応を調べた上で、少々の作業時間とエージングを済ませた上での納品となります。
注文が重なった際などには、各種端末の在庫状況等もありますので、お渡しまでに多少のお時間を頂く事もあります、予めご了承下さいませ。

TEL:0466-20-5223 (お問い合わせはこちら)

 

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4月28

今日のお仕事 / ADC MC1.5組み上げ

on 2017年4月28日

 

今日のお仕事は、ADC カートリッジ MC1.5を、
肉厚アルミシェルとBlack Catリード線AR-C2で組み上げました。

 

 

納品前の音出し確認と針先確認オーケー
明るく伸びやかな高音域に、パンチのある中音域、
低域もしっかりと伸びていて音場感抜群でした。
カートリッジ取り付けや、シェル、リード線のご依頼が増えてきました。
でんき堂スクェアでは、お客様ご希望の組み合わせでの取り付けを致します。
皆様のご依頼心よりお待ちしております。

 

TEL:0466-20-5223 (お問い合わせはこちら)

 

 

 

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4月27

AUDIA プリメインアンプ FL THREE 展示開始!

on 2017年4月27日

 AUDIA(オーディア)のプリメインアンプ FL THREEを展示致しました。
心地よい響きと、音楽の熱を伴ったこの音色、ぜひ体験にご来店下さい。

 

TEL:0466-20-5223(お問い合わせはこちら)

 

 

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4月25

今日のお仕事 / アーム植え替え作業

on 2017年4月25日

今日のお仕事は、1970年代後半のコロンビア時代のデンオンが市場に送り出した、当時のちょっとした高級ターンテーブル、DP6700へのアームの植え替え作業です。
水晶発振器精度のサーボ制御機構を搭載した、当時の同社が放送局グレード用に作ったタンテーブルを源流に持つDP6000に、同じく自社のダイナミックダンピング型のDA-307をあてがい、やはり自前で用意したキャビネットに組んで完成品として誂えられた製品です。アナログプレーヤーとは本来モーターとアーム、キャビネットの三点構成で成る組み合わせなので、当時はこういったメーカー自前でのセット品も数多く用意されていたのですネ。例えば現在のデノンのDP1300はバラバラでは購入出来ない完成品ですが、このDP6700は三点全てが個別の商品であって、組み合わせも自由と言う事です。つまりこのDP6000モーターに他社の、例えばSAECのWE-308Nのアームを用意して好きなキャビネットに孔開けてプレーヤーを一台作れたと、まぁ簡単に言ってしまえば創意と工夫の有った良い時代と言う事です。
40年近く経ったとは言え基本の良い作りの良さも相俟って、未だに中古市場ではキチンとした値段で取引されている様子ですが、今回のタマはオークションの取引に於いてあまり芳しくない状態だったご様子のお品。そちらを不幸にして手にされたお客様の希望で、現物を当店に送って貰って各部チェックした所、アームに修復不能に近い損傷を発見。モーターの回転やキャビネットの仕上がりには現代の機材では及ばない部分も多々見受けられるので、ここは一つアームの移植をして蘇らせましょかと言う流れに。ただ困った事に、このプレーヤーに当初から採用されているDA-307は有効長が230mmと言う、現在新品で単独入手できるアームの中ではあまり採用事例の無い長さ。さて困ったとカタログ見渡していると、ベルドリームが販売するJELICOのSA-750Eが240mmのセミロングを採用していて、使い易く良いアームである事は、以前から色々なプレーヤーにこちらを植え付けてる私としては馴染みでもあるし使い易いもの。キャビネットに対しても大改造にはならずに綺麗に付けられそうだなとあたりが付いたので、その旨お客様と話し合って了承得てイザ作業開始、以下がその作業内容です。
まぁこのアーム自体はどこの大型家電カメラ量販でも普通に販売してるので、勿論そちらでこれの販売に携わってる店員方々には、余裕のよっちゃんお茶の子さいさいの作業でしょうから何の感銘も受けないでしょうが、既存のプレーヤーにアーム付け直して楽しめるんだって所に新鮮さを覚えた方は是非ご覧下さいませ。

 

 

元のアームのDA-307のチェックです、接合部キテます

 

 

軸受外れていてイモネジも損壊してました、錆びたのかな?
壊れて無ければ個性的で良いアームなんですがね。私も使っていました。

 

 

元のアームを外します。上の箱は新規のアームです。

 

 

アームには大概こういった取付指示書が添付されています。これさえ確認出来れば私でもアームを取り付けられます。

 

 

新規のアームのベースを取り出して取付位置を借り決め、この時点では簡易ゲージで問題なしです。

 

 

取付可能な事を確認してからテープを貼ってより正確な測定の出来るゲージで位置出し。このゲージとっても高いんだよねぇ・・・、独逸製

 

 

今回は240mm

 

テープ越しに透けて見えている丸穴の小さい方が今までのアームの穴、外周円はその台座跡。240mm地点にマーキング、前回のアームより10mm外側に出た形ですね。

 

 

新規のアームベースの台座が潜り込む30πの円周をケガく。要するに新たに穴開けする場所。

 

 

軽い力で徐々に作業。

 

 

ざぐり分削って更にケーブル導通分に必要な径をケガく。上の穴は元穴。

 

 

穴開けして更に細かくヤスリで調整して行きます

 

 

必要分は開きました

 

 

台座をはめてズレが無いか確認

 

 

アーム本体も挿入

 

 

更にズレの確認、一発で決まりました

 

 

一旦アームを抜き、台座の固定。木ネジ留めで下穴も先にネジ径より細く開けておきます。

 

 

アームを再度挿しこむ

 

 

もう一度確認、間違いなし

 

 

キャビネット裏側。新設アームのDIN5ピンが覗いています。写真を見た当店のスタッフがいやらしい眺めですネと呟いていましたが、彼は変態なのでしょうか。
閑話休題、元のアームの穴が大き目に、つまり下から大径ナットで上部台座と共締めする構造だった故に大きく削り取ってあったので、今回は作業が比較的小規模で済みました。今回のアームは取付方法はオルトフォン型で、台座を上からのネジ留め構造。例えばSAECやFRアームなどは共締め構造なので、導入抗をナット以上に相当大きく掘削する必要があるのでこうは簡単にいきません。因みにSMEの場合はサヨウナラレベルで大変です。

 

 

今回用意したSA750Eはアームケーブルは別売なので、いづれ良い物をお客様にはお求め戴くとして、取り敢えず当初のアームケーブルを再利用しようと思ったらアレ、断線してるよ左側。音が途切れる。
この手のケーブルの断線は十中八九この部分、ドライバーで指し示している部分ですネ、ここが逝ってます。十数年前の昔私が居た秋葉原のオーディオ専門の老舗の、そこの三階のアクセサリー担当者が、この部分断線しているケーブル、外して直せばいいのにそういった想像力に乏しかったのか

「不良だ、不良」

と言ってバシバシ捨てていたのが懐かしいですネ。
ゴミ箱当番だった私はそんな勿体ない物を見ては胸を痛め、一応ゴミとは言え会社の物なので

「ゴミ箱のケーブル貰って良いすかぁ~?」

と一応店長の許可得ては持ち帰ってちょいちょいと直して使いました。MITとか(笑)
流石に新品のオルトフォンの針が何個も箱のまま捨ててあった時は、店長も馬鹿野郎と三階に怒鳴りこんで私の手には入りませんでしたが。
意味が分かりませんか?お店に注文のアクセサリー類がメーカーから段ボール箱にミックスで色々な商品が梱包されて入荷しますよね、宅急便とかで。それらは各フロア発注分まとめて入荷して来て、複数が一箱に納められ発泡材とかの緩衝材で他の品は隠れている訳ですが、この件の担当者は自分が発注した物が段ボール開けた最初に目につくと、ソバの二段盛り食べた経験がないのか、下は確かめずに自分の品だけ取り出して残りは全部ポイしてたんですよね。道理で在庫が狂ったり入って来て無いと揉める事の多い店だなと思ったら・・・

 

 

閑話休題、既存端子をバッサリ切り落とします。

 

 

同軸ケーブル構造なので先端孔空きの今一番私の中では愛用している、米国スイッチクラフトのオールドタイプのプラグに左右とも換装です。左側ですネ、カッコいいでしょ?聴いてみると音も元の端子とは全然変わりますよ。

 

 

そんでもって台座からケーブル導き出してアームに接続です。しっかり挿し込まないと簡単に音が出なくなってしまう場所です。

 

 

アームを挿し込み直して仮締めして座り具合を確かめます。仮音出し用の針を付けてアームの高さ調整を行います。

 

 

試聴、おぉ。

非常に満足のいく仕上がりと音。自信を持ってお返し出来ますね、これなら。

 

 

元のアームと見比べ。初めからそうであったかの様に収まりがいいでしょ?

 

 

 

せっかくいい仕事が出来たし大変気分も良く作業が出来て、感謝の意味合いも込めて革張りのボディを磨き込みました。

 

 

綺麗でしょ

 

 

アクリルの蓋も専用コンパウンドで磨き上げ。

 

 

更に今回はお客様がDL103Rを御所望なので、そちらを指名のブラックキャットのリード線に組んでシェルに装着してアームの高さもそれ用に調整し直しておきます。同じく音出しをして状態確認、先程の仮音出しのMMに比べて更に素敵な音が店内に拡がりました。

アナログカートリッジを大量に無造作に販売している大型家電カメラ量販のオーディオ専門コーナーの売り場の皆さんは当然把握されているでしょうが、針とシェルの組み合わせに於いて必要とされるアームの高さは毎回変わります、詳しすぎる彼らには釈迦に説法でしょうが。

 

 

納品前の針先の顕微鏡確認もいつも通り行います、綺麗なダイヤモンド・・・

 

間違いの無い梱包をして、後はお客様の手元に無事届く事を願うばかりです。

でんき堂スクェアでは、お客様からのオーディオ専門店としての色々なご要望に応えられるように日夜努めております。
こういったアーム植え替えの様な作業も含めて、資本力展示物量スタッフ能力に大変長けた大型家電カメラ量販のオーディオ専門コーナーで対メーカーとの独占的な取引条件を武器に大量仕入れで激安で販売してる商品なのにも関わらず、話が通らなかったりピントがズレた返答でイマイチ納得しかねる事態、例えば「アナログカートリッジは販売はしますが取り付けは出来ません」なんて張り紙が堂々と貼りだされてる大型カメラ量販のオーディオコーナーのみたいな不可思議な状況に遭遇したり陥った際などには、最後で結構ですから私達でんき堂にも一度声を掛けて見て下さい、私達の能力の及ぶ範囲で最善を尽くさせて頂きます。

TEL:0466-20-5223 (お問い合わせはこちら)

 

 

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4月24

今日のお仕事 / お持ち込みカートリッジのリード線交換

on 2017年4月24日

 

今日のお仕事はお持ち込みのカートリッジのリード線換装です。
お取り付けしたリード線は、人気のBlack Cat謹製AR-C2です。

 

 

音出し確認後の針先確認もオーケーです。
リード線の交換だけでも、いつものカートリッジとはまた違った音楽表現が出来るのがアナログの楽しさですね。
リード線の換装だけでなく、シェル交換、針の組上げなども承っております。

皆様からのご依頼心よりお待ちしております。

TEL:0466-20-5223 (お問い合わせはこちら)

 

 

 

 

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