オーディオ専門店 でんき堂スクェア湘南

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7月11

QED-XTC AIRLOC

on 2017年7月11日

 

続いて今日のお仕事はQED XTC ケーブルに、同じくQEDのバナナプラグをAIRLOC。
所謂メーカー標準の組み合わせにして価格帯定的にはほぼベスト。AIRLOCに関して話せば長いので今日は簡単に纏めますが、スピーカーケーブルは何を使うかを気にする方は実に多いですが、どう接続するかの方が結果を大きく左右するなと最近特に感じるようになりました。
例えば汚らしく剥かれ指で捩られ捻られた状態でのメートルあたり1万円にも達しようかと言う様な、高い純度を誇る高価なケーブルがターミナルにそのまま捻じ込まれているのと、その10分の1程度の価格のケーブルをキチンと端末処理された状態で接続した物とでは、同じシステム上での比較に於いても、ケーブル単体での価格差を感じる事は大変難しくなると申し上げられます。
誤解の無い様に補足すると、高価なケーブル不要論を唱えているのではありません、なんであれ綺麗な端末処理が本来の性能を引き出せるという意味です。その際にベストな処理方法が現在の所はQEDのAIRLOC処理ではないかなと私達は考えています。皆様も是非一度端末処理の効果をご体感下さいね。
今回納めさせて頂いたケーブルは、その道ではお名前の通った演奏家の手元へと旅立ちました。その繊細な耳が、こちらの端末処理が施されたケーブルで新たに接続されたシステムの再生音楽を喜ばれる事を切に願います。

 

エアロック処理の概要はここをクリック

作製依頼、お問い合わせはこちらへどうぞ→0466-20-5223

 

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7月11

オリジナルの組み合わせで電源ケーブルを作ろう

on 2017年7月11日

 

 

今日のお仕事はお客様から届いたKRIPTON電源ケーブルに、オヤイデのC-046及びP-046電源プラグを装着、それを2本作製。
クリプトンの電源線はお客様が既にお持ちの物をお送り頂き、オヤイデのプラグは当店で御用意。先方の要望や作製に纏わる費用などの話し合いを経てから作業開始、完成後半日確認の音出しをして本日お客様の元に発送されて行きました。店頭で聴くその音は成る程大したものでした、お客様宅でもきっと活躍する事でしょう。写真で見る限りメーカー完成品の様に見えませんか?

 

 

プラグ内の結線には、剥いた状態のままネジ止めも可能でしょうが、でんき堂スクエアとしては作製依頼を頂いた分は、一部のモデルを除きフルテックのFP-209と言う電源線用のYラグを圧着し、更に安全面の確保の為に収縮チューブも掛けています。この手の作業に長けた方からはそんなの当たり前だろ?と言われそうですが、メーカー完成品でも案外ここの部分は手が入っていないモデルを見掛けます。また、その際用いるFP-209には、金メッキタイプとロジウムメッキタイプが選択出来、一般的アースライン付きでの作製なら両端で6個使う事になります。
オーディオグレードの電源プラグや線材の選択肢はここ15年程で驚くほど選択肢が増え、その組み合わせは数え切れません。完成品で選べるのはその中のごく僅かな組み合わせです。皆様もマイオリジナルの組み合わせで電源ケーブル作って見ましょう。また、それに伴う工具を揃える負担や自身での作製自体に不安を覚える方はどうぞ、私達でんき堂スクェアまで一度相談してみて下さい、部材持ち込み新規購入関わらず、ご希望のスタイルで作製致します。

 

ケーブル作成のお問い合わせは→0466-20-5223

 

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7月10

ほぼDL102専用モノラルリード線 二種新発売

on 2017年7月10日

毎度お馴染みDENON DL102カートリッジの話題です。再三こちらにも書かさせて頂いて多少食傷気味の向きもおられるかもですが、今日の話は新製品なので是非お付き合いくださいね。
LP隆盛オリジナル期のジャズや、英国盤オリジナルビートルズなど色々ですが、アナログ再生に深入りして行くと必ず行きあたるのがモノラル盤への対応です。市場で何種類か流通するモノラル専用カートリッジの中で、DL102は正真正銘モノラル時代から生産が姿変わらずに続けられている由緒正しい超ロングラン製品。価格や実績、実力を総合的に加味すれば、モノラル再生の最も安心してお勧めしやすいのがこちらです。ただ、この針本当に古いので、出力2がピンなんですね。因みにステレオカートリッジはL,RとそれぞれのGで4ピンです。ところが現在のオーディオ環境もプレーヤーもまず間違いなくステレオ受けが当たり前です。ではどうやって2ピンにリード線4本繋いでシェルに引き渡しますか?これ、本当に難しいです。相当の遣い手でも苦労します。昔の人は気軽にハンダしてましたが現在ではお勧めできません。それで片方を一まとめにしたY字型のリード線が何十年前から存在していました。これならDL102とステレオシェルを繋げ易いです。ところが80年代後半からレコード製品の暗黒期に入って、そう言ったアクセサリーが姿を消して、一時秋葉原のパーツショップ地区の平方無線さんでしか入手出来ない時期がありました。こちらはあまり広く流通を目的とされない平方さんのみの店頭販売品の性格が強かったので、何年か前にベルドリームさんにお願いしてY字型リード線を造って貰いました。そちらがここでも良くDL102装着ネタで登場するBD-ML43、3,240円税込みです。

 

事実上比較しうる製品が存在しなかったので、こちら、当初の目論みをお陰様で軽く上回る売れ行きを示しています。ただ、他のリード線ならそれこそ、金額の多寡さえ気にしなければ選びきれない程の種類があるのですが、Y字型モノラルリード線は今の所この1種類だけ。勿論このリード線でキチンとシェルに組み上げられたDL102を、バランス取れたアナログプレーヤーでき聴くモノラル再生は十分感動がそこにある素晴らしい物ですが、だったらもっといいリード線使えばもっと凄いんじゃね?って考えるのは人間の当然の欲求でしょう。
そこで何社かのアナログに長けたブランドの皆さんに会う度に、

「ねぇ作ってよ、モノラルリード線の良い奴、ねぇってばさぁ~」

と、お菓子ねだる子供みたいに言い続けてはうるせぇなぁと思われながら早数年、ようやく1社応えて下さいました。
今、BLACK CAT CABLEの製品が市場で話題ですが、扱い元のオーディオレファレンスインクさんが、そこの線材を利用してかなり良いリード線を発売しています。Matrix AR-C2 及びC4、C8がそれです。

 

 

30AWG(←太さの米式表記です、要するに細い値です)の純銅編み撚り線を使ったかなりの性能のリード線で、型番の末尾の数字がリード線一本あたりに用いられている線材の本数を表しています。つまり撚り線2本使い、4本使い、8本使いの順で価格が税別 5,000円、10,000円、20,000円となっています。そのどれも店頭で聴いてみましたが、AR-C2でも替えた途端十分の違いを体感出来、C8ともなればおぉ!って感じです。今回そのなかからC2及びC4をモノラルリード線化して貰いました。型番はAR-C2 MONO、C4 MONOとなります。

 

 

製作者曰く「大変手間が掛かる」関係で、元の仕様に比べ共に1,000円ずつ加算されそれぞれ6,000円、11,000円の税別定価と決まりました。早速そのどちらもDL102に装着して、更にお得意様が持ち込まれた大変高価なJAZZのオリジナルモノ盤で試聴させて頂きましたが、それこそ松田優作が乗り移った気分、なんじゃこりゃぁ!?って奴です。(←分からない人御免なさい、TVが面白かった頃の古い話です、太陽にほえろとか)

 

 

写真はC4-MONOをお得意様のDL102に換装させて頂いた際の物ですね。分解力解像力明晰さステージ表現エリア、ボリュームさえ増した印象を受けます。これは買いましょう、DL102ユーザーの皆さん。ステレオ針用のリード線には色んな選択肢があるので、販売店と言う立場からもどれか一つだけ持ち上げるのは宜しからぬと私は考えますが、ことDL102用に限っては現在ベルドリームのリード線以上の予算を割いて頂ける方に提示できる物はこの2種類限り、しかもこれがとても良いと来たので安心して全力でお薦め出来ます。よってDL102お使いの方、もうこれしかありません、決まりです、今の所。私DL102と言う針は比較的安定して太く再生して来てアクセサリー環境に左右され難い針だと思っていましたが、やっぱりアナログでしたね、何しても変わる、手間さえ惜しまなければ奢れば奢っただけ良くなる、いやたいしたもんですね。

 

 

ただし、最後に一つだけお断りです、ベルドリームのBD-ML43もそうですが、DL102用に作ったとは言え基本、この針ピンの長さからしてあまり経験の無い方がY字リード線であっても取り付けされるのは大変難しく、余程の経験者、手練以外の方には基本的に自身での取り付けはお勧め致しません。ベテランの手元を疑う気は御座いませんが、ここ最近モノラルカートリッジに限らず、恐ろしい数のリード線装着時の事故の報告が上がっています。今こうしてこれを書いてる正に今、日本のどこかでポキンポキンと針先やリードチップを折っている勢いに感じます、集計した訳ではないですが。
よって皆様、リード線の装着は是非腕の有るオーディオ専門店にお任せ下さい。近所でそういった専門店に行きあたれなかった際は、遠方の方でも一度私達までお問い合わせ下さい。勿論でんき堂スクェアは他所の購入品でも一向に構いませんので、リード線装着のみのご依頼でもお受け致しますので是非、少しでも手元に不安を感じたりそういう作業面倒そうに思ったり、はたまた潤沢にオーディオ製品、アナログ製品とスタッフだけは沢山並んだ、蛍光灯だかLEDだかの純白な照明も眩い立派な売り場の超大型家電カメラ量販のオーディオコーナーで、売るだけ売って、金払うから針とシェルとリード線付けてよって頼んだのに何故だか付けて貰えなかった暁には、是非我々に取り付けお任せ下さいませ。

BELLDREAM BD-ML43 定価3,240円(税込)
MATRIX AR-C2mono/純銅撚り線二本仕様 Y 字型 定価6,480円(税込)
MATRIX AR-C4mono/純銅撚り線四本仕様 Y 字型 定価11,880円(税込)

お客様カートリッジお持ち込みで、リード線装着料金1,620円~

 

【買ってすぐ使えるシェル組み込みセット】

DL-102 + BD-ML43 + テクニカ MG10 セット   セット販売価格30,922円

DL-102 + AR-C2mono + SHELTER MODEL1011 標準型シェルセット  セット販売価格37,490円(税込)

DL-102 + AR-C2mono + SHELTER MODEL1011L 軽量型シェルセット  セット販売価格37,490円(税込)

DL-102 + AR-C4mono + SHELTER MODEL1011 標準型シェルセット  セット販売価格42,890円(税込)

DL-102 + AR-C4mono + SHELTER MODEL1011L 軽量型シェルセット  セット販売価格42,890円(税込)

上記はお勧めし易い標準セットです。他のシェルとの組み合わせやお客様持ち込みのシェルとの組み合わせも勿論承ります、お気軽にご相談下さい。

 

折れた針の悲しい姿、よい子は真似されない様に・・・

(顕微鏡拡大写真、“元” DL102)

 

こうなる前に、お問い合わせはこちら→0466-20-5223

 

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7月07

Sorane アルミ削り出しシェル HS-1 3色各1点限り 特価販売

on 2017年7月7日

 

オーディオリファレンスインクより発売のSorane ヘッドシェル3本付きカートリッジキーパー HKS-3SET、こちらに付属のアルミ削り出し高品質シェル3色を、今回各色1点限りで単品特価にて販売致します。

特価でお出し出来るのは各色1点限りです、お早めに!
単品定価8,640円(税込)のところ20%オフ

販売価格:6,900円(税込)

Sorane HS-1  アルミ削り出しシェル
本体重量:12.5g 
付属ビス 10mm、7mm 各2本 /ナット2個

 

【ゴールド】→完売しました。

 

【ブラック】

 

【レッド】

 

TEL:0466-20-5223 (←造りの良いシェルをお探しの方はこちらまで)

 

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7月07

SOULNOTE(ソウルノート) D/Aコンバーター D-1展示開始

on 2017年7月7日

 

大変お待たせ致しました、大人気SOULNOTE(ソウルノート)から発売の新型D/Aコンバーター D-1を展示致しました。新生SOULNOTEとしては初のDACのこちらの製品、気になっている方も多いのではないでしょうか。
ファイル音源としては現時点最高の32bit/768kHzのPCM音源、22.6MHzのDSD音源までのハイレゾ対応。
D-1独自のロックレンジ切替機能によって、接続する機器のクロック精度に合わせた最高の音質を引き出します。

デジタル機器や音源の音を極限まで引き出す性能を持ったD-1、ぜひ御体験下さい。

TEL:0466-20-5223 (←SOULNOTE好きの方は勿論、DACを御検討中の方はこちら)

 

 

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7月07

DYNAUDIO Emit M10 展示品を特価でお出し致します。

on 2017年7月7日

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デンマークの人気ブランド DYNAUDIO/ディナウディオより発売されているブックシェルフスピーカー Emit M10 サテンホワイト

こちらの展示品を店頭デモ機入れ替えの為、展示品特価にてお出し致します。元箱、保証書揃いです。

今、欧州勢を中心に、スピーカーとアンプの関係が大きく姿を変えようとしています。
ネット、WiFi等の再生環境の変化もあり、今後アンプ内蔵型、即ちパワードスピーカー、アクティブスピーカータイプの比重がとても増えていきます。趣味的なオーディオとして、ゴツイ機材を積み上げる姿にある種の感慨を抱く傾向の強い日本では少し異質に感じられるのですが、かなりのハイエンドメーカーからゼネラルメーカーまで、かつてはスタジオ用途では良く見かけたこのアンプ内蔵方式が幅を利かして来ました。USB-DACやネットワークプレーヤーを内包した一纏まりの機材をコントロール系として扱い、その直下にアンプを内包したスピーカーが接続されるスタイルが彼の地では主流になりつつある様子で、メーカーによっては既にラインナップからパッシブタイプのスピーカーが姿を消している、例えばメリディアンの様な所も出て来ています。ゴールドムンドも今まさにそこを目指している最中ですし、ここ、ディナウディオも新モデルを中心に次々とアクティブスピーカーを基準とした方向へとモデルチェンジが進んでいます。
日本のオーディオ市場は世界標準の中ではかなり特殊な部類なので、急速にアクティブスピーカーを中心としたオーディオへ中心がシフトする事は無いでしょうが、現在アンプは比較的潤沢に選べる国内事情も、少しまともなオーディオスピーカーは生産国はどこであれ、1980年代とは違ってもうほとんどが英米独仏伊丁瑞あたりの欧米ブランドがら選ぶ状況です。そんな彼らがパワードタイプを是として舵を切った場合、いつまでも日本向けの製品をラインナップに残すとは少し考え難いのです。例えばまだ日本が世界的に大きな市場と認められた頃には、日本向けの仕様が用意されていた物です、それは方式や電圧や色身も含めてです。しかし現在の日本市場は彼らの目からすると非常にシュリンクして来ているので、かつての様な豊富なラインナップが入って来なくなってきました。台湾や香港のオーディオ雑誌には良く紹介されてるのに日本には入って来てないそれなりの有名ブランドが実に増えました。その辺は輸入車も一緒ですね、売れなきゃ選択肢も減って最後は撤退します、先日のフォードの様に。
それより遥かに規模の小さなオーディオは、海外基準からすれば神経質的に細かいで有名な日本市場にいつまで付き合って貰えるかの問題になってきました。今回のフォーカルのラックスマンへの輸入元変更も要約すればそういう事です、我々の世界基準でアジアも含め幅広く売れているのに、何故日本だけ市場規模に比してこうも売れないの?という具合です。
以前ある老舗の英国ブランドのスピーカーメーカー社長氏にですが、市場視察で来日の際に輸入元社長共々で当時私の立って居た店頭にも来店され、輸入元社長が私の事を、彼はあなたのブランドをとても良く売ってくれていると紹介して下さり、おぉそれはと英国人社長と握手して最後に何かリクエストは無いかと聞かれるので、お宅のスピーカー好きで僕も使ってるけど、新品の段階でユニット凹んでるの多くない?って意見したら、「おぅそれはたいへ~ん困りましたねぇ、でもぉ、そんなぁときわぁ、針でつついて引っ張り出して下さ~い」(*通訳経由要約)だってさ(笑)
まぁこれは流石に輸入元社長も通訳しながら苦笑いしていましたが、海外では流通に於いて問題にならない程度の外面の仕上げが、過剰なサービス保護下で慣らされた日本市場では鬼クレームに発展したみたいな話はよく耳にします。

話が飛躍しましたが、詰まる所アンプを繋いで使うディナウディオのスピーカーを、色々選んで買えるのも今の内かもしれませんよねと言う事です。何故なら日本でも大変人気だった彼らのフォーカスシリーズは、本国でモデルチェンジと共にパワードスピーカータイプに生まれ変わったそうです・・・

 

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DYNAUDIO Emit M10 サテンホワイト ペア

販売価格:86,400円(税込)

完売しました。

TEL:0466-20-5223 (お問い合わせはこちら)

 

 

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7月07

It`s a SONY

on 2017年7月7日

世の中アナログブームなんですって。

私自身は趣味としてはそれ以前からですが、販売側としては四半世紀前のバブル崩壊近辺就職氷河期の入口に、アルバイトでメーカーのヘルパーとして衰退期に差し掛かったオーディオ業界に足を踏み入れたクチなので、正直言って売れて売れてうはうは~みたいな経験とか、オーディオの何かのブームは知りません。一度だけメーカー、販売双方の理解不足とエゴだけが生み出したかの様なサラウンドブームに右往左往だけはさせられましたが。
その後店頭に立った秋葉原の老舗の先輩社員に聞いた話では、オーディオブームの絶頂期のJBL4343みたいな大きくて高価なスピーカーが売れて売れてしょうがなかった時は、その為だけに埼玉だかどっかに専用の倉庫まで用意してそこに4343山と積んで、店頭にはお札の束握ったお客様方が列をなして並び、当時の創業社長が一階の売り上げ金を運ぶ時間も惜しんで、表から二階の事務所の窓を開けさせて紐で縛った札束次々投げ入れたのだとか。恐らく1960年代から1970年代の山水がJBL仕入れてた頃の話なんでしょう。
私が秋葉原に初めて立った2000年初頭は勿論そんな面影も形も微塵も無くって、移入モノのブラックバスが増えすぎた湖で僅かに残った日本古来種の稀少な小魚を多数で追いかけます様な客の取り合いみたいなとっても感じ悪い状況でした。しまいにゃ共食いみたいになって、その店の新入りだった私が、お客さんに一生懸命接客してアンプを買って戴いたら、後からそこの店の一応私の上司だったんだろうけど、元メーカー営業だった副店長が人の客盗ったとか騒ぎ出したりして、今思い出しても感じ悪いですね。入って一カ月もしない新入りが来店されて店内に入って来るお客さんを誰が誰接客してたとか知ってる訳も無いので、そういう事言いだす奴どこの店にも世界にも必ずいて、そうなると他の店員は陰で「あの客は4階の副店長の客だから関わらない方がいいよ」みたいな感じ悪い店が出来あがっていくんですよね(笑)
因みにそう言う裏でこそこそしたのは私苦手なんで、その一応上司の筈の副店長さんに正面切って

「それはあまりに筋が通らない話では御御座いませんか?そう言われるならば新入りの私にも分かりやすい様に来店されるお客さんに俺の客って旗でも立てておいて頂けますか?宜しければそれに関してより具体的に人目の無い静かな倉庫で一対一で目をみつめ合ってお話合い致しますか?ごく平和的に」

と、今より私も15、6歳若かったのでそれを多少雑に申し上げた所、あまりそういった直球型の人材はそこには今までいらっしゃらなかったのか、上から下まで全社を挙げた阿鼻叫喚の大騒ぎに発展して、結局その時の非常に男気の強かった当時の店長と以前から目を掛けて下さっていた当時の社長が私を擁護下さったので事無きを得ましたが。
でもこの時の店長、毎日の朝の日課の私が差し出したコーヒー旨そうに啜りながら、ニヤケた顔して

「おめぇ、ナカナカイキが良いじゃねぇか、気に入ったよ、俺もあいつは嫌いなんだよ、いつか言ってやろうと思ってたら、オメェが先に言っちまいやがった。筋が通らない奴と喧嘩すんのはかまわねぇ、でも“やる” ときゃ派手にやんなよ、うへへ」

と、丸で人が喧嘩したみたいな人聞き悪い事を江戸っ子だったのかべランメェ調で仰るので

「と~んでもございません、とてもとても、この度は大変失礼いたしましたぁ~」

と慌てて訂正したのが懐かしいですね。その副店長さんもつい先頃その店勇退だか何だかと風の便りに聞き付け、その店は結構昔ながらの情誼に厚い店だったので、当時そこに3年しか在籍しなかった私の為に、その副店長以外の全社全店事務方販売方スタッフほぼ全員参加の大変盛大な送別会を開いて下さった思い出も御礼もあり、ましてや20年近く在籍した偉大な副店長だから、さぞかし盛大な送別会を挙行するのだろうと、まだそこに居る古い仲間に是非それに僕も参加したいしその節の御礼も申し上げたいと打診した所、何故だか不思議な事に今回はそういった会も挨拶も何にもしないんだってさ、チェ、つまんないの。
アレ、なんでそんな話になったんだ、えっとブームだ、アナログの。
そう、アナログ。
ソニーがアナログディスクプレスするんだとか何とか、大手メディア新聞ネットTV様々で流石大企業が関わると話題で好意的に報じられていました。勿論この衰退気味のオーディオ業界で何であれ少しでも良い話が市井に広まるのは私も大変喜ばしく感じます、素晴らしい。

でもね、皆さんが喜んでいる所申し訳無いのですが敢えて私はノンを唱えてやりたい。

ソニーさん、自分たちが率先して規格なり何なり定めたCDメカも供給せずに野ざらし放置、それに頼って製品作っていたオーディオメーカー各社は放置プレイに泣き寝入り、その上SACDは一体どうしてくれるんだ?私は推進室の担当者の悲惨な末路を知ってるぞ、生産後7年程度経った製品は目の飛び出る様な見て貰うだけで何万もする高額な見積り基本料金を要求して基本的に修理したがらない、30万円超す様な超高級ヘッドフォンさえ10年経たずに修理不能、愛情注ぐ対象として売り出された筈の犬のおもちゃは数年で壊れてもつまんないパーツ一つ供給せず部品保有期間の義務は果たしたと役所以下の受け答えで治せませんと公言し、それを日々調教師し愛した飼い主たちを絶望の淵に追い込み、何故かそれを元ソニーの技術者達が寄り集まって立ち上げたソニーとは何の関係もない資本的にもソニーの何万分の一程度の所帯の小さな修理専門会社が

「こんなのたかだか数十円のパーツの問題なんですがねぇ、ソニーにとっては訳なく供給できる部品だろうに」

と言いつつ全国のアイボユーザー達の救世主となっている事実も無視し、かつて自分たちがこさえたレコードプレーヤーのベルトも針も一切関わりたがらないその姿勢で、世の中ブームだからアナログディスク生産するだとぉ?

「売れるから関わる、それが企業だ、情誼や人情や高い趣味性に対するユーザーサイドの深い思い入れや理解なんてビジネスの邪魔なんだよ、君」

って言ってくれれば僕も心情的に引きさがれるけどね、新興メーカーのやる事ならいざ知らず、社長が変わろうが昔と社風が変わろうがSONYのロゴで商売してんだろうが、未だに。
全国にはゴマンとカッコ良かったか頃のSONYに胸を熱くして、なけなしの金叩いて高額なオーディオ製品購入したソニーファン、信者と呼ばれる層がかつて確かに存在した事を思い知るべきだろうね。彼らがソニーファンにならずにマッキントッシュのアンプでも当時買っていれば今でも修理可能な事実も含めてさ。

因みに私はSONYのDATを愛していましたが、七年どころかほんの数年で全く素晴らしい対応頂きましたね・・・

まぁ、ソニーはSONYでもアナログ盤プレスすんのはソニーミュージックエンターテーメントのSMEですから、わたしゃぁ一切関わり御座いませんってなもんかも知れませんがね、じゃぁソフトとしてのSACDはどうしてくれンですかい?

以上、品の無い物言いにお付き合い頂いた皆様には大変申し訳御座いませんでしたと最後にお詫び申し上げます。
私自身はかつて輝いてた頃のSONYが大好きでした。色々言ってる様ですが今でももう一度、ああ言った胸の熱くなるSONY製品に出会いたいと本気で願っています。トリニトロン最高でした。7が三つ並ぶデッキ、どれだけ欲しかったことか。初めて親に買って貰ったウォークマンにどれだけ喜んだ事か・・・
ところが当店では現在基本的にSONY製品のお取り扱いが御座いません。何故ならそれは私達の様な小規模なオーディオ専門店がどれだけSONYに好意を抱いたとして、SONY自体は小規模なオーディオ専門店に愛情を抱いていないからだろうと愚考致します。
自分で言っていれば世話ないでしょうが、私はSONYのレコードプレーヤーでも調整させて頂ければ相当な良い音で皆様を喜ばす自信が御座いますが、SONYのレコードプレーヤーは恐らく規模が大きな超大型カメラ家電量販店程安く大量に取り扱えているご様子です。そんな店頭の若いスタッフ方々、CDとLPの国内生産出荷量が逆転した1986,7年以降に生まれたと思われる様な若くて瑞々しいスタッフが主な彼らの店頭で、新しくプレスされたSONY製黒色ビニールディスクが、アナログ経験豊富な彼らの調整と接客に於いて、趣味としてのオーディオ、レコード再生の素晴らしさがあまねく広く伝わりブームがより一層盛り上がる事を切に願う限りですね、一アナログファン及びオーディオを愛してる身として。

 

SONY製品のお取り扱いは→コチラ、じゃありません

SONY製品でまだ動作する機材も利用してオーディオを愉しみたい方の相談先はコチラ→0466-20-5223

 

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