皆さん今晩は

ちょっとだけ手が空きましたので、ここ暫くの作業を随時掲載。因みに皮肉や嫌味を書いて居るほど暇は作れなかったので、そういったのはありません、悪しからず。

 

 

これは今年一番の難題でした。他所さんのショップオリジナル品の回転ヘッドシェルにShureのM97Xeを付けるという、シェル形状とカートリッジボディ形状がお互いを全く想定していないで作られたとしか思えない構造で、本来は出来ませんとお断りレベルの組み合わせでしたが、そこはまぁ私も半分ムキになりながらも手先は冷静に時間は掛かりましたがまぁ何とか形に仕上げました。その甲斐あってか音は確かに凄いです。但し、もうこの組み合わせの取り付けはやりたくないかも(笑)

 

 

こちらはSAECの電源ケーブルAC-7000だったかな?それにFurutechのFI-46NCF(G)をお客様指名で組みました。高性能ケーブルにアルミ合金削り出しのハウジングと当店お得意のQED AIRLOC応用の角圧着処理を用いての接続は大変相性が良い様子ですね、完成後の試聴は確かにいい音でしたよ。

 

 

これは何だったかなぁ、ともかく色々お受けして、仔細が即座に思い起こせなくて…確かお客様から送り込み頂いたTIGLONの電源ケーブルの接続部を角圧着処理への手直しだったと思います。あやふやで申し訳ないのですが、作業の確実性の保証と処理前と処理後の音の代わり映えだけは間違いなく覚えています。こういった際に好みの色のシースを被せて気分一新も悪くないですよ、今回は橙色を被せました。

 

 

ごく標準的なシェルにDENONのDL-103を組むだけの一見普通な作業ですが、でんき堂的にはそういった際にも最善を尽くしたいと考えています。今回は遠方のお客様の御依頼でしたが、連絡を入れプレーヤーをお伺いしたところテクニクスのSL-1200系列でしたので、シェル基部から針先までを52㎜に調整してお出しします。

 

 

尚、当店で針装着ご依頼のお客様の手元には、上の再生中の写真と、納品前最後の針先確認としての顕微鏡拡大写真が同封されます。自分の針先実際に見たことある人は少ないみたいで好評いただいているサービスですよ。

 

 

お次はAcousticRevive POWER SENSUAL-tripleC18000にFurutechのFI‐48NCF(R)の超高級な組み合わせ、お客様指名です。先程のがアルミ合金削り出しで、今度のはステンレス削り出しハウジングの電源プラグです。カーボンシースを被せてアモルメットコアも通してと、勿論内部の角圧着処理も含めてもうこれ以上は性能を奢りようの無いレベルでの組み合わせですね。実はコチラ、大変高価な組み合わせですが、この組み合わせを大層気に入ってくださったお客様からの2度、3度目の追加注文です。

 

 

こちらは当店お得意の米国MIL規格線を用いた同軸デジタルケーブルですが、お客様が使う機材の関係で片側がBNCタイプの特注となりました。依頼を受けて手頃なBNCプラグを物色しましたが、極端に安いか高いかのどちらかしか見当たらず、漸くFurutechのFP‐3‐117(R)税別4,000円二個入りに辿り着きました。仕上がり、音共になかなかの塩梅でしたよ。BNC機材で適当なケーブル見当たらない際には一度お店まで相談くださいませ。

 

 

こちら、高価な線材ではない普通のアース線ですが、探すと案外少ないみたいで大変好評です。当店での作成のメリットは自由な長さと好みの接続タイプが用意出来、比較的安価な事でしょうか。写真は標準型のY端子の片側を、RCAタイプ、鰐口タイプにそれぞれ組んだものです。皆様のアース環境に合わせてご用命くださいませ。

 

本日は作業の羅列でしたが、オーディオを愉しむお客様方の何かお手伝いをと日々活動しています、今後ともでんき堂をよろしくお願い致します。

 

オーディオにまつわるお仕事の御依頼は→0466-20-5223