皆さん今晩は

元首相の五輪発言も含めて、前首相、現首相以下十把一絡げの税金で飯食って国会で詭弁並べて昼寝して夜の歓楽街で派手に飲み食いしてコロナ掛かって優先的に入院も出来てと、お国の為に日夜滅私奉公で勤め上げてらっしゃる立派な代議士共も、国技の親方も反社みたいな連中と親密な品行方正な芸能人共も、皆様が真面目に働いてらしゃる社会では到底通じようもない発言と弁明と言い訳に明け暮れておりますね。だからって自分達がその彼ら彼女らと同レベルにまで範を並べる必要はないのですが、不愉快なのは間違いないですね。
腹は立つは呆れるはで、それでネットやTVに目を転じれば、愚かなユーチューバーの炎上とかもあれば、民放に比べれば多少は硬いはずのNHKまで、あちこちユルユルの女子アナとかで盛り上がっている始末。正直その内容も含め興味深いと言えば興味深いですが、そのレベルを愉しむ自分に堕するのが嫌なので、ここは志し高く画面を閉じて好きな音楽でも聴いて過ごしましょうよ。

さてお仕事

 

 

さて、写真は季節外れのチューリップの狂い咲きか全盛期のベネトンか?って塩梅ですが、これはスピーカーケーブルです。因みに私は発想が古い人間なので、これを見て最初に思い浮かんだのは、103系全盛期の国鉄時代の山ノ手線(鶯色)、中央快速線(橙色)、総武中央緩行線(カナリヤ色)、京浜東北線(空色)の並びでした。それはともかく仕上げは当店お馴染みQED AIRLOC処理でおまけに中村製作所のアモルメットコアのNSタイプ、NSTタイプの豪華二重通し。カラフルなシースの中身はお客様お持ち込みのDH Labのケーブルです。本来は当店でもDH Labの扱いは有るのですが、どうも販売サイトでのアピール不足だった様子で、今回は他店購入即お持ち込みとなりました。さて、お客様のご要望は左右ペアを二組に仕上げてバイワイヤリング接続用にQED AIRLOC処理を施す事だったのですが、シース掛けの要望を頂戴した際に私からは

『広域用、低域用で色分けしますか?例えば白/黒の様な…』

と言った程度の比較的穏当な提案だったのですが、今回のお客様は私以上に遊び心が豊かだったご様子で、どうせなので上下左右全て4本色違いでと。それで私も面白がって早速お客様の眼前に、赤黄橙緑青灰白黒半透明とシースを9色並べて、なんでもござい、お好きに選んでくだせぇ!とやった結果が上記となった具合なのです。
実際に作ってみて今回感じたのは、その色の組み合わせの好き好きや、実際にお部屋に通した際にどう見えるかの問題はともかくとして、各機材の端末に対して間違いなく一目で各線を認識して事故無く接続出来るという面に関しては、これは悪くない手法だなと言う事です。今回は接線が4本必要なバイワイヤ用ですが、例えばスピーカーを何本も接続するAVアンプや、各チャンネルごとに結線が必要なマルチウェイ接続などにはとても有効な手段だと思いました。
以前と言うかもう何十年も前ですが、村上春樹氏が週刊朝日だかに寄稿していた随筆の『村上朝日堂』にて、オーディオの配線がぐっちゃぐちゃの状態をオーディオスパゲティと表現されていましたが、まさにそんな感じの状態の皆様には是非一度、配線類の色分けを提案させていただきますね。実際には手堅い色に落ち着くにしても、この線とこの線は何色にしよっかなぁ~なんて考えているのは結構楽しいと思いますよ。

 

でんき堂にカラフルな配線を依頼しよう!→0466-20-5223