皆さん今晩は。

色々な理由で自宅に籠る機会も増え、音楽を愉しんだりオーディオの細かなセッティングに手を入れて過ごされる方も多い事でしょう。
でんき堂としては自分で出来る事は是非自分で、任せた方が効率が良かったり確実な物は是非我々にお任せをと言ったスタンスで臨んでおります。今日もそんなお仕事の中の幾つかを紹介です。

 

 

はいコチラ、前回も紹介したオヤイデのOCB-1に不均等粒状水晶を装填している所です。当店ではこの水晶を一袋1㎏辺り2,600円で販売しておりますので、御自分でトライするもよし、我々に託すもよしですね。
写真では映りの見栄えを配慮してコンセントが露出していますが、実際の作業においては、プラグ穴に小さな水晶粒が入り込まないようにマスキングテープを施して作業に取り掛かります。

 

 

蓋を閉じてお終い、並行して電源プラグ内の接続接触を当店お得意のQED AIRLOC応用の角圧着処理を施し、プラグを外したついでにケーブル径に適った内径の中村製作所のアモルメットコアを通しました。コチラの線だと内径10mmのNS-221/3,520円税込が丁度のサイズでしたね。勿論プラグが付いたままで通す事は出来ませんので、こういった作業機会に同時に装着するのが良いと思います。
後日、コチラを依頼されたお客様から、処理前と後での、あまりの変わり映えに驚いたとのお電話を頂きました。最早水晶がいいのか角圧着がいいのかアモルメットコアなのかとの事でしたが、私は全部でしょうねとお答えしておきました・・・

 

 

こちらは塩田電線が一時的に商品化していた電源ケーブルのリケーブルです。良い製品でしたが、同ブランドはオーディオ用に特化した製品販売を止めてしまいました、廉価で大変使い勝手の良い製品でしたが・・・
幸いにしてその製品を入手されていたお客様からお預かりしたコチラに、インレット側のプラグをFurutechのFI-11(G)へ交換、及び両端接続部に先も述べた角圧着処理を施し、これまた同じくプラグを外した機会にアモルメットコアを通します。こちらの線も内径10mmのNS-221で通せました。

 

 

今度は再びQEDですね、Revolutionだったかな、ともあれお客様の手元にあった長尺モノをお預かりしてこのケーブルが本来求めるプラグ、即ちAIRLOC処理を行います。ここまでやって初めてQEDケーブルの素姓の良さが体感できると言う物ですよ。今回は特にお客様への提案で多少の追加費用を頂戴しての見栄えも追及仕様としてプラグ全体に渡って伸縮チューブを被せてあります。一手間余計に掛かる作業ですが、そこから得られる完成度と満足度はそれ以上かも知れませんね、個人的に好きな仕上げです。
ケーブルお持ち込みでQED AIRLOC処理は、特別構造的に手間の掛かるケーブルでなければ8箇所のバナナプラグ処理で22,000円で行えます。今回の伸縮チューブを8箇所奢るのも、AIRLOC作業時に同時に依頼頂けるならば+1000円で承れますよ。
作業を済ませて、ケーブル全体の捩れを取りながら被覆も綺麗に拭きあげて丸め直して宅急便でお返しです。そう、こういった深い作業を来店頂くなくても承れるお店ですと、全国のまだ見ぬ皆様方には是非ともアピールしていきたいですね。

先行き不透明な状況が当分続きそうではありますが、当店としては家に籠ってオーディオを愉しむ皆様のお力になれれば幸いです、でんき堂は日々粛々ひっそり営業中です。
尚、GW中の営業も通常通りです。今回は4/29と5/6の両水曜日が旗日となった関係で、普段は水曜定休を頂く当店も休日営業シフト11:00~19:00で開いています。時節柄強く皆様の来店を促す積りはありませんが、御来店に至っては各自の責任と判断でご自由にどうぞ。勿論来店されたお客様にも、電話やメールでご依頼のお客様にも、可能な限りの対応で応じさせて頂きたいと思います。

尚、コロナ騒動以降、以前に増してお客様の問い合わせが増え、それに応じる時間が長くなる傾向にあり、お客様にはなかなか電話が繋がり難い思いをさせる事もあるかとは思いますが、そんな時は短気を起こさず宜しくお願いしますネ!

 

オーディオにまつわる事は→0466-20-5223