皆様今晩は

メリケン国の一番偉い人が何を思ったのか

『(殺菌剤を直接)注射すれば、あっという間に(ウィルス)倒せるのではないか』

と提案して物議では済まない騒ぎになってるんだとかないのだとか。
きっとウィルスを宿した母体、要するに人間ごと倒せるでしょうねぇ・・・
しっかしまったくもう、この人大丈夫なのかなぁ、漂白剤や消毒用アルコール直接注射ってあなたそれ、ヤ○ザやマフ○アの酔っ払い運転に見せかけて車ごと海やダム湖に落とす際の手口か、どっかの島国の戦時中の敵捕虜に対する蛮行に匹敵する所業ですわな・・・

誰かの言葉に『無知と貧困は人類の大罪』ってのがありましたが、コロナ騒動以降、なるほど上手い事言いやがるなと、件のニュースや他府県ナンバー狩りなんかのニュースを目にするに、その思いを改めて強くする次第ですね・・・
要するに、特に貧困の二文字が有す意味が、経済的側面だけでは無い所に、より一層のこの言葉の重さを思い知ります。発想の貧困、人間性の貧困、精神の貧困・・・

等と大上段から語彙と経済が貧困な私が偉そうに書いている場合じゃないですね、さてお仕事。尚、今回も電話対応非来店非接触濃厚作業ですよ・・・

 

 

はい、写真はお客様からお預かりした古いQEDのスピーカーケーブルです。毎度お馴染の眺めですね、撚って捩れて縮れての三拍子揃った姿です、世間一般のスピーカーケーブル接続時に起きえる最も標準的な姿です。
今回はこのお預かりしたケーブルをリフレッシュ作業で、お客様お使いの機器類がバナナプラグ非対応型との事でしたので、QED AIRLOC処理応用の当店お得意の角圧着仕上げで作業を進めます。

 

 

端を切り落としてから新しい導線の芯出し、即ち剥き直します。非常に硬い被覆を有すタイプでしたので、ヒートガン併用で丁寧に剥きました。一本の線も切り落とさずに剥けました。因みに切り目を入れただけで力任せに取り掛かると怪我もするし線材も千切れますよ・・・

 

 

はい、専用スリーブを被せこれもまた専用のプレス機で全方位圧着を行います。多芯撚り線構造の導線が筒内で完全にスリーブと一体化する、QEDの造語でしょうが金属融着が行われています。一般的な圧着ペンチでは為し得ない仕上がりですね。

 

 

はい、出来上がり。せっかくなのでそれこそ体内に直接投与は駄目でも表面には有効な消毒系アルコールでもってケーブル全体を拭きとりついでに捩れもとって綺麗に巻き直して届いた時とは丸で見違えた姿へと生まれ変わりお客様の下へお返しです、勿論音楽再現性の進化には相当の期待が持てますね。

ご存知の通りの状況でなかなか外出もままならない事と思われます、この機会を少しでも有意義な物へと昇華させるためにも是非手元のスピーカーケーブルのリフレッシュ作業をしてみましょうね、勿論でんき堂にお任せいただければ喜んで作業に応じます、当然御無理な来店は必要ございません、電話かメールでご一報、相談の後ケーブルを当方までお送り下さいませ・・・

 

ケーブルの捩れは取れても、コロナ騒動で見えた人間の本質から生じた捩れは簡単には戻せませんよ、こりゃ。皆様が心身ともに健やかにお過ごしなられる事を切に願います・・・0466-20-5223