皆さん今晩は。

見たくもない人間の本性が現れるこのコロナ騒ぎにはもううんざりなので、当分その話題は封印して本題。

10年以上前のその昔ですが、ortofonにortofon 7.8n-SPK7800という、1m辺りで19,000円(税別)もした高価なスピーカーケーブルがありまして、今回そのデッドストックが端切れ状態で発掘されました。中古市場では結構な価格で未だに取引されている様子ですね。私もこの製品が現役当時には度々お客様に納めた記憶があります。
今回の分は残念ながらスピーカー接続に用いるには短すぎた分量でしたので、色々考えてみて、バイワイヤ端子装備のスピーカーの為の高性能ジャンパーケーブルとして再利用する事にしました。
写真にある様に、元の線から一番外側の外皮を取り払い、両端にはQED AIRLOC応用の角圧着仕上げとしてSFメッシュシースを被せ直して、その上にOYAIDEの銀+プラチナメッキ ネジ止め式YラグのSPSL、4個組み7,800円税別を二組、計八箇所分を中古ですが奢ってあります。
型落ちの旧製品の剥きだし直しに中古のプラグですから、新品としてアピールは難しいのですが、そこから得られる性能は大概の同等品より高いと思われます。
価格は4本組みで28,000円税込、ご用意出来るのは一組限り、長さは端子先端から反対の先端までで30センチ、ほぼ全てのバイワイヤタイプを有したスピーカーに適応出来ると思いますよ。
時節柄家に籠ってオーディオを弄る機会も多いかと思われます。もし皆様のオーディオシステムのスピーカーがバイワイヤ対応タイプで尚且つバイワイヤ接続では無く、購入時のままに金属プレートや付属ケーブルでの上下渡し状態でしたら、是非一度お試し頂く価値があると思います。
尚、今回用意した仕様は両端ともYラグなので、接続する本線、即ちアンプからやって来た線にはバナナプラグが備わって居る事が最もスピーカー背面で綺麗な接続が叶うと個人的には感じております。その辺の機微は電話口においても説明出来ますので、ご興味お持ちの方は是非相談下さいませ。
また、コチラに限らずお客様の望むケーブルとプラグの指名と長さに於いてのジャンパーケーブルも普段より作成しておりますので、そちらも併せてご検討くださいませ。例えばメインのスピーカーがZonotoneだとして、ジャンパー線も同じ線で作って欲しい、高域側はFurutechのYラグでで低域側はバナナで、といった具合ですね。

 

でんき堂は引き続き平常営業中、但し、御来店頂かなくてもお客様の求める要望には十分なサービスで対応出来ると考えていますので、電話やメールのお問い合わせも喜んでお待ちしています→0466-20-5223

 

明日以降に、上記と同じ線材での仕上げでプラグレス、即ちQED AIRLOC応用の角圧着仕上げ(3mm角)のみの状態の物をご紹介致しますので、Yラグ以外、或いは望みのブランドのプラグ、御自身の手持ちの物を含めて装着希望の方はそちらをお待ちになってみて下さい。