皆様今晩は

5月下旬に地球近傍を通過すると言う、宇宙の彼方から遥々やってくるアトラス彗星:comet c/2019 y1が、場合によっては太陽最接近時には満月並み(-12.7等星相当)かそれ以上の明るさをたなびかす可能性があるかもと、天文家達の希望的観測に今から胸をトキメカシている店主です。
満天いっぱいの夜空に、長い尾を引いた超巨大彗星を息をのんで仰ぎ見るなんてとっても世紀末的光景で良いじゃないですか。デマの大好きな我が国の事ですから、先日の一瞬にしてトイレットペーパーが店頭から消えた騒ぎを引き合いに出すまでもなく、巨大彗星がやって来て地表の空気がどうのこうのと、1910年のハレー彗星の騒ぎ以上の大混乱が起きたりしてね。今からタイヤのチューブ買い溜めしなきゃな~んてね。
因みに今時の自動車はタイヤにチューブなんか使っていません。私は個人的趣味と言うかそれが必要な車なので使ってはいますが・・・

 

 

さて、写真は見ての通りの電源ケーブルですが、右端のプラグは所謂眼鏡型プラグとなっています。最近のオーディオ機材は、3ピン受けの台形型変則6角形のACインレットの採用が増えましたが、小型機材やそれ程高級を標榜しないタイプがこのプラグを採用する事が比較的多いですね。
電源ケーブルは面白い物で、その機材が高級機でなくてもやはり優れた物への変更で得られる効果は非常に高く、オーディオでなくても大型の液晶テレビ等はその交換によってオーディオ製品以上に見て分かる変化を体験出来ます。
今回はインレットが眼鏡型の機材、Triodeの小型真空管プリメインアンプのRubyだったかな、確か。ともあれそのタイプをお使いの方がやはりオーディオ的音質改善を求めての当店への御依頼です。
元としたケーブルは最近出て来たサンシャインの電源ケーブル SAC-REFERENCE1.8で、その端子を切り落としてFurutechのFI-8.1N NCF(G)に付け替えます。その際に併せて見栄えと音質双方の効果を狙ってシースにSFチューブも被せました。

眼鏡型に限らず電源ケーブルは、交換アクセサリーとしてメーカー完成品は1万円程度から目の飛び出す様な超高級品までブランドや種類は数多く存在するのですが、好みのプラグと線材の組み合わせとか、仕様環境に沿った長すぎず短すぎない長さなんて要求要望を重ねて行くと、案外選択肢って少ないのですよ。ましてや眼鏡型プラグになると選択肢は殆ど存在しない状況で、こうなったらもう作った方が好きな物が手に入っていいと思います、製作時は今回のSFチューブ掛けとか長さとか細かく要望に応じられますので、一度でんき堂までご相談なさってくださいませ。現在お使いのケーブル持ち込みでのリフレッシュを兼ねた頭交換でも喜んでお受け致しますよ。

 

皆様のオーディオ環境の数だけスタイルの異なる電源ケーブルが必要だと感じています→0466-20-5223