皆さん今晩は

連日良く降りますね(でんき堂スクェアは神奈川県藤沢市です)、まぁ梅雨ですから降らないよりは降った方が良いのですが。
さて、こんなところでも熱心に目を通して下さってる方々がおられる様で、思わぬところから『ブログ読んでます』なんて言われてドキリとしたりするのですが、勿論そりゃうれしいですよ。そんな中で、

『いつも楽しく読んでます。が、最近表現が大人しくてつまんないですね、いつものキツイの期待してるのに』

と言う指摘があったりして、決して私は何かキツイ表現などでここで自説を吠えたり何かを貶めようなんて気持ちは一切なくもない訳でもなくもない訳でもないと曖昧な表現にて差し控えますが、ともかくここを読んでくださる方々にはオーディオの一助であり、何かしらの面白みで有ればいいと思って居ます。ですから決して読んで下さる方々へ不快な気分を抱かせようなんて露ほども思って居ない事だけはご理解くださいね。
一つだけ、もし最近もし皆様に私の筆が鈍った様に感じさせる理由があるとするれば、それはですね、本当は書きたくてしょうがないネタがあるのですが、その及ぼす影響が局地的に甚大なもんだから、それにそんな話自体が面白いかどうかも怪しいので控えてるんですよ。

例えばですよ、本当に例えばです、あくまで創作の話として・・・

つい先日全社員に知れ渡る様な形で特定の社員をボロカスにこきおろして全国紙にもあまりのパワハラ度合いにその名を轟かせた神○川県の有名な家電量販店の経営者が、全社員前にした朝礼で相変わらずしょうもない事吠えてる最中に、その息子副社長が周りに聞えよがしに

『早く死ね、早く死ね、早く死ね』

って呪文みたく呟いてるのをマイクが拾った、イエスマンと化した周りの幹部連中は顔を硬直させたけどそれを知らないのは社長だけ、当の親子同士は社内でも全く会話も成立してなくて、例えば息子からすれば目の上のこぶでしかない親たる社長が作ったHiFiオーディオコーナーを潰す方向で話を進めて部下に責任丸投げしてたら、オーディオコーナーに愛着のある社長はそんな話聞いてないって激怒して、閉店の話は立ち消えになるはマネージャー級は呼び出されて怒られるは、でもとっくにそれを見越した人事と息子の猟奇的な嫌がらせに近い仕打ちで、オーディオ分かる人間は既に退社するか嫌気がさして辞めさせられてるはで現場は大混乱、かつ、かつてそこに関わっていてその両者とも浅からぬ因縁のある私の所に、実にいろんな、いろんな部署、方面、いろんな角度からリアルな情報がわんさか入って来て喧しいみたいな話って、面白いですかねぇ・・・

あ、以上は全て、仮に書くとしたらこんな話だったとしたら如何でしょうって例文的創作ですよ、勘違いなさらない様に。上の様な話をそれでも聴きたいって声が大きくなった時は書きますけどね。
まぁかつて、ある超有名高級オーディオブランドのトップとの会談でこの社長との席に当時、私もHiFiオーディオの責任者として同席した際に、このパワハラ社長の逆鱗に触れたのか逆上して、頭目一杯殴られてお茶掛けられたって話は事実なので幾らでも書けますがね。そういう意味で言えば先日の朝日の記事なんてぬるいぬるい、もっともっと色々出てくるだでよぉ(笑)

閑話休題、つまらない話で行を埋め皆様のお時間を奪った事をお詫び致します、さて本題。
でんき堂は連日ケーブル加工にも勤しんでいます。新規ご購入、現在お使い中のケーブルのお持ち込み加工依頼、超大型カメラ家電量販で今まさに買ったばかり切ったばかりの物を何故かそこでは加工して貰えずにそのまま当店に持ち込んでの加工依頼等々です。以下それらのご紹介・・・

 

 

人気のzonotone 6NSP-2200Gransterの半田処理です。以前も書きましたがこのケーブルは大変人気で同時に大変剥き難いとされています。道具を揃えて技術を持って臨めば問題ないですが、このレベルに誰でも簡単にすぐ到達出来ますとは流石に言い切れないので、滅多にこう言った作業に携わらない方は是非プロや関係者に頼みましょう。
プラグ類を装着するにせよ、半田処理は施しておいた方が良いと個人的には思います。

 

 

こちらも同じ内容での別の方からの依頼です。皆様より沢山頂いてる案件、事例であるとお伝えしたかったので、くどいですが同じ内容の注文を複数紹介致しました。

 

 

こちらはネット通販かな?どこぞかで仕入れられたケーブルを当店へお持ち込み頂いてのQED AIRLOC処理です。AIRLOCに関してはこちら価格はコチラを参照下さい。でんき堂はお持ち込み歓迎です。

 

 

コチラ凄いですね、アクロリンクの超高級ケーブル7N-S1400に対して、購入と同時にQED AIRLOC処理加工です、しかもメタル仕様。よいケーブルは良い処理と接続でお楽しみくださいね。

 

 

こちらは先程紹介したゾノトーンの2200番の実質的4芯仕様で6NSP-Granster 5500αに対してシングルバイワイヤ処理にしてQED AIRLOC処理で12箇所の圧着作業が施されています。遠方のお客様と何度か電話で打ち合わせをしてこの形に決まりました。当店に来店頂けなくとも実質同等のサービスに努めますので遠方の皆様もお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

これも凄いですね、TIGLON MS-DF12SP-HSEを贅沢に倍使用してシングルバイワイヤとして、その端末をQED AIRLOC応用の角圧着処理としてあります。ケーブルや仕上げの状況によりますが、角圧着処理は1端子に付き500円を基本としていますので今回は12箇所で6000円、更に多少通常のケーブルより処理工程が増えましたので2000円程追加料金を頂戴いたしました。

 

 

これはもう弩級クラスですね、QEDのSignature Genesis Silver Spiralというメートル当たり2万円を超す様な超高級ケーブルにしてその内容も凝りに凝ったもの。
しかもコチラは事実上QED AIRLOC処理を施さない限りまず真価は発揮できない完全専用品構造。なにせ各線毎に9本のシールドされた撚り線が内包されていて、左右両端8極仕上げるのに総計84回の剥き作業とそれに増した工程が必要なケーブルです。事実上個人では端末製作処理は無理な上に、AIRLOC処理自体が日本国内では対応できるのが当店含めて全国で3軒程度と聴き及びますので、このケーブルを何の考えもなくロールに晒して激安で売り散らかすヨドバシカメラのセンスには心底驚かされます。因みにこのAIRLOC処理は勿論の事、そもそもケーブルの端末処理には前出の超大型カメラ家電量販店はその専門コーナーに於いてさえ一切の関知をしない事も追記致します。彼らは買った所で手に余すこのケーブルを誰にどうして貰うのか考えもせずただ切り売りして下さいます。故に手前共のお店にコチラをそちらで買われたお客様が持ち込まれて、写真の様な姿になって旅立ちます。
繰り返しますが、このケーブルは実質QED AIRLOC処理専用構造です、出来るだけ作成処理対応可能店でお買い求めください。勿論でんき堂は他店購入品でも喜んで写真の様な姿に仕上げてお渡しいたします。尚、流石にこのケーブルは他店当店購入問わずに、通常のAIRLOC作業料金にプラスして10,000円程追加料金を頂いております。これは2芯シールドだったら12回剥けば1セット仕上がる通常のケーブルに比べて84回剥き、作成に3時間以上は要する手間賃だとご理解くださいませ。
他のケーブルもその構造に於いて追加料金が発生する場合が御座いますが、このケーブルは特にと言うか、切り売りケーブル史上最も作成に手間が掛かる事だけはまず間違いがないでしょう。勿論それだけの予算と手間を経て手にするその音は・・・

 

 

一瞬ぎょっとする眺めのコチラは内容聞いてもギョッとします。FURUTECHのホワイトカーボンを外装にまとった超高級電源プラグ FI-50/FI50M NCF(R)を総計8個用いての電源ケーブ4本作成です。プラグ代だけでも1個当たりが定価で35,000円近くしますので8個で28万円ですか・・・
システム全体を一気にこのプラグで統一したケーブルに換装されるなんて、製作側とは言え羨ましい限りですね。通常電源ケーブルは用いるプラグやケーブル類の金額やグレードの多寡に関わらず1本当たり凡そ5,000円で作成しておりますが、今回は内部接続に角圧着処理や外装シース掛け等に多少手間を奢らさせて頂いて居るので一本に付き7,000円の製作料を頂戴いたしました。
納品後にお客様から電話口より興奮気味にお褒めの言葉を頂けたのがとても嬉しかったですね。

 

 

はい、こちらはちょっと変わっていますね、ステレオミニミニ形状の4極バランス型端子だそうです。ヘッドフォンの世界では結構当たり前になっているのだとか。でんき堂オリジナルの同軸仕様MIL規格線使用のRCAケーブルの存在を知ったお客様の特注に於いてお持ち込み頂いたプラグを用いての作成です。

以上、延々と細かい作業の話ばかりで皆様退屈されたかも知れませんね、最後までお読み頂いた方々にはお礼申し上げます。要するに店主はオーディオが好きでこういった作業が好きなのです。勿論そこにはビジネスとしての対価が生じるのですが、考えられる限りのギリギリのラインで常にお値段も提示している積りです、更に言うと、オーディオ製品そのもがどうこうというよりは、手前どもを通して納めた品々が、お客様方のご自宅でより真価を発揮する手助けが出来た時に無上の喜びを覚えます。ただ高い物を売ったらお終いでは決してないと考えているのです。

以前、前出の大型家電量販店に私が在籍した際に、その件の社長の息子と、仕事でHiFiオーディオ統括責任者の対場として関わった際に、効率と仕組みを盾に店内に監視カメラを張り巡らせ社員の行動を監視し入退店カウンターと連動させて如何に接客時間を短くし、金をさっさと払わせたら出来るだけ早く帰せとのたまい、彼の視点では不要と思われるスタッフを倉庫送りや給与を下げ、より短い時間で高い単価を得るかの自説を、お客を金を運んでくるキャリアーの様な表現で例えながら上司の立場で命じる彼に対して、オーディオとはそういう姿勢で臨むべきものではない、可能な限り最善の姿勢とお客様への敬意と技術で臨むべきで、HiFIオーディオとは短期的視点で利益を追求するものではないものだと応じる私に向かって

『へぇ、君はそんなに時間を使って買うか買わないかもわからない客にそこまでサービスする義理があるんだ、だいたい一社員の君が何で会社の命令飛び越してオーディオにそこまで固執する訳?ケーブルなんか作ってるの?それ会社のルールに合ってるの?そんあ暇あったら他にする事あるよね、あ、そうだ、君は自宅どこ?転勤もあり得るけど理解してる?』

と言った様な趣旨の発言を、より非人間的な態度と表現でもって薄ら笑いを浮かべながら口元の片隅を歪めながら言い放たれた際に、心の底からの殺意を抱いた旨、正直にここに告白致します、以上

 

オーディオにまつわる細かい作業も大きなお買い物も→0466-20-5223