皆さんお花見はしましたか?
私は所用で通りかかった遊歩道の桜が七分咲きだったので、団子と赤飯買ってベンチ座って一人で眺めました。
写真はその時撮ったものです。風も爽やかで気持ち良かったですが、ベンチ座ってもそもそとなんか食ってる姿は、通りかかった人達の目にはただの寂しいおじさんに映った事でしょうが・・・

閑話休題、フルテックは電源ケーブルを作成する際に大変助かるブランドです。
金メッキ、ロジウムメッキ、無メッキ銅仕様の仕上げのブレードを揃えた各種グレードの様々なプラグが用意されていて、ケーブルの作成の依頼時にはお客様とカタログを覗きこんで眺めては『さてどれにしましょっかねぇ・・・』等とやっています。今回のお仕事はそのフルテックプラグを用いてお客様の既存ケーブルのプラグ変更を行います。用意したのはL型プラグのFI12MLCU、即ちL型オス無メッキ銅仕様です。

 

 

このL型プラグを用いる最大のメリットはケーブルの取り回しの美しさと安全性ですね。
オーディオ用の電源ケーブルはそれがいかに音の為とはいえ、ここ最近極太化の極みで、コンセントに挿した太くて黒いのが水平方向におったっていると言う、どうにも宜しくない眺めが現出しており、おまけに線材自体が重いものだからプラグやコンセントにえらい負担が掛かっています。だいたい壁から長く張り出した先だって機材背面で邪魔になったり、壁コンセント面が生活空間側にあるのだったら尚更危ない事でしょう。
そこでこのL型プラグが役に立ちます。上下左右任意の方向に向けて線を取り出せる構造なので、壁に沿った美しい配線が叶う訳ですね。勿論プラグ自体の性能もオーディオグレードを追求しているので、音質向上も期待できますよ。ブレードの仕上げも、無メッキ銅、金メッキ、ロジウムメッキと三種類選べて好み次第。
こう書いてるといいことづくめで、だのに完成品としてのこのフルテックのL型プラグ装備のオーディオ用電源ケーブルはあんまり見掛けないのですが?と感じたあなたは鋭い。

 

 

理由はですね、このプラグは先にも記したように、上下左右四方向に電源ケーブルを取り出せるのですが、取りだし方向はあくまでケーブル作成時に決めるのです。作成後は自由に方向は変えられないのですね。また、作る際にも通常のプラグを用いた際より技量が求められる仕様です、そんなこんなで毎度お馴染のオチに繋がりますが、L型プラグでの電源ケーブル作成やプラグ交換の希望が御座いましたら一度でんき堂までお声掛けくださいな →0466-20-5223

 

 

勿論L型プラグでも内部接続に断然角圧着処理をおすすめしますよ!