漸く秋らしくなりましたかね?
普段エアコンを嫌う、或いはエアコンすら付いていない車を好む私にとっては、窓を開けて走るのに良い季節で好きです。しかし車窓越しに見える道沿いの街路樹の銀杏等は、結構な内陸でも過日の台風の塩害なのか今夏の異常な灼熱の日差しにやられたのか、ともかく黄葉以前の問題で街道沿いの並木の大半が茶色く縮れた様に枯れてしまっている姿に胸が痛みます。

さて、秋はオーディオにとっては音的に有利な季節、何もかもがダレた夏の時期とは違って、乾いた空気が良い音を運びます。細かいセッティングなどでオーディオを趣味的に詰めていくのにも良い時期でしょう。
今日のご紹介はアース線、以前にもここで述べた少し奢ったアース線で、試された方々からはその効果に良い反応を頂けているご様子で引き続き作り続けていく予定ですが、今回お客様からの依頼で、写真の左手の様な仕様も作成致しました。
違いは片側の端末で、RCAプラグのコールド側を活かした状態のアース線です。昨今アース線の重要性が指摘されるようになって来たのは喜ばしいのですが、例えばアースターミナル等が付いていないモデルも当然多数ありますね。これは詳しい人達の悪い癖なのですが、そんなのボディのどこでもいいから、どこか螺子一本緩めてアース線落とせばいいじゃんと、電気や機械判ってる側の目線で喋ってしまいがちなのですが、皆が皆そういうの判ってオーディオやったり音楽聴いてるわけでもなし、でも雑誌とか目を通すとアースアースと喧しいからやっぱり興味は湧くし・・・
また、中には大層な高級機とか気軽に螺子を緩められない構造のオーディオをお使いの方も当然いらっしゃいますね。綺麗な仕上げの超高級機にドライバーやレンチ当てて螺子緩めるとかって、ちょっと躊躇もあるかと思います。

 

 

そういった際にこの仕様のアース線をご用命くださいませ。左の標準仕様が4,500円なのですが、右のRCAプラグコールド側使用仕様は、なんだかんだと手間が掛かるので6,000円とさせて頂きました。

イマイチピンと来ない方に補足致しますと、RCAプラグの真中はホットで、縁周部がコールド、即ち直接ボディ全体、或いはシャーシ部と電気的には一体となった部位なので、アースを落とす部位としては専用のアースターミナルもボディの螺子もRCA端子のコールド部も電気的にはマイナスと言うと御幣が少しありますが、とにかく接続に於いて同じ意味と言う事です。

 

アース線の御用命も、イマイチ分からなかった方も、アース線に興味をお持ちになったら→0466-20-5223