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Q-ACOUSTICSが現在日本市場向けにキャンペーンプライス的に展開させているConcept20-J
やはり欧州勢のスピーカーのデザインはいいもんですね、当然サウンドデザインも大したものですよ。
今回展示をしながら軽い気持ちで繋いだら、おぉ、すごいね、コレ

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このスピーカー、日本展開に当たって暫くの期間、QEDのスピーカーケーブルが3mペアで同梱されています。
今回お客様への納品にあたって、このスピーカーが有すバイワイヤ―接続を活かしたケーブルを同時に作成して納める話になって、しからばと、せっかく付いてるケーブルを利用してアコースティックリバイブのシングルバイワイヤ―用分岐アダプターを豪勢に奢って、上下に均等に分割した信号をスピーカーターミナルの入力直前に配して逆起電流の悪影響から各ユニットを守りつつ、送り出し側、即ちアンプ側はQEDのAIRLOC処理で端末を装着してみました。

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その仕上がったケーブルを、発売間近の卑怯なくらい音の良い、五十台限定の真空管アンプに繋いで聴いてみたら、ストレスフリーにパイプオルガンの響きが部屋全体に満ち溢れるという、もうオーディオにおけるサイズとか高級度合いの指標とは一体何が何だかの鳴りっぷり状態。
たまたま集荷に来ていた宅急便のお兄さんが驚いて

「これが鳴っているのか?」

と、店の一番大きなスピーカーを指さして驚いているので

「いやいや、この一番小さい奴よ」

と言ってもなかなか信じなくて

「じゃぁまんなかからも後ろからも音が聞こえるが、サラウンドか?」

と言うので、いやいや本来ステレオでスピーカー二本でキチンと配置出来れば十分音は左右前後上下展開する訳でして、などとやってた所です。
つまり普通の感覚の仕事中の方の耳にも、十分吹きあがりよく立体感がある音場が部屋に展開されていたのでしょう。
その驚きをサラウンドなのか?と言われるのはある意味で大変嬉しいですね。

結局スピーカーが良いのかケーブルが良いのかアンプが良いのか或いはその全てなのか、正直私にも明快な答えは出せないのですが、ただ一つハッキリ言えるのは、オーディオはどんな機材であっても価格であっても、基本と理論に沿った綺麗で丁寧な配置設置接続で9割方の聴こえ方、特に音場や立体感に当たる部分はそこで定まってしまうという事です。
テキトーに置いたりテキトーに接続されたオーディオの「テキトー」な部分は、どんなに高価な機材やアクセサリーを奢っても決して改善されません、ここだけは明言させて頂きます。
じゃぁ高価な機材やアクセサリーの目的や意味は?と言われる向きもありましょうが、ここは面白くも大変長ったらしい話なので、一度店頭にお越し下さいませ。コーヒーでも飲みながら語らいましょう。

TEL:0466-20-5223 (お問い合わせはこちら)

〒252-0807 神奈川県藤沢市湘南台1-4-3 サンシャイン湘南台B1

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