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高級なアナログアクセサリーに的を絞った活動が光るアンダンテラルゴさんから、またまた高いけど欲しい品が出ました。

 

それはグラシン紙を用いたレコード用内袋。

古のレコードでは当たり前のように用いられ、内服薬の包装や書籍のカバー等でも、そう、岩波とか中公の全集みたいな4~50年位前までの物などでは良く見かけたあの半透明の柔らかな光を帯びたあの紙です、とかいっても若い人にはわからないかも。

ともあれレコードには本来これが一番優れているのです。世の中進歩してどんどん良くなって進化している事になっているのだそうですが、大概はその進歩とやらの過程で人間らしさと温かみを失い、本はビニールコートされ手触り(ついでに中身も)を失い、レコードはビニール袋に収まり内包された湿気とともにかびて朽ちて逝くわけです、ハイ。

さて、そのグラシン紙を用いたレコード用内袋、私も手持ちのLP片っ端から入れ替えてしまいたい気分では有るのですが、流石に一気に所有枚数分購入するのはお値段も張ってちょっと大変そう。

それで取り敢えず、とびきりお気に入りからクリーニングでもした順に包装し直そうかと考えていますが、こちらの商品、販売単位が今まで100枚だったのですね。それで23,100円税込。

つまり231円/枚です。新しく25枚組が追加されてこれは6,720円、即ち269円/枚、う~ん微妙。

買うなら100枚単位が絶対に経済的、更に300枚63,000円と言うのがあって、これはつまり210円で絶対よろしいですし、愛好家にとってLP300枚くらいは当たり前なのでしょうが、一般論で紙に63,000円ポンと出せるかと言えば一応考えますよね。

そこで恐らく大概の方々は同じ思いなのだと腹をくくり、試しに1枚使ってみればその良さも判るのではないかと考え、店として試験的にバラ売りをする事を決めました。

230円/枚。如何ですか、試してみたくなりませんか?

因みに100枚セットの元の箱を開けての一枚一枚お渡しなので、店頭でのあくまでサービス的販売方法だとご理解下さい。

LP愛好家もこれからの方も、是非一度ご検討下さい、この柔らな感覚の紙に収まったレコード盤は確かに素敵な包装具合なのです。

A.I

http://www.a-sq.net/items/keyword/andante+largo (販売はこちら)