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DA-200の当初品切れをおこすほどの人気ぶりに、一番驚いたのはラックス自身だったのではないですか?売れるの判っていたらお客様もお店も待たせたりしないでしょ、多分。

で、柳の下の野田首相じゃないけど(しかしあの人、どじょうとか言ってるけど、一応エリート街道歩んで来ただろうに、田んぼでどじょうとか捕まえた経験あるのかね?濃尾平野育ちの田舎もんの僕なんか、そういうの大好きなもんだから、いまだに田んぼでタモ網ふりまわしれてはどじょうと戯れてるけどさ、いい歳して)とにかく勢いは大事です。彼らが放つ二の矢がこちら、一回り小さくなったDA-100の登場。まってました、わ~、ぱちぱち、ぱち。

時代は確実に次世代の音源へ、ユーザーへ移行しつつあり、かつてあれだけ各社挑戦しては敗退の道を繰り返した標準サイズ以外のオーディオ機器への挑戦を、USB対応を原動力に、その厚い壁をいとも簡単に打破して見せました。つまり各社USB対応機はダウンサイジングが行われているのです。

今回は流石に価格も含めて小型化したので、プリアンプの能力(とんでもなく優秀でしたね)は省かれましたが、デジタル処理上での能力は基本的にDA-200を引き継いでるのではないでしょうか。因みにフロントのボリュームはヘッドフォンに対してのもので、使用者によってはヘッドフォンアンプとしてのくくりで語られるべき性能を有しています。更にデジタル機とは後発の方が価格が下でも優位な傾向にありますから、その部分だけでの話だと案外価格でランク付けする旧来の価値観では本質を見誤る可能性があるかもですね。

ところでこの製品資料を眺めていて気が付いたのですが、ラックスのみで話をまとめた場合ですが、このDA-100を同社のプリメインアンプの最新L505uXと組んだ場合、先述のDA-200と、それ用に新しく出たパワーアンプのM-200と組んだセパレートアンプ価格は結構近いですよね?どっちの選択が私達を愉しませてくれるのだろうと考えたり悩んだりするのも、それはそれで趣味のHi-Fiオーディオ的でなかなかよいものですね。

A.I