皆さん今晩は、お久し振りです。お盆はつつがなくお過ごしになられましたか?

普段なら、なかなかここに顔を出せない言い訳なり忙しさを理由にした不甲斐なさをアピールするのですが、最早繰り返しに過ぎず新鮮味も無ければよ面白くも有りませんので今日はなしです、ごめんなさい。
さて、昨日迄の3日間ほどお店としてのお盆休みを頂いたのですが、その前に出来るだけ頂戴した仕事を納めようと普段以上に作成作業に勤しみ、全部は無理でしたがある程度のお仕事は出荷し終えて、休み明けに頂戴したお客様からのメールがこちらです。

*以下お客様の許可を得て掲載

 

「こんな音が入っていたのか?」

これが正直な感想だ。最近プラグ類の清掃の効果に目覚めたところへ、スーパーTMDの発売もあり、機器全般の接続について見直していた。最後に気になっていたのは数年前から使用している自作SPコードだ。SPがバイワイヤリングのためACROLINKの7N-S1054 Anniversarioにしたものの、プラグはフルテックのロジウムメッキのYラグ(イモネジ2本で締めこむタイプ)はアンプ側では芯線を2本絡めるので使用できたが、SP側は芯線1本では細すぎてたよりないため、数千円のペンチで締めるYラグを使用した。ベストではない事はわかっていたが、定期的に先端を切り落として繋ぎ替えるしかないとは思っていた。そんな折ミュージックバードの番組で店主がAIRLOCを紹介されているのを聞き、試す価値はありそうだと思った。

出来上がったケーブルは美しく頑丈に仕上がっており、さすがプロの仕事だと納得。また使用アンプ(PASS 350.5)の背面形状にあわせYラグの角度まで調整していただき、以前よりがっしり締める事ができた。SP側は私個人として初めてのバナナプラグになったが、しっかり固定できているようだ。

音質は、低域を中心にがっしりと骨太に安定し、まるで床との接触が改善されたような印象だ。特筆すべきは、情報量が全域にわたって大幅に増えた事である。チェック用に使用している、水橋孝のMr.BoujanglesのManha De Carnavalのベースソロでは楽器の一音一音だけでなくホールの残響や後ろの雑音まではっきりと再生でき、音程もワンオクターブ下の成分が以前より多めに再生できているようだし、音の締まりも抜群だ。

今回の費用はケーブル代と同じ位だったが、その効果は納得というより、AIRLOCなしでは到達できないレベルまで引き上げてくれる素晴らしい技術だ。今までは機器の買い替え等に興味が行きがちであったが、現用の機器の性能を引き出す援助をしてくれた「でんき堂」さんに感謝している。

 

いやぁ、本当に嬉しいですよね。このコメントを下さったお客様にはこの場を借りて改めてお礼申し上げます。普段から私が皆様にお伝えしたい事を見事に要約下さっています。それにどんなにこのAIRLOCが優れているから皆様にお勧めしたいの思いが私にあったところで、上記の内容を私が声高に叫べば、そこに真実があったとしてもそれは販売側の売り手側の一方的な想いで都合であると捉えられるのは已むをえません。
しかし今回は私が捏造したのではない限り、上記は一言一句実際にお客様から頂戴した内容の転載です。

今回の費用はケーブル代と同じ位だったが、その効果は納得というより、AIRLOCなしでは到達できないレベルまで引き上げてくれる素晴らしい技術だ』

個人的には特にこの一文が気に入っています。

以下、お客様の仰っている内容の補足として、この案件の作業時の写真を掲出致します。皆様もこちらのお客様の様にケーブルの接続を改めて見直される際には、是非とも当店まで一声お掛け頂ければと思います。ついでに言うと此方のお客様の様なコメントを併せて頂戴できればなお結構ですネ、何故なら作成作業に追われてなかなかブログを書けない私としては非常に助かったりしちゃったりなんかしてぇ~と、広川太一郎みたくごまかして今日は退散です(笑)

 

お預かりした際の姿です。当店で数多くお預かりするケーブルでよく見かける個人作成のごく普通のたたずまいです

 

 

文中にあったアンプに合わせた角度調整の姿です。プラグの角度故にアンプの構造上ターミナルにぶつかるのを手前の状態に調整した姿です。奥のプラグが元の角度です

 

 

納めた際の完成形の姿です。今回はアンプ側をYラグでケーブル2本を一纏めにした上で収縮チューブで綺麗な見栄えに仕上げた上で、スピーカー側はバイワイヤ入力処理です。剥き長さや仕上げの希望、その他リクエストも作業前に打ち合わせ時間を十分持たさせて頂きますよ!

 

QED AIRLOC処理の御依頼も素敵なコメントもどんどんお待ち致します!→0466-20-5223