皆さん今晩は。

かつての甲子園の大物にしてパリーグ、セリーグと活躍し、その後ドラッグでも大活躍した男が、TVから離れてYouTubeに活躍の場を移したお笑い芸人の動画に

『No シャブ、No ライフ』

ってコメントを寄せたんだとか。
あまりな破壊力に可笑しくて、半日しばしば思い出し笑いしてしまって、製作作業の手が震えるじゃないか、まったく。

念の為に意味を記しますと

『シャブの無い生活はあり得ない』

と言う事になりますかね、かつての4番打者のK原氏がそう言う積りで発した言葉ではない事を願うばかりですが・・・

しかしなんですね、つくづく勉強や学習の重要性を改めて思い知らされました。学生の時分に決してそれに対して熱心だったとは言えない私でさえそう思います。先日も余りの漢字の抜け落ちぶり、読めはするけどさっぱり書けなくなっている自分に流石に嫌気がさして、子供用のノートの升目に書けなかった漢字を埋めてる所です、20回づつ・・・

さてお仕事

件の嗤いから漸くの落ち着きを取り戻した手先を駆使して、今日もQEDのAIRLOC処理に勤しみます。その作業中に電話が鳴って更に新たなAIRLOC処理への問い合わせと依頼が重なると言う、最近はお陰さまで日を開けずしてこの作業が続いています。

 

 

まずはQEDのXT25と言うケーブルに対してAIRLOC MINIを処理します。このXT25は、XTCと言う如何にもUKっぽい名前のケーブルを引き継いだモデルです。ケーブル径がこのMINI仕様で賄えるので、基本的には最近はこのケーブルの依頼時には、処理価格が抑えられて既存のAIRLOCと事実上同じ性能を得られるAIRLOC MINIをお勧めしています。
尚、毎度繰り返しですが、このケーブルに対してのAIRLOC処理の有無はその性能の根本を左右します。要するにケーブル構造がAIRLOC処理前提で初めて語られるべき作りなので、もし他所のお店でコチラを手に入れられて剥いて捩って使って『大したことないな』なんて印象をお持ちになられるようでしたら、是非当店へそのケーブルを持ち込むか送られて、AIRLOC処理を申しつけ下さいませ。尚、QEDケーブルを販売する店舗は多数ございますが、それに相応しい、セットで語られる筈のAIRLOC処理は当店を含め全国で3店舗が、AIRLOC MINIに至っては当店のみの取り扱いと伺っております。

 

 

お次は同じく英国QEDの最新、SIGNATURE REVELATIONにAIRLOC処理を施します。今回はお客様よりの御指名で高級な見栄えを得られるAIRLOC METALを据えます。写真はその仕上げ途中の姿ですが、以前も記したように仕上げに大変手間の掛かる構造で、事実上個人での剥き作業は避けた方が宜しいでしょうと申し上げ致します。それでもやって見られたい方は、0.5φ径近辺を綺麗に剥けるワイヤーストリッパーを用意した上で、左右ペア両端8端子分1セット仕上げるのに88回の剥き作業を是非ご体感下さいませ。

 

 

はい、綺麗に仕上がりましたね。この形に持ち込むのに私でも、他の作業が無い集中できる環境下だったとしても、凡そ2時間は掛かりますね・・・
尚、この10芯構造のケーブルは先程紹介したXT25以上にAIRLOC専用設計で、それをしたとしないの音質的性能的落差が非常に大きな構造ですよ。
また、頑張って88回綺麗に剥けたとして、AIRLOC処理は個人では事実上行えないので、一般的なバナナプラグを用意してイモ螺子留めをされたとして、それ自体はどんなにきつく締めあげても、残念ながら引っ張れば簡単に抜けてしまいます・・・

 

 

こちらは先日お客様宅へ納品した際の写真です。ハーベスの名機HL5へ、バイワイヤ接続用のケーブルを作成して勿論AIRLOC処理です。お客様が今まで使われていたケーブルを再利用しました。今まで捩ったままで繋いでいた状態の縮れて酸化していたortofonのSPK-200だったかな、その両端を切り落とし、新たに、標準型AIRLOC ABS BANANAに見栄えを求めて伸縮チューブをプラグ全体に被せた、最近当店ではお客様からの支持が高い仕様に仕上げました。
如何でしょう?良い音しそうに見えませんか?実際新たに組み直したをコチラを繋いだハーベスの音を耳にされたお客様も、今までと同じケーブルから全く違う音楽再現性が得られたこの結果に驚きかつ大変満足されていました。私も素直に良い音で鳴ってるなと感じ入った次第です。

 

さて本日はここまで、皆様もそれぞれの『NO○○○、NO○○○』を追及して下さいな→0466-20-5223