皆様今晩は

先日ここで、オレンジ色の被覆も眩いortofonのSPK-Bronzeの項でも書きましたが、こういったケーブル端末作業の際に数多の種類のケーブルの中で特定のモデルの指名が、短時日に複数のお客様から続く事があります。
以前ここにAIRLOC仕上げで紹介した、昨年秋発表のKRIPTONの高級スピーカーケーブルのSC-HR2000、切り売り価格1m当たり税込み15,950円税込もする超高級品なのですが、それぞれのお客様方から間を開けずに連続でQED AIRLOC処理での依頼が入り、今回の紹介で三組目と相成りました。
4芯構造でPC-Triple-C+マグネシウムの構造を持つ被覆は少々硬めのスピーカーケーブルで、中の4芯は更に高域用と低域用のペアに線径及びその本数がそれぞれ分かれて組まれているので、こういったAIRLOC処理を施さず用いるにしても、シングルバイワイヤの様にアンプ側を二種の線を完全に束ねて均一な加圧で用いるには、少々どころではない技術が必要なように感じられます。
せっかくの高価なお品ですし、まさかこのクラスを買って来て適当に剥いて指で捩って使うなんて事も無いでしょうが、少々気合い入れてプラグも用意して来ても大概が小さなイモ螺子で締めるとあっては、このケーブルが目指す本来の高性能さもなかなか全面的に享受する訳にもいかない様に思えます。全く余計なお世話になりますが、このクラスは是非端末処理に定評のある専門店へ作成依頼を、そういったお店がご近所に見当たらない際は、遠方にお住まいでも構いませんし、他所のお店で購ったケーブルでも構いませんので是非でんき堂までご依頼下さいませ。
今回写真を掲載したコチラも神奈川県から見ると相当な遠方のお客様からケーブルを送って頂いて当方でQED AIRLOC処理をさせて頂いたものですよ。

 

勿論KRIPTONを始め、各社のスピーカーケーブルは当店よりご購入いただけます→0466-205223