KS-REMASTAリード線をDENON DL102とGRADO MC+MONOに装着
on 2020年2月8日皆さん今晩は。
新型ウィルスのニュースを眺めながら鼠算を思い浮かべたりしてちょっと薄ら寒い心地を覚えた店主です。品切れのマスクはともあれ、良く手洗いして新型旧型問わずにコロナウィルスにインフルエンザに風邪にと、皆さん用心に越した事は無いですね。
因みにでんき堂では現在、来店の皆さま方には『はーい、おててだしてくださ~い』と、消毒用のアルコールスプレーをシュッと一吹きサービス中です。
さて、先日ご紹介いたしました様にでんき堂では、KS-REMASTAさんのリード線の取り扱いを、ブランドオーナーの柄沢さんの協力も得て強力に推進しています。お陰さまでお客様からの指名も増えて来ていますよ、本日はここ最近の装着例を幾つかご紹介です。
こちらは米国ニューヨークはブルックリンに拠点を置く現存米国最古のアナログカートリッジブランドと思われる『GRADO』のモノラルカートリッジ、MC+MONOにKS-REMASTAのビンテージ系銅単線使用のKS-VWS-3024Dを装着した姿です。
GRADOのこの針は、ややこしいのがMCと言う名前ながらMM構造です。尚、GRADOは現在アナログカートリッジの接線でお馴染のリード線の赤緑青白の色分けを最初に策定採用した会社で、更にMCカートリッジを最初に開発したブランドで有りながら、彼らなりの理由と理論でもっていち早くMCカートリッジの限界を指摘してのMM構造に宗旨替えしたブランドでもあります。つまり彼らの現行ラインアップは、下は1万円に満たない物から上は数十万円する超高級品まで市場に投入される製品は全てMMカートリッジです。
今回はお客様お持ち込みのSAECのシェルに装着で、店頭で試聴したモノ盤の力強い再現性はGRADOとKS-REMASTAのリード線の為せる技なのでしょうね、隣で試聴されるお客様も喜んでいらっしゃいます。
こちらはお馴染のDL102に、先程と同じくKS-REMASTAのVWS-3024Dを二本だけ装着した姿です。普段はこのカートリッジのピンの構造上、Y字型のリード線をお勧めしていますが、今回はHighPhonicのDL102専用MCトランスHP-102Mに接続される方への結線で、通常の配線とは少々異なります。
今当店ではこのDL102専用トランスがとても人気です。専用を謳うだけあって、その相性とそこから再現されるパフォーマンスは抜群です。KS-REMASTAと併せて皆さんにも是非お勧めしたいと思います。
KS-Remastaの御用命、お取り付けは→0466-20-5223