Zonotoneのハイグレード仕様のスピーカーケーブル、『7NSP-Grandio 07』が中古として入荷致しました。この製品は最近になってNeoとHiの二語が追加されマイナーチェンジが施されましたので、ひとつ前のモデルと言う事になりますね。切り売りなら1m当たり8,700円(税別)もする高価なスピーカーケーブルです。今回、余所のお店で端末処理を施されたというその姿はかなり気の毒な状態で、その価格と性能に見合った実力が発揮できていたかと言うと甚だ怪しい物でした。よって今回は先端を切り落とし剥き直して、全てを作り直しとしてお買得にして高性能の姿でお出し致します。
このケーブルは一線当たりに種類の異なる7本で構成され、その内一本が単線なのを除いて全て被覆が施されています。よって左右ペア共に仕上げるには最外皮を一回、中から現れる二線分プラスマイナスを各一回、その各線内の単線を除く6線を二回、それぞれの端末が15回の剥き作業で漸く完成でそれを四端末、即ち60回の剥き作業が必要です。
上の写真の様に、角圧着仕様の所まで伸縮チューブなども用いて美しく仕上げるには、通常の8回剥けば作業出来るケーブルに対して、この様な凝った仕様のケーブルは凡そ10,000円程の作業工賃を追加で頂戴致します。
参考までに写真の姿までに持ち込むには私で2時間少々となかなかの技量を必要とします。故に1万円の追加作業量を高いと見做すか否かは皆様にお任せ致しますが、少なくともこのケーブルでの個人処理で『成程綺麗に仕上げたもんだ』なと思える物は、偉そうな物言いで申し訳ないのですが残念ながら今まで一度も目にした事はなく、何の為に7種の線材を用いてまでつくってあんだかと言うレベルの、端末に対して気の毒な接続状態の物ばかりでした。
話が余談に流れましたが、とにかく手間を掛けて仕上げてある今回提供のコチラは2.4mペア、販売当時の定価で見ると税込みで45,936円分と言う事になります。写真の様にQED AIRLOC処理応用の角圧着仕上げの場合、先程述べた端末処理追加料金も含めて+14,000円(含む角圧着処理8箇所4,000円分)ですが、今回この状態での28,000円税込での御販売です、どれだけお買得かどうかは是非皆様でお考えになってその価値をお決めください。
また、この状態で用いて頂いても、メーカー完成品のプラグ装着状態のお品と比較して頂いても、十分な驚きを体感頂けると思います。

更に写真に各種写っているQED AIRLOC処理を併せてお勧め致します、下記表記価格は全て税込みです。ここまで仕上げれば、最早同クラスに於いての端末未処理の状態のどのケーブルとの比較においても、がっかりする様な事だけはまず無いでしょうね・・・

最もポピュラーなABSバナナ8箇所で・・・・・+17,600円
Yラグ8箇所なら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・+20,000円
ABSバナナ4箇所Yラグ4箇所のミックスで+18,800円
メタル仕様のバナナプラグ8箇所で・・・・・・・+24,000円

あと、写真中央に映るのはOYAIDEのSPSL(4個入り8,580円税込)ですが、今回丁度2組のコチラの中古品が入荷しています。今回のケーブルを注文頂いた際に、このプラグのみ先に売れていなければ、8端子8,000円税込にて装着いたします。角圧着処理状態へのイモ螺子プラグの装着は、撚り線状態への同じプラグ締めあげと比して留り具合、接続具合、信号の受け渡しの確実性諸々大きな差を体感頂けますよ。

 

完売しました、御成約ありがとうございます

 

写真以外のプラグでも他のケーブルに対してでも、でんき堂はお客様の望むベストな状態に仕上げて納めます→0466-20-5223