皆さん今晩は、お疲れ様です。

まだまだ暑さの続く九月ですね。そして台風も近づいてるのだとか。

秋の台風は移動速度が速いそうですよ、どうか体調にも天変地異にもお気をつけてお過ごしくださいませ。
さて、そんな暑くても台風が来ても、でんき堂は相変わらずケーブルの端末処理です。
せっかくのお気に入りの機材に良いケーブル、後必要なのは確実な接続ですよね。良い接続とキチンとしたセッティングで是非皆さん良い音を愉しんで下さいませ、ここ最近の端末処理を紹介致しますので、皆様のケーブル端末処理依頼時の参考にして下さいませ。

 

 

こちらはSAECのケーブルにORBのYラグを咬んだ姿です。基本的にはカシメて圧着させた後に半田を流してあります。端子サイズは大小選べます。ビンテージ機材やパッチンバネ留め式向きの、細い金属棒タイプも選択できます。

 

 

こちらはアクロリンクだったかなぁ・・・、間違ってたらすいません、何しろ毎日沢山扱う物でして。ともあれお馴染のQED AIRLOC処理です。最近この処理の優位性が大分浸透して来て、メーカーの試聴ケーブル用に処理依頼を受ける事も増えましたね。処理が複雑な構造のケーブルでなければ、写真のABSバナナ端子八箇所の処理で、ケーブル購入時の同時の依頼で有れば17,200円税込で仕上げられます。

 

 

こちらはゾノトーンにAIRLOCです。ご使用機材の関係で、片側にバナナ、片側にYラグとなっております。QED AIRLOCのYラグは大小選択が出来ます。写真のは10φ迄対応出来る大型対応プラグですね。

 

 

こちらもゾノトーン、人気の6NSP-Granster2200αですが本数多いですよね、バイワイヤ接続で使用の為に通常の倍数用意してあります。今回はお客様よりのお持ち込み処理で、片側にはオヤイデのイモ螺子留めタイプのバナナプラグが撚り線に締めあげて付けられていましたが、このプラグは内部の構造の関係で多芯撚り線タイプをそのまま装着すると、大抵というかまず間違いなく内部で線材を破断させてしまいます。プラグを外すと千切れた線材がパラパラと沢山落ちて来ます。そこで一旦全て外して先端をQED AIRLOC応用の角圧着処理お施し撚り線を強固な圧力で押し固めた一本の各財状態とし、再びプラグ内に挿入致します。下の写真で中がお分かり頂けるでしょうか?

 

 

右側が角圧着処理の姿、左側がプラグを被せた姿、これから上側にもイモ螺子を締めますが、中から角圧着処理済みの端末の面が覗いて居るのが分かりますね。ここへイモ螺子を締めるのですが、線材へのコンタクト状況が撚り線へのそれと比べて全く変わります。つまり接続接触が数段確実になっています。
反対側にはAIRLOC処理です。この様に接触点数が多い接続であれば尚更プラグのコンタクト面や状況が音質に大きく左右する事も容易に想像がつくのではないでしょうか。
皆様も是非、美しい配線と接続でオーディオと音楽を楽しんでみましょうね。

 

ケーブル端末処理のご依頼は→0466-20-5223