写真はでんき堂ではお馴染の、DL103アルミボディ換装仕様です。高い解像力と力強い低音に定評があり人気のメニューです。
本日のお仕事は、以前よりコチラを気に入って使って下さっているお得意様が、遠路遥々北海道から来店をして下さり、新規のプレーヤー購入に伴い搭載するアームがSAECのWE407/23に変わる事に合わせてのシェル変更作業です。つまり今までのアームに比べて407/23はマスの大きなアームなので、シェル重量を増して全体重量を稼ぎ、より容量の大きな再生音を楽しむ方向へのセッティングですね。シェルはでんき堂が重目を好む方へ御用意する機会が多い、肉厚シェルです。(詳細はここを)
ここのところはかなり重要で、同じ針、同じ針圧、同じアームでも、総重量を重くとったシェル、カートリッジと、その逆の組み合わせとでは随分と違う音がする物で、私個人の見解としてSAEC WE407/23の場合は、このアーム自体は各種オプションウェイトを用いればライトウェイトかつ軽針圧系の組み合わせも使えますが、得意とするのは重めに組んだ針圧高めのカートリッジかなと言う印象です。即ちこの度発表されたSAECのこのWE407/23を範とする新製品の超高級アーム、WE4700も同じ傾向だと思いますよ。

 

 

装着終了して低音の効いた解像度を伴った太いサウンドを確認出来たら、いつも通り針先をお客さまと一緒に確認頂いてお返しです。コチラのお客様の普段の使われ方の良さが一目でわかる綺麗さでした。

でんき堂はお客様のアナログ使用環境に合わせた細かな変更にも応じておりますので、今お使いのカートリッジのシェルだけ、リード線だけ、針先位置だけ変えて欲しい、音が出るかどうか見て欲しい、接続が分からないから繋いで欲しい、と言った要望にもお応え出来ますので、お住まいの地域に関わらずご相談下さいませ。

 

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