GW中盤、関東では雨が降る状況ですね、帰省に行楽に、皆さま事故なくお過ごしなられてますか?

さて、じき令和を迎える平成最後の今日ですが、昭和なオーディオのネタです。
そうでうね、軽く40~50年近くは以前の機材、要するに日本製のオーディオが当然のように流通していた昭和40年代から50年代の機材の話ですが、今の様な極太ケーブルに極太ターミナルなんて思想が無かった当時の機材は、結構な高価な機材でも、アンプやスピーカーのターミナルはそれはそれは細身のシャフトに銅線長く剥いて巻きつけて螺子を締め込むなんてのがごく当たり前でしたね。シャフト径は3mm程度かな、スピーカーターミナルがスプリング孔開きパッチン端子や大型化するのはこれ以降、ほぼバブル以降平成期です。また、バナナ端子に至っては更に遅くて、ごく普通に各社装備されるようになったのは2000年頃ですね。
別段私自身は線材もターミナルも太きゃいいとも思ってないのですが、各種ケーブル類やアクセサリーがどうしても立派に太くなっていく現在、少し古い機材でもちょっと立派な接続してみたいとか、細い線にしても巻き付けて云々ではないもうちょっとしっかり感を得られる接続は出来ない物かね?と考えるのは、趣味としてのオーディオに接する限りは当然のように湧いてくる疑問であり要求でしょう。
オーディオ各社から現在揃うプラグ類はどうにも立派で高価で太系前提の物が多く、イマイチ古い機材に咬み合わせが悪い、太い線ではあるがそこまで高価なプラグを用いてまで繋ぐのはちょっと、とまぁ、思惑も色々でしょう。
でも繋いでみたいですよね、親から譲ってもらった40年くらい昔のスピーカー、見る限りちゃんとしてるじゃないか、マランツの安いアンプ手に入れて、コレ繋いだらどんな音するのかな、ケーブルっていい奴使うと本当に音が変わるのだろうか・・・
でんき堂としてはそういった素朴な疑問や、これからオーディオに取り組む方への取っ掛かりのお手伝いも出来ればと考えています。

今日のお仕事はそんな方の素直な欲求に応えるべく、恐らく45年は経っていそうなスピーカー(←奇跡的にエッジが活きてるんですよね、凄い!)に、ちょっといいケーブルをキチンと繋いでみましょうという流れで、極めて小さなY端子の取り付けです。

 

 

如何でしょう、この頭なら古い機材の大概に対応出来そうですね。尚、製作にあたっては高価な部材は使っていませんがあくまでしっかりと機材に留められる事を最優先に考えてあります。剥き加工の作業が極端に手間の掛からないケーブルならばこの程度の仕上げで4箇所2,160円税込でお受け致します。即ちアンプもスピーカーも古い機材でどっちも小径端末でと言うならば4,320円と言う事ですね。
写真はナノテックのスピーカーケーブルへの施行ですが、線材自体がより太い物の対応をお望みの場合等は多少の追加も御座います。
ともあれ令和の御代を迎えても、でんき堂は昭和の機材にも出来るだけ対応したいと考えていますので、そういった御要望の方は是非一度でんき堂まで声を掛けてみてくださいね。その際にその機材の正確なブランドや製品型番、接続部のちゃんとピントの合った写真をメールでも結構ですからお見せ頂けるとお話は大変スムーズに捗ると思いますよ。
尚、お問い合わせ時ですが、筆者は未だにフィルムカメラとキャブ車を常用し私的な鑑賞はアナログディスクと言う様なとても感覚の古い人間なので、メールのやり取り、特にPC操作を極めて不得手とする古い人間です。状況の確認に写真は見たいのでメールは拝見しますが、込み入ったやり取りは是非活きた会話が成立する店頭対面か電話にてお願い出来れば幸いです、勿論若くて私よりは現代の事情に通用するスタッフもおりますのでメールもありですが。
PC操作を不得手っておまえ、それじゃこの長ったらしい文章どうやって打ち込んでんだよオイ?って当然の疑問が湧いた方にお答え致します。閉店後残って一人寂しく人差し指でポチポチ何時間もキーボドに向かってぶつぶつ呟きながら塗炭の苦しみを背負って入力してんすよ! 印刷所で活版拾ってる方がよっぽど早いんじゃね? (笑)

まぁ色々あった平成ですが、新たな区切りを迎えてますます住み難い世の中を感じつつ、昭和の思い出に戯れたい方のお手伝いを出来たらいいなと改めて思う今日この頃、勿論最新機材も含めて、オーディオの事は令和のこれからも改めて『でんき堂スクェア』を宜しくお願い致します。

それでは皆さん一旦さようなら、また新しい元号でお会いしましょう・・・

 

どこいっても古い話が通じない、困った・・・→0466-20-5223