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さて、スピーカーケーブルの定番中の定番でかつ価格も身近なベルデンに角圧着です。
毎度お馴染の仕上げですがここを始めてご覧になった方の為に説明します。
スピーカーケーブルはその価格に関係なく、実際には接続時に殆どその性能が決まります。剥いて捩って留めればそりゃ音は出ますが、一部の単線タイプを除けば大概が複数芯線を束ねた中には各種線材の混在したハイブリット型も多く、それらを適当に剥いて手で捩った線材をアンプやスピーカーのターミナルに幾ら力んで締めた所で相手は撚り線で、各線に均等な伝達が伝わるとは言い難く、また、時間が経てばそのターミナルも大概緩んでいる物です。
高価なバナナプラグ類を装着する方も勿論いらっしゃいますが、結局撚り線に対してイモ螺子2個での点接触で覚束なくなんとか辛うじて留まっている様な接続が、メーカー既成品を含めて大変多く見受けられます。
これらは外見上の見栄えは悪くはないのですが、引っ張れば抜けます。つまり接続に於いてその程度のレベルと伝達だとお考えください。
でんき堂としましては以前よりここだけは何とかして欲しいなと考えていて、事ある毎に端末処理の重要性をうったえている次第です。英国QED社AIRLOC応用の角圧着仕上げは、線材に対して金属スリーブを被せて、市場流通の無い専用工具にて、相当の力量で全周囲から均等に加圧し複数の線材を一つの金属棒状態にまでカシメあげる方法です。これは一般的な圧着ペンチで行う二点圧着ともかなり異なります。圧着後の圧縮された線材の切断断面はなかなかの見ものですよ。
相当な高価なケーブルは勿論ですが、今回のベルデンの様な比較的安価なケーブルに於いてもこの角圧着の端末処理の差は容易に感じ取って頂けると思いますので、未だ剥いた線を指で捩って直接機材に手挟んでいる方には是非ともご体感頂きたい次第です。
ベルデンの様なタイプを初め、剥く事自体に手間が多く掛からない線材に対しては、ケーブルお持ち込みでも8箇所処理で4,000円からお受け致しますので、是非お試しになってみてください。
また、この状態に仕上げた上でのバナナプラグやY型プラグの装着も、撚り線状態に対しての直付けとは明らかに差が出ますので、ぜひお試し頂きたいと思います。
そもそも安いケーブルだからとかそんなに機材高くないから接続も適当でいいって風潮が間違ってんですよね・・・

 

 

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