先日の日曜日、生憎の空模様でしたが、TOP10レコードさんによる試聴即売回はお陰さまで盛況のうちに無事終えられました。次回は10月の21㈰を予定しておりますので、今回参加できななった方々も是非遊びに来て下さいね。さて、そんな狭い店舗が賑わった雨の日の日曜日はレコード針の装着依頼が立て続けにありまして、しかも結構な高級針や相当技術を要求される内容の依頼ばかりで、手が震えちゃいけませんが正直震える思いの一日でした。そんな作業を幾つかご紹介。

 

 

まずLYRA/ライラ、高級ですねぇ、お高いですねぇ、針剥きだしで超怖いですねぇ。おまけに作業に慎重さの求められるSMEのシェルに装着ですよ。触っていてつくづく思うのは、針の装着は是非身近なお店のプロに依頼しましょうって事です。
ライラは大型カメラ量販店がオーディオ専門店では到底敵わない様な激安価格かつポイントぎょーさんしこたま付きで販売してるので、取り付けに関しても到底オーディオ専門店では敵わない様な超絶技量でバッチリでしょうよ、きっと。下の写真はライラの針先。カンチレバーの周りに何もない剥きだし感が取り付け時の恐怖心を煽ります。

 

 

お次はDL-A100と言う、デンオンだかコロンビアだか、ともかく100周年記念で今のデノンが少し前に限定販売したDL-103のクリアボディ仕様をお客様お持ち込みにて、しかも遥々九州からのご来店でのアルミボディ化。併せてリード線も少し良い物奢りました、シェルはお客様お持ち込み。
如何なもんでしょうね、記念ボディの半透明の側を剥くって行為は、依頼する方もされる側も、それなりの覚悟が必要な行為でしょうが、結果だけで話していいのならば、皆さんどんどんやっちゃって下さいな。今までほとんど全ての仕様のDL103系をアルミボディ化してまいりましたが、DL-A100は今回が初めてでしたが、作業自体とその結果得られる特性は他のDL-103系となんら変わりございません。

 

↑上写真、顕微鏡で覗く限りはDL-103とDL-A100の区別は付きませんでした…

 

最後にDL-103Rのでんき堂お得意のネイキッド化です。効果は抜群の仕様です、やみつきになります。但し、リスクもそれなりにしょいますので、趣味の中の趣味を理解出来ている遊び方を知っている大人の皆さまにお薦めしています。今回はお客様お持ち込みのクリプトンのシェルに装着です。
尚、DL-103ネイキッド化は基本的に対面販売のみでリスクを承知いただいた方のみへの施術となっております、シェル装着、リード線交換も個人で行われる事はお勧めしていません、念の為…

 

 

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