皆さま、夏休みはとられましたか?
私はお盆をずらしてちょっぴりだけ頂いて、田んぼで小魚掬ってトンボと戯れてきました。
暦の上では夏もおしまい、まぁ夏休みの宿題抱えたような方はこちらをご覧にはなってないでしょうが、長い夏休みの子供たちも宿題本腰入れないとまずい時期と言う訳ですね。でんき堂は溜まった仕事を一気に片つけて掲載出来てなかったお仕事をざっと紹介です。

 

 

ACROLINK 7N-S4000と言う結構なクラスのスピーカーケーブルにQED AIRLOC、しかも少し高価なメタルボディ仕様を装着。通常良く紹介するタイプ、ABSバナナに比べて、こちらは金属ボディ仕様のプラグ。電気的接触機構自体は同質構造同部材ですが、外側が防振対策済みの金属ボディが奢られています。見栄えも含めて1ランク更に上を目指される際には有効な仕様ですね。

 


 

それでコチラはお客様持ち込みのDL103R PROを当店オリジナル、欅製木製ボディへの換装作業。毎度ながら繊細で神経を使う作業ですが、その変化と効果にも毎度驚かされるとても好きな作業です。今回は欅ボディの特性とHighPhonicの手によってPRO化されたDL103Rの性能を鑑みて、シェルには山本音響工芸の黒檀シェルを、リード線はオーディオレィファレンスインク斡旋の銀線を用いました、完成チェックの試聴時に、来店中の他のお客さまも羨む音ですよ。

 

 

コチラは最近指名の増えたでんき堂オリジナルMIL規格線使用のXLR仕様です、お好きな長さで製作承れますよ。国内外で不統一なホット・コールド極性合わせ用に、2-3番入れ替え仕様なんかもお受けします。

 

 

こちらはオーソドックスにDL103をテクニカのシェルへ組んだ状態。それでも作業自体はベストにしたいので、遠方よりの依頼でしたので電話で、お客様にシェル根元から針先までの距離を伺って正確な位置だししての納品です。皆さまも一度、アーム旋回軸中心から直線状にプレーヤーセンター軸から測った針先の距離、即ちオーバーハングか、メーカー指定表記のアームシェル取り付け位置からの針先位置までが正確かどうか測り直してみて下さい、一般的には48mmくらいから54mm程度ですが、まぁ結構これがずれてるもんでして…
調整に自信がなかったり危険を感じた際には、無理などせずに遠慮なく店頭へ申しつけ下さいね。

 

 

そしてこちらもやはり普通のDL103をテクニカのシェルに装着ですが、お客様指名で当店オリジナルのアルミスペーサーを手挟みました。既存のシェルを有効にしたうえで引き締まった音が得られますよ。

 

 

こちらはDL102とテクニカシェル、専用モノラルリード線で装着です。モノ盤にはモノ針、一度体感頂くと納得ですね。

 

 

最近何かと話題のアース線も長短合わせて同じお客様へ四本作りました、今回はオリジナルアース線でもちょっぴり御高い高級仕様、でもこうかはちょっぴりどころじゃないですよ。お客様宅で、お安い方のオリジナルケーブルをお使い頂いた上で、その効果が良かったので改めて高級仕様に差し替えて光城精工のアースバーに接続されました。

 

 

こちらは以前当ブログで紹介したのと同じ仕様、クリプトンの高級ケーブルにフルテックのプラグで、ブログを目にされたお客様よりこれを私にも一つ作って欲しいとの嬉しいお声が掛かっての作業です。端子内仕上げはAIRLOC応用の角圧着仕上げ、接点は抜群です。網タイツ仕様の緑色したケーブルとやはり緑色系の透明ボディの組み合わせが冴える仕様で、製作者の私自身も音も見た目も仕上がりが好きな仕様です。

 

 

最後に再びMIL規格線使用のXLRケーブルを一組、また違うお客さんへ作っておしまいです。先程のは0,6mペア、こちらは1,2mペア。10㎝刻みでお好きな長さで対応できますよ。10m仕様なんての御依頼いただいて結構作ることがありますね、逆に30センチもないスーパーショートケーブルなども。

 

本日はここまでと致しますが、紹介出来ていない物も含め、でんき堂はオーディオ製品の販売だけでなく可能な限り細かくて役に立ちそうなお仕事も喜んでお引き受けいたしますので、何か我々で役に立てる作業ございましたら上記等もご参考に一度当店までご来店、ご指名、お問い合わせくださいませ→0466-20-5223