ごめんさい、先日展示品限りで御紹介させて頂いたコチラのスタビライザー、有難い事に即日お客様の手元に旅立って行きました。それでその旨製造側の高井工芸さんに報告したらなんと、まだ新品在庫があると言うではないですか、ありゃりゃ、店頭展示品先に販売してしまいました…
故に手順が逆ではありますが、再びこのスタビライザーを二個のみですが、新品特価在庫としてお分け致します。流石に前回御紹介した展示品価格としての半値とまではいきませんが、新品特価としては破格に近い45%引きの11,880円税込で販売致します。素直な特性のスタビライザーをお得な価格で入手できる良い機会ではないでしょうか?お早めにどうぞ。以下、登場時及び半値処分時の紹介分ですが、製品内容の確認にどうぞ…

 

以前ご紹介させて頂いた高井工芸製のビーズ入り木製アナログディスクスタビライザーですが、店頭デモ品をお安く販売する事となりました。綺麗な状態で一点限り、当初ご案内した販売価格21,600円の丁度半分、10,800円税込となっております。
元々のお値段でも十分内容の伴った素敵なお品ですが、展示デモ品とは言えこの価格ならば見栄えもその効果も含めて大変お値打ち間違いなしですね、お早めにどうぞ。
以下の文章は当ブログ紹介当時の文面です。

 

気象庁がういうところの異例のコースを冠タイトルにやってきた今度の台風は、関東直撃を思わせる構えを見せながら直前になって、大洋の平松のシュートみたいに西に逸れていきました。しかし良く考えてみれば、逸れたっていう表現はあくまで首都圏中心の目線と言い方であって、これから上陸するであろう東海地方や紀伊半島側からすれば狙いすましてやってきた事になるわけで、全国区でお客様と向き合う積りの でんき堂 としては、表現に気をつけなければなりませんね。
そうね、なんて言おうかな、今度の台風は広島の大野の暴投並みに良くわからん軌跡でもってとにかく日本のどこかに上陸しましたとか。いちいち訳のわからん古い比喩で駄目ですね、ごめんなさい。

さて、アナログディスクスタビライザーです。
もう既に両手両足の指では足りない位の製品が各社から出揃ったジャンル故に今更感は多少ありますが、つぶさに眺めて聴いてみると、どれも結構特性も変化も違って、実のところプレーヤー毎の特性に対しての効果も大分変わるしそれを必要とするディスクとしないディスク、また乗っけた方が気持よく聴ける方とそうでない方にも分かれるので、実はどれが一番って言えないんですよね、このジャンル。

 

 

今日紹介させて頂くのは木工加工の得意な高井工芸さんの作ったお品で、一見削りだしの木製タイプに見えますが、中にはガラスビーズが充填されています。スタビライザーにはひたすら重量を稼ぐ思想の500g超すようなものもあり、そこまでいかなくても今までは比較的荷重を掛けるタイプが、なんとなく費用対質量的な観点でお金を払って買うアクセサリーとして支持されやすい傾向は確かにありましたが、ここ最近は純粋にディスク表面上に発生する振動が針の振幅に対して与える影響に的を絞った共鳴コントロール的な、自重自体は軽くとられた製品も大分増えて来たのが嬉しいですね。
高井工芸さんのそのながれのこの製品はおよそ重量が170g、先日紹介しましたPHONOPHILEさんの栃木レザー積層タイプのスタビライザーも大体この辺の自重を狙って来ていましたので、このアナログディスク1枚分程度の重さのスタビライザーがここ最近のトレンドなのかもしれません。
軽量型に区分けしても間違いないこのタイプのスタビライザーが最も活躍するシーンは、スタビライザーを使いたくともフローティングタイプサスペンションだったりベルトドライブだったり、どちらかと言うと構造と設計のセンスで作られた繊細なタイプのアナログプレーヤー向きだと言えるでしょう。音楽の聴き方で言うと、全体の雰囲気や響きを失わずに音色の明瞭さや精彩感を感を求められたい方向けだと思います。先程、納品前の整備でPro-Jectのベルトドライブプレーヤーを一台組んでいたのですが、重量級とは逆の思想で作られたこのプレーヤーに対して、試聴がてら載せたこのスタビライザーは極めて効果的に役割を果たしてくれた様に私の耳には響きました。
逆に言うと、コンクリ床に鉛シート敷き詰めて、何かの重量増しのインゴットを詰めたGTラックに載せられた、ステンレスキャビにTechnicsのSP10組んでFR64SやSAECのWE407か何かの重量級アームに高剛性シェルと高針圧タイプの針組んで38センチや46センチウーハーで爆音でドカ~ンみたいなシステムにはあまり変化を与えられないかもしれませんね。
特定のシステム用ではないですが、もともと重量級のスタビには構造上合わないリンやトーレンスやロクサンとかミッチェルとかその他海外機の大半であり、国産機でもベルトドライブタイプやプラッター自体には重量がないタイプとかSME見たいな華奢で繊細なアーム組んだプレーヤーを愛すユーザーさんにはこれくらいまでが丁度いいと思うのですが、いかがでしょう?かつてテクニカとかのひたすら重いスタビライザーを使ってイマイチに感じた方にも是非。
あ、勿論テクニカのを悪くいってんじゃないですよ、あれはDDタイプの重量級系の時にはとても効果が出るんですから。要は何であれ、適材適所ってわけです。

 

微細な振動の適切なコントロールを狙ってのガラスビーズ

 

高井工芸 木製ディスクスタビライザー/ガラスビーズ封入仕様

サイズ:直径70mm×高さ60mm(←再生時にプレーヤーの蓋閉じ派の方は、各自その高さにご注意ください)

重量:メーカー公表値172g、でんき堂スクェア湘南店で試聴可能

販売価格21,600円税込

 

☞ 新品在庫特価品二個限り11,880円税込

 

 

お買い上げありがとうございました

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展示品最終一個限り特価 10,800円税込

 

同仕様の寄木仕上げが発表されました→0466-20-5223