今し方「最早恒例」とこの画面に入力したら

「最早高齢」と変換しやがった・・・

畜生奴~、人が気にしている事をこの馬鹿パソコンがぁ!と、冷たい雨がシトシトと降り募る寒い日に地下のお店に籠ってぶつくさやってると気が滅入りますよね。
それで、気分を変えましょと S.g.t Pepper’s Lonely Hearts Club Band を聴こうとCDを手に取ったら、なんと老眼で細かい字が見えねぇよ、オイ!
思えばこのアルバムを聴くようになって早31年、以前は余裕で聴こえていたA DAY IN THE LIFEの後に続く四人の意味不明の挨拶前に吹かれる犬笛も、このアルバム初めて聴いて以来ほぼ中毒患者と化し年間300回は繰り返し聴きながら30年以上過ごして来たので、頭の中ではこのアルバムの再生と同時にセットで聴こえていたのですが、実はもうとっくに実際には私の耳には聴こえなくなっていて、ある日それに気が付いて、アレ、おかしいな?と自宅のシステムのツイーターに耳を押しつけて初めて自分の耳の年齢相応の衰えの現実を思い知らされて、すっかりしょげたばかりの所です。念の為に若い子に聴こえてるか?と確認したら聴こえてると即答される始末、やはりシステムの不調では無かった、歳はとりたくないよね・・・

 

 

老眼でよく見えなくなった上に加齢で犬笛が聴こえなくなってしまったロックの金字塔アルバムのイメージ図・・・

アルバムの中で彼らはGETTING BETTERと謳いますが、僕にはFIXING A HOLEの気分で有りWHEN I’M SIXTY-FOURでもとすがりたい心境ですね。因みにFIXING A HOLEと言うタイトル、捻らず直訳すれば「閉じてく穴」程度の言葉ですが、その意味する所の多岐に渡った言葉遊びはとてもここには書けませんので、皆さん自分で意味は考えて下さいね。
さて、たかだか当時25,6歳だった若者達が世界を変えてしまった様な、かつ発表されて50年以上も経って未だにその精神的深部までは聴き切れないこのアルバムに、イイ歳こいたオジサンが悶絶した話はここいらでやめにして、イベントのお知らせです。

 

 

でんき堂スクェアは関東地区では珍しいAIRTIGHT/エアータイトの取り扱い指定店です。とても良い製品を変わらず何十年作り続ける素晴らしいアンプメーカーですが、海外での評価、知名度に比べると国内、特に関東地区での露出が低いブランドです。因みに本社は大阪の高槻に御座います。
そのAIRTIGHTのアンプと同社取り扱いのターンテーブルにGRADOのカートリッジを取り付けて、TOP10レコードさんの持ち込んだLPを景気良く掛けて試聴即売致しましょう、そういった企画です。今までも一カ月半に一回程度のペースで行っていますが、決して皆を並んで座らせて、講師が大上段から小難しい蘊蓄語って有り難い音聴きやがっれって高慢ちきな集いでは無いので、あくまで流し込み出入り自由の気軽なスタイルですから、ここ最近来店者が増えて狭いお店で皆様にはご迷惑をお掛けしていますが、是非遊びに来て下さいな。
LP、特にJAZZとROCK/POPに詳しいTOP10レコードの森氏と、エアータイトの担当者としてオーディオフェア等のイヴェントでもお馴染みの中村氏と、あと雑用係の私が皆様のお越しをお待ちしていますよ!
あ、最後に日時ですね、3/18㈰、12時位から緩く始まって18時位に緩く閉じます、皆様どうぞご都合に応じてお好きなタイミングでご来店下さいな・・・

 

3/18㈰でんき堂スクェアイベント→0466-20-5223