オーディオ専門店 でんき堂スクェア湘南

秋風吹いて空高く、本日はお日柄もよく明治帝ご生誕日と言うか今更そんな話してもなので、一般的には文化の日、所謂気象的特異日の良く晴れる日です。こういう澄んだ空気の気持ち良い気象条件下の日は、オーディオも良い音すんですよね。こんな日に野山に行楽も結構ですが、家で気に入ったLPに針おろすのもそれはそれで愉しい事でしょう。
さて、そんな皆さんにお薦めなのがラックスマンのプリアンプ、C-600fの綺麗な中古です。元箱取説ACケーブルリモコン全部揃いです。未使用の電池まで入ってましたが、流石にそれは使うのは止めておきましょう。

惜しむらくは右サイド側面中央部の擦り及び塗装剥げ（↑上記写真僅かに変色して写って居る箇所）ですが、まぁ内容の問題では御座いません、明るく笑って価格で納得下さいませ。モデル自体は10年経っていますので流石のラックス延長保証も及びません、但しラックスの真価はこの延長保証の切れる七年後から始まるのです。何故なら家電系や楽器系が生み出す何十万もするどんなに高価で立派なオーディオシステムを購った所で、彼らは生産終了7年経過すればいとも簡単にユーザーを無慈悲に企業内ルールと都合を盾に見捨てます。要するにこのラックスのプリアンプが出た当時に一緒に売られていたSONYも松下もパイオニアもヤマハも、同ジャンルの高級機でさえ既に彼らメーカーのサービス対象からは外れて居ます。シャープが鳴り物入りで販売した100万軽く超したデジタルアンプなんてその対応現在最悪の状況ですよね。当時家電量販のオーディオコーナーの責任を張って居た都合上、私の意志や思想の及ばない範疇でのトップ同士の政策でやむを得ずそれにも関わりましたが、私自身は数台しか販売しなかったとは言え、今となっては懺悔の気持ちしかありません。シャープはもう流石にオーディオやらないでしょうが、その他今でもブランド復活とか言って販売されている彼らの高級品も今後ともその姿勢には変わりないでしょう。よって、使い捨てではない高価なオーディオ製品は新品中古に関わらず、是非補修期間の長く受けられるオーディオ専業メーカーの物を出来るだけ選びましょう。ラックスマンはその点心配になる位古い機材の面倒も見てくれます、勿論そこに対価は伴いますが、直したいのだけど高いから修理諦めるのと、始めっから相手にされなくて修理出来ないのは、結果は一緒でも心情は大分違うと思うのですが皆様はどう感じますか？100万したテクニクスやシャープ、SONY等の高価なオーディオ機器がたかが10年経ったか立たないかで電話一本コールセンター自動対応何回もボタン操作させられた上で漸く電話出て下さった人間様に事情話したら、その機材実際には見た事さえ無いオペレーター共の受け答えだけはマニュアルで丁寧にして、しかし心は全くオーディオに対する愛情も全く感じない即答でメンテナン非対応を閉回路で言われる現状に少なくとも私自身はもううんざりだし、そういった姿勢の企業にも出来るだけ関わりたくないと言うのが本音です。まぁ7年“も”使った、たかが100万円程度のアンプが壊れたくらいでガタガタ言うなよ、懲りずにまた立派な大企業様の高価なお品を次々と購ってやって日本経済回しましょうって大人には無用なお話でしょうが・・・

ところでプリアンプを勧めると、パワーアンプも買わなくちゃみたいな話が良く出て来ますが、ちょっとお待ちを。一からオーディオ始めるならいざ知らず、ここを御覧になっている方は大概何かしらのシステムを有してらっしゃるのではないでしょうか？最近のプリメインアンプや海外機は大概プリ入力を持っている物ですね、今お使いのプリメインアンプをパワー段と化して、前段を1グレード上のプリに任せる、こればっかりはオーディオ趣味として遊んだ事しかない方にしか分からない醍醐味ですが、それをマニアだけに占有させておくの勿体ないと思います。私等は若い頃はパワーアンプ至上主義だったので、パワーアンプから強化、増設する方が必然と大した根拠もなく信じていた時期がありましたが、今お使いのスピーカーをお手持ちのアンプが過不足なくならせている場合は、音質的改善はプリアンプの方に比重を置くべきなのだろうなと、流石に数十年オーディオ経験重ねていく内に感じるようになりました。勿論事の是非や優劣は皆さんが実際に体感して論じられれば良いと思っていますので、興味を抱いた皆さん、プリ入力対応アンプお使いの方は是非お早めにご検討下さい。そののち手頃なパワーアンプを探すのも愉しい事でしょう、勿論既にパワーアンプお持ちの方もネ！

完売致しました、ご購入誠にありがとうございました

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LUXMAN　C600f　中古　/ 当時定価 税込み540,000円

当店中古販売価格　/　288,000円　税込み、勿論一台限り

お問い合わせやご予約は→0466-20-5223

PS：ココ一連の立て続けに出てくる大企業の不祥事のニュースを見ていて感じるのですが、その企業のブランドを信じて弱小メーカーの製品よりは有名な大企業の物を好んだ日本人の購買行動もそろそろ曲がり角なんじゃないですかね。遡れば何十年も前からやってた事が今更噴出しているだけじゃないですか、決してここ最近に限ったの彼らの姿勢の問題じゃないですよね･･･直近の話だと角が立つから25年前の話でやめときますが、当時店頭でどんなにCEC薦めてもそんなのしらねーよって馬鹿にし腐った態度で見下してケンウッドとSONY買って下さった方ゴマンとおりましたが、そん時買って頂いたCECまだ何台か修繕して動いてるの僕知ってるし、ケンウッドもSONYもどれ一台修理して貰えない事も大変良く知って居ます、だからなんなのさと言われればそこまでですが。勿論25年前の私が今の状況を予測していたとは言いませんが、大企業の製品に漠然と感じていた華美で豪華で恰好良い眩さの裏にある、ある種のいかがわしさが今こうして次々と現れてくるとどうにもね、一言くらい何か言いたくもなりますってもんですよ、ハイ、今日はコレでおしまいよ！サヨウナラ