今回は少し専門的に行きますが、アナログプレーヤーのアームには大きく分けて3タイプがあって、仕訳方によって色々あるですが、今回はシェル込みの総重量受け持ち範囲(針圧の話じゃないですよぉ~)の話です。

アームには軽めが得意、重めが得意、平均的中間の三種があると大別して構わないと思います。軽めの代表格はSMEの3009IMPであり、重いの代表はFR64系列でしょうかね、やはり。SAECの407/23もそうかな。お馴染SL1200系列は、市販レベルでは基本軽量級ですが、ある特定のオプションでSPUまで対応しますがその話はまた次回に。平均的中間とはかつてのトリオの1100番やパイオニアの70系列ですね。
ご自身のアームがどの辺が得意かはこれはもうデータやスペックを読み解く、最後はその佇まいから得られるセンスなのですが、軽量級のアームに無理やり重い針シェルの組み合わせでヒーヒー言わせながら針圧さえあってりゃいいんだろってセッティングはある種の悲劇です。例えて言えば、そもそもが軽い自動車に許容範囲限度の積載搭乗時の運動性能、ハンドリング、ブレーキ加減とお考えください。
その逆に、マス/質量の大きなアームで対応範囲ギリギリの軽さのシェル針組んで軽針圧なんてのも、カートリッジの持つ性能を活かし切れてるとは確かに言い難いですね、それが針圧が適正値であってでもです。
例えば、許容対応範囲がシェル込み重量14~33gのアームがあったとします。で、7gのライトウェイトシェルにDL103等の8.5gの針を組んだとしてまぁ誤差含めてそう重量は16gだとしますね、針圧は2.5g。もうひとつ、それで全く同じDL103に8gの追加ウェイト咬ませて16gのシェルを使ったら合計32.5g、やはり針圧2.5g、どちらも先にあげたアームの許容範囲ですが、シェルの材質やリード線は同じだったとしたら、果たしてこの両者は同じディスクから同じ音が出てくるとお考えになられますか?
まぁ答えは簡単ですが全く別物の結果となりましょう。
要点はどちらが正しいではなく、お客様のお使いのアームがどちらかというとどちら寄りが得意かであり、よく聴く音楽の特性がスケールの大きな量感を重視したものなのか切れ味優先のスピード感重視なのか、或いはそもそもの好みでも大きく変わる点です。ちなみに一般論でいえば許容範囲の中間辺りが普通は丁度良いバランスが取れる、取りやすいのですが、それじゃ答えとしてはあまりにつまらないので、ここは趣味のオーディオであり使う人次第、その数だけ音の違うアナログですから、是非一度アーム許容限度の範囲で目一杯重い体験もしてみましょう。
重い車でコーナー攻めたって怖い思いするだけだし全くコントロール出来ない物ですが、そもそも重量のある高級車のまっすぐ走っている時の安定感というものは、ライトウェイトでは得られない贅沢さであって、要は向き不向きです。アームにも当然それがあります。まぁアームが最初から組まれている所謂セットプレーヤーは、大概が中間型でかつ軽めが多く、ことここ最近の現行機種はそもそもが軽め優先で追加ウェイトでかなり無理させながら重めも対応「は」していますってモデルがほぼ全てです。更に言うと、一頃に比べ最近の針圧のトレンドは高めの針、2.5gや3gが標準な物が多いのですが、これはどちらかと言うとアーム全体の質量が高い方がこの手の針には向いて居る様に個人的には感じています。

 

 

 

話長くなりましたが、そんなアナログ遊びの手助けとしてシェルに挟んで使う、重さ追加用の鉛のウェイトが存在します。8gで2,160円、4.2gが1,620円が正価なのですが、今回皆さんに遊んで貰いたくて数限りですがお安くお出ししようと思います、この機を逃さずアナログのセッティングの面白さを追求してみてください、また取り付けに不安を覚えたりアーム対応の総重量や特性に関してイマイチ理解しきれない方も、一度店頭までご相談くださいませ。取りつけも説明もなんでもいたしますよぉ~

 

追加ウェイト重量約8g鉛製 CS-85 定価2,160円税込→1,200円税込

追加ウェイト重量約4.2g鉛製 CS-42 定価1,620円税込→900円税込

両方纏めて買って→2,000円税込!

 

質問相談販売ご購入取り付け依頼はコチラ→0466-20-5223