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先日から取り扱いを始めたQEDのプラグ装着サービス、お陰様で順調にオーダー承っております。
当店では普段からスピーカーケーブルの端末処理や作成を広く受けておりますが、基本的にはお客様指定のケーブルに、希望のプラグや末端の半田処理、端末切断部の伸縮チューブ被せ等を行った上で、最後に手前共のシステムに繋いで暫くの時間鳴らし込んで音質確認を行っております。
注文内容次第で、実に色々なケーブルと端末の組み合わせがあって、完成後の音を確認するのは私自身の納品前の義務であり、また楽しみでもあります。
やはりケーブル毎に、更にその端末の仕上げに応じて音は変化していく物で、今までにも随分と色々なケーブルと端末と仕上げの組み合わせを聴く機会に恵まれたのは、全てお客様方よりの注文あっての物であり、また私にとっての大変良い経験です。

そういった一連の流れに於いて、最近手前共のメニューに加わったQEDプラグの装着も、先ほど書きましたように注文を頂く事が増え、結果としてその仕上がりを耳にする機会が増えました。
そこでハッキリと感じたのは、QEDを装着したスピーカーケーブルは間違いなく今までのどれとも違うという事ですね。
先ほども4芯構造のゾノトーンの6NSP4400を、QEDプラグを用いてのシングルバイワイヤ―仕上げの依頼をお客様より頂戴し、作成後即音出し確認したばかりなのですが、今まで同じゾノトーンの4400で何度も違うプラグで作っては納めてきた同じケーブルが、随分違う印象、踏み込んで表現すれば一皮剥けた様に聴こえるのでえらく感心しているところです。

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ZONOTONE 6NSP4400S Meister + QED AIRLOCバナナ及びYラグ端末処理

シングルバイワイヤ仕上げ

QED専用の独自の方法で、ケーブルと端末が一つの線材として一体化した構造がもたらす、ストレスを感じさせない開放的で伸びやかな鳴り具合は、今まで同社のプラグを予め採用して販売されている高価な輸入品の独壇場でしたが、これからは違います。

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QED AIRLOC処理されたプラグの断面写真

ケーブル導体とプラグが一体化している姿が確認出来ます

QEDプラグ自体はあちこちの販売店でも入手が可能かとは思いますが、装着に関してはQED指定の専用工具を用いない限りは、個人レベルでは腕の有無に関わらず事実上対応不可能なのです。
実は私自身、何とかならないかと(指定の専用工具があまりにも高いので)四方捜索を掛けましたが、こればかりは完全に専用の形状を持った専用品そのもので、結局大枚はたいて純正品を購入致しました。その甲斐もあって、確かに高い効果が得られます。
実際には、一般レベルのバナナプラグ等の端末処理に応じる店もかなり少ないのですが、これがQED端末処理対応となると恐らく、国内では片手にも満たない店舗数の様子です。
私達のお店ではケーブル購入時のQED装着をお薦めするのは勿論のこと、今お使いのケーブル、他店で購入されたケーブル、何であれ気持ちよくQED装着をお薦めしていきます。
どうぞ遠慮なく相談、持ち込み下さいませ。
とにかく今はこのプラグの装着された優位性を、一人でも多くの方に知って頂きたい気持ちでいっぱいです。

TEL:0466-20-5223(お問い合わせはこちら)