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オーディオ黎明期のWestern Electricは、古のビンテージブランドの人気の筆頭として、僅かなストックの当時のスピーカーケーブルなぞがオリジナルの雰囲気を愛好する方々を中心に、随分な価格で取引されてるのだそうです。
そのWE社は今は存在しないメーカーなのですが、その彼らが当時ケーブルの生産を委託していた会社は今でも合衆国に現存しているそうで、それじゃぁそこに頼めば当時と同じもん作れんじゃねぇの?と考えた人が居て本当に出てくる辺りがアメリカの懐の深さですね。
正直当時のWEのケーブルを良く知ってるわけではないので、復刻版がどれくらいの物なのか比較して語る事は私には出来ないのですが、現物を手にして聴いた限りは、時折お得意様宅で見かけるオリジナルの雰囲気をよく再現しているように感じられました。
最近のケーブルと違ったテイストで悪くない雰囲気の見栄えと音を有しているので、別段ビンテージオーディオ愛好家でなくとも、現代のオーディオに積極的に使ってあげられればいいんじゃないでしょうか。私も今欲しいケーブルです、これは。
A.I