皆さん今晩は、暑かったり凄い降ったりなかなか天候も落ち着きませんね。湿度の高い日はスピーカーも奏でる音が重く、なかなかパリッとしない洗濯物の如く今一つその再生音は爽快さに掛けますね。

 

 

さて今日のお仕事、こちらをよく観察されている方からは『先日紹介したケーブル作成の件を写真の上下を入れ替えただけだろ、いよいよネタ切れかおい!』と突っ込まれかねませんがそんな事は御座いません、よく見て頂ければプラグ根元には誇らしげにH.S.E.のタグが・・・

https://tiglon-direct.com/?pid=163016541←詳細はコチラのリンクを覗いて頂きたいと思いますが、コレはTIGLONの行う『H.S.E.Grandeトリートメント』ケーブルグレードアップサービスを施された証なのですね。そもそもはTIGLON製品に施されていて、オーディオアクセサリー銘機賞等の高い評価を得ていたこのH.S.E.Grande処理を、広く他社製品にも普及させるべくTIGLON自体が自社製品に限らず持込み処理を受け付ける様になったのです。対応は非常に広範囲に及びますので是非一度先程のリンクよりメーカーサイトを覗いてみて下さい、当店も勿論受付の対応を致します。
今回は先日紹介した、お客様指名で作成した電源ケーブル(勿論QED応用角圧着処理に於いてのプラグ装着、純綿筒紐被せ仕様です)をやはりお客様のH.S.E.Grande処理の求めに応じTIGLONさんへ提出し、数日経て無事戻ってきた姿です。当ケーブルは作成時点で店頭で暫く音出しをした後TIGLONへ発送致しましたが、数日経て戻って来たケーブルを早速聴いて見るに、成程こういう事なんですねと納得の結果。私の耳にはTIGLONへ提出前とはH.S.E.Grande処理後には音の密度感と滑らかさに特に差を感じました、これはとてもいいと思います。
勿論処理費用が発生する案件ですので、その辺の感覚は皆様のオーディオアクセサリーに対するバランス感覚で判断いただければ幸いですが、でんき堂としては広くお勧めしたいと考えるメニューですね、まずは手元のお気に入りの一本に対して処理を依頼してみるのも悪くないと思いますよ。

今回このケーブルを預けるにあたってTIGLONの沖野社長と色々お話をさせて頂いたのですが、この処理は社長自ら会社に居残りして作業していると言う話にまず驚き、また私の組んだ電源ケーブルに対しても、ただ持ち込まれた線材に対しての処理と言う姿勢ではなく、熱心に比較試聴し、その造り即ち内部の圧着処理やコットンシース掛けを褒め、その音に素直に感心て下さった姿勢とその熱心さに重ねて感心した次第です。
メーカー/ブランドを率いかつ自らの作り出す製品を自信を持って販売する側の立場でありながら、他社製品、ましてや私の様な一販売店のショップ作成品に対してさえ熱心に耳を傾け、飾らず奢らず謙虚に褒めて下さる姿勢って、実際なかなか難しい物なのですよ、素敵な方ですね。何故ってあんまり書くと角が立つけど、私の所属する、このきわめて範囲も規模も狭いこの業界には、三度の飯より他所のブランド貶したり喧嘩売ったりするのが好きなのとか、うちはお前らとは格が違うんだ、取引して欲しけりゃ他所より圧倒的に不利な条件を黙って飲みやがれって姿勢の経営者が指折り数えるには十分な数いますからね、誰ともどことも特には言わないし言うまでも無いけど。
ゆえに沖野さんみたいな気持ちの良い方にお会い出来ると救われた気持ちになりますね。こういった方が率いられるブランドの製品は安心して皆様にお勧め出来ますし、その公平な姿勢で優れた耳と感覚をお持ちの方が褒めて下さった当店のケーブル処理/作成も良ければ皆さん是非一度ご体験くださいませって、ちょっと我田引水が過ぎたかな(笑)

 

でんき堂にケーブル作成依頼して、TIGLON H.S.E.Grande処理を申し込もう!→0466-20-5223